小杉 匠 さん プロフィール

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小杉 匠さん: 巨匠 〜小杉匠の作家生活〜
ハンドル名小杉 匠 さん
ブログタイトル巨匠 〜小杉匠の作家生活〜
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/tmatsuki1215
サイト紹介文青二才の頃の夢だった小説家。何かに憑りつかれたかのように行動に移し始めた作家的日常を公開します!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供458回 / 365日(平均8.8回/週) - 参加 2013/06/08 20:28

小杉 匠 さんのブログ記事

  • 時の在り処
  • 「時の在り処」今この瞬間が常に奇跡だと感じることが素晴らしい信じ合い、赦し合い、生きていくのだと諭す君果てしなく続く未来は人生の奥のほうにある君の言葉は随分前のもの私はいつまでも変わらず時の在り処を知ろうとするその意味が少しわかってきた近頃ふと窓の外を見遣ると柔らかな風が樹木を揺らす一瞬一瞬が時を積み重ねる君の言葉を紐解くかのようごく自然にそう感じるのだ奇跡の積み重ねが人生であると私はいつ身を以て [続きを読む]
  • 麗しき別離
  • 「麗しき別離」少しずつ季節が転じてはらはらと舞い降りる花弁一枚一枚手に取って眺めてはもう樹木には戻らぬのだと幾体かの弱々しい体躯が私にその事実を気付かせる天に目を向けて遠ざかる星空を眺めては急に不安になる私を赦したまえ讃えよ君が数々成し遂げてきた万人に対する救いを祈れよ君がこれから成し遂げる偉大なる成功を曇天の空変化を繰り返す大宇宙そのうち涙雲が押し寄せる君の行方を追う虹は決して邪魔立てはしないそ [続きを読む]
  • 未来へ
  • 「未来へ」放り投げられた贈り物かつて僕の宝物だった一冊の本頑なな心の扉を開いてくれた忘れ形見暦も季節も何も感じないのなら諦めも付く硝子の心さえも粉々にして塗り固めた嘘遠く離れた未来に思いを馳せるより今ここにある現実が美しいのだと君が思うのも無理のないこと僕は遠回りしながら此処に辿り着いた未来は思いの外、苦しいものだと君は知らない儚き夢果て無く名も知らず追い駆けた夢届かなくていいよそのままでいいさ消 [続きを読む]
  • もう還らぬと誓った空へ
  • 「もう還らぬと誓った空へ」もう還らぬと誓った空へ季節を跨いで、また姿を現す時の風が外の樹々を揺らす少しだけ肌寒い空気が連れてくる温かな心目醒めそれは光それは風それは音であり春の化身は少しよそ行き眠りそれは闇それは波それは涙であり魂の権化は美醜の現身自分であって自分でない自分に心で出会った瞬間からの長い道程僕は時を描き、君の笑顔を誘って言の葉を贈り、君の笑顔を奪った失ったものは数知れず欲深い人間がた [続きを読む]
  • 無為
  • 「無為」過ぎ行く時が僕を嘲笑うもうやることがないのだと慢心でなく諦観でなく純粋に敗北してすべての努力は泡沫と化した君の血と汗と涙は美しくも何ともないと神に宣告されたとき心が折れた裏切りでも憎しみでもなくバランスを失って登り詰めたバベルの塔は崩壊した生まれ変わるべきと忠告でなく命令でなく人は簡単に言うけれどすべての可能性が否定された才気あふれる文体だ、などと人に褒められたいのは愚の骨頂君が書く文章は [続きを読む]
  • 花の旅
  • 『花の旅』窓の外に一陣の風ごうごうと迫る、急かす慌てない、今飛び立つから白銀の扉はもう開いた季節は全自動の万華鏡一面の蓮華畑を越えて行こう響き合う木霊は自然の交響曲旅立ちの日を夢想しながら窓際で貪り眠る初春の午後早く行こう、微笑んだまま [続きを読む]
  • か弱きものへ
  • 「か弱きものへ」人生は勝ち負けではなくて、入れ替わりがあり、移り変わりがあって、私の立ち位置に誰か他の人が座り、私は行き場を見失って、だから何処かへ行かねばならず、彷徨い、移ろいながら、年齢を重ね、なんとなくそれらしい気分でこの世の中でひっそりと暮らしていて、そんな自分でも生きていていいのだと、誰もが自然に思うことを変に難しく考えて、自分の存在価値なんてどこにも転がっていなくても、誰かが拾い上げて [続きを読む]
  • 生まれ変わり
  • 「生まれ変わり」今日がもしも始まりならば僕に明日はあるのだろうか辿り着きたかった未来へ僕の手は届くのだろうか生きてきた日々続けたい人生すべてが始まりに繋がるから嘘はまかり通らない真実を追及すればするほど壊れていく知ってしまうことを恐れていやしないかい僕は昨日までの自分を託し銀河のタクシーに乗り込む明滅する星々が混乱を招く中で車はブレーキを踏むことなく僕は地球へ向かう安易に想起してはならない領域へ意 [続きを読む]
  • 微風吹く世界
  • 「微風吹く世界」曲道を歩んできた私この季節に抱かれるかのように風に吹かれ、舞い散るそのとき、これが最期なのだと私は認識できるであろうか陽炎(かげろう)が溜息をつく私を見捨てるだろう世界はまるで私を看取るがごとく安らかなる微風を送り続けるこの洞穴の奥深くすでに皆の知らぬ場所へ消えた私は生の虜になった皆に代わりすべてを知る万物は永遠なり [続きを読む]
  • 時のいたずら
  • 「時のいたずら」人生の勾配は程良い塩梅流れるように坂道を降る迂闊にも足を滑らせた君誰か、鎮魂の歌を唄え魂がまだ安らかなうちに精神の安定を図るのだ豪雨が蕾の外皮を叩く訪れるには早い春の兆し私は錯覚で季節を飛ばすすべては時のいたずら [続きを読む]
  • 自然美
  • 「自然美」冬木立は行く手を阻む木偶の坊まだ眠れる蛹(さなぎ)は押し黙ったまま地に身を潜めるすべてが美しい訳ではなかった誰もがそう感じるのなら、次を待つがよい沈黙が響き合い、溶け合うように季節は巡りゆくから私はしばし心の声に耳を傾ける厳しい冬から、麗らかな春へと向かう真裸の幼子を優しく包み込んであげたい魂が芽吹く、その瞬間を捉えるのだ世界を桜色に染め上げよすべてが美しい訳ではなかったそれはきっと単な [続きを読む]
  • 涙散る
  • 「涙散る」すべてが美しい訳じゃなかった立ち尽くす君に僕は何もしてやれなかった僕の優しさは立ち枯れた冬木立のよう沈黙は響き合うから、溶け合うから僕はしばし心の声に耳を傾ける涙散る……厳しい冬から、麗らかな春へ季節は巡りゆくから出遅れた君を応援したい君が置き忘れた過去は未来への布石飛び出すには格好のタイミングだ魂が芽吹く、その瞬間を捉えそして、力強く前へ向かえ [続きを読む]
  • 出立
  • 「出立」時を止めよ 季節が移ろうから幾重にも重なった花弁がもうはらはらと 堕ちて、縮こまっては 掌に収まる振り返った坂の上誰かと重ね合わせた心は混じりゆく波紋のよう流れゆく人波に飲まれず変わらぬ景色が、ふと目の前で変化(へんげ)したような気がするいま、陽光は何よりも煌めき 輝くから大地が泣く 心を静めよ赤子の愛撫はもう 不要だからそして、彼の国へ旅立つひとひらの未練もなく [続きを読む]
  • 卒業
  • 「卒業」時を止めよ 季節が移ろうからもうこれ以上は難しいと振り返った坂の上誰かと重ね合わせた心は混じりゆく波紋のようもうこのままでよいと諦めかけたはずの未来がいま、何よりも響き 輝くから大地が泣く 心を静めよ赤子の愛撫はもう 不要だからそして、彼の国へと旅立つひとひらの未練もなく [続きを読む]
  • 永遠の子供
  • 「永遠の子供」壊されていく地平線の果てにゆっくりと沈みゆく眩い太陽すべてが美しい訳じゃなかったいくつか受け容れ、いくつか抗いながら僕は前進と後退を繰り返したまっすぐに今を見つめ、歩を進め去りゆく過去を慈しみながら時は静かに過ぎてゆく過ぎゆく時を知らずに無邪気に生きればいつまでも永遠の子供でいられるのに生に対して冒瀆を働いた僕はもう大人になってしまった随分と年老いてしまった過ぎゆく時を知る僕は世界の [続きを読む]
  • 永遠の均しさ
  • 『永遠の均しさ』誰にも均しかったあの空雲は瞬発力を持たなかった映し出さぬ僕の影まるで魔物のように自分自身を獲物にして蒸発するように消し去る陰も陽も無関係に永遠の孤独を抱き締めこれが最後の涙ならば受け止めてくれないか今が夜である限り僕が君に会うことはない誰にも均しかった君の温かさ雲はすべてを覆い隠す [続きを読む]
  • 海の風
  • 「海の風」心に強い風が吹いてきた碧い海はまだ肌寒いよねあの日、二人で交わした約束は古びた栞に書いたイニシャルのようもう一度ここで君と笑い合えたらあの頃の二人に戻れるかな僕は烏帽子岩を遠い富士に重ねサーフボードを水に浸すいつか浜辺に腰を下ろして一緒に眺めた距離が近すぎて君の面影が焼き付いた場所に僕は君を求め、足繁く通った風が過去を洗い流すから何もかもが狂ってしまって今、足元を見つめることとこれから先 [続きを読む]
  • 桜道
  • 「桜道」透明色の天使が桜道を通る揺れる花弁が君の頬を溶かすトュルリラートュルリラーそれは一年前の春だったあれから一年が経った今憧れは泡沫の如く消えた思い通りにいかないとき些細な幸せを見失いがち僕なら大きな夢を抱いて小さな幸せを積み重ねるあの日、君が夢見たような展開は叶わなかったけれど大人への切符を手に入れたもう何処へでも行くがよい邪魔する者などいないからサクラ咲けサクラ笑えサクラ泣けサクラ咲く天使 [続きを読む]
  • 人生の方向音痴
  • 「人生の方向音痴」躊躇うことなく歩いて行こうよ天性さ、僕は人生の方向音痴今日もどこかの国で飛行機が墜落した搭乗者がたくさん亡くなったらしいその中に誰も知り合いなんていないんだ悲しみようのないニュースがまたひとつ街に流れる偽善者がここにもまたひとり気付けば偽りだらけの世界そんな時代でこんな時代で未来への活力を得られるのかい誰かからの保証がほしいのもわかる愛されるために生まれてきたのなら接吻よりも航海 [続きを読む]
  • 誰よりも速く
  • 「誰よりも速く」僕の精神世界に目を向けて不安の塊は見るに耐えないね今はそれなりにうまくかわしているつもりだけど時が、すべてが夢を奪い取るように僕の陣地は翳るよ今はもう腕の中に抱かれていたいよ子供の頃に戻ってもうこれきり忘れていたいよ俯いた自分を振り切って歩こう君の未来航路はまだ続く心配の欠片も見当たらないね今もそう、それなりにうまくやれるつもりなんだ時が、すべてが夢を叶えますように君の世界は光り輝 [続きを読む]
  • 世界は薔薇色じゃないけど
  • 「世界は薔薇色じゃないけど」命の灯を燃やして生きる君を傷つけてしまった。こめかみに滲んだ鮮血が今でも忘れられない。正義の刃を振りかざした僕は世界一の悪者になった。人を傷つけるくらいなら、自分だけ傷ついたほうがいい。巨悪を殲滅したはずが、自らが悪になった自業自得。仮初の善人を演じて血を流す君は心で薄ら笑いしながら、僕を悪人に仕立て上げた。理不尽だ、理不尽だ、理不尽だそんな現世との決別を図ろう。いつか [続きを読む]
  • 過ぎゆく時を知らず
  • 「過ぎゆく時を知らず」傷を負った一羽の水鳥騙しだまし生きる人生の中で僕は何かを見失ってしまった決して消えぬ痛みとともに誰にでもわかるだろう生きることは容易くない過ぎゆく時を知らず無邪気に生きればいつまでも永遠の子供でいられるのに僕は浜辺から遠くの海をいつまでも眺めたポケットの携帯電話をオフにして、誰からの連絡も絶って鮮明に甦る迫りくる漆黒の海、海、海不思議と怖さはない、もうそこまで足が向いているか [続きを読む]
  • 人生のプロフェッショナル
  • 「人生のプロフェッショナル」僕は無力な存在だけれど無限の可能性を信じていたい零れ落ちるように産まれ堕ちたとき裸体のまま何も持たなかったゼロから始まった僕の人生今はもう心臓が蠢いて、脈打ってスタートラインを切ってしまった誰にも自分の人生は自分にしかないから操舵するのは自分しかいないそれぞれの人生は白地だから好きなように描くことができるはずだから人は生まれつき誰しも人生のプロフェッショナルここで立ち止 [続きを読む]
  • 月の航路(校了)
  • 「月の航路」天空の星をぎゅっと握ったこの夜に拳大の奇跡さえも潰えて僅か一粒の呼気すら出し渋っている満月また永遠から遠ざかる月の行方は月自身ですら知り得ないだから毎日が必死なんだ生きているんだ芯の強さが必要だよねあの頃の情熱や野心は何処へすべては友情の証だった未来を信じていたかったいつまでも繋がり続けるためには情熱だけでは物足りないのかもしれないそれは、縁であり、運命であり偶然かつ必然の出逢いであり [続きを読む]
  • 月の航路(推敲中)
  • 「月の航路」天空の星をぎゅっと握ったこの夜に拳大の奇跡さえも潰えて僅か一粒の呼気すら出し渋っている満月また永遠から遠ざかる月の行方は月自身ですら知り得ないだから毎日が必死なんだ生きているんだ芯の強さが必要だよねあの頃の情熱や野心は何処へすべては友情の証だった未来を信じていたかったいつまでも繋がり続けるためには情熱だけでは物足りないのかもしれないそれは、縁であり、運命であり偶然かつ必然の出逢いであり [続きを読む]