ミクラス さん プロフィール

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ミクラスさん: 未知なる心へ
ハンドル名ミクラス さん
ブログタイトル未知なる心へ
ブログURLhttps://ameblo.jp/nomimata/
サイト紹介文統一教会入信から脱会までの日々と、脱会後の真理探求。私小説とエッセイ集。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供58回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2013/06/15 14:55

ミクラス さんのブログ記事

  • 本音と建前
  • 「本音と建前」なんて、言い古されたありきたりの言葉だけど、いまの自分にとっては重くて大切なテーマだ。今までの人生で、どれだけ自分の本音を出してこれたのかと振り返ると、ほとんどなかったのでは? と思うほど。もっとも、誰だって、心の底の本音の本音の部分までは、吐き出せていないと思うし、そのことに対して、特別な疑問など抱かないのが普通だと思う。でもそれは、それでもなんとか無難に日常生活をこなせているから [続きを読む]
  • 人ごとではない
  • 先日、富山で交番が襲われ、二人が死亡する事件があった。 この前も、新幹線の中で無差別殺人が起こったばかりである。最近、この手の事件が非常に多い。 そして、こうした事件が起こると、犯人を一方的に断罪して批判するコメントなども多く見られる。それはもちろん当然なのだが、ここまでこうした事件が頻発する背景には、日本の社会が持つ構造的な問題が潜んでいるように思う。 犯人を弁護するつもりはないが、犯人もまた、社 [続きを読む]
  • 鏡の向こう
  • 鏡の向こうにあるのはいつだって絶望 悲しみ 怒り 羞恥 羨望 嫉妬 後悔 悔悟 懺悔 ありとあらゆる感情の波が 鏡の向こうにうねっている 鏡よ 鏡よ 鏡さん おまえはどうして 苦しみばかりを映し出すのか 世界中の鏡を一つ残らず叩き割り 鏡のない世界へ旅立てば おれの心は平安に満たされるだろうか 行こう 鏡のない世界へ 醜いものから目をそらして 自分の見たいものだけを見よう 自分の見たいものって何? それを探し続 [続きを読む]
  • 資格試験
  • 今日は「危険物取扱者」の試験日でした。会社から受験の指示が出てからおよそ三カ月。自分なりに勉強はしてきましたが、もともと文系の自分にとって、物理や化学の問題も出るこの試験は苦手分野で、最後まで不安はぬぐえないまま試験に臨みました。 試験会場へはバイクで。こういう試験は自動車不可の場合が多いので、バイクは重宝します。 8時40分開場でしたが、8時10分頃には着きました。でも、すでに数人の方が到着 [続きを読む]
  • 心療内科〜瞑想再開へ
  • こんにちは。ミクラスです。 実は、昨年の暮れからしばらく、心療内科に通ってました。 前に「『突然、移動の打診』その後」という記事を書きましたが、その時の職場のストレスに耐えきれず、薬に助けを求めてしまったのです。 私は以前にも、しばらく精神安定剤を服用していました。でも、ヴィパッサナー瞑想を始めてから断薬に成功し、それから12年近く薬は不要でした。 でも去年の9月に移動になってからは、転職を真剣に考えた [続きを読む]
  • 息子とツーリング「大子町へ」
  • こんにちは。ミクラスです。今日は特に予定はなかったのですが、息子から大子町までラーメンを食べに行こうと誘われたので、原付二台で行くことにしました。自宅からの距離は、およそ50km。 出発前に記念撮影 「屋台ラーメン 醤家 大子店」息子は五回目と言ってましたが、私は初めて。チャーシューがトロトロした濃厚な味で美味しかったです。ラーメンの代金は息子が払ってくれました お店の外観。コンビニですが、店内の左側 [続きを読む]
  • 畑(5・最終章)
  • 「お前は今までさんざん苦労をかけてきたんだから、畑の手伝いくらいやったらどうだ! おれから言われなくても『お父さん、何か手伝うことありますか?』って、逆に聞いてくるようじゃなきゃダメじゃないか!」 ついに本音が出たと思った。 「苦労」って、おれが統一教会に入ったことか? それとも、転職を繰り返してきたことか? まあ、どっちでもいい。でも、苦労って何だい? 親が自分の子供を育てるのは責任であって、当たり [続きを読む]
  • 畑(4)
  • 私は地元に戻ってからも、ほとんど、畑を手伝うことはなかった。父も定年直後で元気だったし、よほど手が足りない時は手伝ったが、せいぜい年に一、二回程度だった。 しかし近年、父も80歳を超えると、体力の衰えが急速に目立ってきた。それは本当に、坂道を転げ落ちるような感じだった。普通に歩くことさえおぼつかなくなり、転倒すると、自力では立ちあがれないこともあった。 それでも父は畑にこだわった。野菜なんかスーパーに [続きを読む]
  • 畑(3)
  • その後、私は、約二年の献身生活を経て、脱会し実家に帰った。その時、父はまるで別人のように喜んで、私を温かく迎え入れてくれた。私は聖書にある「放蕩息子の話」を思い出した。 結婚して家庭を持ち、長男が生まれた時、父は初孫の誕生をとても喜び、ベビーカーに乗せて散歩に行ったり、動物園に連れていったりした。それは、私が幼い頃の出不精だった父とは別人のようであった。 そのように、孫には大変優しい父だったが、私が [続きを読む]
  • 畑(1)
  • 子供の頃、畑の手伝いが嫌だった。 私の実家には畑がある。その畑は、実家から歩いて十五分ほどの、住宅街の狭間にあった。 祖父母と同居していたのだが、祖父は寝たきりで両親は共に公務員だったため、畑仕事は父を中心に、日曜日の午前中に行われるのが常だった。 「伸之、畑を手伝え」 父のこの一言は、もっとも聞きたくない言葉の一つだったが、幼い私に 「嫌だ」 という選択肢はなかった。自由気ままな時間が、この一言であっ [続きを読む]
  • 畑(2)
  • 中学生になる頃から、父もあまり「畑を手伝え」とは言わなくなってきた。そのことはありがたかったのだが、もともと少なかった父との関わりは、さらに薄いものとなっていった。 父は、あまり自分の子供に関心がないように見えた。 毎朝、同じ時間に出勤するのだが、帰りはパチンコ屋に寄って、8時過ぎに帰宅することが多かった。だから、父と一緒に夕食をとれることはまれだったし、一緒に食卓を囲んでも、父は自分の分を食べ終え [続きを読む]
  • HONE BONEにハマってる
  • この前記事に書いた「冷たい人間」を聞いて以来、HONE BONE(ホネボーン)にハマってしまった。 アマゾンと楽天でアルバム4枚全部購入。届いたのはまだ2枚だけど。 初期のエレファントカシマシを思わせるシュールでハードな曲も多いけど、この「ソーセージ」のような素敵な愛の歌もたくさんあります。 歌詞、リズム、唄声、全部気に入ってしまった。 もっとブレイクしてもいいと思うんだけど。でも、売れる歌手ってもっと軽い [続きを読む]
  • 卒業式〜RESTART
  • 今日は次男の高校卒業式だった。だが、朝から悪天候。 県内の県立高校は一斉に卒業式だから、道路が混むのは分かり切っていた。だから、早めに家を出たのに、思いっきり渋滞にはまり、途中から高速道路に乗ってギリギリで間に合わせた。 息子の高校は僕の母校でもある。だが、僕は卒業式には参列せず、妻と息子を下ろして、近場の公園へと向かった。 雨が降っている間は、車の中で缶コーヒーを飲みながら物思いにふけった。 やがて [続きを読む]
  • 冷たい人間
  • 最近、家で時々、地元局のFMラジオを聴いている。鉄筋コンクリートの県営住宅だから、電波が入らずラジオを聞けなかったのだが、外部アンテナを接続したらよく聞こえるようになり、たまにBGMとして流しているのだ。 昨日のある番組で、たまたま聞いて耳に留まったのがこの曲。「HONEBONE(ホネボーン)」というバンドの「冷たい人間」という歌だ。 本人も番組の中で「人間のダーク(グレーな?)な側面を描いた歌」と言っていた [続きを読む]
  • 突然、心筋梗塞
  • つい先日、北九州に住んでいる義母(妻の母)が、突然、心筋梗塞で倒れて意識不明になり、一時心肺停止の状態になった。 義母は72歳。女手ひとつで子供三人を育て上げた働き者で、膝を壊して歩行に不自由はあるものの、内科には一度もかかったことがないほどの健康自慢であった。 それが、突然の心筋梗塞で意識不明。義姉はパニックになり、関東から飛行機で駆けつけた義兄は喪服まで準備したという。 妻も急遽、パートの勤務を [続きを読む]
  • 「突然、移動の打診」その後(3)
  • 誰でもそうだと思うが、新しい職場への初出勤は緊張するものである。もちろん私も例外ではなかった。 最初の一週間は研修期間のため、本社の担当者も同行することになっていた。 研修初日の朝、担当者と私は、ほぼ同時に駐車場に到着した。その時、少し前に着いたのか、ちょうど車から降りようとするKの姿が目に入った。 以前に会議で会ったことがあるとはいえ、一緒に働くパートナーとして会うのは今日が初めてである。私はKに挨 [続きを読む]
  • 「突然、移動の打診」その後(2)
  • 不本意ながらも移動を承諾した私だったが、「仕事さえきちんとやれば、なんとかなるのではないか」という目算もあった。Kが周りにキツく当たるのは、仕事熱心が昂じてのことだろうと、肯定的に理解しようとしたのである。もう、人事は決まってしまったのだ。今更じたばたするよりも、前向きに物事をとらえていこうと思ったのだ。しかし、そのことを話すと、妻は私の甘さを指摘してきた。「絶対無理だと思う」妻は私のメンタルを熟 [続きを読む]
  • 「突然、移動の打診」その後(1)
  • 昨年の5月に「突然、移動の打診」という記事を書いたのだが、それからしばらく後、9月1日に私は、近隣の職場に移動となった。 私が働いている職場は、基本的に二人組で仕事をするので、一緒に働く相方との相性が、非常に重要になってくる。 極端にいえば、それがすべてと言っていい。 実際の業務は、覚えるまでは大変だが、いったん覚えてしまえば同じことの繰り返し・・・いわゆるルーティンワークなので、営業のように難しいこ [続きを読む]
  • 40歳を過ぎたら、好きなことをやれ!―生き方の知恵、死に方の知恵 (知的生きかた文庫) Amazon 今日、ホームセンターのバーゲンブックのコーナーで偶然見つけた本。 この著者のことは全く知らなかったが、パラパラとめっくっていたらピント来るものがあり、購入した。 その一番最初に登場したのが「顔」の話。 『浅ましい生活をしてきた人の顔は、浅ましくて品のない顔になる。苦しみや、悲しみに満ちた生活をしてきた人の顔には [続きを読む]
  • 人間
  • 最近やっと人間に近づいた といっても、まだまだ人間には遠くて、せいぜい妖怪人間ってとこなんだが それでも 得体の知れない人間ってやつの生態が ほんのすこしずつ わかってきたような気がするんだ 人間ってのは結局 何も考えてない! 考えてるように見えるけど、考えてないんだ その日その日が無事に過ごせりゃそれでいいんだ それでいいんだ そうやって年をとって死んでいくんだ それしかできないんだ おれは幼い頃から、 [続きを読む]
  • 愛しき人は遠くに在りて(15・最終章)
  • と、いうわけで、ここまでの経緯を駆け足で語ってきたけれども、結局、その後どうなったのかと言うと、現在、彼女とは連絡をとっていない。 あの訪問の後、おれは何度か彼女に電話したのだが、ある時、彼女の口調から強い拒絶の意思を感じた。その時、もう潮時だと思ったんだ。 おれは彼女に「もう、二度と連絡はしません」とメールした。それに対して、彼女からの返信はなかった。 もちろん、寂しさもあったけど、離れていく相手 [続きを読む]
  • 愛しき人は遠くに在りて(14)
  • 「実はわたし、結婚を考えていたの…」 その言葉は、あまりにも唐突すぎて、おれは一瞬、何が起こったのか理解できなかった。 「えっ、結婚って突然言われても、おれには家庭が…って、そんなわけないか。と、すると、彼女に恋人というか、交際相手がいたというわけだ!」 言葉には出さなかったが、おれの脳は瞬時に、上記の結論を導き出した。 情ない話だ。5年以上も彼女と交流してきたというのに、恋人がいるかどうかという初歩 [続きを読む]
  • 愛しき人は遠くに在りて(13)
  • 待ち合わせ場所に着いたが、彼女はまだ来ていなかった。このデパートは大きな交差点の角にあるので、辺りは大勢の人で賑わっていた。 「お待たせ! 少し中で買い物してたの。待った?」「大丈夫。いま着いたばかりだから」 こんな些細なやりとりさえ新鮮だった。なんだか、自分がドラマの主人公にでもなった気がした。 おれたちは並んで歩き出した。おれみたいな男と一緒に街を歩いてくれるだけで感激だ・・・。 「いま広島は桜の [続きを読む]