栞 さん プロフィール

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栞さん: 栞の妄想恋愛事情
ハンドル名栞 さん
ブログタイトル栞の妄想恋愛事情
ブログURLhttps://ameblo.jp/masayan183/
サイト紹介文サバイバル恋愛小説シーズン2開始!謎の島で記憶をなくした主人公は生き残れるのか?切ない恋の行方は?
自由文「悪女の条件」ベースにしたタブーシリーズ(4部作)執筆終了。現在DEAD OR KISSをベースにした無人島サバイバルラブストーリーを連載中です。ゲーム未プレイの方も是非!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供21回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2013/06/22 00:32

栞 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • season2最終章
  • 最終章翌日。夕方、島の港に戻って来た栄太と早雪。荷物を持って駐車場へ向かおうとした。「栄太さーん、早雪さーん!」呼ばれてそちらを見ると、美波が手を振っていた。貴彰、美桜里、ザンもいる。「お揃いでどうしたんだい?」栄太が笑うと、4人は定食屋を示した。「恒例の日曜日の食事です。栄太さんたちも?」「そうです。食べて帰ろうかって言ってて」「じゃちょうど良かったですね」言いながらおなじみの店内に入る。席に [続きを読む]
  • season2-19
  • 19章翌朝再び全員が揃った。そこで話題にのぼったのは、やはり美桜里の様子だった。「…となると、移住を拒否された人間と接触する必要があるな」「あと、美桜里さんのお母さん。絶対何か知ってるな」「だが、『ラストリゾート』で洗脳されているなら、何も情報は引き出せないぞ」「…催眠療法に頼るか。…リサ先生はまだ日本にいるんだろ?」「うん…」やはり鮎川村の秘密を暴く必要があった。そのヒントとなるのが、『桜神祭』 [続きを読む]
  • season2-20
  • 20章美術館を後にした二人。離れの個室がある老舗の旅館にチェックインした。本館の3階にある細い渡り廊下を渡ると、3部屋だけ個室になっている。部屋への入り口は贅沢に設えられており純和風の心地よい緊張感が漂っていた。部屋には、情緒あふれる露天の岩風呂と、内風呂は扉を開けると露天と繋がっており開放感があるスペースだ。「思った異常に凄いな」栄太が部屋を見て回りながら感心して目を丸くする。「本当…。なんか… [続きを読む]
  • season2-18
  • 18章「栄太」レイの背後から、蓮が早雪を抱えて歩いて来た。「…蓮さん…ありがとう」「向こうの横穴に寝かされてた。そこで見張りをしてた奴が二人、意識を失ってぶっ倒れてる。」栄太はホッとして早雪を受け取ると、眠る早雪の頬に自分の頬を寄せる。すぐに簡単に診てみるが異常はなさそうだった。捜査員が2名、蓮の言う容疑者確保に走る。レイと蓮は、途中から万一に備えてF1地点で車の中で待機していたのだ。レイは小脇にノ [続きを読む]
  • season2-17
  • 17章12:30。「でもE12地点にGPSあるよ?」『衛星電話と車だけ残して姿がないんだ!』「トイレってことは?」『電話を置いてか?それにもう10分くらいたつ。絶対おかしい』「…あり得るかもね。奴らを追っていたなら、目をつけられて戻ったところで拉致された可能性はあるし…。でもE12地点までは自力で戻ってるはずだ。貴彰さんが車と早雪ちゃんを見てるし、お互いすれ違い様に手振ったらしい」『じゃあこの場所で拉致られたのか [続きを読む]
  • season2-16
  • 16章AM11:00。「ほら、ここで待て!」乱暴に薄暗い小部屋に放り込まれ、勢い余って膝を付いた葉月。すぐに立ち上がり、振り返ると男につかみかかろうとした。だが、薬の影響かめまいがして再び床に座り込む。「…龍は?息子は?」へたり込みながらも、若くてガラの悪い男を睨み上げる。「ひゃはははっ!息子は大事な人質だ。そう簡単に会わせるかよ!」「……あなた、誰?」「…さ〜て誰でしょう?」男はニヤリと笑うと、乱暴に扉 [続きを読む]
  • season2-15
  • 15章桜神祭前日。観光客を装って鮎川村にやってきたチームカナン10名。そして、敦、蓮、レイ、早雪、貴彰が栄太の家に集いていた。レイチェルとモニカは一週間程滞在して東京に帰って行った。二人は葉月の自宅で過ごしているらしい。ザンは葉月とレイチェルという不安極まりない組み合わせに驚きを隠せなかった。だが敦に聞いた話だと、意外と楽しく過ごしている様で、栄太もレイも驚いていた。子どもを産んでレイチェルも丸くな [続きを読む]
  • season2-14
  • 14章「これ覚えてるか?」言いながら机の上に小さい瓶を置く敦。人差し指程度の大きさの銀色の蓋の小瓶。栄太はそのスプレー容器を見て思い出した。「…治療薬か…」「ああ。前に蓮が葉月の身体から取り出して量産したあれだ。洗脳の予防にも使えるって言ってただろ?」「まだ保管してあったんだな」「事後処理班の捜査員は携帯を義務づけられてるんだよ。…なので、当日、これを全員服用しておく」「…念のため、か」「ああ。ラ [続きを読む]
  • season2-13
  • 13章「どう思う?」「……やるしかねぇだろ。絶好のチャンスだ。これを逃すと、多分もうない」「…ああ」自動販売機で買ったビールを持って夜道を歩きながら、ザンと敦は小声で話し合う。「…そんな祭りがあったとはな。鮎川村のことはかなり調べたつもりだったんだけどな…」「…秘祭というやつだろう」「秘祭?」敦が立ち止まり、怪訝そうに眉をひそめる。「土着信仰がよくやる、外に漏らさない行事だ。観光客が見ても楽しい類 [続きを読む]
  • season2-11
  • 11章「ラストリゾートが生息していた?!」「な、なんということだ!!」「それはまた、マズい事になりましたね…」被害者の会で、敦から届いた調査報告の内容を告げたレイ。その場にいる王子と政治家の牧海人、その秘書である墨田洋司だった。「はいは〜い、落ち着いて!」レイは資料を斜め読みしてから振り返った。「敦さんの調べによると、島でラストリゾートを発見したのはその隔離された一帯のみ。他の場所には咲いておらず [続きを読む]
  • season2-12
  • 12章「…という訳で、これが隠していた私の事情なの」「はい。ほとんどもう、栄太さんから聞いてます」「そうよね。でももう一回ちゃんと私の口から説明しておきたくて。ごめんね、あの時言えなくて」「ううん、それなら言えなくて当然ですよ…。あの時はすみませんでした。勝手な事ばかり言って」「そんなことない…。私ね、美波ちゃんの言葉に、ちょっと救われたのよ」二人でキッチンに並んで料理しながら、半年ぶりのわだかま [続きを読む]
  • season2-10
  • 10章居間に正座させられているザンと美桜里。村長はじっとザンを見てため息を付く。「冴木さん、あんた一体どういうつもりけ?美桜里の紹介だって言うから自警団を任せたけんど、娘をどうするつもりなんですか」「……どう…とは…」冷や汗をかきながらザンが村長を窺い見ると、隣の美桜里が腰を浮かせた。「ちょっとお父さん!」「お前は黙っとれ!で?結婚の予定は?あんた、20代半ばやろ?娘はもう33になる。ちゃんと考えてい [続きを読む]
  • season2−9
  • 9章どれくらい眠っていただろう。ザンは腕時計を見ようと首を傾けた。鼻先をくすぐる、柔らかい髪の毛の感触に穏やかな気持ちになりながら時計の数字を見る。まだ4時だった。昨日、何度もキスをして、二人はベッドに横になった。そこでも口づけを交わし、泣きじゃくる美桜里を抱き締め、あやすように髪を撫で、泣きつかれた美桜里は眠りに落ちて行った。ザンもそのまま眠ってしまったらしい。それ以上のことはなかったのに、何 [続きを読む]
  • season2−8
  • 8章その後、美波に事情を全て話し、美波の部屋から布団を取って来た二人は、心身ともに疲れたため早々に寝る事にした。まだ早いが、電気を消して、それぞれ布団に入る。小さいローテーブルを隔てて向こう側に敷いた布団の中で美波は丸くなって目を閉じた。先ほど事細かに聞いた栄太の過去。そして早雪の事情を聞いて終止驚きを隠せなかった。まさかあの、2年前に日本中を騒がせた『カエルム計画事件』の当事者であり、『生還者』 [続きを読む]
  • season2−7
  • 7章その夜、栄太は美波に言ったとおり、港の定食屋で食事をしていた。顔見知りの漁師たちと、女将とあれこれ話しながら慣れ親しんだ味を堪能し、少し酒も飲んだ。気の滅入る話が続いたためか、一杯飲まなければいられない気分でもあった。「栄太先生、大学はどこけ?」「俺は東都医大です」「ほぉ〜それはまた、優秀やったんやねぇ」「まぁ勉強は好きでしたよ。でも今思えばもっと青春を謳歌しておけばよかったなって思います」「 [続きを読む]
  • season2−6
  • 6章「28日の映像、全部見たけど、父の姿はなかったわ…」疲れ切った表情で肩を落とす美桜里を見て、早雪とザンも落胆を隠せなかった。ザンと早雪はレイのオフィスに戻って来た。それも、敦を連れて。驚いた美桜里とレイ。「…で、敦さんどうしたの〜?今日から鮎川村なんじゃなかったの?今夜はオレ、葉月ちゃん慰めてあげようと思ってたのになぁ〜」レイの言ういつものタチの悪い冗談にも敦は反応せず、硬い表情をする。「……の [続きを読む]
  • season2−5
  • 5章2月の連休。ザンと美桜里は始発に乗って東京にやってきた。美桜里にとっては、人生で二回目の東京。島生まれの島育ち、大学は北陸。前に東京に来たのは、大学の同級生との卒業旅行だった。その話をすると、ザンは少し考えてから美桜里を見下ろす。「…何年前だ、それは…」「それ聞く?えっとね…」数えようと両手を取り出した美桜里。「…長くかかりそうだ。数えなくて良い」首を振って言ったザンの脇腹を突いた。「何よ、自 [続きを読む]
  • season2−4
  • 4章「おはようございます!」日曜日の朝。ピカピカの笑顔で挨拶をされ、目が覚めたばかりの栄太は頭を掻きながら首を傾げた。「…おはよう…。朝からどうしたんだい?」「やーっぱり、寝てましたね?!朝って、もう11時ですよ?」「ああ。でも早起きしても、これと言ってすることないしな。せっかくの日曜日、寝るしかない」「それは同感です。ってわけで、朝ご飯作ってきました!」美波は両手に持ったお盆を栄太の前に持ち上げて [続きを読む]
  • season2−3
  • 3章「一体何なの?!どういうつもり?…信じられない!」怒る美桜里を見下ろして、ザンは呆然とその姿を見つめた。「…俺も…だ…」「は?何それ、馬鹿にしてるの?」「…俺も…驚いた」「驚いたなんてもんじゃないわよ。冗談にしてもやりすぎ!さすがに笑って許せない行動よ?分かるでしょ?」今ひとつ噛み合ない会話に美桜里はザンを窺い見る。どうも様子がおかしいが、何を考えているのかさっぱり分からなかった。「…俺は… [続きを読む]
  • season2−2
  • 2章「年明けから、鮎川村に行く?」「…ああ。長期出張になると思うんだ」葉月は驚いて敦を見た。「どうして…?」「…仕事だ。」「それは、分かってるけど…」「……前に美桜里さんが拉致られたじゃん。あの黒幕がやっぱりあの村に潜んでるんじゃないかって風向きなんだよな」「…あの事件がカナンと関係があるってこと?」「まだわかんねぇんだ。だから俺が行くってわけ」「……診療所の放火も関係があるのね…」「…その可能 [続きを読む]
  • season2−1
  • 1章「もう!ついて来ないでよ!自己嫌悪でボロボロなの!少し放っておいて!」美桜里は振り返って、後を付いて来るザンに向かって鋭い視線を向けた。怒られたザンは、主人に叱られた大型犬のようにわずかにしゅんとしたものの、少し距離をおいてまだ彼女の後をついて歩く。美桜里はため息を付きながら振り返り、腰に手を当てて立ち止まった。「私の話、聞いてる?」「…一人で徘徊するな」「うるさいなぁ、私はボケ老人?」「…… [続きを読む]
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