毛穴につまったものを画像で紹介するブログ。ニキビの芯や角栓や頭皮の角栓様物質など。
毛穴につまったものに興味があるだろうか。 もしあなたが毛穴に興味がないならば、今すぐ立ち去るべきだ。 もしあなたが毛穴につまったものが好きであれば、このブログは最適だ。 毛穴から中身が飛び出てくると、それはエキサイティングでスリリングだ。 ぽっかりと空いた毛穴を見ると満ち足りる。 そんなあなたはこのブログを見るべきだ。 満足をあなたに提供するだろう。
ダ・ヴィンチ2021年12月号に2020年ブックオブザイヤーを取られた「白銀の墟 玄の月」に関して、小野不由美氏のインタビューが記載されていた。 以下引用 Q8(前略)この長編はいつ頃から構想されていたんでしょうか。ひょっとして『魔性の子』をお書きになった時点で すぐに構想があったとか? A 戴に何が起こって高里が神隠しに遭ったのか、帰還したあとどうなったのかについては、『魔性の子』の時点で考えていました。当時は書く予定などなかったし、「·····だったりして-」というレベルのものだったんですが。 Q14 成長した泰麒などが描かれていましたが、今回のイラストをご覧になった際の感想は。 A 1巻…
「魔性の子」表紙のネクタイカラーは何故変わったのか?⑧最終回
(ネタバレ注意) 前回は、「魔性の子」表紙の高里のネクタイカラーが新版で変わった理由について、蓬莱から広瀬から受け継いだ意志と、同級生らの陰惨な死を忘れない気持ちの象徴と書いた。 結局、ここまで書いてきた事は推論と言うよりも私の願望に過ぎない。本当の正解はわかりえない。どちらかと言うと、私から本当に伝えたいことは、十二国記シリーズが好きだという感想だ。読んだ皆と共有したいという気持ちだ。そう、十二国記は本当に面白いのだ。 👔👔 陽子がネズミと会えて救われた時はほっとしたし、王としての自覚が芽生えた瞬間は震え、周囲の民と一緒にひれ伏したくなった。全く異なるエピソードの登場人物がしれっと再登場する…
(ネタバレ注意) 前回は挿絵と表紙を見比べて、ネクタイの行方と意味を追った。今回は、最新作白銀の墟 玄の月から、魔性の子と繋がるシーンが僅かながらあり、そこを抜粋する。本書を手に取りつつお付き合い願いたい。 まず三巻p.193 泰麒の慈悲の獣としての本性を意思が押さえ付けるシーンだ。 それでもその岸を故郷と呼べるのは、たった一人、居てもいいと言ってくれた人がいたからだ。これからの彼が耐えねばならない苦難と悲嘆、生きるために凌がねばならない戦い、それを分かっていてなお、置き去りにしたのは、いま泰麒が踏んだ大地のどこにも彼の帰るべき場所はないと分かっていたから。 泰麒は明らかに広瀬を述懐している。…
(ネタバレ注意) 新版風の海迷宮の岸 の表紙を見ると、人物の構図は三角形として、右に高里(泰麒)、左に汕子、上に驍宗だ。新版の魔性の子では同じく三角形で病んだ汕子、高里、広瀬と並ぶ。これは、高里(泰麒)の保護者が十二国記世界では驍宗であり、現実世界では広瀬であることを示すのではないだろうか。手前の2人は両方を世界を跨いで同一人物だが、上の人物だけ異なる。新版魔性の子の表紙では、広瀬は高里(泰麒)の相棒たる王でない。2人の間に隔たるように汕子がいるのは、別世界の住人への拒絶と高里(泰麒)の保護にも見える。 👔👔 風の海 迷宮の岸 における汕子は、泰麒の乳母であり、限りない愛情を彼に注ぐ。泰麒の敵…
(ネタバレ注意) 前回の記事では、イラストレーター山田章博氏は旧版の表紙を描いた当時では、十二国記の世界をまだ知らなかったという話しをした。 👔👔 左から旧版魔性の子、新版風の海 迷宮の岸 新版魔性の子 と並べてみた。こうして見ると、なんとなく思えてくるのは新版と旧版の表紙は対になっている。手前から広瀬→高里→汕子と傲濫と妖魔→廉麟(多分)という順に並んでいる。読者の立つ側が手前であり、広瀬は読者側であることを示唆している。異世界ほど奥側に配置されており、両方の世界を行き来する高里は中央に挟まれている。作画当時、読者達と同じ知識背景を持つ山田氏が描くなら当然の構図といえる。 👔👔 旧版当時は、…
(ネタバレ注意) 今回は、旧版表紙で赤ネクタイを付けた広瀬の役割について書く。イラストレーター山田章博氏は、十二国記シリーズの挿絵や関連商品のイラストを30年近く務めている。次の文は、2014年(平成26年 新版出版より後)に出版された、彼の十二国記関連の絵を収めた画集「久遠の庭」冒頭の文章からの引用だ。 一九九一年、晩夏。 係属する作品を持たない単独のホラーとして新潮文庫より『魔性の子』が出版され、そのカバー絵を描かせていただいた。この時はまだ、これが背景に十二の王国にまつわる巨大な物語群を背負った動因である事を、読者も挿画家も知らない。 👔👔 この文の左ページには旧版の「魔性の子」の表紙絵…
(ネタバレ注意) 改めて、新版と旧版の表紙を見比べよう。旧版 平成3年 新版 平成24年 旧版表紙にある高里のネクタイカラーが、本文通りのスカイグレイだ。この文は新版にも旧版にも共通している。 👔👔 ここで、教育実習生広瀬の服装に注目したい。新版も旧版も背広は深緑色だ。この色の描写は文中にはない。前回にも書いたが、イラストレーター山田章博氏が新版表紙を描く際、旧版表紙を参考にした説は濃厚だ。しかも、広瀬のネクタイカラーは旧版の赤色だったものが、新版はストライプに変わっている。 次からは、彼の作中での役割と、新旧の読者の違いから考察したい。 👔👔 ちなみに、平成9年に出たドラマCDのパッケージイ…
(ネタバレ注意) 前回からの続き同一のイラストレーターが「魔性の子」表紙を担当したにも関わらず、ネクタイカラーが24年の時を経て変わっている。しかも新版のほうが原作の文であるスカイグレイと異なる色になっている。これは何かの間違いなのだろうか?ドラゴンボールの背表紙にヤジロベーが2回出てくるのと同レベルのチョンボなのだろうか。 👔👔 何かの間違いだとするなら話は簡単なのだが、私はこの1200万部を超える人気シリーズに関わる人達がそんなに適当な仕事をするとは思えない。2019年に出版された十二国記シリーズの長編新作の登場は実に18年振りのことだった。このシリーズのファンは本当に熱心で、出版業界にと…
小野不由美氏の小説十二国記の原点となる小説、「魔性の子」について語りたい。毛穴は関係ない。 この先、少しネタバレを含むので注意されたい。 とはいえ、93年という結構昔に出版されている上に、背景知識ゼロから読む人は少ないかも知れない。 😈😈 というのも、この本は十二国記シリーズの原点かつ外伝的な位置づけの作品なのだ。知らない人の為にざっくり書くと、十二の国とそれぞれの国を治める王が存在する異世界の話であり、更にこの「魔性の子」はシリーズでほぼ唯一現代日本が舞台となる作品である。と言うより、当初ホラー作品として書かれた本作の裏設定として作者の脳内にだけあったファンタジーの世界を、より広げて丁寧に書…
■陣取りゲームと人との関わり Pokemon Goの開発にはIngressという陣取りゲームが元になっていた。これはあまり流行らなかった。なぜか。プレイヤー同士の関わりが希薄なのだ。ゲーム中に得られる他のプレイヤーの情報は名前とスコアがせいぜいだ。これは他の大昔からあるオンラインゲームに共通している。遥か昔、ウルティマオンラインやルナティックドーンといったオンラインゲームがあった。それらのゲームでも、オンラインでの関わりをオフラインでも再現する流れは、あくまでプレイヤー同士の非公式なオフ会程度であった。いっぽう、Pockemo Goは異なる。リアルの友人たちと捕まえたポケモンを見せあったり、は…
■価値観と技術と渇望 そして、これは予言というか予感だが、ARが生みだす価値はビジネスにとどまらない。人と人の関わり方を変え、考え方を変え、価値観を変えていく発端になるに違いない。これを読んでいるあなたたちは、自分たちには関わりのない世界の話だと考えていないだろうか。先ほどのヤードポンド法の話しかり、VRを利用した技術やサービスは世界を確実に変えていく。これほどまでに人々に受け入れらたのは、多くの人々の奥底にあった渇望を反映したからだ。多くの人々のもつ渇望とは、技術的特異点以降の時代で人間の生きる意味が失われることへの恐怖であったり、テロリズムによる日常に潜む死への恐怖であったり、自撮りに多く…
Pokemon GOの人気がとどまるところを知らない。 【公式】『Pokémon GO』 初公開映像 ■Pokemon GOとはなんなのか 既に御存知の方々も大勢いらっしゃると思うので、この項目は読み飛ばして頂いてかまわない。 Pokemon GOはスマートフォンを利用したゲームである。米国などで7月6日に公開されて以来、数日でアクティブユーザ数がTwitterに迫る勢いで増加している。 AR(拡張現実)を利用したシステムが最大の特徴である。ユーザはスマホのカメラを通して現実の街を見ると、そこにヒトカゲやピカチュウといったポケモンを見ることができる。ポケモンの出現するポイントまで歩き、モンスタ…
一年と六カ月かけて集めた頭皮の角栓様物質である。 酸化して黄色くなったものが殆どだ。 まだ酸化していないものは白い色を保っている。 直径5cm程度のケースには、角栓と一緒に取れた細い髪の毛も入っている。 右上にレンズの汚れが付いてしまっているのが残念だ。
半透明な角栓様物質 - 毛穴ブログ 半透明な角栓様物質 - 毛穴ブログ 前回と異なり、単一色の角栓様物質だ。 全体的にオレンジ色がかっており、透明感はない。 こういったものは遠くから見ると黒く見える。 「黒ニキビ」や英語で「blackhead」と呼ばれるものである。
角栓様物質の中に髪の毛が見える。 髪の毛の周囲をきれいに角栓様物質が覆っていることが分かる。 人間の体からこんな半透明な物質が出てくることが奇跡に思えてくる。 油脂分が多いため、透明度が高いのだろうか。
これは、わたしが今まで撮った画像のなかで最も気にいっているものの一つだ。 丸々とした大きな角栓様物質が毛穴から飛び出た様子だ。 毛穴がぽっかりと開いている様子もわかる。 このブログは、はてなブログのサービスを無料で使用している。 なので、このブログに掲載されている広告は、私が選んだものではない。 なので、私の考えからは程遠い宣伝も数多く掲載されている。 それが腹立たしい。 彼らは、毛穴の広がりを一様に悪とみなし、毛穴が開いた肌は汚い肌だと断じている。 そのうえで、自社の製品を宣伝している。 この商品を使えば毛穴の広がりや角栓やニキビは消えると言いたいらしい。 こんなにも愛らしい毛穴の開きを悪者…
これは一つ一つは小さいが、数が多い。 複数の毛穴が詰まっている。 大きさが一様なのは、成長した時期も同じだからだろう。 この一帯の毛穴が全て大きいのだろうか。 この一帯だけ油脂の分泌が多いのだろうか。 それともシャンプーやリンスの残りかすがよく残っているのだろうか。 よく洗っている自信があるので最後の説は捨てたい。 いつも後頭部右側がこんな風になるので、この一帯の毛穴の傾向が一様なのだと考えている。 ブログ ラン キング.
細い毛がそこここに見られる。 普通の髪の毛の太さが 0.07 mm ほどらしいので、写真に写っている細いものはその5分の1 程度と見て 0.02 mm くらいだろう。 この髪の毛を見て、細くて頼りない印象を受けるだろうか。 それとも、これから成長する若々しい毛に見えるだろうか。 私にもどちらかなどわからない。 だが、この程度の太さの髪の毛はいくらでもある。 そしてこの頭皮の持ち主である私はハゲではない。 キャプションによって印象はどうとでもなる。 ただの写真とキャプションによる嘘くさい育毛業界の宣伝にだまされないで欲しい。 ブログ ラン キング.
隣どうし並んだ毛穴に大きな角栓様物質が詰まっている。 これは私たちを魅了する。 しかし、これらを角栓とりで取り出すことは困難だ。 なぜなら、角栓とりにひっつきにくいからだ。 二つも大きいものが角栓とりにひっつくと、落っことしたり髪の毛にぶつかってしましやすい。 しかし、地曳網のように複数の角栓様物質を角栓とりで取り出すことは快感だ。 止められない。 ブログ ラン キング.
3つの角栓様物質が撮影できた。この大きさで髪の毛に分断されているのは珍しい。 大きい角栓は出来てから時間が経過している。 時間の経過した角栓は酸化して硬い。 そういった角栓は髪の毛の動きで形状が変化することは少ない。 そのため、この大きさで髪の毛に分断されている角栓様物質は珍しい。 ブログ ラン キング.
角栓様物質は毛穴からはみ出る方がキレイだ しかし、撮影の際に箱の毛穴からはみ出た様子を写真に収めることは困難だ。 なぜなら、カメラは多くの場合頭皮に対して垂直に位置するからだ。 航空写真ではビルの高さが認識しづらいように、真上から撮られた写真では角栓様物質の立体感は認識しづらい。 この写真ように、斜めから撮らないと、毛穴からはみ出た様子はわからない。 しかし、斜めから撮るとピントのズレが生じやすい。 もっといいカメラが欲しい。 ブログ ラン キング
いい色合いだ。 最近気付いたことだが、この形状の角栓様物質は出来てまだ若い。 毛穴から飛び出た部分が存在しているからだ。 形が形成されてから時間が経った角栓様物質は異なる形状をしている。 写真のものと異なり、毛穴の内側に潜り込んでいるのだ。 角栓とりを10日ほど怠ると、そういった形状のものばかり見つかることが根拠だ。 時間が経過すると角栓の形状が変わる理由はなんだろうか。 原因は「風化」だ。 その様子は陸地の成り立ちに例えることができる。 高校で地理を履修した人なら分かりやすいだろう。 まだ出来て若い角栓はとがっており、毛穴からはみ出んばかりだ。 新期造山帯では荒々しくとがった山脈が形成され、…
変な形をしている。 細い毛が2本出ているのが分かる。 丸い毛穴の形ではなく、サンゴのように波打った形状をしている。 それは私たちに様々なストーリーを想像させる。 髪の毛に引っ張られることによってこんな形状になったのだろうか。 それとも何らかの外的要因、例えば頭に何かに引っかかって出来たのだろうか。 そもそも、私たちがよく目にする円柱状の形状は当たり前の形状なのだろうか。 こういうのを見つけるのも面白い。 ブログ ラン キング
なかなかの大きさだ。 前回の記事の角栓様物質を斜めから撮ったものである。 どうにもピントが合いにくい。 私の使っているマイクロスコープはUSBタイプで、画像の取り込みが簡単に出来る。 先端にライトも付いていて、小さいものを拡大するにはうってつけだ。 しかし、いかんせんピント調節が手動なので、カメラ素人の私にはピント調節が難しい。 5,000~20,000 円くらいの価格帯で買えるので、みなさんもぜひ買って頭皮や肌の毛穴をアップにして見てみて欲しい。 そこには、私たちの知らなかった世界が広がっている。 にほんブログ村 皮脂・毛穴
かなり大きい角栓様物質がふたつ並んでいる。この大きさはなかなか珍しい。 頭皮の同じような場所に角栓が存在するのはなぜだろうか。 理由はいくつか考えられる。 ひとつは洗剤の残りかすだ。 よく聞く話だが、シャンプーやリンスが十分にすすがれず頭皮に残っていると、毛穴汚れの原因になるらしい。 だったらシャンプーしなければいいだろとさえ思うが、一部に角栓が偏在している原因の一つとしてあげられる。 2つ目は、毛穴の大きさだ。 毛穴の直径が他の場所より大きいため、大きな角栓が育ちやすいのかもしれない。 頭皮の毛穴は体のほかの部分に比べて深さが深い事が知られている。 3つめは、皮脂の分泌量だ。 顔だけでも鼻、…
頭皮の毛穴と言う毛穴にびっしりとつまった角栓様物質を見て考えた消費と生産のあり方⑧―賢い消費者のあり方―
複数の毛穴に同時に角栓様物質が存在し、分布は局在化している。 つまり角栓様物質の詰まった毛穴が似たような場所に偏って存在している。 こういう場合は根こそぎ取り出すより、大きいものだけ選んだほうが後々より大きい角栓様物質をゲットできる。 さて、前回述べたように、美容業界はあの手この手で宣伝してくる。 それらには、思春期の子どもたちにコンプレックスを植え付けるようなものも含まれる。 「シャンプー市場」「リンス市場」「トリートメント市場」の3つから構成されるヘアケア剤市場は、12年度で4000億円近い市場規模を持つ。 子どもらは将来の消費者だ。 年齢が若い層に対して、あるブランドのいいイメージ植え付…
頭皮の毛穴と言う毛穴にびっしりとつまった角栓様物質を見て考えた消費と生産のあり方⑦―劣等感の誘発が市場を滅ぼす―
頭皮がやや赤みがかっている。 写真中央上部に小さめの角栓様物質がうつっている。 私たちが最も怒りを感じるのは、思春期を迎えた学生のコンプレックスを刺激する洗顔料などのCMだ。 コンプレックスを刺激する宣伝は、前回書いたように大なり小なり「神の見えざる手」に反対している存在だといって過言ではないのではないか。 ニキビがあるとモテないなどと誰が決めた。 脂症が不潔などど誰が決めた。 なぜ同じメーカーがワックスを売り、いっぽうで脂を落とすシャンプーも売るのか。 ワックスを使うと、毛穴にワックスによる汚れがつくのではないのか。 シャンプーの宣伝文句に、ワックスが悪者であるかのように書いてあるではないか…
頭皮の毛穴と言う毛穴にびっしりとつまった角栓様物質を見て考えた消費と生産のあり方⑥―具体的な数値のない広告―
小ぶりだが細い毛がひっついているのがいい。 「効果は個人差によります」という注意書きが大嫌いだ。 個人差があるのは当たり前だ。 本当に商品を売り出す自信があるなら、その個人差も含めて全てグラフ化し、他商品と同じ条件で実験して比較し、品質がいいということを証明すればいいのだ。 品質が悪ければ、値段を下げるなり、量を増やすなりすればいいのだ。 サンプル数が多ければ、つまり実験対象の人数が多ければ、その個人差がどれくらいかも具体的に掴めるだろう。 実際、そういった実験を経てリリースされているはずである。 薬も食べ物も、世の中の商品のほとんどは、得られる効用に個人差がある。 みなそれをわかって購入して…
頭皮の毛穴と言う毛穴にびっしりとつまった角栓様物質を見て考えた消費と生産のあり方⑤―化粧水の中身―
これは大きいが高さが低い。毛穴の中に潜り込んでいる。 美容業界や育毛業界は私たちが大好きな毛穴の拡大写真を食い物にしている。 個人的な偏見だが、そもそも美容業界は宣伝に具体的な数値を書かなさすぎだ。 肌がつやつやした美人のプロモーション映像や、異性に嫌われるニキビ顔の学生のイラストや、髪の毛がフッサフサになったおじさんなど、印象とイメージだけで宣伝をうっている。 特にネットで広告を出す会社は特にその傾向が強い。 このブログのところどころにひっついている広告もそういった美容関係の広告の一つだ。 「ブランド力」とかいう謎の力によって売り上げを伸ばそうとしている。 高級そうなボトルに入った化粧水の製…
頭皮の毛穴と言う毛穴にびっしりとつまった角栓様物質を見て考えた消費と生産のあり方④―広告としての頭皮―
髪の毛に引っ張られることで形状が特徴づけられている。 広告で使われる写真の信ぴょう性など怪しいものだ。 汚い頭皮もきれいな頭皮も、簡単に作り出せる。 シャンプー直後ならきれいに見えるし、きれいな個所だけ探して撮影すればいいのだ。 逆にシャンプーして一晩も経てばあっという間に頭皮は角栓と古い角質にまみれる。 一番汚い個所を見つければ、こんな写真いくらでも撮れる。 事実、シャンプー直後でも大きな角栓が見つかることはいくらでもあるし、シャンプーから時間が経っても見た目のきれいな個所はいくらでもある。 「使用前」「使用後」の写真を掲載しているネット広告を注意深く見て欲しい。 はたして具体的な撮影条件を…
頭皮の毛穴と言う毛穴にびっしりとつまった角栓様物質を見て考えた消費と生産のあり方③―あなたは自身の頭皮を拡大してみたことがあるか―
いいサイズだ。品評会があったら出展したいくらいだ。 頭皮がしっとりと濡れているのが奥ゆかしい。 さて、前回の続きだが、美容業界の宣伝に頭皮や肌の拡大写真がよく使われる話をした。 これらの写真にどれほどの信ぴょう性があるのだろうか。 この記事を読んで頂いている読者の中にどれほどの割合で自身の頭皮や肌を拡大してみたことがあるのかはわからない。 しかし、世間において多くの方は自らマイクロスコープを買ってまで見ようとは思わないだろう。 美容業界はそういった人々の心に入り込もうとする。 汚い肌や毛穴が如何に悪者かを吹聴し、不安をあおり、コンプレックスを刺激し、購買意欲をかきてたさせる。 自分の頭皮もこう…
頭皮の毛穴と言う毛穴にびっしりとつまった角栓様物質を見て考えた消費と生産のあり方②―「使用前」と「使用後」の写真―
毛穴と毛穴の間の頭皮はかなりきれいだ。古い角質もない。角栓様物質はそれでも存在する。 ちなみに前回の写真を撮ったタイミングの直後であり、違う個所の頭皮である。 つまり洗髪してからかなり時間の経過した頭皮だ。 さて、前回は洗髪していない 状態の頭皮と、洗髪直後の状態の頭皮との違いについて述べた。 なぜこんな解説をしたのか? あなたたちがこういった頭皮や肌の写真を目にする機会は限られている。 つまり、美容に関する話題の時だ。 化粧品や育毛、増毛といった美容業界は、しばしばこういった肌の拡大写真を宣伝に用いる。 それは多くの場合、二つのケースの比較による宣伝だ。 つまり、言いかえればそれは商品の「使…
頭皮の毛穴と言う毛穴にびっしりとつまった角栓様物質を見て考えた消費と生産のあり方①―シャンプーをした頭皮としていない頭皮―
これは後頭部右上の頭皮だ。 洗髪から 24 時間以上経過しているため、汚れが目立つ。 この記事の写真のような、きれいな頭皮ではない。 頭皮の写真を見れば、シャンプー直後かどうか一目でわかる。 私たちにとってその見分け方を知ることは、ほんのささいな違いを見つけだすことでことでしかない。 「ウォーリーをさがせ」の絵本のように、隅々まで観察する必要など微塵もない。 見るべき点は一つ、頭皮に角質が付いているかどうかだ。 古い角質が頭皮に付着している場合―――少なくとも 24 時間以上は―――その頭皮はまず洗っていないとみていい。 この写真の場合、左下の赤い部分を見れば違いが分かりやすい。 赤い個所と白…
面白い形状をしている角栓様物質だ。 これは髪の毛が食い込んだ跡があることがよくわかる。 2本の太い髪の毛と、1本の細い髪の毛が同じ毛穴から生えている。 その髪の毛の軌跡によってくっきりと角栓様物質の形状に影響を与え、へこみが生じていることが見て取れる。 これは他の角栓様物質にもよく見られる形状における特徴の一つだ。 このことから何がわかるだろうか。 それは髪の毛の毛穴周辺における自由度だ。 この跡の生じた場所までしか、髪の毛の傾きは生じないのだろう。 つまり毛根から伸びた髪の毛は、360度自由に動き回れるわけではなく、可動域にある程度の制約が生じている。 全ての毛穴が持つその方向性はつむじや毛…
これは見ごたえがある。 毛穴から山のように飛び出ている。 右側からちょろっとはみ出た細い毛がいいアクセントになっている。 この細い毛はなんだろうか? 三つ仮説を考えた。 1つは生えてから間もない毛である可能性だ。 これからより太く長くなっていくはずの成長中の若い毛だ。 2つめはこれで成長が止まった毛である可能性だ。 なんらかの原因でこれ以上できず、抜けるのを待つだけの毛だ。 3つめは、これが髪の毛でない可能性だ。 角栓様物質に巻き込まれた、ただのゴミかもしれない。 3番目の可能性は低いと考えられる。 こういう毛は角栓様物質がない毛穴にも存在する。 この毛がより成長するかどうかは、毎日定点観測を…
これは中くらいの大きさだ。 そんなに大きいサイズではない。 髪の毛の太さと比較して直径約 0.2 mm くらいだろう。 なにより、全体の大部分が頭皮よりも外側に出ている。 取り出しても大した驚きはないだろう。 毛穴の内側に大きな体積を隠した角栓様物質の場合、毛穴の周りの肉は盛り上がり、色はもっと濃い黄色になっている。 そういったものは、頭皮に飛び出した体積が小さくとも、全体は大きなサイズをしている場合が多い。 取り出す瞬間も勢いよく飛び出す。 「こんな大きなものが、小さな毛穴に納められていたのか」 私たちが喜びを感じるのは、そういった驚きに出会えた瞬間である。 にほんブログ村 皮脂・毛穴
今回は小さいのを紹介する。 写真右側にの毛穴に写っているのが角栓様物質だ。 小さくて見づらいが、これも立派に毛穴で育ってきた。 大きさは直径約 0.15 mm くらいだろうか。 小さいが、マイクロスコープで見る頭皮の毛穴にある角栓様物質の半数以上はこの大きさだ。 今までは見ごたえのある大きさのものばかり紹介してきたが、この大きさが一般的なのである。 より大きなものを収穫するには、一週間は時間をかけて成長をみまもるしかない。 にほんブログ村 皮脂・毛穴
かさぶたが固まりかけた様子だ。 頭皮の角栓様物質を取っていると、たまに血が出てくる。 この毛穴はその血で固まったものだ。 見た目よりはるかに小さいので、痛くも何ともない。 頭皮のかさぶたは魅力的だ。 気が付いたら指の腹で見つけたモノを引っぺがし、まじまじと見つめてしまう。 そして次の日には同じ場所に新たなかさぶたが出来ている。 いけないと思いつつついやってしまうのが人間のサガだろう。 にほんブログ村 皮脂・毛穴
写真はヘアピンの先に集められた角栓様物質である。 ざっと 30 個ほどはある。 ヘアピンの太さが 1 mm として、角栓様物質の太さはその半分の 0.5 mm ほどになるだろう。 このときは角栓とりで頭皮から取り出し、ヘアピンの先で角栓とりの先についている角栓様物質を一ヶ所に集めた。 これで大体角栓とり作業一時間分になる。 おおよそ 2 分に一回取り出している計算になる。 どれも黄色い色をしている。ものによっては黒色も混じっている。 一押しはヘアピン左側の先っちょにあるやつだ。 ふとさ色ツヤ申し分ない。 より短い時間で効率よく集める方法があればぜひ教えて欲しい。 にほんブログ村 皮脂・毛穴
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