hachapin さん プロフィール

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hachapinさん: ニートが社会について考えるブログ
ハンドル名hachapin さん
ブログタイトルニートが社会について考えるブログ
ブログURLhttp://hatarakutokoganai.blog.fc2.com/
サイト紹介文将来の夢は、シゴトをしないことです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供53回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2013/07/29 22:30

hachapin さんのブログ記事

  • もう今日が始まる
  • 眠れなくて、窓を開ける夜の風に、頬をあてる逃げ場がないな何も変えられないまま時間になるんだイスに座り、宙を仰ぐ胸の痛み、虚空を紡ぐ抜け出せないな泣いてなくても涙は流れるんだもう明日に連れていかないでまた未来に託して先に延ばす?“自由”を信じて耐えてみる?知っているでしょ、あるのは“自然”と“不自由”だけで“自由”なんて観念、ただの方便「生きる意味を考えることができるのは人間だけだから」、もう誤魔化 [続きを読む]
  • 干乾びたような誰かの手
  • 気がつくとイスに座っていて、手には数枚のカード、描かれている記号が何なのか、カードがどんな意味を持つのか、そんなことさえわからない。「時間なので」ゲームは突然始まった。「早く手を打たないと負けちゃうよ?」クスクス笑い。「おいおい、そうは言ってもルールはちゃんと守らないとねぇ」ヘラヘラ笑い。「つまり、そのカードは使えないってことさ」訳がわからないからその薄気味悪く不自然に輝いた眼をじっとみつめるしか [続きを読む]
  • いいじゃないですか、賃金を貰っているんだから
  • 「うっ・・・・・・うっ・・・・・・もう働きたくない・・・・・・こんな仕事に一体何の意味が・・・・・・」「これは大変だ!君、今すぐ“正しい社会人セラピー”を受けなさい」「はあ、セラピー?」・・・・・・「ハイハイはじめまして、本日はどうされましたか?」「ええ、自分が日々やっている仕事が本当に意味のあることなのかわからなくなってしまいまして」「なるほど」「仮に社会的に意味のあることだったとしても、そんな [続きを読む]
  • 間違って間違いに縋り間違い続ける
  • この世界は厳しいといっても、世界が厳しくしているわけではなく世界を裏切った当然の報いだから「世界は厳しい」なんて単なる責任転嫁でありそんな態度こそが裏切りの確かな証拠なのだ中途半端に知恵をつけた存在はその中途半端さゆえに世界を裏切らずにはいられなくなる他の生き物たちをみればわかるだろうみんな中途半端さとは無縁に世界と調和して生きている苦しい?当然さ世界を裏切って世界から浮き上がってしまったのだから [続きを読む]
  • 怖い夜が去った頃
  • 不意打ち、全身を劈くバケツが落ちたような音雨が欄干にカンカン当たる規則的な音窓がガタガタ揺れる音ビンとビンがぶつかって弾けたような音ドアが開閉されたような音深夜、正確な時間は判然としない恐怖で身体が動かない、よって確認する術なし頭ではわかっている雨は外で降っている、音は外で鳴っているしかし聞こえるのは頭の周り、すぐ右で、左で、前で後ろで家の中で、音が響いている街から聞こえるサイレンは束の間の救いだ [続きを読む]
  • 中途半端な善人
  • 某氏の2つの発言「過労死は自己責任」と「(イジメや過労で死んだ場合に備え)子供3人でリスクヘッジ」が炎上した。過労死は使用者の責任だ!強欲な経営者に殺されたんだ!子供を代えのきくモノのように扱って計算の対象にするなんて!自分の子供がその発言をみたらどう思うか考えろ!というわけである。いかにも炎上しそうな発言ではあるが、今回2つの発言を取り上げたのは批判に加わるためではなく、むしろ「この発言を批判する [続きを読む]
  • 敵意の先に敵は存在するのか?
  • 狂ったようにクルクル回っているとクルクル回って狂った世界が折れて倒れて這ってハッと張って札束バシンと貼ってレッテルペタっと降り続ける黒い雨が狂ったようにクルクル回る世界を刻んだ一週間そうつまり毎日は月曜日に消えてドロドロ流動食と化したみんな労働に食われいなくなった。そんなわざとらしい世界なんて地獄なんだから地獄に堕ちるだなんて言わないでほしいのヘラヘラヘラヘラ群がってベタベタベタベタ寄り添ってイソ [続きを読む]
  • 極彩色の世界にうまれおちた赤ちゃん
  • はじめての世界はシャボン玉でした、ふわふわ浮いていて、きらきら輝いていてパチンと弾けたら、極彩色の水玉が飛び散ったフフフ、周りの景色なんてちっとも覚えてない無機質な灰色の壁だったかもしれない真っ黒な夜の闇だったかもしれないし、真っ白な白昼の光だったかもしれないしぐちゃぐちゃに潰れた肉の色だったかもしれないね世界はおもちゃ箱をひっくり返したようにはちゃめちゃで、ぐにゃぐにゃで時間も重力もなくて、全て [続きを読む]
  • 「私」なんていらない
  • 頭がボーっとしていて何も浮かばなかった時、可能なかぎり刺激を断ってみたことがある。本を読まない、音楽を聞かない、パソコンをつけない、会わない、話さない、テレビをみない・・・・・・ただ寝っ転がっているだけ。目を開いたり閉じたり、天井が見えたり見えなかったり、何か考えようと思っても何も考えられないし、それが「考えねばならない」に変わった所で考えるのを諦めた。空気中を漂う埃が肌の露出部分に触れて、むずむ [続きを読む]
  • きっとどこかに
  • ひんやりとした空気、無機質に鳴るチャイムの音、静寂に浮かぶアナウンス。温かい季節になってきたとはいえ、終電の時間ともなればまだ寒い。泥酔者が出たせいで一本前の電車を逃してしまい、こうして15分後の終電をブルブル震えながら待つハメになった。日曜日ということもあってか、それなりに利用者の多い大きな駅にもかかわらず、人はほとんどいない。みんな、それぞれ、ポケットに手を突っ込んで寒さを凌いだり、虚空をみつめ [続きを読む]
  • 五月病
  • 深夜、カーテンを閉め、電気を消す部屋の中の真っ暗闇しかしよく目を凝らしてみると隙間から差し込む月明かりが「そこ」だけをうっすらと照らしている意識が濁っている思考だけがカラカラと空転するばかりで感情はげっそりとやせ細り、どこにも進まない普段怒るようなことでも怒らない、怒れない誰かが怒っているのをみても、「あ、怒っている」でおしまい頭の中に何もない、黒く塗り潰されて暗転したまま、あるいは間歇する雑音な [続きを読む]
  • 「友達」とは何か
  • 憂鬱な気分が続く時、中学高校の頃の記憶がごちゃ混ぜになった夢をよくみる。部活動、ちょっとした対立、他愛もない会話・・・・・・日常。笑えば笑うほど、困難を乗り越えれば乗り越えるほど、憂鬱になっていったのを思い出す。たまたま身を置くことになった環境と合うかどうか、物事がうまいこといくかどうか、こんな運任せの綱渡りを独りでずっと続けていかなければならない。受験、テスト、入社試験、競争を繰り返して、「同じ [続きを読む]
  • 就職活動
  • 雨の日の街を早足で歩く無駄に暑苦しいだけの服、履き心地の悪い靴、詰め込まれた資料で重い鞄そもそもこんな日に外出なんてしたくないのに興味の無い話を聞いて、どうでもいいことをメモに取って情熱的な求愛、全人格的競争「雇用のイスを私にください!」たくさん時間を使って、頭をグルグル回転させて、愛の言葉を練り上げるヒトとして成長するための創作活動ナゼこの仕事がしたいのか?根拠を挙げて論理的に説明!エピソードを [続きを読む]
  • 春の街
  • 特に理由もなく全てが嫌になる時があるけど特に理由もなく全てが楽しくなる時はない特に理由もなく全てが嫌になる時と特に理由もないから全てが楽しくはない時だけがある今日も平常運転、期待値はマイナスここにいたら身体が押し潰されてしまうから全てから逃げなければならない、と街へ飛び出したんだ桜の花は宴会の口実になって散った線路の横を歩いていたら向こうから電車が来たので脱線してこっちに突っ込んでくれれば文字通り [続きを読む]
  • かつて、日常は確かに生きていた
  • また明日がやってくる。どうしようもない事実を無視できなくなって嫌気がさす深夜午前2時。部屋に瀰漫した日常を気持ちのうえだけでも外に出そうと、窓をあけた。遠くに街がみえた。建物の輪郭、生活の残光、微かなヒトの気配、街の鳴く声・・・・・・。終末、とまではいかないが、何かが起こるのではないか、そんな予感を抱かせてくれる、不思議な感覚。「あ・・・・・・」赤い光、今みえているそれはきっと幻覚なのだろう、しか [続きを読む]
  • 応援メッセージ
  • 「勇気を与える市民の声が届きました!エー、先日放送いたしました『就労支援』の最前線に登場したタカシ君、彼の衝撃的な言動をみた大勢の視聴者のみなさんがですね、いてもたってもいられなくなったのでしょう、なんと1000を超える応援メッセージが当番組宛てに寄せられました!」「ハイ、こちらですね、本当にたくさんの方々がタカシ君を激励しようとメッセージを送ってくださいました。中には非常に厳しい内容のものもありまし [続きを読む]
  • 就労支援
  • 「あなたも将来利用者になる?AI・ロボットの台頭で失業が大きな社会問題になっています。無業者の職業訓練に再教育、利用者が増加の一途を辿る就労支援プログラム、その最前線を取材しました」・・・・・・「え〜、今目の前で黙々とパソコンに向かっている大勢の人々、一見すると大企業のオフィスビルで働く会社員の方々かと思うのですが、実はみなさん就労支援プログラムの利用者さんたちなんですね。一体何をしているのか?支援 [続きを読む]
  • ニートは惨めなんだよぉ・・・・・・どうして?
  • 「ねえ、ニートは惨めだって言うけど、それはどうして?・・・・・・うん、だから、この発言を「強がり」と捉えるのはどうして?働いていない人が「惨め」で、働いている自分たちは「惨め」ではない?強がりとか、負け惜しみとか、そういうことはどうでもいいんだよ。ただ「どうして?」と聞いている。その判断の前提にある価値観を疑おうともしないのは、どうして?省みようともしないのは、どうして?価値観に没入して、自信満々 [続きを読む]
  • 「学習」の成果
  • 「人間は働いて・・・・・・」「男の子なんだから・・・・・・」「女の子なのに・・・・・・」「誰とでも仲良くしなきゃ・・・・・・」「その代わり勉強を・・・・・・」「早く起きないと学校に・・・・・・」「普通は・・・・・・」「常識的に・・・・・・」「みなさん中学生としての自覚をしっかり持って・・・・・・」「将来についてきちんと・・・・・・」「社会人としての責任を・・・・・・」「これからは○○力が必要に・・ [続きを読む]
  • オリンピック
  • 流れる世界の双対、過ぎ行く「今」の総体現実なる因果の連なりと「ありえなかった今」を生きながら「ありえたかもしれない今」を夢想して泣いたそれは才能?努力?生まれ落ちた時と場所?家庭の温もり?出会ったのは仲間?恩師?支え?あるいは運命?そんなことはどうでもいいです巡る因果と偶然が、無数の双対の交差で煌めき結実したのが「今」なのですから・・・・・・ならばたとえば、それを無闇に観念と置き換えるならそれを陳 [続きを読む]
  • 勤労意欲もりもりパラダイス
  • 「ねえ、カネがほしいよ」「いきなりだね、しかしほしい、それが事実。常にほしい、それが事実」「生産力に見合うようカネを配れ」「うん、しかし勤労意欲がなくなるからダメと言われている」「愚か者め。持たざる者には「そんな待遇じゃ働きません」というカードしかないのだ!なのに、よりにもよって、持たざる者の方が「勤労意欲」がなんたらとその可能性を放棄しやがる」「カード使ってみたいなぁ。カネが配られればなぁ」「そ [続きを読む]
  • 望んでもいない羽が生えてしまった結果
  • 「スクールカースト?」「うん、Aはスクールカースト、どう思う?」「どうって、「スクールカースト」という概念について?それともボクらのスクールカーストについて?」「そりゃあ、もちろん・・・・・・」確かにボクはスクールカーストの最底辺だ。見た目はイマイチ、喋りもうまくない、流行にもついていけないし、趣味を言えばきっと即座に「オタク」に分類される。けど、それが何だというのだろう。底辺はこうして底辺同士這 [続きを読む]
  • ある通勤者の想念
  • もう少し寝ていたいなんて、毎朝考えるのはやめたのさただでさえつらいのに、永遠に訪れない未来を思ってしまったら二度と起き上がれない、そう悟ったのはシャカイ人一年目の秋だった一歩一歩の足取りが、たとえどんなに重くなったとしても習慣と世間体の圧力で、本能を鍛え続ければ、足は無意識にでも駅へと向かう気付いたときにはもう遅く、死んだ心は戻ってこないけどみんな生まれたときから既に知っているこの世には、恵まれた [続きを読む]
  • そこには があった
  • 夕日を浴びて、黒い影のようだったけどクスクス笑っていることはわかった黄昏時に彼女はいた雑踏の中、曖昧でしかしはっきりとした輪郭を持って彼女以外のヒトは、みんな同じ顔をしていた体の距離と心の距離とのギャップがこの顔をつくり出すのだろう規則的にカタカタ動く足音がスルスル流れていく同じ顔の人形が一つ、単調なリズムに加わって機械仕掛けの踊りを踊る同じ顔を覗き込んでは、こみ上げる笑いをこらえながら彼女はきっ [続きを読む]
  • 雪解けてしんそう
  • 「う〜、さむいさむい、やっぱり電車止まっちゃったかぁ」「いやぁ、これは困りましたなぁ」「ええ、ほんとに」「こうなることは数日前からわかりきっていたのに」「それなのに出勤しろだなんて、この国の会社は本当にどうかしていますね」「そうでしょうか?」「こんな日に出勤させるんですよ?おかしいじゃありませんか」「私たちは、出勤するよう会社に強いられたのでしょうか?」「え?」「会社から、くるな!くるな!絶対くる [続きを読む]