風海 時音 さん プロフィール

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風海 時音さん: Sky Ship
ハンドル名風海 時音 さん
ブログタイトルSky Ship
ブログURLhttp://skyskyship.blog.fc2.com/
サイト紹介文ボーイズラブ小説を毎日更新しています。1話完結・短編がほとんど。18禁作品も多いのでご注意ください。
自由文ボーイズラブ小説を毎日更新しています。1話完結・短編がほとんど。18禁作品も多いのでご注意ください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供386回 / 365日(平均7.4回/週) - 参加 2013/08/12 20:34

風海 時音 さんのブログ記事

  • 生意気生徒会長 ご褒美はここに 8
  • 夕日が沈んでいく。地平線の向こうへ。僕と隼人さんは、その様子をずっと見ていた。おそろいの腕時計をつけた手を、固く握り合いながら。「あーあ、沈んじゃったね」「・・・はい」「じゃあ、車に戻ろうか」「・・・・・・」車に戻ったら、もう終わってしまうのだろうか。隼人さんとのこの時間は。「あ、あの」「ん?」「・・・まだ、見ていませんか?」「え、でもこれからは暗くなっていくだけだよ」「ですが、その・・・、それで [続きを読む]
  • 生意気生徒会長 ご褒美はここに 7
  • 目の前には海。そしてその海を夕日が照らしていた。オレンジ色の、綺麗な夕日が。「ここ、夕日が見られる絶景スポットなんだって」隼人さんが僕の隣に並ぶ。「・・・これを、僕に?」「うん。ドライブデートするなら、締めはやっぱり綺麗な景色を見たいからさ」「・・・・・・」「臣ちゃん」・・・え?隼人さんが僕の右手首に何かをつける。「な、なにを」「卒業祝い2つ目。安物だけど、受け取って」あ・・・、腕時計。僕の手首に [続きを読む]
  • 生意気生徒会長 ご褒美はここに 6
  • 「シートベルト締めた?」「はい」「じゃ、しゅっぱーつ」車がゆっくりと動き出す。横を見ると、真剣な表情の隼人さん。・・・なんだか、不思議だった。隼人さんが運転する車に乗ることが出来るなんて。助手席で、こうして顔を眺められるなんて。生徒会室で一緒に過ごしていた頃は、考えすらしなかっただろう。あ、こんなところにぬいぐるみがある。武山さんがゲームセンターでバイトしてるって言ってたから、そこの景品だろうか。 [続きを読む]
  • 生意気生徒会長 ご褒美はここに 5
  • 食べながら談笑して、2時間ほどでお開きになった。外に出ると、空がオレンジ色に変わり始めていた。「桜ちゃんはもう帰るの?」「は、はい」「もちろんタケは桜ちゃんを送っていくんだよね?」「んーまぁ、一応な。隼人は?」「俺は――」っ?急に隼人さんに肩を抱かれる。「これから臣ちゃんとデート」「はぁ?」「だろうな。臣に無茶させるんじゃねぇぞ」「タケに言われなくてもわかってるよ。じゃあね、桜ちゃん」っ、あ、強い [続きを読む]
  • 生意気生徒会長 ご褒美はここに 4
  • 席について食べ始めると、テーブルの上にレシートが置いてあった。「臣、レシートよこせ」「レシート?」「先輩だからおごってやる。・・・隼人が」「えぇ?」武山さんの物言いに、隼人さんが驚く。ここから二人の攻防戦が始まった。「お、可愛い後輩におごってやらないのか?隼人」「ちょっと待ってよ。先輩なのはタケも一緒じゃん」「お前バイトしてるじゃん。給料入ったんだろ?」「タケだって入ったって言ってたじゃん。割り勘 [続きを読む]
  • 生意気生徒会長 ご褒美はここに 3
  • 「ところで、臣ちゃん」ようやく手を離してくれた隼人さんが訊ねる。「二人はこれからどうするの?」「これから?」「このまま帰るつもりだったの?」「いえ、これから何か食べようかって話してました」「そうなんだ。それじゃ、俺たちも一緒にいい?」隼人さんと武山さんも一緒に?飛島さんを伺い見ると、首を縦に振る。「ええ、構いません」「よっしゃ、じゃ、行こうぜ臣」今度は武山さんが僕の肩を抱く。「うわ」「ははは、相変 [続きを読む]
  • 生意気生徒会長 ご褒美はここに 2
  • 飛島さんと一緒に外に出ると、あたりがざわついているのがわかった。卒業生と在校生の別れ。・・・だけかと思ったけど、違うみたいだ。「も、森本さん」飛島さんが校門のあたりを見ている。女の人たちがたくさんいる、その中心を。そしてその中心にいる人たちが、僕たちに気づく。「臣ちゃん!」「桜」隼人さんと、武山さんだ。周りの女の人たちは、突然の元生徒会長と元会計の登場に色めきたっていた。でも僕と飛島さんは、そんな [続きを読む]
  • 生意気生徒会長 ご褒美はここに 1
  • 静まり返った体育館。「卒業生代表、森本臣!」名前を呼ばれて、僕は壇上に上る。在校生代表の中澤くんが、送辞を読む。そして僕が答辞を読む。――生徒会副会長として過ごしたこの学校、生徒会長として過ごしたこの学校を、卒業・・・してしまうんだ。生徒会室に向かうと、飛島さんが窓の外を見ていた。飛島さんも、2年間書記として過ごしたのだから、様々な想いがあるに違いない。「飛島さん」「あ・・・」「卒業、おめでとうご [続きを読む]
  • BUBBLE を終えて
  • いつも小説を読んでいただき、ありがとうございます。風海です。夏休み真っ只中の方も、そうでない方も、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。さて、いかがでしたでしょうか。新しいお話「BUBBLE」をご覧いただきました。壮絶な過去を持った少年、春生くんとゲームクリエイターの新さん。お互いがお互いを癒す、そんな優しい話になればいいなぁと思って書きました。この二人の関係に、相棒である愛吾くんがどう関わってくる [続きを読む]
  • BUBBLE 24(fin)
  • あれから1ヶ月。春生くんはすっかり職場のアイドルになった。春生くんをモデルにしたゲームの開発も少しずつ進んでいた。なんでも、春生くんを育成していくゲームらしい。愛吾の考えることって、やっぱりすごいよなぁ。だけど、なぜだかわからないけど、愛吾はあの日から春生くんを目の敵にしているようだ。春生くんがちょっとでも僕に近づこうものなら、まるで番犬のように唸ってる。「ねぇ、愛吾」仕事が終わってまったりしてい [続きを読む]
  • BUBBLE 23
  • はぁ・・・。全然眠れなくて、朝になっちゃった。愛吾ずっとゲームの不具合と戦ってくれていたのかな。僕が春生くんと・・・してる間も。「・・・・・・」隣を見ると、春生くんが眠っていた。お願いしてお願いして、やっとベッドで眠ってもらった。すごく、可愛い寝顔。セックスしたらする前よりも相手のことが愛おしくなるってよく言うけど、本当にそのとおりだ。春生くんのこと、好きで好きで仕方がない。もう傷つけたくない。僕 [続きを読む]
  • BUBBLE 22(R18)
  • 頬に、額に、耳に、そして、唇に。いっぱいいっぱい、キスをする。だって春生くん、可愛いから。可愛くてたまらないから。「あ、あぅ、ん」「あ・・・」あれ?なんだか、春生くんの声・・・変わってきてる。苦しそうだったのに、つらそうだったのに、すごく・・・甘い。「春生、くん、はる・・・き」「や、あっ、ごしゅ、じ、さま・・・っ」こんなに甘い春生くん、あの動画の中にはいなかった。もしかしたら、僕と気持ちよくなって [続きを読む]
  • BUBBLE 21(R18)
  • もう一度キスをする。だけど今度は1回じゃ治まらなかった。「春生くん、ね、口あけて」「は・・・んん、ん!」開いた唇に舌をもぐりこませて、そのままむしゃぶりついた。誰も知らないところへ。「んむ、ん・・・、ふ・・・ぁ」「んーっ、ん」くちゅくちゅって音が響いて、頭がぼーっとしてくる。恥ずかしい、けど、それ以上に・・・気持ちよかった。「・・・っは、平気?春生くん」「・・・・・・」あれ?春生くんが荒い息をつい [続きを読む]
  • BUBBLE 20(R18)
  • 柔らかくて、甘い唇。ちゅっ、って音を立てて離れると、春生くんの身体が震えた。「っ、あ・・・」「春生くん?・・・もしかして、嫌だった?」「ちが・・・、っ、な、なんだか頭がふわって」「ふわ?」「き、キスって・・・、初めて、で」あ・・・、そうなんだ。っていうことは、僕が春生くんの・・・。「ご、ごめんね。ファーストキスが僕なんかで」「・・・・・・」「せっかくの春生くんのファーストキスなのに、シチュエーショ [続きを読む]
  • BUBBLE 19(R18)
  • うまくできるか、不安でいっぱいだ。だけど、やるしかない。春生くんだって僕にしてくれた。今度は僕の番だ。春生くんの足を割って、ゴムをかぶせた指を近づけていく。・・・・・・ここの穴、だよね。お尻の奥でヒクヒクしている穴の周りに、指を這わせる。「っ、う・・・っ」「春生くん、力・・・抜いてね。無理だったらすぐに言ってくれたらいいから」「ん、はぁ、あ・・・ぁ」う・・・っわ、すごく、狭い。指がぎゅうって締めつ [続きを読む]
  • BUBBLE 18(R18)
  • でも、春生くんは避けなかった。まるで浴びに来たかのように、それを顔で受け止める。荒い息を吐きながら。「っご、ごめん、春生くん」「あ・・・はぁ、んっ」うわああ、口閉じちゃった?ごっくんしちゃった?今、絶対口の中にも入ってたのに。「なんで飲み込んだの?不味いでしょ、気持ち悪いでしょ」「・・・・・・え?」「だって今、僕のが口の中にはいっちゃったよね? あぁ、春生くんの顔にもべっとり」「あ・・・」ええええ [続きを読む]
  • BUBBLE 17(R18)
  • あぁ・・・、本当に気持ちいい。フワフワして、ゾクゾクする。「・・・ご主人さま」「なぁに?」「直に触っても・・・、口でしても、いい、ですか?」「えっ、いや、触るのはともかく、口でなんて・・・汚いよ」「大丈夫、だから・・・」うぅ・・・、そこ擦りながら上目遣いでお願いされたら、してもらいたくなっちゃうって。・・・・・・あぁ、もう。「僕に気使わなくていいから。嫌だったらすぐにやめてね」「・・・・・・ん」頷 [続きを読む]
  • BUBBLE 16(R18)
  • 春生くんの身体、白くて・・・綺麗。でも、ただ綺麗なだけじゃない。たくさんの痕がついていた。おそらく昔に、元ご主人様とやらにつけられた・・・痕。あ・・・、なんか、すごくイライラする。僕ならあんな痕、絶対につけないのに。苦しい思い、させないのに。「・・・あれ?」そんなことを考えているうちに、春生くんがこっちを見てた。ベッドに横たわってくれていない。やっぱり、ベッド・・・嫌なのかな。「春生くん」「・・・ [続きを読む]
  • BUBBLE 15
  • 春生くんの身体を離し、頭を撫でる。戸惑っているのは、春生くんも同じだった。「春生くん、お願いがあるんだ」「・・・・・・」「僕に・・・、ご主人様に奉仕してくれる?」驚いて顔をあげる春生くん。わかるよ。だって僕自身も驚いてるもん。でも、一見酷い行為に見えたあの奉仕が、春生くんの精いっぱいの奉仕だとしたら。だとしたら僕は、甘んじて受けたいと思うんだ。「で、でもね、恥ずかしいんだけど、 男の人とはもちろん [続きを読む]
  • BUBBLE 14
  • 1階に下りると、愛吾がこっちを見る。顔には出さないけど、心配そうだ。「・・・ありがとう、愛吾」「春生、どうなりました?」「落ち着いてくれた。これから少し話そうと思う」「そうか。こっちも復旧しそうです、もう大丈夫」愛吾が画面を見せてくれる。あ・・・本当だ。エラーメッセージは表示されていない。「ありがとう、愛吾」「・・・別に。今日はここ、泊まっていくんで」「うん」愛吾に任せれば、もう大丈夫だ。僕は春生 [続きを読む]
  • BUBBLE 13
  • いない。あっちにも、こっちにも、どこにもいない。「・・・はぁ、はぁ・・・っ」春生くん、どこに行ったの?もう随分と時間が経つのに。「・・・っ」お願いだから、無事でいて!お願い・・・。「あ・・・」携帯電話が震えた。愛吾からの着信だ。「・・・はい」『どうです?新さん』「愛吾・・・っ、だめ、だよ。全然・・・見つからない」脱力して、その場に座ってしまう。ずっと走っていたから、その疲れと、愛吾の声を聞いた安心 [続きを読む]
  • BUBBLE 12
  • 「どうしてそう思うんだ?三澄ちゃん」「だってこの間、助けてくれたもの」・・・助けた?春生くんが、三澄さんを?「ファイルがうまく展開できなくて、困ってたんですよね。 そしたらあの子が近くに来て、何か言いたそうだったから訊いてみたんです。 これわかる?って」「あ、あのときですか? ゲームの本持って三澄さんと一緒にモニター見てた時」「そうそう、田所くんも一緒にいたわよね。 そのゲームの本見ながらいろいろ [続きを読む]
  • BUBBLE 11
  • 「新さん」うわ、頬にぴたっと冷たいものが触れる。振り返ると、愛吾がジュースを持っていた。「どうぞ、新さん」「あ、ありがとう」「少し休んだらどうですか?もう夜ですよ」「う、うん、もうちょっと」「昨日の夕方から全然休んでないでしょう。倒れますよ」「ん、でももうちょっとだから」昨日、不具合が生じて、みんなの力もあって原因は解明したんだけど、復旧作業に時間がかかってる。僕も愛吾も昨日から全然寝てないし、み [続きを読む]
  • BUBBLE 10
  • 動画が終わった後も、しばらく動けなかった。今までは想像でしかなかった春生くんの過去。それが、こんなにも酷く悲しいものだったとは。「新さん」「・・・・・・」「大丈夫ですか?」「・・・・・・大丈夫、じゃないよ」大丈夫なわけがない。前のご主人様が腹立たしくて仕方がない。「でしょうね。俺もこれ見たときすごく腹立ったから」「・・・うん」「でも、それと同時に納得もした。 あぁ、だからあいつ、あんな風なんだって [続きを読む]
  • BUBBLE 9(R18)
  • 見ている僕の気持ちが落ち着く前に、別の動画に切り替わる。そこには、ご主人様の上に乗っている春生くんの姿があった。もちろん、普通の状況じゃない。だって春生くん、苦しそう。『う、くぅ・・・っ、ん、んぁ』『この下手くそ。もっと腰を振って、締めつけろ』『いっ、ご、ごめんなさい、ごめん・・・なさい』謝りながらも、春生くんは言うとおりに動く。命令したのがご主人様だから。彼とセックスしてるのが、ご主人様だから。 [続きを読む]