知財通り さん プロフィール

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知財通りさん: 知財通りの文化亭
ハンドル名知財通り さん
ブログタイトル知財通りの文化亭
ブログURLhttp://joumonjin.blogspot.jp/
サイト紹介文特許、著作権等の知的財産の話、弁理士試験情報、博物館・美術館の利用者数、コーポレートカラー一覧を掲載
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供74回 / 77日(平均6.7回/週) - 参加 2013/09/06 01:28

知財通り さんのブログ記事

  • 著作権法違反国外犯処罰の問題点(備忘) 各論 属人主義の趣旨
  • まずは、属人主義(刑法3条)の趣旨について、ざっと調査 現行刑法制定当時の考え○法学士平沼騏一郎氏所説○帝国外の犯罪に刑法を適用するの範囲 「改正刑法は第一条乃至第4条に於て刑法の土地に関する効力範囲を定めたのであって、原則としては勿論帝国外に於ける犯罪には此刑法を適用しないことに為っている。けれ共第二条第三条第四条に列記した犯罪項目が少なく無いから結局此刑法を帝国外の犯罪に適用する範囲は余程拡張 [続きを読む]
  • 著作権法違反国外犯処罰の問題点(備忘)
  • 著作権法違反国外犯処罰の問題点を思いつくままに列挙してあります。個人的な備忘のためのメモなので、読む価値は低いです。けれども、あまり前例がない分野ですので、なるべく足跡を残しておくつもりでラフもアップします。いつかどなたかの役に立つ日が来ればよいのですが… 問題点 1.なぜ、著作権法違反で国外犯が処罰されるのか?2.現実に著作権法違反の国外犯が処罰されたことはあるのか?3.なぜ、現在も刑法 [続きを読む]
  • 著作権法犯罪の国外犯
  • 国境をまたぐ著作権侵害の厄介さについては「サイト・ブロッキング問題の忘れ物 渉外問題」で少し触れたが、これに関連して、刑事罰で興味深い事項がある。属地主義・属人主義刑法1条1項は「この法律は、日本国内において罪を犯したすべての者に適用する」と規定しており、犯罪地を基準に刑罰が適用される「属地主義」が原則としている。しかし、これにはいくつかの例外があり、その一つに「属人主義」がある。具体的には刑法 [続きを読む]
  • サイト・ブロッキング問題の忘れ物 渉外問題
  • 看過される渉外問題一連のサイト・ブロッキング問題を巡っては、憲法21条2項後段の通信の秘密との関わりで論説されることが多い。しかし、それと同じくらい議論されるべき渉外問題についは、ほとんど話題に上がらない。「漫画村」等の海賊版サイトの実情に精通しているわけではないが、こういったサイトの運営には何らかの形で海外の人・物・事が関わっていると考えられる。例えば、アップロードされるのが海外のサーバーであ [続きを読む]
  • 不愉快なインスタグラムの「著作権」
  • ヘルプセンターの「著作権」インスタグラム(Instagram)のヘルプセンターには、「著作権」のページが用意されています。ヘルプセンターの記事は、日本語とドイツ語のページを見る限り、英語による原文を各種言語に翻訳したものだと考えられます(同サービスの「利用規約」には「本利用規約は英語(米国)で書かれたものです。本規約の翻訳版と英語版に相違がある場合は、英語版が優先されるものとします」という明文があります。 [続きを読む]
  • 夏生まれは足が短い??
  • 出版からずいぶん月日が経っていますが「生まれ月学」(三浦悌二著,東京都立大学出版会,2002年)というちょっと変わった本があります。目次を開くと、「生まれ月と寿命」「初経の年齢と生まれ月」「血液型・生まれ月と性比」等のいかがわしい占いのような内容が並んでいます。しかし、これが、いたって真面目な学術書なのです。なにしろ著者は帝京大学で衛生学の教授として活躍し、退職後、同大学の名誉教授となっている経歴の [続きを読む]
  • 混迷のインターネット著作権史1.1.6 現行著作権法の改正史
  • 5.新たな著作権法より 現行著作権法の改正史現行著作権法の改正の内容を下表にまとた。実質的な改正が5回しか行わなかった旧著作権法と比して、いかに頻繁に改正されているか一目瞭然である。 現行著作権法の改正 昭和53年改正 レコード保護条約加入に伴う改正昭和59年改正 貸与権の創設・侵害罪の罰金額引き上げ等昭和60年改正 プログラム保護のための整備昭和61年改正 データベースの保護、有線送信権への一元化等 [続きを読む]
  • 著作権の本棚(32) 作花文雄著「詳解 著作権法」
  • 作花文雄著「詳解 著作権法〔第5版〕」ぎょうせい 2018年3月オススメ度目的や学習レベルごとにオススメ度を最高評価★?5で示しています(☆は0.5)。「一般」は著作権について大まかに知りたい方、「初学者・学部生」は著作権を基礎からしっかり勉強したい方、「大学院生」は司法試験で知的財産法を選択する方、「実務者」はメインの業務で著作権に携わる方が目安となります。 一般 ★★★初学者・学部生 ★★★☆大学 [続きを読む]
  • 混迷のインターネット著作権史1.1.5 新たな著作権法
  • 4.曲折の全面改正より 新たな著作権法昭和45年に全面改正された著作権法は、条文数を見ると旧著作権法の倍以上となっており、大幅にボリュームアップした。これは、旧著作権法が詳細な規定はあまり置かれず、どちらかとういと曖昧・漠然としているのに対して、新著作権法は細部に入り込んだ周到な法となっているというのが大きな原因となっている。旧著作権法では条約に違反しているおそれが強かったり、条約の規定に対応できて [続きを読む]
  • 混迷のインターネット著作権史1.1.4 曲折の全面改正
  • 3.桃中軒雲右衛門事件・プラーゲ旋風・ミュージックサプライ事件より 曲折の全面改正先に昭和37年(1962年)から著作権法全面改正作業が始められたと書いた。しかし、これは実際に改正に結びついたという意味での改正作業であり、それ以前にも改正に向けての動きは少なからず存在した。戦前においてさえ、著作権法が時代遅れのものになっているという認識は相当に強かったようだ。しかし、大戦を挟んだ不穏な空気の中では、著 [続きを読む]
  • 北村行夫・雪丸真吾編著「Q&A 引用・転載の実務と著作権法」
  • 北村行夫・雪丸真吾編著「Q&A 引用・転載の実務と著作権法〔第4版〕」中央経済社 2016年10月オススメ度目的や学習レベルごとにオススメ度を最高評価★?5で示しています(☆は0.5)。「一般」は著作権について大まかに知りたい方、「初学者・学部生」は著作権を基礎からしっかり勉強したい方、「大学院生」は司法試験で知的財産法を選択する方、「実務者」はメインの業務で著作権に携わる方が目安となります。 一般 ★★ [続きを読む]
  • 著作権の本棚(30) 中山信弘著「著作権法」
  • 中山信弘著「著作権法〔第2版〕」有斐閣 2014年10月 オススメ度目的や学習レベルごとにオススメ度を最高評価★?5で示しています(☆は0.5)。「一般」は著作権について大まかに知りたい方、「初学者・学部生」は著作権を基礎からしっかり勉強したい方、「大学院生」は司法試験で知的財産法を選択する方、「実務者」はメインの業務で著作権に携わる方が目安となります。 一般 ★★★☆初学者・学部生 ★★★★大学院生 ★★ [続きを読む]
  • 混迷のインターネット著作権史1.1.2 水野錬太郎と旧著作権法
  • 1.著作権法事始より 2.水野錬太郎と旧著作権法明治32年の著作権法は、昭和45年(1970年)の全面改正まで七十余年という長寿の法律となった。ベルヌ条約の要求水準に合わせたために先進的な内容となったこともあるが、その制定の中心となった水野錬太郎が著作権思想をよく理解していたため、制定当初からかなり洗練された内容だったという点も忘れてはならない。水野錬太郎は、明治期を代表する官僚・政治家の一人であり、朝 [続きを読む]
  • 混迷のインターネット著作権史1.1.1 著作権法事始
  • Ⅰ.前史 第1章 著作権略史1.著作権法事始日本に初めて著作権法が登場したのは、インターネットが普及する1世紀前、明治32年(1899年)のことである。それまでも版権条例などによって、出版物や写真、楽譜、脚本などには、独占的な権利が与えられていたが、登録が保護の条件であったり、絵画や彫刻といった美術品が対象に含まれていないなど、近代的な法制とは程遠いものではあった。それが、明治32年の著作権法の制定・施 [続きを読む]