STR さん プロフィール

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STRさん: LINER NOTES
ハンドル名STR さん
ブログタイトルLINER NOTES
ブログURLhttp://waraibanashi.com/
サイト紹介文横浜での出来事。横浜で出会った変わった人々。神奈川の楽しみ方。プラス地元福岡の思い出を綴ってます。
自由文日常におきたおかしい出来事やちょっと笑える出来事を、小噺風に書き綴ってます。『ホント?これ』という内容が多いですがすべて実話です。(ひとつだけ作り話があります。)実話ですがかなり脚色してるのも事実です。博多から札幌を経て2016年4月からは横浜編がスタートしました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供37回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2013/09/18 12:17

STR さんのブログ記事

  • 694発目 春の陽気とハウスダストの話。
  • 携帯電話で会話しながら車の運転をすると、どんなことが起こるか分かってるか?事故を起こす確率が上がるだけではなくて、こんな悲劇を巻き起こすんだぞ。 街中をピンクに染めた桜が散り、高台から街に向かって吹いてくる風が心地よい。横浜はすっかり春を迎えた。 仕事柄、車での移動が多いのだが、窓を閉めて走ると暑いが全開だと少し肌寒い。かと言って窓を閉め切ってエアコンを入れるのは、なんだか春に申し訳ない気がする。 [続きを読む]
  • 693発目 我慢に我慢を重ねた話。
  • そうすることで、何かの威厳を保てるか?というと、実のところそうでもなかったりする。何が?やせ我慢だ。 やせ我慢の語源というか由来は、食べるものもなく痩せ細った人がそれでも貧乏であることを我慢し、平然と生きている様子からきた言葉だ。 別に私は貧乏であることを我慢している訳ではない。痛いけど痛いと言わないだけだ。 681発目 家族の愛の話。でお知らせした通り、私の足の裏にはウィルス性のイボがある。妻に触診を [続きを読む]
  • 692発目 インフルエンザで寝込むオッサンに捧げる話。
  • 「好きと言うよりは、嫌いじゃないという程度です。」 という風に本来なら「〇〇と言うよりは〇〇」という使い方をしていた。前の言葉を後ろの言葉に置き換えるときに使用する言葉だ。それがやがて時代の変遷とともに「〇〇ってゆうか」という言葉に変わり、とうとう「てゆうか」と最初に〇〇すらつかなくなった。 もちろん、言葉というものは生き物のように時代とともに成長(もしくは衰退)していくのは世の常で、私はそのことに対 [続きを読む]
  • 691発目 多く見積もる話。
  • 修繕の依頼を受けたので、見積もりをすることになった。費用のすべてを借入で賄うため、見積もりを銀行に提出する必要があるそうだ。 「で、ヤマシタ君。急いで銀行に持ってかなきゃいけないんでさ、概算でいいから見積もりをくれる?」 とはいえ、住宅のリフォームの見積もりってのは、床をはぐってみたら、予想外のものがあったりして工事を阻んだり、4mで足りると思っていた配管が、実際に行ってみると穴があけられない壁があ [続きを読む]
  • 690発目 交点が見つからない相手と過ごす時間の話。
  • テーブルの上に1枚の絵が置かれている。ある人は「花瓶に見える」と言い、またある人は「女性が向かい合っている」と言う。有名なロールシャッハテストで出てくる絵だ。名前をルビンの壺という。 人間の脳にはまだ解明されてない部分が多く、1枚の絵でも視点を変えると別のものに見えるし、いったん花瓶に見えてしまうと、もう花瓶以外に見えないというのも脳の不思議だろう。ちなみに私は花瓶に見える。 違う視点の脳を持った人と [続きを読む]
  • 689発目 あの人との再会の話。
  • 休み明けの月曜日は、首都圏を大寒波が襲い、一瞬にして街中を銀世界に変えるほどの雪が降り続けた。私が勤める会社の上層部も早々に判断を下し、16時にて終業とし全員に帰宅を促した。 私はオフィスの窓から横浜駅西口の道路を見下ろした。札幌にいた時に比べれば大したことのない積雪の量だったが、雪に慣れてない首都圏は4年前の教訓も活かせずに大混乱を招いていた。 4年前、私はまだ札幌に住んでいた。首都圏を襲った大寒波は [続きを読む]
  • 688発目 接吻の話。
  • 愛する相手が自分の射程距離に入ったらどうする? もちろん抱きしめるよな?そしてどうする? きっと相手は目を閉じるぜ。 だから俺はそっと接吻(くちづけ)をするんだ。 愛する人が射程距離に入ったらなんてまどろっこしいことなんて言ってられない!そんなオフェンシヴな野郎どもはきっと自ら相手との距離を詰めて一気に勝負に出るんだ。向こうが来るのなんて待ったりしない。 そんなオフェンシヴな野郎だって幼い頃は「接吻(くち [続きを読む]
  • 687発目 銀座に集まる人の話。
  • 銀座を4丁目から1丁目に向かって歩くつもりだった。京橋で待ち合わせだったから電車を乗り換えるより有楽町から歩いた方が手っ取り早いと思ったのもある。だが本当の理由は夜の銀座の街を見たいという欲求だった。 テレビで観るような華やかな世界がそこにはあるのだろうか?ドキドキしながら歩いてみる。 JRの有楽町駅を降り、銀座4丁目交差点に向かって歩いて行く。交差点の左の角に銀座三越が見えてきた。待ち合わせの時間まで [続きを読む]
  • 686発目 ゼロから諺を作り出す話。
  • さすがに師走というだけあって、自分はもちろんのこと周囲も心なしか慌ただしい。外に出るとやはり駅へ向かう人や駅から出てくる人のそれぞれが慌ただしい。 横浜駅の前の高島屋の前の道路を冷たい風が吹き抜ける。そういえば慌ただしいだけでなく、マスクをしている人が多い。 そういえば、朝礼でも部長がインフルエンザの予防接種を受ける人を募集していたな。飯場にやってくる手配師がその日の日雇い人夫を募集するときと似てい [続きを読む]
  • 685発目 ヤスバスミスの話。
  • 息子の通う小学校では、1週間に一度だけクラブ活動がある。学年やクラスにかかわらず好きなことがやれる至福の1時間だそうだ。息子が所属するクラブは「工作クラブ」らしい。これは例えば諸外国に何食わぬ顔で潜入し、内部から国家の破壊工作を行う人物を育成する類のクラブではない。単純に様々な材料を使っておもちゃやオブジェを作成するクラブのことだ。 聞くところによると、もともと工作クラブは存在してなかったらしい。そ [続きを読む]
  • 684発目 都会の寂寞の話。
  • 私の歩く方向に老人が2人、右往左往していた。 おおかた誰かに道を尋ねようとしているが誰にも声がかけられず、困っている、といったトコだろう。2人は夫婦に見える。老夫婦だ。 こんなシーンを見かけると、都会の人情の無さを痛感する。他人に興味がなく、自分勝手な振る舞いが多いのは都会の特徴ではなかろうか? きっと 「これだけ人が多いんだから、私くらい傍若無人でも目立たないだろ?」 って思ってるのか、もしくは 「 [続きを読む]
  • 683発目 抱きしめたくなる話。
  • 商品名がよくわからなくて、勝手に名付けている道具や物がいくつかある。 例えば、私の実家では、お風呂で体を洗うタオルのことを『ごしごしタオル』と呼んでいた。 正式名称じゃないと気がついたのは小学校の6年生の時だった。修学旅行でクラスの友達と大浴場に入ったときに、友達の一人が 「俺さぁ、洗浄タオルはガリガリした奴じゃないと洗った気がせんのよねぇ。」 と言った。 すると、別の友人が「あ〜、分かるぅ。痛いくらい [続きを読む]
  • 白痴
  • 文学作品と呼ばれるものは宮沢賢治くらいしか読むことはなかった。だが、やはり有名な作家の有名な作品は心に響くものがあるし、興味深い。さらにもっと言えば、女にもてそうだ。 例えば「最近読んだお勧めの本を教えてって?、そうだなぁ。宮沢賢治の生徒諸君に寄せる、なんかいいと思うよ。ボクはあれでコペルニクスに興味を持ったんだ。」とか言う青年がコンパであなたの隣に座ったら、きっとあなたはうっとりした顔でその彼の [続きを読む]
  • 682発目 心を無にした話。
  • この日、私は、ほんの一瞬であるが、意識的に心の中を無の境地に追いやった。 随分と長い間雨に降られていた横浜に青空が広がっていた。それでも初秋の昼にふさわしく、そよぐ風は暖房で火照った頬を冷たく撫でていく。11月までにはあと数日足りてないが、小春日和と呼んでも良いだろう、そんな陽気だった。別にふさぎ込んでいた訳ではないが、心が「ぱああっ」と晴れたような爽快感があり、こんな日はお昼ご飯も奮発しようかしら [続きを読む]
  • 681発目 家族の愛の話。
  • テントの設営が終わったら、熱いコーヒーを入れてゆったりと過ごすのがキャンプでの習慣だ。森の中や山の中、小川や湖のほとりで鳥の声や風の音に耳を澄まし、そのゆったりとした時間の流れに身をゆだねている時は至福と言える。 そして、これもキャンプ場でのルーティンとも言えるのだが、その静寂やゆったりと流れる時間を壊すのが、我が家の子供たちだ。 「お父さん、キャッチボールをしよう。」 「お父さん、お絵描きをしよう [続きを読む]
  • AX〜アックス〜
  • 伊坂幸太郎の新作は必ずハードブックで購入して読むことにしている。誰よりも早く読了して「伊坂の新作、読んだ?」と聞かれても「あったりめえだろ!」って答えたいからだ。 じゃあ、今までに誰かに「伊坂の新作、読んだ?」と聞かれたかと言うと、実は一度もない。 「だったら文庫本になるのを待ちゃあいいじゃねえか」 と口の悪い人は私を卑下するだろう。だがいつか「伊坂の新作、読んだ?」と誰かに聞かれる日が来るのをひた [続きを読む]
  • 680発目 曖昧な記憶の話。
  • 愛用の腕時計は、奥様と二人でラスベガスに旅行に行った時に購入したFOSSILというブランドのものだ。ラスベガスで年末年始を過ごそう、とリッチな気分で行ったのは確か、スマトラ沖の津波があった翌年だから2005年のことだ。 到着して直ぐにホテルにチェックインし、200ドルを握り締めカジノに向かった。当時のレートでも日本にしておよそ24,000円くらいの軍資金だから、バクチ好きの私としてはちょっと物足りないのだが、奥様の監 [続きを読む]
  • 679発目 病気ってことにすれば許されると勘違いした男たちの話。
  • 夏の終わりを名残惜しむように、夜の福間海岸に来ていたのは、二十歳の頃だった。一緒に来ていたあいつは、高校からの同級生で、俺と同じに様に「口から生まれてきた」男だった。 俺たち二人は生まれつきの大病を患っていた。同じ病気と闘っているという点で俺たちはすぐに仲良くなった。 ヤツは俺よりも一年長く浪人して大学に入学してきた。 実家が金持ちだったから2浪して地方の3流私立大学だったにもかかわらず、新車を1台ポ [続きを読む]
  • ルビンの壺が割れた
  • 本屋の店頭に「店員がおすすめする1冊」というコーナーがあり、そこにこの本が積まれていた。いや、祀られてたと言いかえても良いくらい、この作品は恭しく扱われていた。 表紙に字がびっしりと書いてあるから、手に取って読んで見ると、なんとそれは表紙ではなく、表紙と同じサイズの帯だったのだ。 通常の帯だと伝えたいことが書ききれないそうなのだ。 だが書いてあるほとんどが、この本を絶賛した評で 「とにかく一気に読みま [続きを読む]
  • 678発目 彼女には広く見えているであろう話。
  • 時間貸し駐車場のことをコインパーキングって誰が言い出したんだろう?何の疑問も持ってなかったけど、英語としては無茶苦茶な言葉じゃないかと 最近 気になりだした。 気になるからと言って利用しないわけではなく、むしろ積極的に利用しているのは普段の仕事で車を使っての移動が多いからだ。 駅の近くのコインパーキングはどこも満車で、大盛況だなと思う。ようやく見つけた空きスペースに車を停めると、いつもの癖で周囲を見 [続きを読む]
  • 677発目 「T」ではない話。
  • 4人がけのシートの正面に中学生くらいの女の子が二人で座っていた。横浜から湘南新宿ラインに乗った時の事だ。車内はガラガラというわけでもなく、かと言ってギュウギュウに混み合ってるわけでもなかった。私が座る4人がけシートは、その中学生二人と私の3人しか座ってなかった。 二人同士で横並びに座る事が恥ずかしかったのか、それとも会話がしづらいからか、理由は判然としないが一人の女の子が私の隣に移動してきて、結果、女 [続きを読む]
  • 676発目 「だに」をスルーした話。
  • 特にそれを目当てにしていたわけではないが、近くまで行ってみて「ここ知ってる!」ってなったので寄ってみた。 長野県飯田市にある「天竜峡」だ。 小学生の頃、社会の時間で習ったのを思い出した。まさか35年の月日を経て、自分が来ることになろうとは、夢にも思わなかったが、これも何かの縁だろう。 一日に6本の運行を行うライン下りは、JR飯田線の天竜峡駅から徒歩で5分くらいのところにある乗り場から乗れる。 「地元の人は [続きを読む]
  • 675発目 慣れると分かる話。
  • なぜ、私は年に1回の健康診断や人間ドッグに行くたびに、こんな目に遭うのだろう。 昨年は、鼻から胃カメラをブチ込まれて死線をさまよったし(626発目 比較と基準と胃カメラの話。参照)、その前の年は、いい年をして、おしっこを漏らしそうになって死線をさまよったし(489発目 涼しい朝に汗をかく話。参照)。そして今年は? 夏休み明けの月曜日、久々の出社にもかかわらず、随分前から予約していた人間ドッグに朝から行くことに [続きを読む]
  • 674発目 小さな親切、大きなお世話。
  • 何かで困っている人を見ると、手を差し伸べる?それとも、知らん振りをする? おそらく、私達の子供の頃、つまり昭和のガキどもは、先生や大人たちに「困っている人を見たら親切にしてあげなさい」と教育されたはずだ。 それが、近頃では「知らない人とはしゃべっちゃだめ」って教えるもんだから、他人が困ってても手を差し伸べることは却ってトラブルの原因になると考える人が増えたそうだ。 誰が悪い? いや、誰も悪くはないん [続きを読む]
  • 673発目 熱いし、暑い話。
  • 身動きが取れないほどの状態で味わった屈辱って経験あるかい? そもそも、九州の暑さを数十年も経験しているのに加えて、夏休みは外で遊びまくるような子供だったからか、暑さには強い身体になっているんだよ。 全身が汗でびっちょりになってからの、冷たいシャワーなんか、最高だろ? だけどさ、暑い世界にのめりこむってのは、少々危険なんだよ。 それなりの覚悟がないと、痛い目に会うぜって話さ。これはその、いわゆる猛暑日 [続きを読む]