kurazoh さん プロフィール

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kurazohさん: 教育失敗学から教育創造学へ
ハンドル名kurazoh さん
ブログタイトル教育失敗学から教育創造学へ
ブログURLhttp://f-sekiya2005.cocolog-nifty.com/novel_miyagitani/
サイト紹介文使命感をもった教師とは? 子どもの未来のために本当に必要な教育改革とは? 望ましい教師教育とは?
自由文公立学校に子どもを預け,PTA活動に参加した保護者・指導主事としての行政経験をもつ中学校の現役教師の目から,「本物の覚悟」ができる教師のあり方を考えています。本気で「本物の教師教育」のあり方を考えている人,教職について壁にぶつかっている人のうち,自分が「壊れてもよい」覚悟のある人に読んでもらえれば…
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供385回 / 365日(平均7.4回/週) - 参加 2013/09/23 23:40

kurazoh さんのブログ記事

  • 実践発表は何のためにする?
  •  先日,ある大学の教育学部で行われた実践発表に参加するために飛行機で移動して,すぐに飛行機で帰ってくるという2日間を過ごしました。往復数万円がかかりましたが,このお金をどのようなかたちで子どもたちに還元できるか,考えてみました。 が,日本の教育界がなぜダメなのかも,つくづく実感できてしまって,少々つらい思いを抱いています。 実践発表とは,そもそも何のためにあるのでしょう? 私が肌感覚でビリビリと感 [続きを読む]
  • 「道徳があるからやってんだろ」と詰られる子どもたち
  •  行動の規範を教える方法は様々あるが,昔からさまざまな「形から入る教育」があった。 その「形」には,「挨拶の仕方」のように,理想型というか定型を直接的に教え込むタイプのものもあれば, 「茶道」「武道」のように,「応用をきかせるため」に教えるものもある。 ブランド品を着せるだけで,着ている人間は立派になる,と考える人はいないだろうが, 「形」から入る教育には,明らかな失敗事例が多発するため,摩擦も増 [続きを読む]
  • アルマーニを着用する小学生から見える社会とは
  •  島崎藤村,北村透谷,近衛文麿らが卒業した小学校での話題が,ニュースを賑わせている。 「東京の銀座に位置する公立の小学校。一体,どんな子どもが通っているのか・・・」と思われるかもしれないが, 通わせている保護者の中には,至って「普通の方」がいらっしゃることがわかった。 「アルマーニの制服は高すぎる」という苦情?が寄せられているという。 学校側(校長)としては,後は説得を続けるだけだろうが,大きく報 [続きを読む]
  • 時間が足りなくならないアクティブ・ラーニング
  •  子どもが教師に利用され,道具として使われる仕組みのアクティブ・ラーニングは,時間通りに「学び」が終了できるのだという。それはそうだろう。道具は道具に過ぎないし,「終わり」が見える「学び」など,塾でもできるようなものだから,「始まる前から終わっている」ようなものである。  自分たちが子ども時代にしたことがない学習方法を,なんとかして「現役」の子どもに押しつけようとしている大人の必死さを,どう表現し [続きを読む]
  • 入試問題のミスを探す専門家
  •  入試というのは,受験者はもちろんだが,選抜する側にとっても大きな負担となる。 受験者は,できる問題を絶対に落としてはならない。 選抜する側は,絶対に出題ミスを犯してはならない。 最近のニュースではっとさせられたのは,京都大学の出題ミスである。 大阪大学ではたいして驚かなかったと言えば,失礼になるかもしれないが, やはり京都大学のミスにはインパクトがある。 近畿地方のある私立中学校では,受験生でも [続きを読む]
  • 教育の「効率」は何で測定する?
  •  新学習指導要領関係の説明にやって来る講師の評判がよろしくない。 やっと「順番が回ってきた」人たちだから,もう少し練度が高まるのを待つという方針もあろうが, たぶん今のままではダメである。その理由は詰まるところ, 自分の頭で考えて出てきたものではない教育を「語らされている」からである。 ころころと所属の大学を変えているある人は,よく講演に呼ばれているが,内容のほぼすべてが断片的な他人の言葉の羅列に [続きを読む]
  • 「時間を守らない」という文化をつくるのはだれか?
  •  ある高校の体育の授業の開始状況を見ていた。 始業のチャイムでだいたいの生徒がそろっていたが,そもそも「整列する」という習慣がない授業なのだろう・・・・だれがいるのかいないのか,一目ではわからない仕組みであった。 教師は1分ほど遅れてやって来た。 その教師が「時間を守らない」という習慣を獲得したのは,どの場所でだろう? 子ども時代に通った学校がそうだったのかもしれないし, 家庭環境に問題があるのか [続きを読む]
  • 小学校における学級崩壊要因の拡大に備えて
  •  教育改革が「改悪」に過ぎない最もわかりやすい例が,小学校における英語の必修化である。 小学校教員の「ナマの声」も届くようになった。 「せっかく苦手な英語に縁のない仕事につけると思ったのに・・・」 小学生の子どもを持つ身としては,各学校に,「最も英語の指導に自信がない教師」の授業を公開していただきたい。中途半端な力量で自信満々にやっているものの,発音がひどい教師の英語を聞き続けるのは酷である。 そ [続きを読む]
  • 小学校における究極の「働き方改革」
  •  公立小学校は,午後6時までに,次の利用者・従業員のために,場所を空けなければならない,という仕組みにすれば,小学校教員の「長時間労働」は抑制できます。 午後6時から,塾,予備校,英会話教室,そろばん教室,料理教室,音楽教室,ピアノ教室,絵画教室,ダンス教室,体操教室,地域スポーツなどなどの開始です。 塾に通う子どもも,一度,帰宅を義務づけます。だらだらと学校に居続けることは禁止です。 授業料をで [続きを読む]
  • 「深い学び」をイメージできない教員が多い理由
  •  いちいち説明するまでもないことでしょうが,自分がやったことがないことを人に教えることは難しいことです。 音楽や美術,技術・家庭や保健体育で「深い学び」を実現させようとする人たちが落とし穴にはまることを, 指導主事はしっかりと予見し,その防止のために力を尽くさなければなりません。 世の中には,自己陶酔型の「深い学び」が溢れていますが,そんなものは無視して,子どもたちが学ぶ姿の実態から,本当の「深い [続きを読む]
  • 官僚との「飲み会」をセッティングする大学のセンセイ
  •  私の知り合いの官僚は,自ら「飲み会」の場所を確保してくれるような気さくな方であり,とてもではないが公言できない情報がたくさん得られる機会をつくってくれている。 身も蓋もない学校の話をたくさん書いてきたが,さすがに本家本元の情報をここで公開することは不可能である。 省庁は別だが,教育の現場にとても高い関心をもってくれている人に出会うこともある。その方はとても謙虚であり,そのおかけでお互いに非常に濃 [続きを読む]
  • 教員の業務負担を軽減させる方法
  •  教育の仕事の業務量の中には,本来はしなくてよい仕事もたくさん含まれているのですが, それは本来しなくてよい仕事ができるのを防ぐためでもあります。 この意味がわからない人が業務量を減らそうとすると, 教育現場の仕事量は間違いなく増加します。 心配事が増えるのも考えものです。 業務負担を軽減させるには,増やすべき仕事があるのですが, その担い手を育てない限り,教育現場に未来はありません。教育問題・教 [続きを読む]
  • 「何何の仕方」改革が失敗する理由
  •  「働き方改革」は,今後上手に進めることができるでしょうか。 教育の世界では,「〜の仕方」という言葉が出てくるとき,現場ではたいてい成果が出せずに終わっています。 「生きる力」が登場したとき,「学び方を学べる」総合的な学習の時間が始まりましたが,今,どうなっていますか? 今度は,「見方・考え方」を働かせる学習が始まろうとしていますが,小学生が教科ごとにそれらを働かせることは可能だと思いますか?   [続きを読む]
  • どうして「本」に書かないと気がすまないのだろう?
  •  自分の教育理念等を広めるために,「本を書く」ことを選択する人がいますが, 「本」の宣伝を自分のHPやブログでする余裕があったら,どうして HPやブログに内容をそのまま載せないのでしょう? 新書の半分も文字の分量がないような内容を,わざわざ「本」にする意味はどこにあるのか? ・・・それは,本が仕事の「業績」になるからなんですね。 売りものをつくれば,「お仕事」をしたことになる。 世間に広める気があ [続きを読む]
  • 出始めたら止まらない膿
  •  どこがどのように病んでいるかを説明できない組織では,「膿を出し切る」という能動的なことはできず, ただただ繰り返される問題に謝罪等でその都度対応せざるを得なくなる。 また,膿を出しているそばから内部が腐っている場合,「垂れ流し」の状態が続くことになる。 私は学校でそれを経験した。 自分たちに課題があることを認められない組織では,何も解決できない。 論文のインチキがバレるたびに,優秀な研究者が現場 [続きを読む]
  • もしZ省に入省試験があったら・・・
  •  省として「正しい」答弁ができるように,漢字の意味を理解しているかどうかのテストを行います。 次の文章を読んで,あとのア〜エの中から正しい文を1つ選びなさい。 2億円を1億円に値下げできませんか。 1億円以下は無理です。1億500万円でどうでしょう。 ア 1億500万円は,価格であって金額ではない。 イ 1億500万円は,価格でも金額でもない。 ウ 1億500万円は,金額であって価格ではない。 エ 1億500万 [続きを読む]
  • 教員養成の質の向上と優秀な教員志望者の減少の因果関係
  •  行政は,自分たちにとって都合の悪い情報は開示しません。 文科省の「口裏合わせ」や「想定問答集」に見られたように,嘘をつくのが前提で動く組織もあります。 隠されたり嘘をつかれたりするので,データはあてになりません。 政治家が「エビデンス」を連呼するようになったのは,自分が嘘をつきやすくするためと,部下たちがマニュアルに従って嘘をつきやすくするためであるように思います。 ただ,「エビデンス」などなく [続きを読む]
  • 子どもは弱者を襲う
  •  学校で「いじめ」の対象になるのは,子どもだけとは限りません。 法律上では「児童生徒」が対象でも,学校現場ではセンセイに対する「いじめ」が発生しており,そのために病気休職や退職に追い込まれたりしています。 「いじめ」の対象になるのは,多くの場合,弱い子どもです。ごくまれにそれまでグループを仕切ってきたリーダー的な存在の子どもになる場合もありますが。 同じように,センセイを対象にする「いじめ」も,弱 [続きを読む]
  • 消された学校像〜完コピをつくるなら,どこがモデル校に?
  •  時事通信社の「内外教育」とはどんなものか,管理職以外の先生方にはわからないかもしれない。 私も,指導主事時代にしか読んだことがなかったものだった。 たまたま,事務室の机の上にあったので,表紙のコラムを久しぶりに読んでみた。 校種は別だが,私と同じ教科の指導主事の先輩で,文科省にも長くいらした先生の愚痴が書かれていた。 平たく表現すれば,「学習指導要領」の質が変わったことを嘆いておられる。 大学の [続きを読む]
  • 学校は教員のためではなく,子どものためにある
  •  当たり前のことなのですが,学校は子どものためにある場所です。 しかし,占有時間の長さの違いから,学校は子どものためではなく,自分のためにあるものだと勘違いする教員が紛れています。 コンビニを「お客様」のためではなく,「自分」の冷蔵庫がわりに使っている経営者もいるかもしれませんが,「お客様」が来店しない限り,経営は成り立ちません。 病院も同じです。病院は医師のためにあるのではなく,患者のためにある [続きを読む]
  • なぜ新しい学習指導要領が失敗に終わることがわかっているか
  •  新しい情報は,やはり自分の足で稼がないと,なかなか入手できないものです。 今回の指導要領改訂にかかわった人物が表舞台に出てくるようになったようなのですが,そのおかげで,人物の表に出にくい経歴を知る立場の人が現れ,情報を得ることができました。 私の予想が当たっていたようです。 教育の話題というのは,なかなかニュースとして扱う価値がないようで,すでに公開されている情報の中に,さまざまな矛盾があるのに [続きを読む]