kurazoh さん プロフィール

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kurazohさん: 教育失敗学から教育創造学へ
ハンドル名kurazoh さん
ブログタイトル教育失敗学から教育創造学へ
ブログURLhttp://f-sekiya2005.cocolog-nifty.com/novel_miyagitani/
サイト紹介文使命感をもった教師とは? 子どもの未来のために本当に必要な教育改革とは? 望ましい教師教育とは?
自由文公立学校に子どもを預け,PTA活動に参加した保護者・指導主事としての行政経験をもつ中学校の現役教師の目から,「本物の覚悟」ができる教師のあり方を考えています。本気で「本物の教師教育」のあり方を考えている人,教職について壁にぶつかっている人のうち,自分が「壊れてもよい」覚悟のある人に読んでもらえれば…
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供370回 / 365日(平均7.1回/週) - 参加 2013/09/23 23:40

kurazoh さんのブログ記事

  • ペーパーテストだけで「評価」ができる「教科」はない
  •  地方の教員養成系の大学のセンセイが,「教科の評価」はペーパーテストで事足りると書いているので,ここで批判・・・ではなく,否定しておく。 私は観点別学習状況の評価が適正に行われている学校は少数だと認識している。 なぜなら,観点別学習状況の評価ができるような学習指導が行われていない学校が多いからである。 「技能」の評価を「技能」が試される場面なしに行うことはできない。 自動車教習所で,ペーパーテスト [続きを読む]
  • 「勲章」としてのブーイング
  •  大リーグで活躍する大谷選手を襲う敵地でのブーイング。 裏返しにあるのは偉大な実績に対する「敬意」である。 チームメイトの心情には複雑なものがあるだろう。 「敬意」をはらんだ「敵意」と, どこかの大学のように「憎悪」しかない「敵意」とでは 天と地の開きがある。教育問題・教育論 ブログランキングへ [続きを読む]
  • 信頼崩壊後の「経営」手法とは
  •  まだ5月だが,21日に行われた東京私立中学合同相談会は,大盛況だった。 「受験」戦争はすでに始まっているのである。 ということは,完全に社会を敵に回してしまった大学及びその附属の学校は,相当厳しい「人離れ」「減収」を織り込んでおかなければならなくなるだろう。 大きな事件がない時期の報道は,とにかく「集中豪雨」「集中砲火」型になる。 アメフトのニュースがなければ,財務省叩きがもっと苛烈なものになっ [続きを読む]
  • 「かばう相手」は選手ではなかった
  •  政治の世界とスポーツの世界がここまで似ているものだと気づかされることは,決していい気分がするものではない。 上と下に挟まれている立場にある人間は,下をかばうような言動はしない。 選手の会見。「選手がウソをついている」という趣旨のコーチや監督の会見。 どちらかがウソをついていることだけは確かである。 他の大学の様々なチームで,今,何が起こっているだろう。 「危機管理学」の専門家がいなくても,民間に [続きを読む]
  • 教職員組合の悲痛な叫び
  •  某日本の私立大学の,教職員組合が出した声明を読んで,私が私立大学に関わろうとしなかった理由を改めて実感することができた。 私立大学なのだから,人事の在り方など,いくらでも独裁が許されることはあるのだろうと思っていた。 利益が出せなかったり,補助金が削られれば,潰れるのが私立大学である。 正規の教員を絞りに絞り,非常勤を大量に抱えて儲けを出すのが私立大学である。 この大学のナンバー2が,日本中から [続きを読む]
  • 「浮世の憂さのはらし場所」としての教育改革
  •  教育改革に必要なことは,「当たり前のことが当たり前にできるようする」ための地道な努力しかない。 教育行政は,地道な努力に対する途切れのない支援に注力すべきなのに, 中央では「看板のかけ替え」によって,「改革したことにする」だけの繰り返しがあるのみである。 学習指導要領の改訂があるタイミングで,どういう人物が研究発表会等での講演会に呼ばれているかを眺めてみるだけでよくわかる。 なぜその人物が,過去 [続きを読む]
  • 私が信用しない教師のタイプ
  •  新学習指導要領に関する本を読んでいると,こんな文章に出くわすことがある。>新学習指導要領では,講義中心から子どもが主体的に学ぶアクティブ・ラーニング型授業への転換が肝になる。 書き手は,平成元年版,10年版,20年版の学習指導要領を読んだことがない,という人ではないはずであるが,それらのもとでの実践が「講義中心」だったということだ。 こういうことを書く教師は信用できないし,子どももからも信用されてい [続きを読む]
  • 選手は「殺人兵器」だったのか?
  •  「無防備な人間を後ろからタックルしても,相手が死ぬことはない」かもしれないが, もし「殺せ」という指示が出ていたのであれば,「殺人教唆」という重い罪が頭に浮かぶ。 アメフトは,基本的に監督やコーチの指示通りに行動しなければならない野球に似たスポーツで,選手が自らの判断で反則を犯すようなことはないらしい。 野球にたとえると,故意の死球ではなく,サインを見るためにベンチを向いた選手に,投手がボールを [続きを読む]
  • 「勤務条件の改善」圧力が教育委員会から加わってくる
  •  日本の「忖度文化」は,たとえば教育現場の場合,校長や副校長,教頭のように教育委員会とよく顔をつきあわせている人たちなら,いつの間にか体得してしまうものだろう。 情けないことに,私がお世話になっていた自治体で,小学校の管理職が国の学力調査の実施中,児童に答えを教えていたことが問題になった。教育長は,「功を焦っていた」らしい。それを忖度した管理職が,「御法度」に手を染めたわけである。教育界全体の信頼 [続きを読む]
  • 一人だけで「一人も見捨てない」ことの重さ
  •  基本的に「完全な方法はない」=「救えない子どもがいる」ことをあきらめているのに, 「一人も見捨てない」ことを一人の教師に背負わせようとする人間がいる。 自分一人で「一人も見捨てない」つもりでいる傲慢さを,普通の教師はもっていない。 小学校のように「個業」としての「教師業」が成立してしまっているところでは,無理もない傲慢さなのだが,本当は信じていないことをウソのメッセージとして伝える図々しさは,我 [続きを読む]
  • 広告を撤去してほしい大学名
  •  スポーツマンシップのかけらもないプレーを見せた,某大学のアメフト選手。 ネットでは「殺人タックル」などと呼ばれ,犯罪的行為として扱われるレベルだと断罪する声もある。 一方,「上からの指示がなければ,あんなことはしない」という声もある。 この大学,東京ドームなどテレビ放映される野球場などに大々的な宣伝を打っている。 吐き気がして大好きな野球も見る気がなくなってしまうので,ぜひもう広告は自粛してほし [続きを読む]
  • インチキ教育論の自爆ネタ
  •  酔っ払っているときに書く記事の方がまともになってしまったら,もう引退すべき日も目前でしょう。 「教材研究」について述べた内容が,自分の教育法のインチキをバラす結果になってしまっています。 素面なのにそれに気づけない悲しさ。 教育の世界の面白いところは,ときどき「自爆」現象が起こることです。 まともな教師がやっていることをこきおろし,「何でも知っている」みたいな態度に出る人がよく陥るやつです。 最 [続きを読む]
  • 「怒る」と「叱る」の違い
  •  こういう教師は近くにいませんか。 感情を表に出して,生徒を指導している。 生徒を威圧するように,大きな声を出す。 本人が目の前にいないのに,問題行動を非難する。 その場で指導せず,後になってから問題視する。 生徒や教員との間の不信を深める指導をする。 集団や職場全体のムードを沈滞化させる。 こういう「怒れる教師」の対極にあるのが, 「叱れる教師」です。 感情ではなく,愛情を表に出して生徒を指導し [続きを読む]
  • 定員割れの大学の「危機管理学部」教授の手腕が問われる
  •  マスコミでのニュースの扱いは,どうしても「公正中立」には見えにくい。 疑いが晴れるまで,疑われている人は「悪人」として扱われる傾向にあることを,裁判における「被告人」との違いに着目させてその意味を考えさせることがある。 ある雑誌では,国会等で話題になり,「認知度」自体は非常に高い学園の系列大学の「不人気ぶり」が紹介されている。 「危機管理学部」というものがあるようだが,定員の半分以下しか学生が集 [続きを読む]
  • 「すぐ役に立つ」話にしか耳を傾けない人間が教育の場に立つ危険
  •  教師というのは,別にたいした工夫もなく,人間的な魅力もなく,教養も感じられず,内容の乏しい話をしても,相手となる子どもがきちんと耳を傾けてくれるという珍しい職種の人間のことである。しかも,自分ではなく,他人のかかわりやて子ども自身の力によって成長したのに,「自分のおかげで育った」と勘違いしやすい職種でもある。 もちろん,とても工夫した表現法で,魅力的な人間性を前面に出し,すばらしい内容の話を子ど [続きを読む]
  • 63億円でスーパーグローバル大学の創成支援がどれだけできたのか?
  •  和製英語で「グローバル化」を進めようとしている文科省の姿勢を揶揄してきた人は多いだろう。 「創成」というのは,>米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉四「当時世界に於て、海軍の覇王と称するものは、英露両国の此甲鉄艦にあり、即ち米国人の創成にかかるものなり」>薩長土肥(1889)〈小林雄七郎〉四藩政党「維新の大業を創成したり」 〔戴復古‐訪陳与機県尉詩〕 (日本国語大辞典より) などと明治の頃に使われていた [続きを読む]
  • 職住近接の徹底をまずは教育公務員から
  •  つい最近,「通勤時間の無駄」に関する持論を書いたばかりだが,最近呼んだ『地域再生の失敗学』(光文社新書)で,千葉市長の熊谷さんが同じ主張を述べていらしたのが印象に残った。 私自身は,教員になって最初の6年の職場は自宅から自転車で10分以内,次の5年は同じく自転車で15分以内(電車を使うと,駅から15分以上歩くことになる),次の2年は何と徒歩5分以内のところ(転居したので)だった。 この13年間で,もし家 [続きを読む]
  • 「振り子」の外交と学習指導要領
  •  新しい学習指導要領にも,当然のことだが,決して「新しくない」ことがたくさん含まれている。 保健体育科の「銃剣道」のようにびっくりするほど「古い」ものもあれば, 小学校のプログラミング教育のように,ディスプレイから目が離せないようにするという意味での「古い」ものもある。 よく,「ゆとり」と「詰め込み」という対比がなされるが,学校教育の基本は「詰め込み」である。 中学校なら50分たったら,必ず次の授業 [続きを読む]
  • 「朝の会」と「帰りの会」
  •  「朝の会」や「帰りの会」の時間を教育課程上にしっかりと位置付けている学校はどのくらいあるでしょうか。 「朝の会」での話を大切にして,実質的に道徳の時間にしている教員も少なくないでしょう。小学校感覚だと,「担任がそれぞれ好きなことを話せばよい」となるかもしれませんが,私のような中学校教員は少し違います。 中学校教員は小学校教員よりも,「学年」や「学校」を動かす組織の一員としての自覚を強くもっている [続きを読む]
  • 寝た子を起こす教育
  •  「寝た子を起こす」とは,せっかく収拾がついたのに蒸し返したりするなどの余計なことをして,再びもめたり問題を起こしたりすることのたとえである。教育の世界では,性教育などを例に,潜んでいる欲望が刺激されてよからぬ行動を引き起こすことのたとえにも使われてる。 ことわざや慣用句を使い慣れない若い人たちがこの言葉を聞くと,「退屈しない授業」「集中して学べる授業」という意味にとられるかもしれない。 私の場合 [続きを読む]
  • 朝鮮半島の統一
  •  「朝鮮半島情勢」という言葉から連想されるイメージは,北朝鮮の核開発や南北の対立といった負のニュアンスのものが一般的であった。 とうとう,「時刻の統一」が実現する。 今まで主にマスコミ等によってつくられてきた「イメージ」が,「事実の報道」によって塗り替えられようとしている。 日本にとっては,「拉致被害者の救出」が長年の責務であり,外交の手腕が問われるタイミングである。 アメリカがどう出るかによって [続きを読む]
  • 日本語は筆の力が物を言う
  •  新しい社会人には,「コミュニケーション能力」が強く求められている。ということは,現役の社会人から見て,新人たちには「コミュニケーション能力に欠けている」という認識があるということである。 学校現場のせいにされるかもしれないが,「ホウレンソウ」は子どもたちにも常に求めているところである。 クラスであったこと,検討中の行事への取組など,自主的に進めていることのうち,担任やクラス全体で共通認識を持って [続きを読む]