漢方1日1歩 さん プロフィール

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漢方1日1歩さん: 漢方1日1歩
ハンドル名漢方1日1歩 さん
ブログタイトル漢方1日1歩
ブログURLhttps://ameblo.jp/youdoutoudou/
サイト紹介文今日から臨床に役立つ漢方1日1話
自由文先哲がつないでくれた伝統医学「漢方」をより多くの悩める患者さんに役立てるための日々の研鑽備忘録です。傷寒論やその他先哲の書物から臨床に有用な文言を抜き出し応用していくことが目的です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供154回 / 365日(平均3.0回/週) - 参加 2013/10/20 21:30

漢方1日1歩 さんのブログ記事

  • 寺師睦宗が命名者
  • 正中芯は虚証の兆候だが臍より上なら中焦の虚で胃腸障害、臍より下なら下焦の虚で腎虚の兆候と大まかには言える。この正中芯は 大塚敬節が創見し、寺師睦宗が命名 したという。先日寺師先生は95歳の天寿を全うされてお亡くなりになったがその偉業で漢方界に永遠に名を刻むことになった。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 川芎と髪
  • 川芎というとすぐに血虚となるが和田東郭は 髪のもつれをすきとるがごとく、肝気の抑うつしたるところを疎通する と述べている。抑肝散に川芎が入っている意味が生き生きと感じられる。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 実は越婢加朮湯が最大です!
  •  麻黄には①解表②宣肺・止咳平喘③利水消腫の各作用がある。特に利水には麻黄は欠かせない重要生薬である。麻黄の感受性には個人差があり、少量で副作用が出る人もいるがその予測は困難である。麻黄の医療用漢方製剤含有量は麻黄湯(6g)が最も多そうだが、越婢加朮湯(8g)が最も多い。 [続きを読む]
  • 大黄牡丹皮湯が狂わせた人生
  •  馬場辰二は東大医学部銀時計組で将来を嘱望されていた。しかし手術不能で見捨てられた虫垂炎患者に最後の賭けで 大黄牡丹皮湯 を投与させて全治させた。しかし担当教授から「治ったか治らないかが問題ではない。何故治ったかを説明できない薬などまやかしだ」と言ってこっぴどく叱られ、それに反発して東大を辞し町医となった。臨床医としては患者が治ることが一番大切で何故かなどどうでもよい。しかし馬場辰二は大黄牡丹皮湯が [続きを読む]
  • 胃苓湯の効く下痢
  • 簡単に言えばテネスムスを伴わないものが泄瀉であり、伴うものが痢疾である。曲直瀬道三 胃苓湯は泄瀉の総司 と衆方規矩に書いている。しかし曲直瀬道三の治験例では結構痢疾にも効くと言っている。結局臨床は微妙で教科書通りにいかないという事である。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 葛根湯で不眠というけれど・・・
  •  元日本医師会長の武見太郎は疲れた時は 葛根湯 を就寝前に服用することにしていたそうである。葛根湯を飲むとよく眠れて、翌日頭がすっきりして良いとのことであった。葛根湯というとついエフェドリンで不眠と考えてしまいがちだが、西洋医学的常識の反対側にこそ漢方の魅力が詰まっている。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 時に初学者に戻ってみる。
  • ビギナーズラックという言葉がある。漢方にも当てはまると思う。知識や判断手段が増えると物事を複雑に考えて反ってうまくいかないケースがある。不妊症は複雑な因子がからみ合ったその最たるものと言えるかもしれない。複雑な病態に複雑な処方が奏功する事はもちろんあるが、複雑な病態に単純な処方が偉功を発揮することも多々ある。浅田宗伯の『雑病翼方』には清の名医陳年祖の言葉を引いて 「婦人肥えて不妊は四物湯去地黄加香 [続きを読む]
  • 多分漢方医しか治せない!
  • 漢方を一生懸命勉強していると時としてご褒美みたいな症例に出会う。ある患者の友人の母親が認知症になって異常行動をするようになったので一度診て欲しいとのことであった。本人が病院に来られないというので往診して欲しいと言われた。往診して家族に事情を聴くと85歳のその患者さんがアイスクリームのカップに異常に執着し片時も離さないとの事であった。その時奥の扉が開いてその85歳の患者が口元にアイスクリームカップをつけ [続きを読む]
  • 寝ても覚めても傷寒論
  • 大げさなタイトルですが、書いている本人が未だ傷寒論と格闘している最中です。傷寒論と対峙していて感じるのは、一生勉強してもおそらく理解するのは難しいということです。江戸時代末期に傷寒論の解説書が主なものだけで100以上あったという。つまり誰が書こうと決定的な解説書は未だないということである。最終的には傷寒論の原文をもとに臨床を通じて学んでいくしかないと思います。とはいってもいきなり原文を読んで理解で [続きを読む]
  • 蝮咬傷の漢方と治療
  • 当院は田舎にあるクリニックなのでムカデ咬傷や蜂刺傷などによる皮膚炎での受診も多い。今年の夏は特に蜂刺傷が多く50人くらいは診たものと思う。ムカデ咬傷は蜂に比べると少ないがそれでも1シーズンで10〜20人くらいは来院される。数年前にムカデ咬傷に越婢加朮湯が効くとの症例報告をしたことがある。先哲もさすがにムカデはないと思っていたが浅田宗伯の方読便覧に 「蜈蚣(ムカデのこと)を治す。越婢加朮烏湯。」と記 [続きを読む]
  • 今宵ビールは・・・。
  •  東洋医学的には方角それぞれに神がいて東は青竜、西は白虎、南は朱雀、北は玄武が守っている。ちなみに中央は黄竜(麒麟)が守っている。キリンビールのマークでおなじみのあの麒麟である。漢方医である以上店に置いていれば、キリンビールを飲むことにしている。参考サイト 四神 wikipedia  応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 臓毒証の毒とは何か?
  • 一貫堂の臓毒証では防風通聖散が使用される。この臓毒の毒は 風毒・水毒・食毒・梅毒 の4つを指しているとされている。現在では防風通聖散は食毒に頻用されやせ薬のように一部で誤解されている。 漢方薬を飲む前にケーキをやめなさい と言いたくなる人が私の外来では防風通聖散をもらいに来ている。勿論しがない開業医であるのでその言葉は心の中でしか言えない。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 蟹・鹿・マムシ
  • 伯州散という創の治癒起点に有効な薬があり、吉益東洞が頻用した薬でもある。その構成生薬は 津蟹鹿角反鼻(まむし) である。動物由来生薬オンリーで高価だが、効きそうである。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 黄耆の5つの作用
  • 本草綱目に黄耆は 諸虚不足を補う元気を益す脾胃を壮健にする肌熱を去る創の治癒促進 をあげている。とかく盗汗ばかりに目が行きがちであるが黄耆の適応に汗の有無は関係ない。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 書道と漢方
  • 私もいっぱしの漢方医になったつもりだがそれまでに多くの失敗をし患者さんから学んだことは数限りない。和田東郭の言うように 書を学べば紙を費やし、医を学べば人を費やす という事なのだろう。多くの学ばしていただいた患者のためにも少しでも漢方医として多くの患者を救いたいと思う。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 炙甘草湯と熱中症
  • 炙甘草湯はエキス製剤では唯一桂枝去芍薬湯の方意を含むその脈候は促脈という促脈というとなんとなく脈が速いのかなと思うが傷寒論には 脈が速く、そして一旦抜け、また再開する と書いている。炙甘草湯の脈はこの促脈であることもある。特に私は熱中症に炙甘草湯を使うがこの時平素は正常でも脈が飛んでいる人が驚くほど多い事に気付かされる。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 黄連湯と桂枝人参湯
  • 黄連湯は半夏瀉心湯の黄連を増量して黄芩を桂枝に変えたものだがその構成生薬は 桂枝・人参・乾姜・甘草 と含み浅田宗伯は桂枝人参湯の方意を含むと言っている。桂枝人参湯の方意を含むと考えるとまたこの方剤の応用範囲が広がる。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 筋肉の余り
  • 髪は血余、歯は骨余、爪は筋余 と称される。歯の強化には腎を、爪の強化には肝に注目する必要性があることが分かる。一理あると思う。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]