漢方1日1歩 さん プロフィール

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漢方1日1歩さん: 漢方1日1歩
ハンドル名漢方1日1歩 さん
ブログタイトル漢方1日1歩
ブログURLhttps://ameblo.jp/youdoutoudou/
サイト紹介文今日から臨床に役立つ漢方1日1話
自由文先哲がつないでくれた伝統医学「漢方」をより多くの悩める患者さんに役立てるための日々の研鑽備忘録です。傷寒論やその他先哲の書物から臨床に有用な文言を抜き出し応用していくことが目的です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供147回 / 365日(平均2.8回/週) - 参加 2013/10/20 21:30

漢方1日1歩 さんのブログ記事

  • 補中益気湯より効く補剤
  •  炙甘草湯は復脈湯の別名だが器質的な不整脈には効果が薄い。この方剤が最も力を発揮するのは、内藤希哲が言うように補剤としてと思う。ツムラの漢方製剤は炙甘草湯には炙甘草が使用されているが、その他の製剤は生甘草が使用されている。炙甘草の補脾益気の効能かは不明だがツムラ炙甘草湯は多方面に抜群に効く。症例を選べば補中益気湯なんかよりよっぽど効果が高い。  応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • ワインと漢方
  •  一般的には世の中は物は新しいほど良いとされている。しかし古着やワインなど一定時間経過した方が味わいが増す物も少なくない。 二陳湯は半夏・陳皮というある程度時間を置いたものの方が良品とされる二つの生薬を含むことが名前の由来である。 ワインも若い頃はテーブルワインのように単純な味が好きだったしかし今は時間という深みを与えられたワインの味が少しは理解できるようになった。最近二陳湯をよく使っている。二陳湯 [続きを読む]
  • 打診と腹診
  •  江戸時代の腹診でも勿論打診をしている。しかしそれは振水音や圧痛点を探すもので腸管ガスという概念で打診をしたケースは少ない。 腹部鼓音という言葉を初めて記載したのは矢数道明 と言われてている。大建中湯・香蘇散・当帰湯などの腹診に打診は必須の手技である。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • もう一度傷寒論を勉強しませんか?
  • 初学者の頃意気込んで傷寒論を勉強するとたいてい途中で挫折する。私も初学者のころ大塚敬節の『傷寒論解説』を読もうとしたが太陽病中編で挫折し以後3年間本棚に眠っていた。傷寒論を学ぶためにはある程度の臨床素地が必要だと思う。傷寒論を勉強するにあたって大切なことは次の二つ 必ず以後30回以上は通読することを認識して読むこと臨床応用(治療戦略書として)を念頭に読むこと である。その上で私がお勧めする1回傷寒論を学 [続きを読む]
  • ファッションと漢方
  •  ファッションで何より大事なのはTPOである。どんなに素敵でもその場にそぐわなければ失敗である。Tシャツに短パンがどんなに決まっていても結婚式に似つかわしくないように漢方でも 因地・因人・因時制宜 と言って土地により、時により、人により治療法を変えなければならない。TPOがダメな人は漢方治療も下手だと思う。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 柴胡+大黄
  • 大黄と柴胡は中薬学的な効能は全く異なる。柴胡は辛涼解表薬であり、疎肝解鬱も兼ねる。大黄は瀉下薬であり、清熱涼血・活血化瘀を兼ねる。しかし神農本草経の中で大黄と柴胡はその条文に同じ文言を含む。その文言とは 推陳致新  陳(ふる)きを推し、新しきを致す である。この「推陳致新」という文言はほかの生薬には使われておらず、正に柴胡と大黄に特別な薬能と思われる。駆瘀血薬と柴胡または駆瘀血薬と大黄はしばしば併用 [続きを読む]
  • 23・24・25からの脱却
  •  更年期障害というとまず23(当帰芍薬散)24(加味逍遥散)25(桂枝茯苓丸)が浮かぶ、芎帰調血飲は太虎堂(クラシエでも委託販売)というマイナー漢方製薬会社のみから販売されているためか影が薄い。しかしこの芎帰調血飲は大変応用範囲が広い。(月により変動するが)私は23.24.25より芎帰調血飲を多く使用している。応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 彼氏の携帯と漢方
  •  随分前だがテレビ番組で、「彼氏の携帯電話をみると本当に悪い事しか入ってないのか?」という企画があった。実際彼氏の携帯電話を盗み見ると、知らない女性へのメールであったり、グラビアアイドルの水着写真であったり、前の彼女との旅行写真であったり、ある人は借金の返済に関わる事実が判明した事もあった。司会者は一言で 彼氏の携帯電話には幸せは一つも入っていないので、世の中の女性は見ないように! とまとめていた。 [続きを読む]
  • ワインと漢方
  •  江戸時代前期の漢方医永田徳本は謎多き人物である。傷寒論に重きを置きわずか19方剤で万病に対処し、110才以上の長寿を全うしたという。そして103歳の時に山梨県でブドウ栽培の棚掛け法を伝授したと伝えられている。現在おいしいブドウやワインが飲めるのに徳本は一役買っているのかも知れない。応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 漢方とファッション
  • 傷寒論時代の朮は産地の分析から蒼朮であったと言われている。しかし唐時代になると朮はほとんど白朮が用いられている。日本では江戸時代に吉益東洞が「利水は蒼朮が白朮に勝る。」と喝破し蒼朮を多く使用したため、現代まで蒼朮が優勢であった。しかし最近は白朮の健脾作用が見直されている。時代と共に朮が移り変わるのが興味深い。 まさに何年か周期で繰り返すファッション流行にちょっと似ている。応援 お願いします [続きを読む]
  • へそくりと漢方
  •  半夏の塊茎は中央がくぼんで臍(へそ)のようになり、形が栗(くり)に似て見えるとこから別名「へそくり」ともいわれる。農作業の合間に半夏を集めて副収入としたことが「へそくり」の語源という説がある。へそくり程度でなく、国内生薬栽培がビジネスとして成り立つことが漢方界の未来に欠かせないと思う。応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 当帰芍薬散と桂枝茯苓丸の鑑別
  •  桂枝茯苓丸(桂枝 茯苓 芍薬 桃仁 牡丹皮)と当帰芍薬散(当帰 川芎 芍薬 白朮 茯苓 沢瀉)は教科書的には間違いようのない証である。しかし臨床ではどちらか迷う時が決して少なくない。この見極めは名医と言われる先人でもなかなか難しかったようである。 藤平健桂枝茯苓丸と当帰芍薬散で迷ったら、まず当帰芍薬散を投与して証の変化をみる 湯本求真桂枝茯苓丸と当帰芍薬散で迷ったら、まず桂枝茯苓丸を投与して証の変 [続きを読む]
  • 本当の名前は何ですか?
  •  傷寒論の注解書を初めて書いたのは成無己と言われている。しかしこの人物は謎が多く、本名を何と読むのかもわかっていない。つまり 成無己 成無巳 成無已 の三説ある。彼の注解には批判も多いが、公正に判断すれば、「傷寒論初の注解書」という偉業を称賛すべきと思う。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 相撲と漢方
  •  土俵の屋根には4色の房がかかっている。青房・赤房・白房・黒房となり其々の色は陰陽五行説と対応し青は東、赤は南、白は西、黒は北を表している。相撲観戦していて青房下寄り切りであれば東に寄り切ったことになる。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 影の功労者
  •  吉益東洞は山脇東洋の推挙によってスターダムへの階段を登った。しかも山脇東洋より吉益東洞は年長である。山脇東洋の人柄の一端がうかがえる。東洞ばかりにスポットライトが当たるが、山脇東洋なくして東洞が世に出ることはなかった。山脇東洋は蘭学への懸け橋となる永富独嘯庵も世に出している。影の功労者であり、歴史の巡り会わせはいつも気まぐれである。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 一貫堂10大証
  •  山本巌は森道伯が存命ならば一貫堂三大証ではなく 5大証から10大証へと 拡大していったと思うと述懐している。現代の我々も一貫堂三大証は勿論の事これから発展させることも忘れてはならない。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 桂枝茯苓丸パワーアップ
  •  ツムラ桂枝茯苓丸の桃仁と牡丹皮の含有量は3g。ツムラ桂枝茯苓丸加薏苡仁の桃仁と牡丹皮の含有量は4g.。駆瘀血生薬にはある程度の容量依存性があると言われている。ツムラ桂枝茯苓丸加薏苡仁の切れ味が良いのは、薏苡仁の加味以外に駆瘀血生薬の含有量が効果の差になっている可能性がある気がする。 私はほとんど桂枝茯苓丸加薏苡仁を用いている。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 紫なのに金色
  •  黄芩の起源生薬は和名コガネバナである。花は紫なのになぜ黄金(コガネ)と思うが 根が黄金色 らしい。その貴重な黄金部分を使っているのが黄芩である。紫色の花の色が無視されるくらい日本では薬としての根に注目が行っていたのだろう。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 温裏と温経
  •  温裏と温経はオーバーラップする。簡単に言うと お腹を温めるのが温裏体表を温めるのが温経 となる。 温裏薬には乾姜・肉桂・呉茱萸・附子・延胡索・山椒温経薬には当帰・川芎・桂枝・麻黄・細辛・附子 等がある。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 最も売れていない漢方エキス
  •  ツムラ医療用漢方製剤で最も売れている製剤は大建中湯。最も売れていない製剤は升麻葛根湯である。しかし20年前は大建中湯も上位50位にも入らなかったそうである。升麻葛根湯ももしかしたらブレイクする日が来るかもしれない。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]