こ茶子 さん プロフィール

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こ茶子さん: 君を愛するために〜花より男子二次小説
ハンドル名こ茶子 さん
ブログタイトル君を愛するために〜花より男子二次小説
ブログURLhttp://toloveyou.blog.fc2.com/
サイト紹介文花より男子の二次小説です。司×つくしメイン。他、類、あきら、総二郎のCPもあり^^!
自由文2017/08/01 で4周年になります^^
今年も一日8回更新の『こ茶子DAY』をお楽しみくださいm_ _m
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供420回 / 365日(平均8.1回/週) - 参加 2013/10/27 03:04

こ茶子 さんのブログ記事

  • 愛してる、そばにいて0961
  •  「お屋敷にまで送ってくれなくても良かったのに」 「いいじゃん。わりに病院も早く終わって時間あっから、少しでもお前の傍にいたいだけだし」 「……………」 雨霰と降り注がれる司からの愛の言葉。 記憶はなくてもごく常識的な日本人である認識のつくしには、そんな彼のストレートさがなんとも面映ゆい。 …な、なんていうか。どんな顔してればいいのか、わからないというか。 毎度のことながら、こんな広大なお屋敷を持 [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0960
  •  司からの電話は、夕刻からの時間を空けることができたという連絡で、 『病院行くぞ』どうやら、つくしの体調不良を司も気にかけていてくれたらしい。 ほっこりとした優しい温もり。 彼のこうしたところに絆される。 傲慢不遜で他人のことになど興味がなさそうな男だというのに、つくしに対する細やかな気遣いや優しさは、本当に彼が普段口にする彼女のへの気持ち、好きだとか、愛してるという言葉よりもずっと、つくしの胸に [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0959
  •  『よく、妊娠中のノイローゼ…今はマタニティーブルーっていうんだっけ?そういうのもよく聞く話だものね。それで階段で足元を踏み外しちゃったのは、本当に運が悪かったわ』 …ああ、そういう事情なんだ。 そうは思ったが、千恵子によって怒涛のように滔々と語られる内容は、つくしの耳をただ通り過ぎるだけで、なぜか少しも彼女の中に残らないでいる。 まるで寄る辺ない幼児のように、暗闇に取り残されてしまったようなこの [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0958
  •  「あ、あの…その……えっとぉ」  『………………』 「あ、あたし」 牧野、と名乗ったのだから、通話に出たのは牧野家の誰かに間違いないはずだったし、牧野家の家族構成は、父と母、娘のつくしと、弟の4人だと聞いているのだから、電話に出た女はつくしの母・牧野千恵子だろう。 それなのに、 …ど、どうしよ。 第一声をなんと呼びかければ良いのか、まるで思いつかない。 自分から電話をかけたというのに、かけること [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0957
  •  どこかの誰か……男の嘲るような声が耳元で聞こえた気がして、つくしはゾクリと背筋を震わせた。 慌てて周囲を見回すが、もちろん彼女以外の誰も部屋にいるはずもない。 使用人も司かつくしの許可がなければ、彼らが部屋にいる時には誰も無断で入室してきたりはしないのだ。 …あたしの何かが、階段から落ちた事故で壊れちゃったのかな。 そう思うことはひどく辛かった。 …あたしってどんな子だったの? 17才。 牧野つ [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0956
  •  「……連絡なんてできるはずがねぇ」 椿と同じく、タマにもまた、彼から話せることなどないのだから。 姉を信頼していないんじゃない。 ―――あの忠実な老女を信用していないわけではなかった。 彼らはたしかに何があっても司の味方だろう。 しかし、人には十人十色の正義があって、椿やタマのそれが、必ずしも司のそれと一致しないように、愛にもさまざまなカタチがあるのだ。 彼女たちの信じる‘愛’が、司が選び押し進 [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0955
  •  「いくら親子だって、なんでもかんでも話せるつーもんでもないし」 「え?」 「特にウチ場合は…つーか、ウチは特にそうだな。親子の関係なんて希薄なもんだし、干渉してくるだけ、赤の他人より厄介なんじゃねぇの?」 「……………」 言葉のとおり、投げやりな司の声音はどこまでも淡々としていて、自分の親との関係を語るにしては冷めて、寒々としている。 「そうじゃなくても、姉貴の場合、もうよそんちに嫁いでるからな [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0954
  •  「裸でいいじゃん」という司に目を白黒させながら、それでもどうしてもパジャマが着たいと頼んだつくしに、結局司が折れて、ロング丈のチュールレス・ネグリジェを着せてくれた。 …これもけっこう恥ずかしいかな。 自分では選ばないチョイスだが、司もやはり年頃の男だからか、わりにこういったヒラヒラとして、薄い生地のものをつくしに着せたがる。 ーーー司とのセックスは、激しくはあったけれど、乱暴ではなかったと思う [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0953
  •  胸や腹を滑るほっこりと温かな感触と、ついでその感触が消えたことで感じるスーッとした寒さでつくしは覚醒した。 「ん………」 再び体の一部…今度は下肢の間、それも敏感な部分に同じ感触を感じて、ぼんやりと薄目を開けた視界に、生真面目な顔をした見慣れた美貌の少年の顔を見つけて、怪訝に眉根を寄せ呻く。 「んんん?」 「……起きたのか?」 声をかけられ、ハッと我に返って、司の手に握られた大判のタオルを呆然と [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0951
  •  「家庭教師の授業増やしてくれるの?」 「ああ」 「ホントにホント!?もっと勉強してもいいの?」  「…だから、ホントだって。さっきもそれ言おうとしてたんだし」 執拗に何度も尋ねる彼女に呆れたような顔で司が返事を返し、半信半疑だったつくしの顔が徐々に緩み出す。 「ありがとう、司!ありがとう!!」 「うおっ」 よほど嬉しかったのか、珍しくも派手なアクションでつくしがいきなり司の体に飛びつくようにして [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0950
  •  「……ダメだな」 「どうして!?」 「お前が俺の女房だから」 「っ」 忘れていたわけじゃない。 だが。 「で、でもっ」 「俺は当分こっちを離れらんねぇ。……日本に戻るのはいつのことになるかもわかんねぇし、もしかしたら数年、もっとすれば数十年のスパンで日本の地を踏むことさえねぇかもしれねぇな」 「……数、十年」。 「当然、俺の女房であるお前だけ日本に行かせるなんてできるわけねぇだろ?」 「それはっ [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0949
  •  「……え?」  「俺はマズイもんは美味いとは言えねぇし」 キョトンとしたつくしの頭を撫で、また一掬いして、今度は箸の下あたりに手を沿え、つくしの口元へと運んでくれる。 目をグルリと回してチラリと司を窺えば、顎をしゃくって口を開けろと促されてしまう。 …え。あーんってこと? 司は気が長い方じゃない。 「早く口開けろって」 危うく無理やり口の中にねじ込まれそうになって、慌てて大きく口を開けて、……パ [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0948
  •  「あ…うん」 ポンポンと脇を叩かれ、隣に座るように指示を受ける。 けれど、少しだけ逡巡し先に部屋済にあるハンガーポールに司の上着をかけ、司を振り返る。 「えっと、何か飲み物飲まない?」 「あ……ああ。じゃ、ビールある?」 「ビール?」 「うん」 珍しい注文に、つくしが首を傾げる。 アメリカでは州によって事情※がことあるが、それでも概ね21才以上にならないと飲酒ができないが、つくしが首を傾げたのはそ [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0947
  •  ―――タマさんも心配していたわよ。 そう言葉を残して、椿は帰宅していった。 彼女も未だ婚家がゴタついていて、本来なら呑気に実家に里帰りしている場合ではないのだ。 元々夫の舅夫婦とはあまりしっくりとはきていなかったようだが、最近結婚した夫の妹の妊娠がそうしたことに拍車をかけ、椿の立場を微妙なものにしていた。 …姉ちゃんとこも結婚して結構たつが、いまだにガキができねぇしな。それにしてもタマか。 椿が [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0946
  •  息巻くでもなく自身の母親を嘲る司の顔を、まるで不思議なものを見たかのように椿がマジマジと凝視する。 「なんだよ?」 「いや、相変わらず親に対してのさんざんな物言いだけど、なんかやっぱりあんたかなり変わったわよね?」 「俺が?」 「大人になった…そう言ってもいいのかわからないけど、少なくても以前みたいにむやみやたらにお母様たちに反発して、逆らって、バカなことしでかすだけのボンクラじゃなくなってきた [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0945
  •  「…そうですか?」 「ええ。なんか私に言うとイジられるとでも思ったのか、しばらく着信拒否したり避けられたりしてたことがあってね。私もたいがいブラコンっていうか、いい年した弟にべったりしすぎてる自覚もあったし……自分の方がちょっといざこざしててね、あの子に注意を払う余裕がなかったせいもあるんだけど、少しもあなたのことを聞いてなかったから」 「そう、だったんですか」 そうではないかとは思っていた。  [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0944
  •  「慣れない国を一人で出歩くのは不安かもしれないけど、つくしちゃんにはSPがついてるでしょ?」 「……あ」 困って視線を彷徨わせたつくしに、椿が首を傾げる。 「あら、もしかして外出とか好きじゃない?つくしちゃんはわりにインドアな方なのかしら?」 ***** 「え?メイドさんたち…日本語が話せるんですか?」 「ええ、そうよ。もちろん全員ってわけじゃないけど、ほら、私たちも子供の頃は日本で育ってるじゃない [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0943
  •  つくしに向ける蕩けるように甘い顔とはうって変わって、にこやかではあるが、いかにも富裕の貴婦人らしい冷然とした顔をした椿が、傍らに立つダークスーツの店長に向け指示出しをする。 「今彼女が着ているワンピースをベースにいくつかバリエーションを変えたものを何着かオーダーお願い」 「畏まりました」 「ええ―――ッ!?」 揉み手の店長のにこやかな相槌をかき消す勢いのつくしの声に、椿が彼女を振り替えてにっこり [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0942
  •  …いなくなっちゃったとしても、気が付いてもらえなかったりして。まあ、さすがにそれはなか。 少なくても、司と…彼女の後ろに常に付き従っているSPたちだけは気がつき、彼女がたとえこの屋敷を抜け出したとしても、抜け出したままでいさせてはくれないだろう。 いつかのように。 …でも、こんなんでどこか、‘若奥様’なの? この屋敷を実質的に取り仕切る執事長や家政婦長のにこやかな…だが、少しも温かみを感じない冷 [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0941
  •  卑屈なつもりはなかったが、しかしそれが世間一般の認識というもので、つくしだとて客観的にものを考える頭くらいはあるつもりだった。 「はぁ〜、やめやめ」 ついつい独り言を呟いてしまっている。 司がいなければ、ほとんど丸一日、なにも話さないことすらある。 いや、むしろそういた日の方が多い。 現在、つくしには常に二人の女性SPがつけられている。 元々伯父の屋敷にいる時から派遣されていた道明寺本家に仕える [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0940
  •  渡米して4ヶ月余り、つくしがここ道明寺本家の屋敷に司とともに越してきてなんだかんだと一ヶ月の月日が経っていた。 広い中庭を窓から眺め、つくしは大きく嘆息する。 現在、司は道明寺財閥の次期総帥として、道明寺ホールディングスのビジネスを学び仕事に携わる傍ら、9月のコロンビア大学入学に向けて家庭教師による猛勉強に追われ、つくしともロクに顔を合わせることのできない日が続いていた。 屋敷にはほぼ毎日帰って [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0939
  •  「ふわぁ、凄い。ここが司の家」  いまさらだろうに、車から降りたつくしがポカンと屋敷の外壁を見回して、ついで今車で通ってきたばかりの広大な敷地に設置された噴水やさまざまな造形に作りこまれた植栽を見回していた。 その小さな手を握って、司は出迎えの使用人たちが花道を作る中央を堂々と歩く。 傍らのつくしの手が緊張にわずかに震えているのが、指先から伝わってきた。 …心配すんな。 絶対に守ってやる。 どん [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0938
  •  通された診察室は、前回と同じ、どこかのオフィスのようで、観葉植物が置かれ明るく美しかったが、それでもつくしのイメージする病院の診察室とはだいぶ違った。 もっとも、日本でも産婦人科を受診した憶えがないのだから、日本でも似たようなものなのかもしれなかったし、やはりアメリカという国柄の違いはあるのかもしれない。 ‘Was ist denn los!?(※なんだって?!)’ つくしにはわからない言葉で、司がいきなり怒声 [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0937
  •  診察の後の待ち時間、通された特別室のソファに深く腰掛け、つくしは触れるともなく手持ち無沙汰に先ほどハメ代えられたばかりの結婚指輪を弄んでいた。 それを何とはなしに見守る。 「……あのね」 「ああ?」 「さっき……えっと、パーティでのことだけど」 「……………」 パーティでのこと、と言われても、それだけの材料では彼女が何を聞いているのか、司にもとっさには思いつかない。 「えっと、ほら、なんか怒って [続きを読む]