こ茶子 さん プロフィール

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こ茶子さん: 君を愛するために〜花より男子二次小説
ハンドル名こ茶子 さん
ブログタイトル君を愛するために〜花より男子二次小説
ブログURLhttp://toloveyou.blog.fc2.com/
サイト紹介文花より男子の二次小説です。司×つくしメイン。他、類、あきら、総二郎のCPもあり^^!
自由文2017/08/01 で4周年になります^^
今年も一日8回更新の『こ茶子DAY』をお楽しみくださいm_ _m
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供204回 / 365日(平均3.9回/週) - 参加 2013/10/27 03:04

こ茶子 さんのブログ記事

  • 愛してる、そばにいて0742
  •  「なに、さっきからキョロキョロされてるんですか?」 優雅な仕草でフォークを使い、ゆっくりとサラダを咀嚼していた桜子が、怪訝に尋ねてくる。 「えっ!?」 「……なんですか。今日はお会いした時からずいぶん挙動不審ですけど、もしかして、花沢さんが後からいらっしゃる予定とか、そういう感じなんですか?」 「は?類?」 それこそ思いもよらぬことだった。 「いや、まさか。今日も朝からイヤイヤ出勤していったし、 [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0741
  •  「どうせ午後まで寝倒すつもりだって思ってたんだもの」 「そのつもりだったけど、肝心のつくしがベッドを空けちゃったから、隣が寒くて目が覚めた」 「ちょっ!」 …な、なんてこと言うのよっ。 人目を憚らないとんでも発言に、つくしがギョッと周囲を見回す。  「ぷっ、休日の公園なんて、みんな自分のツレや家族のことで手一杯で、他人のことなんてそう気にしてる人はいないし、誰も俺たちの会話なんて聞いてないよ」  [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0740
  •  …可愛い。 よりによって、自分の子供よりも小さな子供に、可愛い呼ばわりされてしまった。 しかも、びっくり箱とか。 …どういう意味よ。 まさか年端もいかない子供に、そんな形容をされようとは思いもよらず、顔を引き攣らせる。 「………なにげにあんたって、けっこう生意気な子よね」 ついポロリと本音が出てしまったつくしを、キョトンと見上げた杏樹が、すぐにぷっと噴き出し、ペロッと舌を出してクスクス笑い出す。 [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0739
  •  いくらいつも一人でホケホケ歩いているにしても、普通だったらあまりされない質問だ。 そうは言っても平日のみならず、陽気のいい休日の午前の時間帯から、犬の散歩やジョギングでもないのに一人孤独に散歩している人間など、そうそう見かけるものでもないのだが。 …もしかして、私って、なにげに凄い寂しい女だとか思われてた? プチショック。 「あ…ごめん。日本人って、あんまりプライベートなことは、質問しちゃダメな [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0738
  •  むしろ害悪だ。 自分がつくしと関わることは。 しかし、戒がつくしに……母親に逢いたいという気持ちを妨げることなど、もはや誰にもできるはずもない。 だが、 「母親?」 「ああ、そうだ」 「ふっ」 戒が鼻で嗤う。 その顔はそれこそ、司に……かつてのつくしと出逢う前の司に、これ以上なくよく似ていた。 「何を言ってるんだか」 チラリと横目で司を振り返った戒の顔は、すでに冷めていて、先ほどまでの激情の名残 [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0737
  •  戒の体を床に沈め、馬乗りに体重を乗せるようにして司が片腕で戒の首を締め上げ、今度こそ完全に羽交い締めに押さえ込む。 …勝負あったな。 戒もとっさに受身を取ったようで、大したダメージはなさそうだが、どちらにせよ、先ほど吹っ飛ばされた衝撃でフラついていたくらいだ。 これ以上、抵抗しようもないだろう。 とりあえず致命的な怪我を戒に負わせずにすんで、司も内心でホッと胸を撫で下ろした。 それでも、戒の手の [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0736
  •  …勝てるわけがない。 そんなことは最初からわかっていた。 しかし、沸騰した頭は焼け爛れたような痛みと熱を全身に伝え、戒には怒りを収める方法が他に思い当たらなかったのだ。 いつも結局は、父の威厳と威圧に萎縮し、反抗しきれず、その鬱憤を堪えることしかできないでいたというのに、自暴自棄にも似た凶暴な何かが湧き上がり、気が付けば無謀な行動に突き進んでいた。 そして、今、情けなくもこうして無様に地に這い蹲 [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0735
  •  司の物言いは非難というよりは、むしろ感心すらしているようだ。 一方、何も答えない戒の顔は、緊張とわずかな動揺に顔を青ざめていた。 しかし、その表情には少しの後悔も見えない。 そもそも汚い闘い方も何も、これだけ身長やウェイト差がある相手に勝とうと思ったら、まともなやり方で勝てるはずがない。 ましてや、司は戒同様、子供の頃より数々の格闘技を叩き込まれている。 また、若き日には喧嘩に明け暮れ、並みの同 [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0734
  •  司がようやくアメリカに帰国できたのは、戒が発見されて2日後のこと。 その後もどうしても外せないアポイントやら重要な会議の為に、サンフランスシコ、シアトルと立ち寄らざるを得ず、結局、ニューヨークに戻ることができたのは、さらに1週間も過ぎて後―――実に戒が家で騒ぎを起こして10日以上経ってからのことだった。 ジーナに会い、SPたちの監視の下、彼女との会談を終えた後の戒は、素直にSPたちに付き従いマンハ [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0733
  •  何度も何度も頭を下げ、去ってゆく仲睦まじい一家の後ろ姿を見送って、つくしと類は家路についた。 とはいえ、春祭りのあった公園は二人が住むマンションの目と鼻の先だ。 …杏樹くん、結局来なかったのかな? あるいは違う時間帯に訪れたのか、予想外の人手の多さに、つくしたちが出くわさなかっただけのことかもしれない。 「ふふふ、ミホちゃん、すごいブンブン手を振ってくれてたね」 シャツのボタンを外して襟元を寛げ [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0732
  •  「どこら辺で、パパやママと最後にいたか憶えてる?」 泣きじゃくる幼女をなんとか宥め、小さな手の片方を引いていたつくしがあれこれ話しかけ、彼女から少しでも情報を得ようと先ほどから努力していた。 「ミホちゃんね、あそこの木のところでりんごあめ食べてたの」 「うんうん?」 「お兄ちゃんとパパがヨーヨー釣りに行っちゃったから、ママとリョウヘーと待ってたのにぃ、〜〜〜ぅぅっ」 「あ!ミホちゃん、ほらっ、ヨ [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0731
  •  杏樹が言っていたとおり、週半ばの雨で桜の花はすでに散り去り葉桜となっていて、祭りと桜見物の一挙両得というわけにはいかなかったが、とくに目玉らしい目玉もないわりにはなかなかに盛況だ。 今年はわりに桜の期間が短かったことから、例年の花見客のうち花見に乗り遅れた人々の、毎年恒例の歓楽を楽しみきれなかったことへの鬱憤晴らしもあったのかもしれない。 「へぇ、けっこう賑やかだね」 「もしかして、類は、こうい [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0730
  •  「ん〜、カルナヴァルというか、ちょっとした春祭りかな。あんまり日本では、キリスト教的宗教色のあるお祭りはやらないのよね」 「へぇ」 …この子って、やっぱり日本人じゃないのかな? あるいは、日本ではなく、どこか外国で育った帰国子女なのかもしれない。 初対面の時には純粋な日本人には思えなかった杏樹の透明感のある美貌も、何度か顔を合わせてみれば、たしかに人並み外れて美しい少年ではあったが、どちらかとい [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0729
  •  SPたちが佇んでいる反対側の木の陰から、ジュリオが遠慮がちに歩み寄ってくる気配にも、戒は俯いたまま項垂れ、振り返ることなくただ立ち尽くしていた。 ジーナは去っていった。 身体的にはともかく、追い縋る彼の心さえも一顧だにすることなく……。 「戒………」 「…………」 …もう、ここには用がない。 おそらくもうこれ以上の自由を父は許してくれまい。 たとえ抗ったところで、これまで一部始終をただ見守るだけ [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0728
  •  「あんたは、まだ11才…もう誕生日だっけ、それでもまだ12才じゃない」 ーーーぜんぜん大人じゃない。 そう言いたいのだろう、彼女は。 「それにあたしもまだ、17才」 ジーナの声は震えていた。 小さく震える彼女の目元は涙で滲んでいた。 俯いたまま、彼女の顔さえ見ようとしない戒には、彼女の表情など知りようもなかったことだけれど。 …ジーナの笑顔が見たい。 かつての戒の願い。 いや、今もそう願っている。 彼 [続きを読む]
  • 詐欺画面について…続報
  • こ茶子です。こんにちは。いつも応援ありがとうございます。昨日アップした記事について。たくさんの情報提供ありがとうございました。有益な情報がたくさんあり、読者さんからの情報提供だけではなく、他サイト様や詳しい方からも情報をいただきました。また、たくさんのお気遣いの言葉や、エールをいただきました。重ねてお礼申し上げます。幸い我が家の詳しい人間も、仕事の合間の気分転換か相談に乗ってくれまして、皆さんから [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0727
  •  元々、ジーナの方から道明寺財閥の最高権力者である司に繋ぎをつけられるはずがなかった。 戒もバカじゃない。 放任されていたにせよ、またどれだけジーナに溺れていたにせよ、自身の交友関係と父親の権力をごっちゃにして、道明寺家の権威や名誉に傷をつけるような真似をするような愚か者ではなかった。 結局、ジーナさえも信用してないかった、ということなのかもしれない。 そんなことを客観的な部分で自覚する。 これま [続きを読む]
  • 詐欺画面表示について
  • こ茶子です。こんにちは。毎日の更新はしていますが、ご挨拶としてはお久しぶりです。いつもコメント、拍手、ランキングポチリ、とたくさんの応援ありがとうございますm_ _mコメントをくださる皆さんには、ずいぶん長らくお返事申し上げず申し訳ありません。現在の執筆状況や、今後の予定などをご報告している別ブログ【こ茶子の日常的呟き】の方もずいぶんのご無沙汰しておりますが、またいずれ更新を再開するつもりですので、も [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0726
  •  「…戒」 子犬を連れたジーナが、通りのベンチに腰掛けている戒の姿を目にし、立ち止まって呆然と呟く。 …なんて言おうか考えてなかった。 今更ながらの感慨。 けれど、自然に浮かんだ笑みは、それでも彼の正直な感情の発露で、常のようにはそこにはなんの意図もなかった。 ただ彼女に逢えたことが嬉しかったーーーそれだけ。 「犬…、飼ったの?」 「え?」 立ち尽くして、ただ彼の顔をジッと見つめているジーナの傍ら [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0725
  •  人ごみの中で、戒が彼らに気がついたのは、バスを降りてわりとすぐのことだった。 あらかじめ検索しておいた24時間営業のダイナー※で夜を明かし、辿りついたフィラデルフィア。 寝不足の頭が頭痛を訴え、仮眠をするのに選んだチープなスチール椅子に長時間座っていた体がギシギシと痛い。 …こんなことなら、教会に泊まるんだったか。 とはいえ、教会の神父や牧師が、どう見てもハイティーンにすら見えないだろう未成年の [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0724
  •  『潮時かもしれませんね』 かつてあきらに頼まれた意図とは真逆に、桜子に後ろ向きな決断へと向かわせてしまった。 つくしには、やりきれない思いがある。 …ごめん、美作さん。 家と家という複雑な背景を抱えてはいるものの、結局恋愛は、あくまでも男と女、当事者二人だけの問題で、他人にしてやれることなどほとんどないのものなのだろう。 それこそ人のことより自分のこと。 あるかもわからない類の本心など探ることを [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0723
  •  言わないつもりだった。 それはあきらが桜子に言うべき告白であって、本来ならばつくしが言うべき言葉ではなかったからだ。 けれど言わずにはいられなかった。 「買いかぶりですよ」 「桜子!」 「別に卑屈になって、謙遜してるわけではありません。……ああ、すっかりお茶が切れてしまいましたね。そろそろいい時間ですし、着替えて帰りましょうか」 すでに話に飽いたのか、時計を見た桜子が話をはぐらかそうとするのをつ [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0722
  •  「桜子」 「私が…私のこの顔や体が、整形で手に入れたものだということを、先輩もご存知でしたよね?」 「え?あ…ああ。うん」 あれはもうかれこれ7年近く前のことだったか。 桜子と出会ったばかりの頃、彼女の友人だという女性に偶然出くわした。 しかし、その友人だという女性は中々の人物で、当の桜子が席を立った隙に、さも楽しげに桜子の秘密―――彼女の容姿が、整形で手に入れたものだとつくしへと語ったのだ。  [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0721
  •  「ま、先輩はご自分と花沢さんのことだけを考えて、どっぷり今の幸せを強固にする方向だけを考えられた方がいいですよ。昔の女なんて、どちらにとっても気にしていいことなんて一つもありませんから」 「……………」 桜子の言いたいことはつくしも十分にわかっていた。 だからこそ、静に会ったことを類にはまだ言えていないのだし、……類の父から言われたことも話せていないのだ。 …秘密にしてるつもりじゃないんだけど。 [続きを読む]
  • 愛してる、そばにいて0720
  •  静のプライバシーや花沢家の事情もあり、いくら友人とはいえ、全部が全部、桜子に話すというわけにはいかなかったけれど、ここ数日の鬱屈を彼女に話し、つくしもだいぶ気持ちが晴れていた。 …やっぱり気にしていないようで、気になってたのかな。 極楽極楽…と、なぜかまたも受けることになってしまった、桜子プロジュースのエステサロンの新作エステの施術を終え、桜子と二人、バスローブ姿で豪奢なスウィートルームもかくや [続きを読む]