青梗菜 さん プロフィール

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青梗菜さん: qinggengcai
ハンドル名青梗菜 さん
ブログタイトルqinggengcai
ブログURLhttp://qinggengcai.blog2.fc2.com/
サイト紹介文馬鹿の世界の点景になりたい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供249回 / 365日(平均4.8回/週) - 参加 2013/11/15 14:22

青梗菜 さんのブログ記事

  • 無何有の郷、藐孤射の山 1/x
  • 原文、心乎之無何有乃郷尓置而有者藐狐射能山乎見末久知香谿務訓読、心をし無何有(むかう)の郷に置きてあらば藐孤射(はこや)の山を見まく近けむ仮名、こころをしむかうのさとにおきてあらばはこやのやまをみまくちかけむ―― 作者未詳、万葉集、巻十六心を無為自然の世界に置いていれば、遥か遠くの、神人の住む異界を、間近に見るのだろう。「無何有の郷」と「藐孤射の山」を、『荘子』から引いてきて、「藐」と「知香」で遠 [続きを読む]
  • 夢に胡蝶と為る 6/6
  • 不知、周之夢為蝴蝶與、蝴蝶之夢為周與。周の夢に胡蝶となっても、胡蝶の夢に周となっても、夢を見ていたことが分かったなら、誰が夢を見ていたのかは、目覚めたときに、もう分かっている。不知は、もっと不知で、この不知は、目覚めたときに、うろたえるほどの不知だ。栩栩然蝴蝶也。それは、蝶が蝶の身体を、意識もしないで、自在に操る感覚。不知周也。蝶になった周は、蝶だから、人の身体がどのようなものかも知らない。目覚め [続きを読む]
  • 夢に胡蝶と為る 5/6
  • 栩栩然蝴蝶也、そう書くより、ほかはないけれど。栩栩然とか、蝴蝶也とか、そう思った途端に、もはや、蝶ではなく周である。自分が蝶だと思ったら、それは人が想う蝶になる。蝶は自分を、蝶であるとも思わない。愉しみも、志も知らない、知るも、知らないもない。夢の中で、自分が何になったのかが、自分で分かっているのなら、自分は何にもなれていないのではないか。人は、人が想う蝶にならなければ、蝶になったことが分からない [続きを読む]
  • 夢に胡蝶と為る 4/x
  • 夢の中で蝶になって飛んでいた。ゴミみたいに小さな話だ。こんなゴミみたいな話なら、ゴミみたいな僕にでも扱える。ゴミには、ゴミしか扱えない。神の視点、とか、宇宙の法則、とかを語る人からは、取るに足りないダサい話だ。くだらない喩え話に拘泥せずに、早く大局に行きたくなるだろう。でも、「夢為胡蝶」は、そのまんま、小さな話にしておかないと、僕の手に余ってしまう。分らないことは考えられないから、僕は、分ることを [続きを読む]
  • 夢に胡蝶と為る 3/x
  • みんなに共通の価値観って、何があるのだろう。例えば、人との関わりが大切だとして、みんなが、当たりまえに、それに承認を与えているゆえに、人は、替えが効くのかもしれない。誰もが、同じように、人との関わりが大切、と言うのなら、同じような言葉を選んで、同じような話を繰り返すのなら、大切なはずの人との関わりも、代替可能に成り下がってくる。誰かの言葉の繰り返しなら、その誰かは、誰でもいいし、繰り返す誰かも、誰 [続きを読む]
  • 夢に胡蝶と為る 2/x
  • 関心を寄せることに、または、時間を投資することに対して、正当化するための十分な価値を持たないことを、僕たちは、無為、と呼ぶ。独りになると、僕は無為になる。まるで役立たず、まったく使えない。多数に認められるような言葉を選んで、一日のほとんどすべてを過ごしてきたのに、独りの時間になったら、僕は、少数にも認められない言葉を選んでいる。世の中的には、有為ではない、無為な言葉で、誰も幸せにしないし、少しも有 [続きを読む]
  • 夢に胡蝶と為る 1/x
  • 夢為胡蝶 ―― 夢に胡蝶(こちょう)と為(な)る昔者、荘周夢為蝴蝶。栩栩然蝴蝶也。 自喩適志與。不知周也。俄而覺、則蘧蘧然周也。 不知、周之夢為蝴蝶與、蝴蝶之夢為周與。周與蝴蝶、則必有分矣。 此之謂物化。昔者(むかし)、荘周(そうしゅう)夢に胡蝶(こちょう)と為(な)る。栩栩然(くくぜん)として胡蝶なり。自(みずか)ら喩(たの)しみて志(こころざし)に適(かな)へるかな。周たるを知らざるなり。俄(にわ [続きを読む]
  • 何時もの夏がすぐそこにある証
  • 誰からも承認されるような言葉を選んで、一日のほとんどすべてを過ごしてきたから、せめて、ブログくらいは、認められない言葉を表したくなる。せっかくの独りの時間なのに、承認されやすいことを書いてどうする?それとも、承認されにくいことのほかに、承認してもらいたいことがあるとでも?承認されやすいことで承認を得て、それで誰かと分かり合えるとでも?それで喜び合えるとでも?        君の喜ぶものは ありあま [続きを読む]
  • 世界はただ妬むばっかり
  • 盗んだものなどくだらないし、くだらないものしか盗めない。盗まれるようなものなど、くだらないものだったし、くだらないものなら、盗まれたって構わない。簡単に盗まれるようなものなら、表現する意味なんてなかったし、だから、盗まれた、なんて、騒がなくてもいい。自分の言葉ではなかっただけのこと。簡単に盗まれるような言葉なら、世界の、社会の、他人の言葉で、もとより僕の言葉ではないもの。        もしも 彼 [続きを読む]
  • 世界はまだ不幸だってさ
  • この世界には、もう、お手上げで、絶望を受け容れているけれど、自分のことなら、あきらめているわけではない。この世界には、もう、期待もしないけれど、自分には、期待を棄てない。世界には、社会には、他人には、僕を傷つける力がないから。間違っていてもいい。僕は、僕のその構えを、ニヒリズム、と呼んでみる。        もしも 君が彼らの言葉に嘆いたとして    それは つまらないことだよ    なみだ流すまで [続きを読む]
  • 「腐れ神」の寓意 (´;ω;`)
  • 「あなたのこころがきれいだからなんでもきれいに見えるんだなあ」「心がきれいな人は、外見もきれい」どちらも、きれいなフレーズだ。どんなにきれいなフレーズでも、僕が触れば、汚れてしまう。なんでも、たちどころに腐らせる。「千と千尋」の、「腐れ神」のように、世の中には、抜けない刺(とげ)が、いくつも刺さっている。    「カオナシ」がいくらでもいるように、顔だけ、なんてのもいくらでもいる。どちらも、きれい [続きを読む]
  • 照合してみる (´;ω;`)
  • 「あなたのこころがきれいだからなんでもきれいに見えるんだなあ」―― みつをこのフレーズは、「心がきれいな人は、外見もきれい」というフレーズを無化させる。心がきれいな人から見れば、なんでもきれいに見えるから、心も外見も、汚いということはない。「心がきれいな人は、外見もきれい」そんなのは当然であり、それ以外には帰結しない。心が汚い人なんていない。もしも、そう思えないようなら、その理由は、自らの心の汚れ [続きを読む]
  • ぶさいくのきれいな心は、迷惑 (´;ω;`)
  • 「あなたのこころがきれいだからなんでもきれいに見えるんだなあ」これは違う。「心がきれいな人は、外見もきれい」これも違う。その逆の、「外見がきれいな人は、心もきれい」これが正しい。ぶさいくは、持ってしまった親切心を、表に出せば、迷惑がられる。きれいな心は、抑えたほうがいい。         [続きを読む]
  • 差別を支える因果関係 (´;ω;`)
  • 「心がきれいな人は、外見もきれい」、これを因果関係にすると、ぶさいくは、性格の現れになる。ハンセン病は業病、AIDSはゲイの病気、糖尿病は贅沢病だった。うつになるのは心が弱い人。いじめられる側にも原因がある。頭が悪い人たちの原因と結果は、あらゆる差別を支え続ける。 [続きを読む]
  • 特定によって、無化されるもの (´;ω;`)
  • 「心がきれいな人は、外見もきれい」、このフレーズを、「心がきれいな彼女は、外見もきれい」という、特定の誰かのことがらにして、僕は、落ち着きを得る。「心がきれいな人は、外見もきれい」、このフレーズの、要素を無化させるから。心のきれいさと、外見のきれいさとの、因果関係から離れるから。「心がきれいな彼女は、外見もきれい」、ここにも、2つの属性があるが、それらは、因果関係を要せず、すでに、それぞれに成り立 [続きを読む]
  • いろいろ代入してみる (´;ω;`)
  • 心がきれいな人は、外見もきれい。人、ってのがぼやけているから、いろいろ代入してみる。心がきれいな連帯保証人は、外見もきれい。心がきれいな郵便配達人は、外見もきれい。心がきれいな会計監査人は、外見もきれい。心がきれいな近江商人は、外見もきれい。心がきれいな在外邦人は、外見もきれい。心がきれいな大道芸人は、外見もきれい。心がきれいな被告人は、外見もきれい。心がきれいな通行人は、外見もきれい。心がきれい [続きを読む]
  • 理由は、後から (´;ω;`)
  • 心がきれいな人は、外見もきれい。嘘くさいフレーズだ。まずは、無根拠に、違う、と言ってやる。この根拠のなさが、僕を作っている。正しいとか、間違っているとか、そんなのでは埋まらない。合理とか、不合理とか、そんなのでは届かない。理由は、きっと、後から、書き加えられる。出来の悪い、言い訳のように。 [続きを読む]
  • 心と、身体と、美しさ (´;ω;`)
  • 心がきれいな人は、外見もきれい。このフレーズが成り立つためには、まず、2つの要素に気づく。心と身体が、別のものであること、心にも身体にも、美しさ、があること。大多数の賢明な人にとっては、当たりまえなことで、問題にもならないことなのに、稀に、ここで足を取られて、立ち止まる人がいる。健全な精神は健全な、とか、両輪が揃ってこそ、とか、外見に滲(にじ)み出る、とか、説教くさい話はどうでもいい。そんなものに [続きを読む]
  • ぶさいくは、心もぶさいく (´;ω;`)
  • 心がきれいな人は、外見もきれい。気に入らないけれど、なんとなく正しいと思わせる命題。こんな言説は、優しい見かけを作っているのに、実は、きついことを言う。逆にいえば、外見がきれいな人は、心もきれい。結局は、見た目がすべてか。対偶は、ぶさいくは、心もぶさいく。世界は、すでに終わっている。この世には、神も仏もいないのか。        その理由は 人それぞれ    耐え抜くためには仰け反れ    この街 [続きを読む]
  • 心と、外見の、二元論 (´;ω;`)
  • 心がきれいならば、外見もきれい。どこかで聞いたような、よくあるフレーズ。意味は読み取れるし、構文としても合っていると思う。しかし、意地汚い心性とは別に、何かが気になる。心と身体を、当然のように二元化して、また、当然のように一元化させる。それを無理なく可能にさせるのは、心も身体も包む「きれい」という形容。形容詞や形容動詞は、魔法の呪文。デカルトの松果体(しょうかたい)は、魔法使いの、杖のひと振り。  [続きを読む]
  • 心がきれいな人は、外見もきれい (´;ω;`)
  • 心がきれいならば、外見もきれい。たぶん、言いたいことは、逆と対偶。逆は、外見がきれいならば、心もきれい。裏は、心がきれいでなければ、外見もきれいではない。対偶は、外見がきれいでなければ、心もきれいではない。どこまでも勝ち組でありたいと、心のきれいさまでも獲得しようとする心は、なんて意地汚いのだろう。 [続きを読む]
  • 僕は心が汚いから (´;ω;`)
  • あなたのこころがきれいだからなんでもきれいに見えるんだなあ―― みつを僕は心が汚いから、きれいなものまで、汚く見える。「かちかち山」の愉快な噺は、言い訳をしながら、婆さんを食ったとしか思えない。「笠地蔵」の爺さんの善行は、7人の旅人に対する、強盗殺人の贖罪に思えてしまう。なんでも汚れて見えるんだ。     [続きを読む]
  • 色即是空 (*´ω`) 4/4
  • 穴を掘っている場合ではない。莫近国王大臣、如浄(にょじょう)は、たいしたことは、言っていない。別れの挨拶みたいなもの。よくあるフレーズを、使い回しているだけ。定型句、テンプレート。如浄の台詞には、本質がない。空気を揺らせただけ。悟った者どうしの会話なら、それくらいの了解はあるだろう。本質は空(あ)いている。本質は穴っぽこ。正しいとか、間違っているとか、そんなのでは埋まらない。僕たちには、空いた穴に [続きを読む]
  • 色即是空 (*´ω`) 3/4
  • 「空」は、トイレ掃除も、パチンコも、恋愛も、エッチも除外しない。        一切だから、不寛容も、        潔癖症も除外しない。身の周りが「空」で、どこに行っても、そこは僕の身の周りになる。        そこが、城邑聚落でも、        あるいは、深山幽谷でも。静かに座っていなくてもいい。そんなのは、落ち着きのない僕の、日常ではないもの。        だから、床板を剥がしてもいい [続きを読む]