よもつひらさか さん プロフィール

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よもつひらさかさん: 黄泉比良坂  〜あの世とこの世を繋ぐ道〜
ハンドル名よもつひらさか さん
ブログタイトル黄泉比良坂  〜あの世とこの世を繋ぐ道〜
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/yomo2_hirasaka/
サイト紹介文ホラー短編・グロ・怖い話・ライトノベル
自由文ほとんどが5分程度あれば、すぐに読める短編ばかりです。待ち時間などに、気軽に読んでください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供42回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2013/11/19 09:06

よもつひらさか さんのブログ記事

  • だーれだ?
  • 待ち合わせの場所でスマホを片手に彼を待つ。突然、後ろから「だーれだ?」と目隠しをされ彼だと思い、彼の名を告げる。「ブッブー、ざーんねん。」私は、そこで初めて得体のしれない存在からのだーれだに凍り付く。でも、もしかしたら、同級生かもしれない。でも、彼以外の... [続きを読む]
  • 観察日記
  • あの家に入って遊んではいけません。春休み目前の終業式で、先生たちは、私たちにきつく言い渡してきた。以前から小学生が空き家に入って遊んでいると、近所の人が通報してきたのだ。あの頃の私たちは、せっかくの秘密基地をそんなことで奪われることが理不尽でならなかった... [続きを読む]
  • 夜の卵 スリコム③
  • 俺は初めて人を殺めた。もっとも、理沙もどきが人かどうかと問われれば、それに答えはなかった。ただ、そこには、俺のエゴのために殺された死体が横たわっているだけだった。呆然としていた。混乱した俺は、とりあえず死体を押入れに押し込んだ。ところが、何日たっても、そ... [続きを読む]
  • クロカミサマ①はじまり
  • 私は、室上祐樹が大嫌いだ。ああ、それなのに、私は、なぜあいつのおかげでこんな目に遭っているのだろう。「うちらの王子に近づこうなんて、十万年早いんだよ、このデブ!」私は、そう罵声を浴びせられながら、トイレのドアに突き飛ばされた。その拍子に私のポケットから自... [続きを読む]
  • 缶コーヒーと遠回りの夜
  • 「ああ、嘘でしょう?」私は、駅の電光掲示板に目をやり、ひとり呟いた。雪の為、終日運休。バスターミナルに長い行列が出来ていた時点で嫌な予感はしていた。あの行列に並んで、果たしていつになったらバスに乗れるだろう。たかが3駅だ。私は、意を決して歩き始めた。歩いて... [続きを読む]
  • 桃源郷
  • 自分を見つめる旅に出かけたのは、春も終わりを告げ、蒸し暑い夜だった。あの頃の私は、傷つき、疲れ果てていた。恋人との別れ。住処も追われ、途方にくれていたのだ。確かに、あの地に留まっていれば、食うには困らない。しかし、仲間との生存競争、度重なる嫌がらせ、そし... [続きを読む]
  • ゴミ当番
  • 「それじゃあ、3ヶ月間、お願いしますね。」 そう言って玄関口で手渡されたプラスチックのネームプレートには、市営団地第五班 ゴミ当番と印字されてあった。気が重いが、自治会の規則なので仕方ない。「はい、ご苦労様です。」康子は、心とは裏腹に満面の笑顔でそれを受け... [続きを読む]
  • 夜の卵 「スリコム」②
  • お大事に?確かに彼女はそう言った。そして、彼女の笑顔は、赤い月に異様に映えていた。おかしな子だ。寂れた神社でひとり、卵をひとつ売りつけてきた女の子が去って、俺はぼんやりと、手の中の白い卵を見つめた。「帰ろう。」俺は、自分の愚かさに呆れながらも、卵はしっか... [続きを読む]
  • 夜の卵ースリコム①
  •  今日も俺は、放課後の校庭を走る君を、遠くから見つめていた。 一目惚れだった。夕暮れ、一人で無心に走る君を見たあの日から、俺の目はいつも君を探している。白く吐く息が、一定のリズムを刻み、俺の心を揺らしている。俺とは、真逆の君。 人というものは無い物ねだり... [続きを読む]
  • ご無沙汰しております
  • 最近、更新が遅々として進まず、申し訳ありません。寒さに負けて怠けております。というか、まったくお話が浮かびませんお話がかけないうえに、また私事で申し訳ありませんが、ご報告があります。このたび、Taskey様http://taskey.me/?lang=jpよりお声かけいただき、同... [続きを読む]
  • 告白
  • 「祐樹、あがったぞ。お前も一風呂浴びてこいよ。」「ああ、早かったな。俺に遠慮せずに、大浴場、行ってくればよかったのに。」「別に。遠慮とかじゃねえし。どうせ、一人で大浴場行っても、温泉なんてジジイばっかりだよ。」直哉と祐樹は、とある温泉旅館に来ている。卒業... [続きを読む]
  • 私事ですが
  • 二度目の収録です。今回はエブリスタ様編集ですが、竹書房様よりの出版です。本の題名は、「ためしに怪談きいたら、やっぱり幽霊いるし怖すぎた。」です。ちょっと長いです。https://www.amazon.co.jp/dp/B076LKYM87/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1その中の「... [続きを読む]
  • しりとり怪談
  • あきらめないいつまで待とう裏切りに耐え笑顔の裏の顔覆い隠そうか神様は罪深ききっと気づく繰り返す日付喧嘩したあの子殺された朝さりげない話知らない世界の様子少しの幸せ世界は今こそそれを待っていたたくさんの犠牲を放ち血で血を洗う終末月は隠れて手には銃をと時には... [続きを読む]
  • 恐妻家
  • 「やあ、ひさしぶり。元気だったか?」「部長、お久しぶりです。僕は元気ですよ。」「そうか?お前、ちょっと痩せたんじゃないか?」「そんなことはないですよ。たぶん、今日着ている服の所為じゃないですかね?」「そうか、気のせいだな俺なんて、もうそんなスリムな服なん... [続きを読む]
  • いまわのきわ
  •  おはようございます。お父様。今日は良い天気ですよ。少し窓を開けて空気を入れ替えましょうね。 あら、庭の金木犀がもう香る時期になったのねえ。お父様にも届いているかしら。お父様に、窓からあの見事な咲きっぷりの金木犀の花をご覧いただけないのが本当に残念ですわ... [続きを読む]
  • きさらぎ行きの電車に乗って
  • 「ユウタ、起きてるか?」「ほーい、まだ起きてるぞ」「いやあ、今日は参ったよ」「なんだよ」「例の俺が金づるにしてたオバサンいるじゃん?」「ああ、あの30代後半の若作りの?」「うん、アイツさ、今日俺に結婚申し込んできたw」「マジ?wウケるんだけどwww」「なん... [続きを読む]
  • 私たち結婚しました
  •  残暑の西日射す夕暮れ、恵子は一人、黙々と文机に向かって、一枚一枚丁寧に葉書にメッセージを書き連ねていた。流れるような、その筆遣いは、しなやかに払い、そして力強く留まりして、まるで紙の上を泳ぐ金魚のようである。「ただいま。何を書いているんだい?」 小さな... [続きを読む]
  • 夜の卵【サマヨウ】
  • どのあたりから、記憶が無いんだろう。気がつけば、俺は、小さな路地裏を歩いていた。この町に越して来て1年になる。会社での俺の居場所は無くなっていて、言えばこれは左遷というやつである。この小さな田舎町に左遷になった時には、それなりに自尊心が傷ついたし、無能のレ... [続きを読む]
  • 夜の卵【カイシメル】
  • 涼子は思い悩んでいた。この春より、涼子は、小学校教員となり、新任にもかかわらず、1クラスの担任となった。ずっと夢見てきた教師という職業は、なかなか一筋縄には上手く行かなかった、クラスは、やんちゃ盛りの子供達ばかりで、なかなか涼子の言うことを聞いてくれない。... [続きを読む]
  • 誰?
  • 私が小学生の頃の話です。私達は、当時、2LDKのアパートで、両親と私と弟の四人で暮していました。父は自営で塗装の仕事をしており、自営とはいえ、決して暮らしは裕福ではなく、父と母は、よく喧嘩をしていました。金銭面でも女性面でも、父はだらしない人だったので、母... [続きを読む]
  • タクシー怪談
  • 午前零時。タクシーは、コールタールを流したような、ねっとりとした闇をひた走る。ふと、歩道に目をやると、霊園の前で手を上げる髪の長い、白いワンピースを着た女が立っていた。タクシーは静かに、その女のわきに車を停め、ドアを開ける。「どちらまで?」乗り込んで来た... [続きを読む]
  • ミラレテル2
  • 「お待たせ、優香。久しぶり。元気だった?」「うん、まあね。」「優香に連絡がついた時は嬉しかったよ。だって、優香電話番号変えてるんだもの。」「ごめんごめん。つい忙しくて、言いそびれてて。」「それにしても、暑いね〜。ちょっとあの喫茶店にでも入らない?」「うん... [続きを読む]
  • ミラレテル
  • 「お待たせ。優香。久しぶりぃ、元気だった?」「まあね、恵理子も相変わらず、元気そうでよかった。」「優香から連絡が来た時は、本当に嬉しかったよ。だって、優香、電話番号変えて、ぜんぜん連絡取れなかったから。」「ごめんごめん。つい忙しくて言いそびれちゃって。」... [続きを読む]
  • なりすまし
  • 「今日は、彼ピッピと前から見たかった映画を見てきた?チョー面白かったよ。」ミズキは自分のSNSのアカウントを開いて呆然としていた。 こんな書き込み、したことない。だいいち、今日は映画をすっぽかされて家に居たのだ。ご丁寧にも、映画のパンフレットの画像がアッ... [続きを読む]