マーキュリー2世 さん プロフィール

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マーキュリー2世さん: 心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究
ハンドル名マーキュリー2世 さん
ブログタイトル心と脳の探求-心理学、神経科学の面白い研究
ブログURLhttp://neuropsychology.seesaa.net/
サイト紹介文心理学、神経科学(脳科学)などに関する面白い研究情報を掲載するブログです。
自由文「癌になりにくい統合失調症、ダウン症候群、アルツハイマー病、パーキンソン病、多発性硬化症、ハンチントン舞踏病」や「誕生日に死亡するリスクは通常より高い」など面白い研究に関する記事ばかりですよ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供60回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2013/11/21 15:06

マーキュリー2世 さんのブログ記事

  • 初産年齢は母親だけでなく、父親からも遺伝する
  • 女性の初産年齢は母親からだけでなく、父親からも遺伝するという研究があります。母親による遺伝効果だけだと、初めて赤ちゃんを産む年齢の遺伝率は13%と推定されますが、父親からの間接的遺伝効果を考慮すると、総遺伝率は25%に上昇します。なお、夫=父親とは限りませんが、本論文では初産の父親を夫としています。Evans, S. R., Waldvogel, D., Vasiljevic, N., & Postma, E.(2018). Heritable spouse effects .. [続きを読む]
  • 顔が大学の成績を予測する
  • 顔が大学の成績を予測する、という研究があります。もっと細かいことを書くと、顔の横幅と高さの比率が高いほど経済学商学部の学生で数学が少ない科目の成績が高いという結果が得られました。数学を使う科目では顔で成績の予測ができませんでした。Kausel, E. E., Ventura, S.,“Pacha”Vargas, M., Díaz, D., & Vicencio, F.(2018). Does facial structure predict academic performa.. [続きを読む]
  • 怒りは反すうを弱める
  • 情動制御には認知的制御が必要な方法があります。しかし、認知的制御は前頭前野からのトップダウン制御が必要で、ストレス状況では困難になるとされます。つまり、情動制御が必要なストレス状況でこそ、認知的制御が難しくなるというパラドックスがあるのです。この限界を克服する方法として、「情動による情動制御」が提案されています。情動による情動制御方略は中国哲学(中哲)や中国医学(東洋医学・中国伝統医学)に基づくもので [続きを読む]
  • たとえ不快な情動でもそれを感じたいのならハッピー
  • 伝統的な主観的ウェルビーイング研究によれば、経験する情動が快なほど幸せだとされます。一方、アリストテレスによると、経験したい情動が強いほど幸せだとされます。いったいどっちが正しいのでしょうか?それとも(文脈によっては)両方とも正しいといえるのでしょうか?今回はこの問題に取り組んだ研究をご紹介します。Tamir, M., Schwartz, S. H., Oishi, S., & Kim, M. Y. (2017). The secret to happiness: Feeli.. [続きを読む]
  • 心理学の博士論文、どこへ行く?
  • 博士論文の内容が査読付きジャーナルに掲載されることがあります。今回は心理学分野において、どれだけの博士論文が査読付きジャーナルに掲載されたか、掲載されるまでにどれだけの時間がかかったか?その被引用数は?掲載ジャーナルのインパクトは?を下位分野ごとに調べた調査を取り上げます。Evans, S. C., Amaro, C. M., Herbert, R., Blossom, J. B., & Roberts, M. C. (2018). "Are you gonna publis.. [続きを読む]
  • 共感は感情が先か?認知が先か?
  • 共感には感情的側面と認知的側面がありますが、いったいどちらが先なのでしょうか?この疑問
    に挑んだ研究を取り上げます。Israelashvili, J., & Karniol, R. (2018). Testing alternative models of dispositional empa
    thy: The Affect-to-Cognition (ACM) versus the Cognition-to-Affect (CAM) model. Personality & I.. [続きを読む]
  • 相貌失認チェックリスト&病識を持った年齢は?
  • 相貌失認の人やその重要他者、相貌失認の子供を育てる親に対する質問紙調査、面接調査で、「こういう言動等があったら相貌失認の可能性を疑うべきだ」というチェックリストを作成した研究があります。このチェックリストは専門家でなくても使え、支援機関や医療機関にかかる前に確認しておくといいでしょう(チェックリストは本記事の最後に掲載しています)。合わせて、何かがおかしいぞと気づき始めた年齢についても調査しています [続きを読む]
  • 悲しみでストレス下でも攻撃行動の抑制ができるようになる
  • ストレス下では情動制御は上手くいかないものです。これはストレスで情動制御に必要な認知制御が難しくなることが一因だと考えられます。まさに、情動制御が要求されるストレス下でこそ、トップダウン式の情動制御ができなくなるわけです。そこで、認知制御に頼らない「情動による情動制御」ができるという研究を以前、私の別のブログ『緘黙ブログー不安の心理学、脳科学的知見からー』の記事「恐怖は怒り感情の低下を抑えるが、攻 [続きを読む]
  • 2D:4Dが低い男性は峰不二子体型の女性と交際していることが多い
  • 2D:4Dというものがあります。2D:4Dとは、人差し指の長さと薬指の長さの比率のことです。日本語では示指環指比です。digit ratioとも呼ばれます。finger ratioといえば、普通は2D:4Dを意味します。通常、男性は薬指よりも人差し指の方が短く、2D:4Dが低くなります。これは、胎児期に暴露されるテストステロン量が多いと、薬指が長くなることによるとされます。ただし、2D:4Dは胎児期のテストステロン暴露量だけでなく、テストステロ [続きを読む]
  • 浮気をしたことがあるかどうかは声を聞けば分かる
  • 他者が1〜10まで数を数えている時の声を聞くだけで、その人が浮気をしたことがあるかどうか分かる、という研究があります。特に声のピッチが低い人は浮気したことがありそうだと思われやすいようです。ただ、男性が評定者の場合、女性の声のピッチが低いと、その女性の浮気性が高いかどうか判断するのが難しくなります。Hughes, S. M., & Harrison, M. A. (2017). Your Cheatin’Voice Will Tell on You: Detection of.. [続きを読む]
  • ラーメンの想起は実験協力意図を低下させる
  • プリンを想起するよりもラーメンを想起する方が空腹感が高まりやすい、プリンの想起では実験
    協力意図が低下するとはいえないが、ラーメンを想起すると実験協力意図が低下する、という研
    究があります。Okamura, Y. (2017). Mere Recollection of Food Reduces Altruistic Behavior. Polish Psychological Bulletin, 48(2
    ), 250-254. DOI:10.1515/ppb-2017-0028.. [続きを読む]
  • 見つめられると笑顔になる
  • 他者から見つめられると、たとえ自分がその人に視線を向けていなくても、笑顔を作る頬骨筋の活動が高まる、という研究があります。Hietanen, J. K., Helminen, T. M., Kiilavuori, H., Kylliäinen, A., Lehtonen, H., & Peltola, M. J. (2018). Your attention makes me smile: Direct gaze elicits affiliative facial expr.. [続きを読む]
  • Q&Aサイトでのネガティブな告白は罪悪感から解放されるため
  • Q&Aサイトでのネガティブな事柄に関する自己開示は罪悪感から解放されるためだという研究があります。ただし、このことを直接立証したのではなく、あくまでも間接的なエビデンスが得られたというレベルの話です。具体的には、罪悪感を弱める回答がベストアンサーに選ばれたり、他のユーザーから罪悪感を低下させるような回答を受けると、罪滅ぼしとなる向社会的行動(他者の質問への回答)が低下するという結果が得られました。後者 [続きを読む]