rainshot さん プロフィール

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rainshotさん: rainshot's factory
ハンドル名rainshot さん
ブログタイトルrainshot's factory
ブログURLhttp://kumorinochiiyuki.blog59.fc2.com/
サイト紹介文①「この空はつながっているから」 ②縁絶師(エダチシ)の2つのお話を書いていきます
自由文ファンタジーの世界でも、生きている人たちはリアルです。
その真剣さとかキャラを
 楽しくスピーディーにいく予定の「この空」と、
 シリアスでミステリアスにいく予定の「エダチシ」
の2つに分けて書いていきます。
 よろしくお願いします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供19回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2013/12/01 01:23

rainshot さんのブログ記事

  • 空で結ばれた騎士 弐章 5
  • 5クラウの叫びが届かないくらい離れた道を、雨に濡れないようフード付きコートを着たソラスが歩いていた。先には、傘を差したまま立っている女性が一人。ソラスは、これに気づいたが、挨拶もなく通り過ぎようとした。しかし「どこへ行くの?」やはり女性は声をかけてきた。 [続きを読む]
  • 空で結ばれた騎士 弐章 3
  • 3その後、よくわからない手続きが済んだと言う事で、家に帰された。確保というよりは保護だと言われていたのに釈放された、ということは、危機が去ったということなのか、それとも、危機の正体がわかったということなのか。危機を、兄に結論づけてしまったのか。いずれにせよ「何かの間違いだ」言葉にしなければ、自分の軸を保っていられない。 [続きを読む]
  • 空で結ばれた騎士 弐章 1
  • 第2章 プロローグ『適材適所』シルト家が長男ソラスが、弟である僕によく使う言葉だ兄はよく言っていた。「俺は人間相手に負けるつもりはない。 けど、化け物相手じゃどうしようもない。 でも、おまえの力なら, きっと砕ける。 俺にできないことはお前がやればいい。 お前にできないことは、俺がやるよ 全部できるやつが、強いやつが世界一なんじゃない。 俺が目指す世界一ってのは・・・・」 [続きを読む]
  • 空で結ばれた騎士 序章9
  • 9「親父、実はまだ予備あったりする?」「ないな。 残っているのは、すべて盾の補助と風に強い傘くらいなものだ」「それは・・・なかなか厳しいね」アストラルとソラスは、諦めてはいなかった。 [続きを読む]
  • 空で結ばれた騎士 序章7
  • 7馬を走らせて5時間ほど。クラウは妖精の森へとたどり着いた。実は、この森は初めてではない。その経験から、外観は何ら異常は見て取れないと思った。ただ、何かざわつきを感じる。かつてなんども迷子になって、その都度兄に見つけてもらった森だったが、迷子になったとき、いつも不安を感じたことがないくらい、危険だけれど暖かい森、それがクラウの森に対する認識だった。が、森に入ってすぐ、そのざわつきが、形となって目に [続きを読む]
  • 空で結ばれた騎士 序章5
  • 5ロントと再起を誓って別れての帰路。気がつけば夜まで語り合っていて、普段で歩かない月夜の城下町は、見慣れない別の町のようだった。すると、後2つ角を曲がれば家が見えてくるかというころまで来たとこで、どこか聞き慣れた声が耳に届いた。「まだ見つからんのか。 こんな大事な時に」 [続きを読む]
  • 空で結ばれた騎士 序章4
  • 4「はぁ、どこも同じような話ばかりか」空になった朝食のプレートを脇に寄せ、コーヒーを片手に開いた新聞には、堕天現象に関する記事でぎっしりだった。飽きもせず、数日はずっとこれが一面を飾っている。とはいえ、新情報はなく、関所喪失の事実と堕天現象に対するノア教の正式発表のおさらいと、どこぞの誰とも知らない研究者の分析やコメントだ。 [続きを読む]
  • EP6「空に知られた存在」 ー6
  • それは全部仕方のないことだった。妹であるみかんが、兄エールを見て(お兄って空から落ちて記憶なくしてるんだよね)と疑問に思ったこともその上で、兄に対して(トラウマって言葉を知らないのかな?このバカ)だなんて,つい汚い言葉が出たことも後ずさりする自分の腕をつかんで放さない兄とその先に広がる大空を前に「お兄のばか〜〜」と叫んだことも [続きを読む]
  • 空で結ばれた騎士 序章1
  • かつて、切り離された地に選ばれし人が導かれた民ですらない人々は、秩序と安寧を求め、永きにわたり戦い繰り返したそして、争うことにすら疲れ果てた者と、過去と狂気に取り付かれた者に分かたれた頃世界に選ばれた鉾とが降り立った鉾は、人々が創り上げた盾に守られながら、狂気をなぎ払った傷ついた人々は寄り添い、小さな国を築き上げたその和は広がりいつの間にか大国へと姿を変え幾星霜争いは耐えねど国の名は変われどかつて [続きを読む]
  • 次回予告
  • エール「いやあ、なんか色々思いがけないけどさ、なんか面白そうだよな」ディア「うん。でも色々気をつけなきゃだよね。天使のこととか」みかん「天使・・・ですか。私も噂くらいは知ってますよ。でも、いろんな人が頑張ってるのに、未だよくわからないことが多いって」アルト「もう会わないかも?」エール「いや、それはないと思うな。勘だけどさ。ちょっとしたくらいじゃない縁みたいなもんは、もうすでにある気がする。ただ、そ [続きを読む]
  • EP6「空に知られた存在」 ー2
  • 2 新たなる道「記憶が・・・。そうだったんだ じゃあ、怒ってとかじゃないんだね?」「怒って? 俺がお前に? なんかしたのか?」「まぁ、ね。 どうでもいいような喧嘩だったんだけど。 でも…」「そっか。 まぁ、覚えてねえしな。 いいさ」 [続きを読む]
  • EP6「空に知られた存在」 ープロローグ、1
  • プロローグ数十年前、どこかの国の小さな宿で、大ベテランの旅人が酒を飲みながら、顔なじみで最近話題になってきたとある冒険家と話していた。近頃、俺の真似してる奴をよく見かけてなまぁ、憧れるのは悪かねえけどよけど、時々、こいつら、ちゃんと生きてんのかって思っちまってな行動とか言葉とか、どうもついてきてねえ薄っぺれえんだな自分で積み重ねた分しか、人は動かねえもんさ・・・もちろん、真似から始まるもんだけど真 [続きを読む]
  • EP5「ぼやける空の輪郭 ー5
  • 5 ぼやける空の輪郭「ディア!」食堂のドアを勢いよく開けたエールの声が店内に響く。声に驚いた店内の客と従業員数名が、一斉にエールの顔へと振り向いた。が、その中に知った顔はない。「ディア、あ〜、俺と同じぐらいの女の子、知らない?」言葉には、整い切らない息が混じる。濡れた髪や服装から、降り出した雨を気にもせず走ってきたことがうかがえた。その真剣さに、どこの誰ともわからない少年からの問に対して、誰もが顔 [続きを読む]
  • EP5「ぼやける空の輪郭 ー4
  • 4 天使というもの”天使”ノア教が浸透していないほどの田舎出身のエールにとって、天使について知っていることは少ない。言葉だけ取れば、いわゆる神様の使い、みたいなものなのだろう。しかし、ノア教は天使こそこの世界を作っていると考えているらしい。現に、ノア教の歌姫は、天使に捧げる歌を通じて、様々な加護を得てきたという。その一端は、ディアとの出会いの中で、感じられたしかし、それだけじゃないんじゃないのか。 [続きを読む]