佐渡 譲(じょう) さん プロフィール

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佐渡 譲(じょう)さん: シムーン第二章 〜乙女達の祈り〜
ハンドル名佐渡 譲(じょう) さん
ブログタイトルシムーン第二章 〜乙女達の祈り〜
ブログURLhttp://simoun2.blog.fc2.com/
サイト紹介文特撮で有名な円谷プロの元スタッフのブログです。面白くてためになる小説やお話をお届けします^^
自由文特撮アニメの円谷プロにいた経験から、頭に浮かんだ物語や映像を文章に変換して描いています。
主に映画・アニメの下書き作品です。コンテが専門で文は門外漢に付き乱文・乱筆はご容赦下さい。

作品のコメントは下記までお願いします。特撮映画の裏話などをお聞きになりたい方はぜひどうぞ。
メールをいただいた方には、どんな質問やコメントでも、知っている範囲で丁寧にお答え致します。
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参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供82回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2013/12/10 16:44

佐渡 譲(じょう) さんのブログ記事

  • 棘の記憶 「記憶の始まり(5)」
  •  戦犯裁判と言うと、1946年5月に始まった極東国際軍事裁判…いわゆるA級戦犯と呼ばれる戦争指導者を裁いた東京裁判が有名である。 だが、それと平行して国内外の各地で戦争を遂行した軍人・軍属の戦争犯罪を裁くB・C級戦犯裁判が人知れずに行われていた。 5600人を超える被告が連合国に逮捕されて裁判に掛けられたが、その多くはただ上官の命令に従った名もなき将兵たちだった。 「上官の命令には絶対服従」と言う軍規に縛られ [続きを読む]
  • 棘の記憶 「記憶の始まり(4)」
  •  連合国太平洋方面軍総司令官のダグラス・マッカーサー元帥がやってきて、連合国軍最高司令官総司令部(G.H.Q)が設置されると、日本はその管理下に置かれた。 今やすっかり立場の逆転した国内の民主派を初め多くの被害者の告発を受けて、特別高等警察の拠り所だった治安維持法は撤廃され、特高警察には解散命令が下された。 そして、非合法な警察活動を行ってきた職員は公職追放処分に処せられた…父もその一人だった。 昨日ま [続きを読む]
  • 棘の記憶 「記憶の始まり(3)」
  •  いったい幾人の女を未亡人にした事だろうか?いったい幾人の子供を父無し子にした事だろうか? 時には子供から母親を奪い、父や母から息子や娘を奪った事もあった。 いつしか父の手はすっかり血に汚れてしまっていた…それでも、父に罪の意識はなかった。 自分はお国のために働いているのであり、国家の正義を遂行しているのだと頑なに信じていた。 いゃ、もしかしたら、生きて家族を養うために自分の心にそう言い聞かせてい [続きを読む]
  • 棘の記憶 「記憶の始まり(2)」
  •  日本人の誰もがお国のために役に立つ事を金科玉条としていた時代だった。 父のように兵役逃れなどを考える人間は、周りから非国民だと罵られていた。 けれども、父には愛国心がなかったかと言えばそうではない。 周りの若者と同じように天皇陛下を崇拝し、アジアの植民地を欧米から解放する大日本帝国の戦争に賛同していた。 ただ、病弱な母と二人の妹を養うためにそう考えざるを得なかったのだ。 しかし、当時の国家はそん [続きを読む]
  • 棘の記憶 「記憶の始まり(1)」
  • ※この小説は歴史に基づくフィクションです。実在の個人・団体・組織についての記述に関する真偽は読者の判断に委ねます。 なぜ自分が棘(イバラ)の生い茂る藪の中に入ってしまったのか?さっぱり分からない。 ただ気がついたら、いつの間にか藪の中にいて、身体中に刺さった棘に苛まれていた。 もがいて、もがいて、やっとこさ薮から這い出して棘を振るい落とそうとまたもがいた。 たくさんの棘が身体から落ちて少しは楽にな [続きを読む]
  • 新小説 「棘(いばら)の記憶」 連載開始
  • 自分が産まれてもの心がついた時には、そこに戦後があった。もう終戦からずいぶん経っていたのだが、今思えば、そこいら中に戦争の爪痕が残っていた様に記憶している。軍服を着たままで野良仕事をしている人もいたし、都会から食料の買出しに田舎までやってくる人も大勢いた。戦地から復員してくる兵隊さんもまだまだいて、父に連れられて復員兵を乗せた汽車を近くの街まで見に行った事もある。同郷の知り合いが乗っていない事を知 [続きを読む]
  • 解体されたコミュニティとさまよえる日本人 シリーズ⑧
  • ともあれ、各地に割拠する豪族達の抗争が庶民にも類を及ぼした始まりは決して良いとは言えないが、逃げ場のない島国と言う事情もあって「人目を気にし」「人並みを願い」「流行に敏感で」「皆に歩調を合わせ」「横並びに進む」「人柄の良い」国民性を作り上げたのは確かであろう。つまり、日本の治安の良さは決して旧ソ連の様な国家制度が齎したものではなく、諸々の事情から一人一人が我が身(家門)を守る為に身につけていったも [続きを読む]
  • 日本の治安の良さはどのようにして生まれたのか? シリーズ⑥
  • 過激事件や猟奇事件が頻発する今の日本は安全な国とは言い難いが、少し前までは世界でも稀に見る治安の良い国家だった。人口の少ない小国ならいざ知らず、一億もの人口を抱えながらこれほど犯罪率の低い国は世界広しと言えども日本だけであった。安全性に憧れて住み着く外国人もいるほどの治安の良い国家とニッポン人の風土は、いつ頃、どの様にして生まれたのだろうか?先頃行われた「平昌冬季五輪」で銅メダルを取った女子カーリ [続きを読む]
  • 人の業
  • 人の業♪親父みたいなぁ〜よ〜 酒飲みな〜どぉに〜ならぬぅ〜つも〜り〜がぁ なってぇ〜いた〜          (望郷酒場:千昌夫) 子供心に 母親を泣かす酒飲みの 父親を見て育ち「俺は あんな酒飲みの親父には 絶対にならない!」そう硬く 心に誓ったはずなのに 気がついたらいつの間にか 親父と同じ人間になっていたフランスの マリーヌ・ルペンと 国民戦線の連中は彼らの祖父や曽祖父が 最も忌み嫌った あ [続きを読む]
  • 我々はどこへ向かうべきか? シリーズ⑥
  • ほんの数百年前まで、世界には西洋文明以外にイスラム文明や中国文明、南米文明など幾つかの別の形の文明が存在していた。だがそれらの文明は全て西洋文明に塗り替えられていった。それは単に西洋文明の武力が勝っていたからだけではなかろうと思う。西洋文明は各地の人々が優れて魅力的に感じるものであり、利便性や合理性など人々の欲求を充分に満たすものだったからである。例えば我々日本人は、間違いなく東洋の辺境にある西洋 [続きを読む]
  • 文明人であるか?バルバロイ=蛮族か? シリーズ⑤
  • 宗教的な理由からユダヤ人差別があったとは言え、欧米の白系人が人種や民族を差別する様になったのはいつの頃からだろうか。少なくとも十字軍の時代までは敵であったアラブ人も黒人も差別されていない…どころか、サラディンなどは騎士に尊敬されていた。記録に残っている限りでは、16世紀にスペイン人がインカ帝国やアステカ王国などの中南米地域を征服した時代からだと思われる。この時、少数のスペイン人が大勢の現地人を奴隷に [続きを読む]
  • 人種(民族)差別の根源はどこにあるのか? シリーズ④
  • 日本人を含む多くのアジア人は「白系人種は人種(民族)差別をする」…と言う先入観を抱いてはいないだろうか?現にそんなニュースが毎日の様に流れてそう思うのも無理からぬ事だが、実の所、彼らの差別に至る根源はまったく違うのである。白系人種の顔をよく見てみるがいい…髪の色や目の色はバラバラ、皮膚も純白に近いのから桃色掛かった、或いは、浅黒いのまで雑多である事が分かる…そんな違いを理由に差別したなら、社会は混 [続きを読む]
  • 荒れている教育現場 シリーズ③
  • 今、善き国民を育てるはずの日米の教育現場がかってなかったほど荒れている。米国では17人の生徒が犠牲になった「フロリダ高校乱射事件」を受けて、トランプ大統領が教師達に銃武装を奨励したそうだ。思い付きでものを言うトランプ氏にも困ったもので、もし、教師が校内で銃を所持する事になれば何が起きるか?まったく未来の予測ができていない…教師とて人間である。生徒や父兄との感情のもつれから銃を抜く事だってあり得る。そ [続きを読む]
  • 誰が日本人をダメにしたのか? シリーズ②
  • 民族や国家は、その地域に住む人々が社会生活を営む上で創造した固有の言語や文化、伝統に支えられて成り立ちます。もし、それらが破壊されて失われたならば、その民族や国家はアイデンティティを持たない抜け殻の如き烏合の衆となります。今、我々はその実例をアフリカや中南米の民に見る事ができます…固有のアイデンティティを失った彼らの魂は彷徨っています。だから、アラブの民が民族固有のアイデンティティを守ろうと必死に [続きを読む]
  • 驚愕の事実:イギリス人の先祖は黒人だった!?
  • イギリス人の先祖:チェダーマン皆様はチーズ産地で有名なイギリスのチェダーをご存知だろうか?…1903年、そこにある洞窟から一万年前の人骨が発掘された。今回、ロンドン大学の研究チームがその人骨のDNAを解析して、全身を復元したところ、何と黒人であった事が判明したのだった。イギリス人の祖先は黒い肌だった (CNNニュースのリンク)事もあろうか白系英国人は元は黒人だったのである…この事実は多くの白色人種のみならず [続きを読む]
  • 失われゆく日本人 シリーズ①
  • 建国記念日を迎えた日本…本年は皇紀で言うと2678年になるそうで、日本は諸外国よりも随分古くに建国されたものである(笑)神話的解釈の真偽はともかく、最近の我が国の総理はこの古い歴史を持つ日本に「国難」が訪れていると盛んにおっしゃっている。図らずも自分も同意見である…だが、それは総理の言う北朝鮮問題でもなく、尖閣諸島問題でもなく、沖縄の米軍基地問題でもなく、まして少子高齢化問題や労働環境問題ではない…そ [続きを読む]
  • 『BLAME!-ブラム』 〜探索者〜
  • 元映画のスタッフだった自分は、現実世界と繋がらない萌えアニメは意味も、観る価値も無いとプロの目で見てしまう癖がある。そんな自分が紹介するアニメはファンから見ると偏っているかも知れない。だが、あなたの人生の何かの肥やしになるはずである。34歳で夭逝した天才的作家:伊藤計劃の『虐殺器官』も凄いが、無機質な世界を描き出す弐瓶勉の『BLAME!』はもっと凄みがある。弐瓶勉と言えば、人気になった『シドニアの騎士』が [続きを読む]
  • 温暖化してるのになぜ極寒なのか? 〜寒さの雑学〜
  • この所日本だけでなく、北半球の中緯度にある世界の国々が、ひどい寒波に見舞われているニュースをよく目にします。本当に地球は温暖化してるのか?逆に寒冷化してるのではないか?多くの人々が疑問に思い、温暖化を否定する人々もいます。結論から言えば地球全体は確実に温暖化してます…その証拠に、我々とは逆に南半球の国々は歴史的な熱波に襲われています。北と南で両極端な気候異変は、地球の気候を形成する気流と海流の正常 [続きを読む]
  • スズメバチ
  • スズメバチふいに愛する人を失い 心に深い傷を負ういやでも 背負いきれない悲しみと向き合い戦って 戦って 悲しみを乗り越えてゆくその人は いつしか戦士の魂を宿すようになる生半可に生きてきた人より はるかに強くなるその心は 猛きスズメバチのようになっている「この理不尽な状況は いつどこから来たのだ」「この不条理は なぜいつまでも解消されない」心の巣を壊された 猛きスズメバチがそう叫ぶ絶望の淵から立ち上 [続きを読む]