Dr.シロー さん プロフィール

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Dr.シローさん: Dr.シローの覚え書き
ハンドル名Dr.シロー さん
ブログタイトルDr.シローの覚え書き
ブログURLhttp://bunkyo-kumihan.com/kumihan_blog/
サイト紹介文ベテラン校正者が、長年の経験や日々の業務で感じたことを書き留めた組版コラム。
自由文組版と校正について書いている「文京組版」内のコンテンツです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供32回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2013/12/19 19:17

Dr.シロー さんのブログ記事

  • 210. 直径を表すギリシャ小文字φの字形
  • 部品メーカー様のカタログにある図面の、直径を表すマル○に斜線/の「φ」(ギリシャ文字小文字のファイ)のみを、あるフォントにする指示がありました。過去にもこの記号の修正指示を何度か見かけたことがあるような気がします。修正の指示が多い理由があるのか調べてみました。◆直径を表す記号は、元々○の中央に/を引いたもので、ギリシャ小文字のファイ(φ)はその代用。CADで使われる直径記号は、正円に斜線の記号(?;U [続きを読む]
  • 208. 段落1字下げの指示に改行記号
  • 初校戻りの修正時に、段落1字下げがされていない行頭に、「」と指示されている箇所が、段落の前に1行アキで内校正に回ってきました。なぜ、1行アキにする?と思いましたが、冷静に考えると「」は、「改行に変更する」の校正記号と同じです。慣れていない作業者の素直な反応、ということも言えるのかも知れません。原稿整理(組版指定)された原稿を長年見ていると、改行を変更する記号は、ときに段落1字下げのみを意味すること [続きを読む]
  • 206. Excelの文字が「######」になる
  • 索引組版用に支給されたExcel・xlsx形式のデータを、古いバージョン(Excel 2007)で開いたら、表示形式が“文字列”で、文字数の多い(256文字以上)セルが「######」(シャープ)となる現象に遭遇しました。これをテキスト形式やUnicodeテキストに書き出しても、表示されているのと同じように「######」のデータが書き出されました。どうしてこうなるのだろう、と調べてみると、Microsoft サポートに下記の文書がありました。Exc [続きを読む]
  • 205. zipを解凍した時のファイル名の文字化け
  • (UTF-8をシフトJISで開いたときのイメージ)このトラブルに見舞われるのは、Macを使うデザイナーやDTP・組版現場の間に立って、データのやり取りをWindowsで行う方々です。このコラムの担当者も、OS X以後のmacをほとんど仕事で使ったことがなく、Windows 7のみでデータのやり取りを行っています。原因と解決策は、「mac zip 解凍 文字化け」等で検索すると、詳細にまとめられたサイトがいくつもヒットします。Windows 7を対策せ [続きを読む]
  • 204. 文節分かち書きルールのいくつか−①「動詞」編
  • 文節分かち書きをするか/しないかが、そのルール(細則)を覚えておくと、同じような文章についてはスラスラ“分かち書き指示”ができるようになります。もともと用言(動詞・形容詞・形容動詞)は、1語で1文節となることができる(=分かち書きする)ものです。ただし、ひと続きにするもの、分かち書きするものの区別もあります。そんな動詞に関する細則を拾ってみました。(1)補助動詞「補助動詞」は、上の語から離して、分 [続きを読む]
  • 203. プライム(かつてはダッシュ)とアポストロフィー
  • 校正で“ダッシュ”と注記された「´」を挿入する指示がありましたが、内校に上がって来たゲラには「’」(アポストロフィー)が入っていました。プライム(´)は、特定の分野で、稀にしか出てこないものではあります。使い分ける必要があるものなので、プライムとアポストロフィーの違いは、きちんと覚えておく必要がありそうです。ダッシュと聞くと、約物としてダーシとも呼ばれる“ ― ”や、スタートダッシュのダッシュが想起 [続きを読む]
  • 202. はじめて習う約物:かぎ(「 」)
  • (ヨコ組み用:フォントによって、縦棒の長さは色々です。)「カギ括弧」と呼ばれることの多い、この約物やくものを小学校1年生の国語の教科書で、「かぎ」と書かれているのを見かけました。  ことば  ▼はなした ことばは、かぎ(「 」)を  つかって かきます。かぎを つかって、  ノートに かきましょう。)  (『こくご一下』平成27年版、光村図書、p.16)日本語の組版では、いくつもの括弧類を使い分けます。 [続きを読む]
  • 201. 解像度カリキュレーター(使用サイズを算出するWebアプリ)
  • 7月のコラムで紹介した、文京組版製:解像度カリキュレーター(ピクセル数から解像度/使用サイズを算出するWebアプリ」の使い方です。▲上記の画像を すると、WEBアプリにジャンプします。◆ピクセル数の入力画像のプロパティ-詳細などで見られるピクセル数、幅・高さを入力します。画像(JPEG、TIF、PSD等に対応)をドラッグ&ドロップすることでもピクセル数を取得できるようになっています。ピクセル数を取得した画像 [続きを読む]
  • 200. 分かち書きの勉強を始めました。
  • 「分かち書き」とは、組版・DTP的には、ひらがな中心の文章を、文節と文節との間等を1字分あけて組むことです。幼児や小学校低学年の児童が読みやすく、文章をつかみやすいものにするための表記法です(漢字かな混じりの一般的な文章では使われません)。小学1・2年生の教科書や児童書、絵本などで見られます。分かち書きするべき文節の区切りは、文章の途中に「〜さ」や「〜ね」をいれても不自然にならないところ、という説明の [続きを読む]
  • 199. Excelファイルを読み込むと一部のセルの文字が消える(InDesign)
  • 組版データとして入稿したExcelファイルをInDesignに読み込むと、Excelからプリントしたものには文字が印字されているにもかかわらず、InDesignでは文字が消えてしまう、、、、、、、、、現象があったので、調べてみました。そのExcelファイルは、以前にInDesignで組版した表組(A4・200頁程度)を、次回以後の改訂に向けてデータのメンテナンスをしたい、とのご要望に応じてInDesignから書き出したデータにて作成・納品したもので [続きを読む]
  • 198. 2020年の祝日移動!
  • 2020年東京オリンピックに伴い祝日が移動する法案のニュースは見ましたが、すでに成立・公布・施せ行こう(法令の効力を現実に発生させること)されていることに、気が付きました。これから組版する、2019年用の手帳の年間カレンダーでは、対応が必要になりそうです。2020年は秋の行楽シーズン中の10月から祝日が消えることになります。《参考資料》◆内閣府HP「国民の祝日について」より|国民の祝日に関する法律(昭和23年法律 [続きを読む]
  • 197. ピクセル数から使用可能サイズを計算
  • 画像データの大きさ(幅×高さ)を表す単位に「ピクセル」があります。画像サイズを具体的に、幅400ピクセル×高さ257ピクセル等と示されても、なんだかピンときません。DTP・組版の現場で扱う画像データは、解像度(350dpi等)とドキュメントサイズ幅○○mm×高さ△△mmをセットで認識するクセがついているため、ということもあるでしょうか。入稿データとして支給されるJPEGやTIF等の画像データが、印刷に適したものかどうかを、 [続きを読む]
  • 196. QuarkXPress 3.3J・4.1J対応を終了
  • このたび、出力の現場では、QuarkXPressの対応を完全に終了とさせていただきました(それなりに頑張った方でしょうか)。最近のバージョンの設備はもともとしていないので、今後QuarkXPressはすべて未対応で、印刷用PDF入稿のみとなります。「ほとんどのDTP作業者がQuarkXPressを扱った経験がない」、「対応マシンを複数台確保できない」、「お客様の求める品質・価格・納期を維持できない」等が、再版時の修正を含めて、入稿デー [続きを読む]
  • 195. 解像度236lpcmって?
  • 組版・DTPの界隈には、様々な単位があり、それぞれの単位での数値の感覚(=イメージ)を身に付けるのには、それなりの時間がかかるものです。たとえば、文字サイズ13Q・12Q・10Qとか、10ポ・9ポ・8ポとか、0.12mm罫・0.4mm罫とか、スクリーン線数175線・150線とか、画像解像度350dpiとか、出力解像度2400dpiなどなど。ある程度の経験を積むと、これらのいくつかは目視でわかるようになる、かもしれません。○○○○.TIF on 2018 [続きを読む]
  • 194. 伸ばし棒!?
  • 組版の現場にて、ヤングジェネレーションの営業担当が発する「のばし棒」という言葉に、反応できませんでした。それは何? どれのこと? えっ、それは「音引(おんび)き」というんだよ、とエラそうに教えてしまいました。しかし、念のため後で検索してみると、音引きの説明で「俗に伸ばし棒とも呼ばれる」とあちこちに書いてあります。社内で聞いてみても、若手でそのように言っていた、という人もいるようでした。一般的には、 [続きを読む]
  • 193. 「*.docx」と「*.doc」の違い
  • 組版の素材として入稿してくるMicrosoft Wordのファイルの形式は、今では「*.docx」(ドックエックス)が主流です。ただし、古いWord 97-2003文書の「*.doc」も、ときどき見かけます。標準のWord文書は「*.docx」であるWord 2013(Windows 7)でも、名前を付けて保存をすれば、古いファイル形式の「*.doc」にすることも可能ではあります。このファイル形式(拡張子)の違いについて、DTPや校正・編集の現場では、どんなことを知っ [続きを読む]
  • 192. 波ダッシュのヨコとタテ
  • 学参もので、英文につながるタテ組みの全角の波ダッシュに、「」のような修正指示が入っていました。パッと見では、何をどのように修正すればよいのかが、よく理解できませんでした。いまさらですが、波ダッシュは、ヨコ書き用とタテ書き用で文字の形(グリフ)が違い、ヨコ書き用の形にする、ということでした。・ヨコ書き用  〜 (上がって・下がる)・タテ書き用   (下がって・上がる:欧文のベースライン側から見ると) [続きを読む]
  • 191. 組版の校正でつけたい習慣
  • 何十年と同じ仕事をしていても、まだ改善する余地は多々ありそうです。というより、視力や集中力等が経年劣化してくる分を、新たな工夫で補わななければ、現状維持さえも難しいかもしれません。◆前提人間は集中力が途切れがち(目が“すべる”、という言い方もあるようです)。脳は見たいものしか見ていない、とも言われています。ここ二十数年では、テキストデータ支給での組版が主流になっていることもあり、1文字1文字を確実 [続きを読む]
  • 190. 細く見えるカタカナの“ニ”(丸フォークB)
  • 《丸フォークB》内校正で小見出しの「トレーニング」の“ニ”が、前後の文字“レ”や“ン”と比べてかなり細く見え、違和感(漢数字の“二”なのか?)があり、カタカナの“ニ”に、あるいは、フォント正しく、と訂正の指示をしたのですが、作業者から前後のフォントと同じで、カタカナの“ニ”です、と言われました。フォントの個性ゆえのものでした。「丸フォーク」は、「フォーク」をもとに、先端を丸く処理した書体とのこと。 [続きを読む]
  • 189.“4線”を含む欧文書体「UDデジタル教科書体 欧文」
  • p.komoji{font-size:75%;}@media(min-width:380px){p.komoji{font-size:90%}}MORISAWA news no.156(2018.3)に、「UDデジタル教科書体」がMORISAWA PASSPORTに搭載!という記事がありました。その記事の、計9書体の欧文書体の組見本の末尾に、アルファベットの書き練習で使われる“4線”も、文字として入っているところに目が行きました。《組見本》○正体欧文:4線比率(5:9:5)UDDigiKyoLatin Regular* ?(縦線のキー:Sh [続きを読む]
  • 187. 身近にある簡体字フォント
  • 中国語(簡体字)を含む組版案件の引き合いで、組版の現場で使える簡体字フォントを確認してみました。◆モリサワパスポートの簡体字フォント・UD新ゴ 簡体字 R/M/DB/B・ヒラギノ角ゴ 簡体中文 W3/W6(Hiragino Sans GB W3/W6):中華人民共和国政府の国家標準「GB18030-2000」の認証を取得している※ピンイン文字も含まれます(2009年9月のチラシPDF)。・ARPHIC 明朝体2書体・ゴシック体3書体・HANYI 明朝体3書体・ゴシック [続きを読む]
  • 186. ペンルーペで網点を見る(AMスクリーンの網点イメージ)
  • オフセット印刷物の墨網のパーセントを見分ける話をしていて、中堅・デジタル世代の印刷営業担当と、なんだか話がかみ合わない状態になりました。AMスクリーンの網点の拡大イメージを見たことがない?ようでした。ペンルーペ(製品名:ポケット マイクロスコープ 25倍)も持っていないとのこと。製版・刷版がアナログであった時代をギリギリ経験している世代とのジェネレーションギャップです。そういえば、ペンルーペを社内でまと [続きを読む]