ひのもと一歩 さん プロフィール

  •  
ひのもと一歩さん: 小説 若葉と青葉と紅葉と
ハンドル名ひのもと一歩 さん
ブログタイトル小説 若葉と青葉と紅葉と
ブログURLhttps://ameblo.jp/m7ts8yhe/
サイト紹介文自分身に憑りついた魔物に頭歯顎首肘背中腰膝足と痛い思いをさせられた不思議な体験談です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供519回 / 365日(平均10.0回/週) - 参加 2013/12/23 11:02

ひのもと一歩 さんのブログ記事

  • 小金持銅銭先生のメインレース競馬予想
  • フローラステークス予想「皐月賞は荒れましたけど、オークストライアルからは穴馬は出ますかね」「牡馬・牝馬共に3歳の春だと未完成で短中長距離の血統は、あまり関係はないからね」「なると、ここを勝った馬からはオークス馬は出ませんね」「桜花賞は良馬場だったからね」「実力道理になりますね」「断言はできないけど、1勝馬や2勝馬の仕上げ遅れや早熟で伸びしろのない馬の戦いだから、どの馬が来てもおかしくないね」「そ [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 6
  • 「営業に出る気はなかったですからねぇ」「第二課は営業が出来ない奴は必要ないからな」「俺も業務課に戻る気はありませんよ」「そうか。見習いが終わったら、お前の担当する得意先は決まっているからな」「手回しが早いですね」「それだけ猫の手を借りても忙しいんだよ」「俺も猫同様になりましたかぁ〜」「まぁ、そんなとこだなぁ」「島流されて来たからには本気でやりますよ」「先に飛ばされて来た連中も同じ考えだよ」「店長 [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 5
  • 「今に見ていろよ」と本社に飛ばされた恨みや悔しさをバネにして肝に命じた。「絶対に見返して遣る」と歯を食いしばり強い意志を持って、新天地で一生に一度位、本気で生きて見る事にした。転勤すると厄介者の招かざる客として現地採用の営業マンにも、内勤セールスにも、業務課にも、女子事務員にも無視されつづけた。「中。ホームセンターの仕事は分からないと思うから、出荷業務から始めて」と塚原係長に言われた。「わかりま [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 4
  • 「第二課で中くんを欲しがっているから転勤してみるかい」「そうですか」「用賀までだから、家からそんなに遠くないだろう」「そんな事ないですよ。家は江戸川区がから通うのは大変ですよ」「何時間かかるの」「行った事がないけど、おそらく一時間半はかかりますよ」「なんだ。早いほうだよ。俺なんか幸手だから2時間以上かかるよ」――カッチン〜――「第二課は現地採用の若手ばかりだから、営業に出られる人材がまだいないん [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 3
  • 顔を出すと計画倒産していた為に営業はしていたが、商品は置いていなかった。商品は配達されると1週間後にはホームセンターやディスカウントショップに、横流されていた。やはり、倉庫は綺麗さっぱり片付いていてゴミが散らかっているだけだった。この事態が解らない平社員だけ残して、社長・専務・常務の三人は壱早く高跳びしていた。どこに行ったか聞いても誰も知らなかった。時計を見ると6時半過ぎていた。「もう一度お電話 [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 2
  • 石野豊係長は顔が真っ青に変わり“オロオロ”していた。「係長。集金には行きました」と下村主任に聞かれた。「行っていない」「それじゃダメでしょう」「宮田商事が肩代わりしてくれると言うので、手形ができるのを待っているんだよ」「大丈夫ですか」「どうだろう・・・」「それじゃ困りますよ」「だよなぁ〜」「しっかりしてくださいよ」「なんせ夜は眠れないし、胃はキリキリして飯は食えないし、心配で心配で死にそぅだよ」 [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 1
  • 「まいど< イーストです」と配達の岩田が納品に来た。「ご苦労様です」「商品は倉庫に入れますか」「どのくらいありますか」「半ネリワックス10ケース・ホワイトワックス10ケース・曇り止めが10ケース・潤滑剤が10ケース・タイヤワックスが10ケースです」「結構あるねぇ」「景気がいいからですよ」「新規だから奮発しているんじゃないかな」「イーストとしては大喜びですよ」「これからも“ジャンジャン”買いますよ [続きを読む]
  • 第一話【鏡】中編
  • 高度成長期の需要と供給のバランスに恵まれただけで、成績を揚げて来た過去の栄光が自慢で時代遅れの考えしか無くても、管理職に成った能無しの都内課石野係長は・・・此の会社に来る前は行く所、行く所、倒産ばかりさせていた死神だっだ。自分で開拓した新規取引相手が毎月、何百万と買い込んでいた。そのたびに・・・係長は――「今月も又、売り上げ目標を大幅に超えて200%まで行ったよ」と朝のミーティングに成ると、下村 [続きを読む]
  • 第一話【鏡】前編
  • それでも自分なりには、努力した。だが、売上目標には遠く及ばなかった。唯一、稼ぎ頭は直接現金が入るカーショップ店4店舗だった。七月はボーナスシーズで去年の実績から計算して、30パーセントアップで目標を設定した。城南ショップの商品回転率を見て手応え感じた。「これなら、セット販売しても大丈夫だな」50代の黒川仕入れ担当者に頼み、新製品と定番商品を多めにぶっ込む事にした。「サンシールドの新製品でディスプレ [続きを読む]
  • 第一話【鏡】前編
  • それでも自分なりには、努力した。だが、売上目標には遠く及ばなかった。唯一、稼ぎ頭は直接現金が入るカーショップ店4店舗だった。七月はボーナスシーズで去年の実績から計算して、30パーセントアップで目標を設定した。城南ショップの商品回転率を見て手応え感じた。「これなら、セット販売しても大丈夫だな」50代の黒川仕入れ担当者に頼み、新製品と定番商品を多めにぶっ込む事にした。「サンシールドの新製品でディスプレ [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 10
  • 生ビールを大ジョッキで三杯飲むと、いつの通り“へべれけ”になった。この日は今まで自分の体に感じないストレスが溜まっていたのか?かなり体調も悪く酔いの回りが激しくなった。「今日は此の位にして家に帰るか。おばさん。おあいそ」「あいよ」「いくら」「3000円」「ごちそうさま」「毎度有り」「また、来るね」「気をつけて帰りな」「いつもの事だから、大丈夫だよ」と千鳥足で日比谷線地下鉄の神谷町ホーム入り電車を [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 9
  • 「ほんじゃ、行ってきます」とグリーンの黒板に得意先の周る順番を書いて出かけた。国道1号線桜田通から第二京浜通り、多摩川の河川下に降りて橋の下で日焼けしないように車を止めた。午前中は車の中で考える事は何もなく、炎天下を避けて寝ているだけだった。「もう一時か、そろそろ行くか」とかあちゃんに作ってもらった弁当を食べてから、環状八号線方面の得意先を訪問した。「こんちは。さよなら。よろしくでぇ〜すぅ」と軽 [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 8
  • 4時に会社に戻り石野係長に聞いた。「係長。ニーハオを紹介したら他社から旭南商事に来ている見積が、うちのより50円安いんですよ」「数はどの位纏まるんだ」「そこまで聞いてきませんでした」「そのくらい、営業マンなら聞いてこいよ」「うっかりしていました」「一枚二枚で見積もり合わせされたら、うちが倒産するよ」「何枚からなら出せますか」――石野係長は台帳を見た。「シングルが100枚入りで、ダブルが50枚入り [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 7
  • 月曜日の8時45分からの朝礼が終わり、都内課セールスのミーティングも終わった。「行ってきます〜」と空元気で得意先に出掛けるふりをした。「たまには定期電話を入れろよ」と石野係長に言われた。「はい〜」「中くん。旭南商事にも訪問してな」と下村良夫主任に言われた。「はい< はい<」 旭南商事の吉村は下村主任と気が合い、家も近く家族付き合いをしていた。担当も長く売上に貢献していた。私の得意先は専門ショップと [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 6
  • 平田商会も、その日の得意先に納品した。販売力がないために一本も売れずにデットストックなり、本物が安定して出回った。ガソリンスタンドに納品した分が全部返品になった。いつの間にか市場が安定すると、偽物はどこかに?消えていった。 「中さん。今すぐ来てくれる」と平田商会のバカ息子から電話が来た。「午後からでいいですか」「ダメだ。今すぐ来てよ」「分かりました」――!?――「係長。平田商会に行ってきます」「そ [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 5
  • 商品企画本部が、ノーマークの三角停止板をブローカーから現金で仕入れた。「JSマークがなくてもいいの」「本物も偽物もないよ、反射板が光ればいいんだから」「そんなもんですかねぇ・・・」「取り敢えず本物の生産が間に合わないから、代用品でも大丈夫だよ」と石野係長が言った。「そうですかねぇ〜」「つべこべ言わずに持っていけ」「もし、本物が出てきたら、どうするんですか」「売り逃げするしかないね」「すると返品は [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 4
  • 商品企画本部が、ノーマークの三角停止板をブローカーから現金で仕入れた。「JSマークがなくてもいいの」「本物も偽物もないよ、反射板が光ればいいんだから」「そんなもんですかねぇ・・・」「取り敢えず本物の生産が間に合わないから、代用品でも大丈夫だよ」と石野係長が言った。「そうですかねぇ〜」「つべこべ言わずに持っていけ」「もし、本物が出てきたら、どうするんですか」「売り逃げするしかないね」「すると返品は [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 3
  • 追突防止の為に三角停止板を携帯する事が義務付けられた。すると――全国的に品薄になり、応急処置でJSマークのシールの貼っていない偽物が出回った。平田商会も得意先から注文が入り、急かされていた。「中さん。おたく三角停止板は、いつ持ってくるの」と70代半ばの社長の奥さんのばぁばァーに怒られた。「だめなんですよ〜。品薄で、どこからも入って来ないんですよ〜」「用のない時ばかりに顔を出して、ここ一番になると [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 2
  • 追突防止の為に三角停止板を携帯する事が義務付けられた。すると――全国的に品薄になり、応急処置でJSマークのシールの貼っていない偽物が出回った。平田商会も得意先から注文が入り、急かされていた。「中さん。おたく三角停止板は、いつ持ってくるの」と70代半ばの社長の奥さんのばぁばァーに怒られた。「だめなんですよ〜。品薄で、どこからも入って来ないんですよ〜」「用のない時ばかりに顔を出して、ここ一番になると [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 1
  • 「中。これだよ」と倒産すると10万円の株券を見せてくれた。「イーストの株を持っていたんですか」「俺ぐらいの年齢の社員は、金額はともあれみんな投資させられたんだよ」「そうなんですか」「今は只の紙切れだよ。ホントにだらしがないよ」と紙を破いた。最後の組合員長だった為に、ヤクザから脅しの電話が毎日かかってきた。「いつまでやっているんだよ。早く潰せよ。“BAKAYARO−”」「しょうがないだろう。民事構 [続きを読む]
  • 小金持銅銭先生のメインレース競馬予想
  • 「やはり連勝がストップしましたね」「あれだけミスもなければアクシデントもなく乗って負けたから、勝った馬が強かったね」「そこで皐月賞どうなりますか」「皐月賞までの大本命が回避したから混戦になったね」「そうなると勝つのは弥生賞組からですか」「いゃぁ〜わからなくなったね」「毎日杯を勝ったブラストワンピースはダービーに行くから、ここはダノンと当たっていない馬から入ったほうがいいかもしれないですね」「もし [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 9
  • 「来るときは俺たちも誘ってくれればいいのに」「いいのよねぇ〜」と姉が言った。「うん うん うん」と素直に首を縦に動かした。「ビールを飲みなよ」と小瓶を傾けた。「いや いんだ いんだ いんだ」「村田さんはお酒が飲めないから、それでいいのよねぇ〜」と姉に優しく庇われた。「老いらくの恋か―― 俺も身につまされるよ」と万年独身になりかけている女に縁のない、同じ都内課電話取りの下村さんが言った。今までやっ [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 8
  • 「いらしゃいませぇ」と二重奏で言った。「おっ、誰もいないよ」と暖簾をくぐりガラス戸を開けた松永言った。「お前が一番乗りだな」「何か貰えるかな」「ご苦労さん。で、終わりだよねぇ、若女将」「そんな事ないですよ。焼き鳥を一本サービスしますかれねぇ」「なんだぁ〜 一本か――」「貰えるなら、なんでもいいじゃねかぁ〜。ありがたく思えよ」「そうでんなぁ」「やはり早く来て正解だったなぁ〜」最初に来て座った椅子を [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 7
  • 本妻と妾が同居して、赤ちょうちんを経営していた。本妻の子は女性で、結婚して独立していた。妾子は小学校6年の長女頭に男・女と3人いた。月末に飲み代のつけの取り立てに来るのが、お妾さんだった。この店の亭主は60代後半のオヤジで、元刑事だった。三ヶ月後店を改装して、小汚い赤ちょうちんから小奇麗な小料理屋に変身した。女将になる20代半ばの好きそうな顔したお嬢さんと、19歳の小生意気なツラをした女子大生の [続きを読む]
  • 第一話【鏡】後編 6
  • 「どうにか怒りは収まったみたいだなぁ」「良かってですね」「中くん。午後から村田さんとも話をしなくてはならないから同席して」「はい。でも、午後からの得意先周りはどうしますか」「営業は明日からでいいよ」「分かりました」 「村田さん。応接室に来て」「はい>」「中くんも」「はい」「今山田自動車に中くんと一緒に山田常務に会いに行って来たよ」「そうですか」「しかし、不味かっねぇ」「いゃぁ〜 独り言を言ったつも [続きを読む]