松木完之 さん プロフィール

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松木完之さん: 邦画大好き
ハンドル名松木完之 さん
ブログタイトル邦画大好き
ブログURLhttp://nihoneiga.at.webry.info/
サイト紹介文ほぼ邦画専門の紹介と感想。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供51回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2014/01/10 18:37

松木完之 さんのブログ記事

  • 黒い指の男(1959)
  • 刑期を終えて出所してきた男(高倉健)は金庫破りの名人。心配をかけた母(吉川満子)、大学生の弟(小野透)のために更生を誓うが、かつての弟分(二本柳寛)の陰謀で弟を助けるために強盗の片棒をかつぐことになる。・・・猪俣勝人、柴英三郎の共同脚本を飯塚増一監督が撮った。高倉健が初めてヤクザ役を演じた作品である。家族のために足を洗う決心をしながら、事件に巻き込まれ最後は復讐するという後々演じる役柄の雛形をここ [続きを読む]
  • 電光空手打ち・流星空手打ち(1956)
  • 大正時代の沖縄、中里(佐々木孝丸)の下で沖縄空手の修行に励む勇作(高倉健)は、他流派の強豪、名越(山形勲)を襲うがその迫力に負けて逆に弟子入りする。空手は戦うものではないと言う名越の哲学の下修行を重ねるが、中里の弟子達は執拗に裏切り者として勇作を狙う。 ・ ・ ・牧野吉晴の原作を津田不二夫監督が撮った。高倉健のデビュー作として有名であり、そうでなければ決して日の目を見なかったであろう作品である。本 [続きを読む]
  • 洲崎パラダイス赤信号(1956)
  • 行くあての無くなった男(三橋達也)と女(新珠三千代)は、ふらっとバスに乗り、売春防止法施行直前の赤線地帯「洲崎パラダイス」前で降りる。女は赤線地帯入り口前の飲み屋で住み込みで働き、男はそこの女将(轟夕起子)の紹介で近所の寿司屋の出前持ちとして働くこととなる。そのうち女は飲み屋の常連の神田のラジオ店の主人(河津晴三郎)とねんごろになり彼の紹介で神田へ越して行ってしまう。男は神田まで探しに行くが見つけ [続きを読む]
  • 望郷子守唄(1972)
  • 昭和初期、小倉で母(浪花千栄子)ひとり子一人で育った暴れ者、正一(高倉健)が近衛連隊に入隊したが、背中に彫った刺青を見咎められ班長(山本麟一)に辛く当たられる。堪忍袋の緒が切れた正一は班長相手に大立ち回りを演じるが、止めに入った親身に相談に乗ってくれていた軍医(藤田進)を怪我させてしまう。除隊になった彼は軍医の下で働くが、 ・ ・ ・野上龍雄の脚本を小沢茂弘監督が撮った。高倉健のヒット曲を映画化し [続きを読む]
  • 喜劇 負けてたまるか!(1970)
  • 大学を中退した寺川(谷啓)は、作詞家(人見明)のもとに弟子入りするが、そこで働く女事務員(浜美枝)と関係を持ち結婚することに。ひょんなことから、彼女の元夫(平田昭彦)と組んでラジオCMソングの製作会社を立ち上げ、成功するが、いつの間にか彼に会社を乗っ取られてしまう。 ・ ・ ・野坂昭如の原作を坪島孝監督が撮った。当時、急成長中だったテレビ業界の内幕を描いたテンポいい喜劇であるが、同時に高度成長期に生 [続きを読む]
  • しいのみ学園(1955)
  • 心理学教授(宇野重吉)の長男(河原崎建三)は脊髄性小児麻痺(ポリオ)の後遺症で足が不自由である。野球がしたいのだが仲間に入れてもらえない。そんな時に弟(岩下亮)も同様に足が不自由になった。そこで妻(花井蘭子)と協力し、障害児のための学校を設立する。そこで教え子(香川京子)も働くこととなる。 ・ ・ ・福岡学芸大学の教授であった山本三郎(後の曻地三郎)の著書「しいのみ学園」を原作に清水宏監督が撮った [続きを読む]
  • 侠骨一代(1967)
  • 兵役を終えた男(高倉健)は、仕事を求めて港町へやってくる。そこでイカサマ賭博をめぐる喧嘩に巻き込まれ、志村組の親分(志村喬)の厄介になるようになる。そこの花街で亡母に似た女郎(藤純子)と知り合うが深い関係になれない。やがて、芝浦の工事を任されるが、親分が撃たれるなど様々な妨害が入り、・・・マキノ雅弘監督作品。任侠映画の形を取っているが、純愛を描いた傑作である。冒頭から母親と生き別れるシーンから始ま [続きを読む]
  • のんちゃんのり弁(2009)
  • 専業主婦(小西真奈美)は仕事もせずにダラダラしている夫(岡田義徳)に愛想をつかして、娘(佐々木りお)を連れて下町の実家に戻った。早速仕事を探すが、キャリアも何もない女性に世間の風は冷たかった。そんな中、娘に作った「のり弁」の味が保育所で評判となり・ ・ ・入江喜和の漫画を緒方明監督が撮った。原作の問題なのかもしれないが、最初から最後まで主人公がだらしなさすぎて何の魅力もないところが苦しい。一種のコ [続きを読む]
  • きみはいい子(2015)
  • 小学4年生を持つ担任教師(高良健吾)は、優柔不断な性格から、うまくクラス運営が出来ないことに悩んでいた。一方、3歳の娘の母親(尾野真千子)は夫が単身赴任中でママ友の前では娘に優しく接するものの、家に帰ると娘に思わず手をあげたりする。 ・ ・ ・中脇初枝の原作を呉美保監督が撮った。連作短編集を原作にしているので仕方がないのかもしれないが、主要な登場人物がお互いに絡みがなく、同時進行で話が進んでいくと [続きを読む]
  • せんせい(1989)
  • 東京の佃島にある中学校は、夏休みで廃校になることが決まっていた。国語教師(渡瀬恒彦)は夏休みの学校が取り壊されるまでの間、補修授業をやりたいと思い提案するが相手にされない。しかし、若い音楽教師(南果歩)が一緒にやると言うと、他の先生方(松方弘樹、梅宮辰夫、千葉真一など)も参加することになる。 ・ ・ ・重森孝子の脚本を山城新伍監督が撮った。いわゆる実録やくざもので銀幕を飾ったスターたちが総出演して [続きを読む]
  • 鉄と鉛(1997)
  • ヤクザの親分(平泉成)に逆恨みされた探偵(渡瀬恒彦)は22時間後に殺すと宣告され、見張り番の男(成瀬正孝)を付けられる。残された時間で探偵は、少女(酒井彩名)の失踪した兄(宮崎光倫)を探す。ところが、兄は麻薬の売人の片棒を担がされており、そこに踏み込んだ探偵は逆に撃たれてしまう。そこを見張り番の男が助ける。 ・ ・ ・きうちかずひろ監督作品。「ビーバップハイスクール」の原作者として有名なきうち氏の2 [続きを読む]
  • 暴走パニック 大激突(1976)
  • 山中(渡瀬恒彦)は相棒(小林稔侍)と組んで連続銀行強盗を働いていたが、逃亡中相棒はトラックにひかれて死んでしまう。山中は愛人(杉本美樹)と逃げのびるが、相棒の兄(室田日出男)や警官(川谷拓三)に執拗に追跡され・ ・ ・田中陽造、神波史男、深作欣二共同脚本作品を深作欣二監督が撮った。最初からそんなに難しい映画ではなく、最後は壮絶なカーチェイスを見せてくれてすかっとさせてくれるだろうなと予想できる非常 [続きを読む]
  • 渡瀬恒彦さん、ありがとう。
  • このブログを始めるときに、高倉健さんと渡瀬恒彦さんが亡くなられた時以外は個々の映画について感じたことしか書くまいと心に決めて始めたのだったが、その2つのページを書かなければいけない日が早々と来てしまった。渡瀬恒彦さんは、私の中では小さな時から大スターであった。若い時分に「神様のくれた赤ん坊」と「時代屋の女房」を立て続けに見て、こんなに色気のある男性になりたいものだと叶わぬ夢をかきたてたものだった。 [続きを読む]
  • 大地を受け継ぐ(2016)
  • 福島原発事故直後に自殺した農業を営む男が居た。残された息子はその地で農家を受け継ぐことを決心した。彼のところに東京の若者が訪ねていって話を聞く様子を撮ったドキュメンタリー。井上淳一監督作品。ドキュメンタリー映画としてみても非常に特殊な方法で撮った作品である。作品の大半はその息子が自宅で若者達に語りかけているシーンである。その言葉の一言一言の重みをカメラで邪魔することのないようにまっすぐに観客に伝え [続きを読む]
  • ふたりのイーダ(1976)
  • 小学生の兄妹(上屋健一、原口祐子)は夏休みに母親(倍賞千恵子)と一緒に広島の祖父母(森繁久彌、高峰秀子)の所に帰省する。そこで兄は古い洋館の中で妹と遊ぶ「歩く椅子」を見つける。一方、母親は恋人(山口崇)を家族に紹介しようとしていたが、貧血が自分の被爆と関係があるのではないかと不安になっていた。・・・松谷みよ子の原作を松山善三監督が撮った。広島の原爆という悲劇を独特のファンタジックな世界で描ききった [続きを読む]
  • 脱獄・広島殺人囚(1974)
  • 終戦直後、モルヒネの売買のトラブルから殺人を犯してしまった植田(松方弘樹)は広島刑務所に収監される。しかし、その後彼は何回も脱獄と逮捕を繰り返す。 ・ ・ ・野上龍雄の脚本を中島貞夫監督が撮った。「仁義なき戦い」のスタッフの作品だが、こちらはそんなに重たいところはなく、前後の見境があまりつかない主人公が、あくまで脳天気に脱獄を繰り返し、その度にこちらもあまり有能とは思えない警察が逮捕していくという [続きを読む]
  • 白ゆき姫殺人事件(2014)
  • 化粧品会社の美人OL(菜々緒)が殺される。この事件を追っているワイドショーのディレクター(綾野剛)は、被害者の同僚の地味なOL(井上真央)に疑いをかけ取材を進めると同時に、その過程をTwitterに書き込んでいった。Twitter上ではそのOLの本名や顔写真を始めとした様々な情報が次々と暴かれていく。 ・ ・ ・湊かなえの原作を中村義洋監督が撮った。映像化するには困難な原作をわかりやすく見せてくれ [続きを読む]
  • 誰も守ってくれない(2009)
  • 幼い姉妹を刺し殺した犯人の妹(志田未来)を警護することになった刑事(佐藤浩市)はしつこく追ってくるマスコミから逃れ自宅に匿うが、インターネットの情報からその場所も明らかになってしまい、自分の不注意から息子を殺されたしまった夫婦(柳葉敏郎、石田ゆりこ)のもとに向かう。 ・ ・ ・君塚良一監督作品。なかなか取り上げられることのない加害者の家族の人権という問題を真っ正面から取り上げた非常に意欲的な作品で [続きを読む]
  • 喜劇右向け左!(1970)
  • 下着販売会社の係長、平山(犬塚弘)はいつもやる気のない態度で月給泥棒と呼ばれている。ところがその彼が新設の外国課の課長に任命された。そして部下たち(堺正章、なべおさみ、小松政夫など)と一緒に自衛隊に体験入隊することになる。平山は戦時中に配属されていた部隊で起こったある出来事を思い出していた。戦時中に隊長が大金を隠し持っていることを偶然に聞いた平山は不発弾の処理と称して殺されかけるが、身代わりに伍長 [続きを読む]
  • 憎いあンちくしょう(1962)
  • 大作(石原裕次郎)はマスコミにもてはやされるスターでその過密スケジュールを一手に管理していたのは恋人でマネージャーの典子(浅丘ルリ子)であった。典子との関係に倦怠感を感じていた大作は、テレビ番組の企画から生まれた無医村で働く恋人(小池朝雄)のところまでジープを運んで欲しいという女性(芦川いづみ)の願いを自分の力で果たそうと自ら仕事を放り出してジープに乗って九州に向かう。 ・ ・ ・山田信夫の脚本を [続きを読む]
  • 殺人狂時代(1967)
  • 心理学教授(仲代達矢)はある日突然「日本人口調節審議会」と名乗る人たちから命を狙われるようになる。新聞記者(団令子)と車泥棒(砂塚秀夫)と協力しながら、殺し屋たちを倒していった彼は、相手のボス(天本英世)と対決する。 ・ ・ ・都筑道夫の原作を岡本喜八監督が撮った。ナチスドイツの優生思想に基づく大量殺戮を批判するというメッセージを明確に前面に打ち出した作品である。そのメッセージ性を薄めるために喜劇 [続きを読む]
  • モスラ対ゴジラ(1964)
  • 大きな台風が過ぎ去った翌日、大きな卵が海岸に打ち上げられた。早速新聞記者(宝田明)が駆け付け取材を始めるが、興行会社の社長(田島義文)が住民から買い取って、レジャーランドを建設しようとしていた。そんな折、新聞記者の前に小美人(ザ・ピーナッツ)が現れ、あの卵はモスラの卵だから返してくれと言う。ちょうどそこに地底からゴジラが現れる・ ・ ・本多猪四郎監督作品。モスラとゴジラが対決するシーンを撮りたかっ [続きを読む]
  • 海賊とよばれた男(2016)
  • 北九州門司でその将来性に目をつけて石油業を興した国岡(岡田准一)は古くからの門司の業者に相手にされず、たたちまち苦境に立たされるが、小さな船で漕ぎ出して対岸の下関の業者と契約して切り抜ける。それからも、大きな困難が次々と彼を襲うが、その都度、強い意志と大胆な方法で切り抜けていく。 ・ ・ ・百田尚樹の原作を山崎貴監督が撮った。二時間半以上ある長い作品であるが、その長さを感じさせない作品である。幾度 [続きを読む]
  • 時の輝き(1995)
  • 看護学校に通う高校生(高橋由美子)は病院での実習中に交通事故で入院してきた初恋の人(山本耕史)と再会する。そのまま二人は付き合うが、ある日彼の方からもう会わないと電話がかかってくる。病院に行った彼女は、骨肉腫に冒されて再入院している彼と再会する。 ・ ・ ・折原みとの原作を朝原雄三監督が撮った。後に「釣りバカ日誌」シリーズを監督する朝原監督のデビュー作である。よくあるお涙頂戴の難病ものであるが、気 [続きを読む]
  • ひろしま(1953)
  • 広島の高校で原爆を扱った授業中に女学生(町田いさ子)が倒れた。被曝による後遺症の白血病を患っていたのである。担任教師(岡田英次)は、改めて原爆が広島の生徒たちに与えた影響の大きさに愕然とする。 ・ ・ ・日本教職員組合が制作した関川秀雄監督作品。原爆が広島の人間に与えた影響を余すところなく伝えようとしている力作である。皆が原爆のことを忘れようとしている戦後の描写から入り、回想の形で原爆投下当日の様 [続きを読む]