castblog さん プロフィール

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castblogさん: 国際弁護士 村尾龍雄の「今がわかる!!アジア情報」
ハンドル名castblog さん
ブログタイトル国際弁護士 村尾龍雄の「今がわかる!!アジア情報」
ブログURLhttp://cast-murao.jugem.jp/
サイト紹介文法務・労務・税務を知り尽くしたプロ目線で中国、ミャンマー、ベトナム等、アジアの今を先取り配信!!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供111回 / 365日(平均2.1回/週) - 参加 2014/01/22 11:46

castblog さんのブログ記事

  • IOVが導く中国自動車関連産業の大変革
  • ラオックスの大株主として知られる蘇寧電器集団のCFO出身の投資家の友人がIOV(Internet of Vehicles)の会社に51%投資しているから、一度見に来いと言うので、昨日深センに見学に行ってきました。 同席した同社のCEO(35歳ともちろん若い)との会話を以下に示します。 村尾:あなたたちの会社は何時設立したのですか? CEO:2012年です。私が2009年に設立していた電子部品開発の別会社と新会社を合併させ、設立したのです。 村尾 [続きを読む]
  • ついにバブル水準に達した感もある深セン不動産市場
  • 昨日早朝に上海から香港に到着し、一通りの仕事を処理した後に深センに出掛けて、古くからの政府で働く友人と深セン不動産市場に関する談義をしましたので、以下対話形式で紹介します。 村尾:私たちは今、深セン市福田区のホテルにいるわけですが、深センのマンション価格は現在1平米当たり幾らでしょうか? 友人:私は深センが大好きですが、地元の人間ではないので、伝聞ベースを含みますが、一番高いのは福田区よりも南山区で [続きを読む]
  • 私たちの子孫を犠牲にし続ける近視眼的民主主義
  • 国民を主権者とし、普通選挙制度に基づく選挙権の行使を通じて政権を担うに足る政党を、その標榜する政策により選択させ、当該選択の結果、勝利する政党が支配する国会が立法を仕切り、内閣が行政を仕切るという民主主義は、一見これに勝るフェアな制度はないのではないかと思わせるに足る説得性を備えます。 しかし、現在のエゴが支配する地球人の進化レベルを考えると、日本人も他の国家や地域の人々と同様、自分のことしか考え [続きを読む]
  • 拡大する日本人同士でつるむ危機
  • 現在、上海出張中です。 私にはとても珍しく昨日の面会者はいずれも現地で働く日本人でした。 というのは、私が出張の中心である上海や香港に赴く際は、基本的に現地の人々との会食などの交流を中心としており、日本人と面談する機会を積極的に作ろうとすることはないからです(圧倒的多数の日本人と正反対ですね)。 そこで、愕然としたのは、私が1996年8月に上海赴任した頃と全く変わらず、今なおその情報源が?日経新聞、?現地 [続きを読む]
  • 個人タクシー運転手の悲哀
  • 昨日(9月25日)午前8時20分頃、新大阪からの新幹線が品川駅に到着した後、9時に開始する会議までに間に合せるべく、普段なら決して搭乗しないPASMOが使用できない個人タクシーに珍しく搭乗しました。博識の運転手さんとの会話が面白かったので、以下紹介します。 村尾:運転手さんの車ではPASMOは使用できないですよね? 運転手:すみません。カードだけなのです・・・。PASMOなど交通系カード対応機械1台導入コストは20万円く [続きを読む]
  • 社会主義的面子の作用−不必要に拡大される北朝鮮危機
  • 中国人は日本人に理解されない面子の概念を持つと言われます。 それについて様々な研究がされていますが、私の経験則に基づく面子論は主要な2つの作用に集約されます。 1つは私の中国人の友人が私を彼らの友人に紹介してくれる場面です。彼らが私を彼らの友人を決して裏切らない自分の信頼できる友人として紹介してくれる場合、彼らの面子が一種の保証機能を果たす結果、彼らの友人は私を無条件に信頼してくれます。 日本語でい [続きを読む]
  • ストックオプションのない中国上場企業の驚愕
  • 中国企業の対日投資支援を一緒に頑張っているキャスト上海の薛(Xue)為華律師との先日の会話が面白かったので、対話形式で紹介します。 村尾:中国のA株上場企業のPERは異常に高いですよね。時に60倍とかあり得ない株式時価総額を目にします。 薛:そうですね。60年分の収益を織り込むというのは確かに異常です。深センの創業(ベンチャー)板などではPER100倍超えというのもありましたから、世界的に見ると、異常ここに極まれり [続きを読む]
  • 中国流スタートアップ支援策
  • 先般の上海出張時に、中国流スタートアップを支援するファンドの創業者と会食し、色々なお話を聞くことができましたので、ご紹介します。 村尾:あなたのファンドは2015年にスタートしたばかりですが、その出資者はどういう方々なのですか? 創業者:私はXX大学出身なのですが、その卒業生でグループを作るSNSがあり、そこでこういうファンドを立ち上げるつもりだと発信したら、一瞬のうちに6000万RMB程度の資金が集まり、それを元 [続きを読む]
  • 大義なき解散に見る民主主義の末路
  • 内閣総理大臣による衆議院の解散権行使は、小泉総理による2005年の郵政解散のように、郵政民営化の是非という国民にとてもわかりやすく、しかもその関心事である政策の採否を論点として提示する場合や、野田内閣による2012年の政権選択解散のように、旧・民主党が政権の座を追われることがわかっていても、それだからこそ国民に政権を担うに足るか否かの信を問うという場合には、主権者たる国民を主役として位置付けて、主権者たる [続きを読む]
  • 「つながる」ことで弁護士業界革命を起こせるか?
  • 司法試験の合格人数が1500名程度に絞り込まれた結果、弁護士業界の就職難が最悪期を脱したという噂もあります。 しかし、弁護士業界が毎年の合格者が500名とか600名に過ぎなかった私の時代(47期前後)と比べると、相対的に苦境に喘ぐ構造は一向に変わっていないと思います。 私自身はこうした構造的要因と無関係に2014年、2015年と中国ビジネスの急減速と円安、人民元高の基調というダブルパンチのおかげで経営に随分と苦しみまし [続きを読む]
  • 死を覚悟するところから個人も国家も進化する
  • 北朝鮮がその保有する核技術を急速に高め、これをグアムはもちろん、ICBM技術完成により米国本土に到達させることができるようになる日はそう遠くない未来であろうことは誰が考えても明らかです。 1990年代の古くから、西洋型民主主義を採用しない中国が表現の自由などの人権を恒常的に制約された人民の鬱積した不満により間もなく分裂すると騒いだ人々と同様に、北朝鮮のような人民を食糧難に直面させる三流国家が最先端科学技術 [続きを読む]
  • 上海と香港で成功する飲食ビジネスとは
  • 今週、上海と香港の飲食ビジネスに投資、支援する専門家とお話をするチャンスがありましたので、会話形式でお伝えします。 村尾:香港に毎月来ている私が尋ねるのも変ですが、香港への投資人気はかげり、現在は香港に定住する日本人が減少していると聞くのですが、本当ですか? 香港専門家:本当です。でも、相変わらず飲食関係の新規設立は後を絶ちません。しかし、優勝劣敗は明らかですね。 村尾:最近、ビザ政策が香港でも厳格 [続きを読む]
  • 冷静でいられるうちに国防力強化の議論を
  • ある人の本性はピンチの時に露呈します。 普段冷静に見える人でも、有事には怒りっぽくなったり、おどおどし始めるなど、隠れていた本性は危機の際に露呈します。 それは個人の集合体である国家のレベルでも同様です。 これを我が国について見ると、明治維新を挟んで、ちょんまげ姿の江戸時代からスーツを着た姿にごく短期間で変貌して平気な大改革をやるという、有事に大胆な変貌を厭わない特性が見えます。 そして、第二次世界大 [続きを読む]
  • 絶望的に多忙な場合のタスク処理方法
  • 今月は何時もにましてともかく多忙で、毎朝午前4時とか5時には起きて仕事をしているのに(ちなみに今朝は午前3時50分起床)、ブログを書く余裕すらありませんでした(今日は早朝からやっている大至急要処理案件が2時間で終わり、少し疲れたので、気分転換に書くことにしました)。 こうした時には多数の締切りを抱えて、「一人上海雑技団」のような心境に追い込まれますが(そして回している多数の皿の1つか2つの割れる音が [続きを読む]
  • 中国と北朝鮮が抱く共通の心の闇(2)
  • 資本主義と社会主義が20世紀における双方の歩み寄りにより相対化し、しかも社会主義の親分であったソビエト連邦が解体されると、1917年以降続いた資本主義か社会主義かの選択論争には終止符が打たれました。 それ以降は社会主義陣営(中国、北朝鮮、ベトナム、キューバ)が現体制の維持を図ろうとも、それ以上、社会主義陣営が(資本主義勢力を暴力革命により駆逐することを前提として)拡大する懸念は消え去りました。 続きを読む [続きを読む]
  • 中国と北朝鮮が抱く共通の心の闇(1)
  • 頑張った者、リスクを積極的に取った者(資本家)が他者よりも圧倒的多数の財産を囲い込むことができることを憲法上保障する資本主義(日本で言えば憲法第29条第1項の財産権の保障がその具体化ですね)は、その頑張って獲得した財産が突如として為政者により没収されることなく、あくまで自らの代表である国会議員により構成される国会を通じた法律によってのみ合理的範囲での規制を受ける(そして規制に服する場合にも、相当なる [続きを読む]
  • 核使用をなお積極支持するアメリカ
  • 今朝の報道によると、日米両政府は17日にワシントンで開催する外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)でアメリカの核兵器による「核の傘」で日本を守る「拡大抑止」を提供し続ける方針を確認するそうです。 これを見て、8月12日の朝、香港から上海に移動する中国東方航空(MU)の機内で見た「参考消息」の記事を思い出しました。 同月11日付け同誌3ページの記事(EFEロスアンゼルス8月9日転載)は次のとおりです。 続きを読む > [続きを読む]
  • マスコミは北朝鮮のもっと深い洞察を書いたら?
  • どのマスコミも北朝鮮とアメリカが舌戦を繰り返している様子を報道します。 そして、それにもかかわらず北朝鮮がミサイル発射を止めない様子を報道します。 その報道には一切の個性もなければ際立った深い洞察もありません。 これで人様からお金を取ろうというのですから、そりゃ、若者が無償のネットニュースに流れるのは必然です。若者こそが合理的経済人としての行動をとっています。 私が記者であったとすれば、あれだけ市民が [続きを読む]
  • 100歳時代到来は専門家には得かも?
  • 医学の進歩により、多くの人々が100歳前後まで寿命を伸ばす100歳時代が到来する可能性が指摘されます。これは地球規模で見ると、発展途上国での人口増加と相まって、多くの人々が都市を離れ、莫大なエネルギー消費とは無縁の森で暮らすくらいの勢いで生活様式を変化させないと、現在の生態系が持たないのではないかという懸念が生じます。これはこの問題のマイナスの側面ですね。続きを読む >> [続きを読む]
  • SARSより怖いって本当?
  • 2003年に猛威を振るったSARS(新型肺炎)と聞けば、中国、香港に関わる私世代のビジネスマンにはなお記憶に新しいところでしょう。 北京におけるSARS患者の発生を衛生部が隠蔽していたことが発覚し、同年3月の全人代で国家主席となった胡錦濤、そして国務院総理となった温家宝が就任直後から揃って感染範囲拡大の阻止に向けた陣頭指揮をとらざるを得なくなり、大陸は極度の緊張感に包まれました。続きを読む >> [続きを読む]
  • 国際弁護士に興味のある高校生の皆さんへ
  • 先般ある高校から社会見学として、上京時に高校生のインタビューを受けてくれないかというお話がありました。 日程候補が1日しかなかったので、スケジュールの関係上、大変残念ながらこれを受けることができませんでしたが、なるほど、私も高校生だったら、国際弁護士とは何をしているのかを聞きたかっただろうと思いました(高校生の私は自分が国際弁護士になるとは想像もしていませんでした。)。 そこで、以下では国際弁護士に [続きを読む]
  • 転んでもただでは起きない中国投資家
  • 先般、香港大富豪と食事をしていて、中国投資家の転んでもただでは起きない一面に感嘆しましたので、以下、会話形式でお伝えしましょう。 香港大富豪:最近、中国証券監督管理委員会がA株上場を簡単に許さなくなり、私の投資先も上場の望みが絶たれてしまうところがでてきました。 村尾:それは2014年11月22日の法定基準金利の引下げを皮切りに、わずか半年で数次にわたる引下げをしたのを受けて、すわ、中国版・異次元金融緩和の [続きを読む]
  • 誰もリスクをとらない国のなれの果て
  • 今朝のヤフーニュースを見ていたら、法科大学院の半数が廃止・募集停止になったという報道が流れていました。 政府による法曹の需要予測が外れたことが理由だそうです。 司法制度改革に猛反対していた弁護士は、そんなに急激に弁護士を増やしても日本の法務需要はそこまで増えないと主張していたのですが、弁護士会はロビー活動が極めて弱く、税理士や司法書士など一生懸命にロビー活動をする他の専門家に職域を荒らされる一方の拱 [続きを読む]
  • 日本は民主主義の断末魔の証明の場か?
  • 主権者である個々の国民が最大限の自由を享受するために、普通選挙を通じて国民が全国民の代表である国会議員(衆議院議員、参議院議員)を選出して、彼らが構成する国会を通じて制定する法律によってのみ国民の権利が制限され、義務が課される民主主義(自由民主主義)は比較相対的観点から最善の政治手段であるはずでした。 「民主主義は最悪の政治形態と言うことができる。これまでに試みられてきた民主主義以外のあらゆる政治 [続きを読む]