castblog さん プロフィール

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castblogさん: 国際弁護士 村尾龍雄の「今がわかる!!アジア情報」
ハンドル名castblog さん
ブログタイトル国際弁護士 村尾龍雄の「今がわかる!!アジア情報」
ブログURLhttp://cast-murao.jugem.jp/
サイト紹介文法務・労務・税務を知り尽くしたプロ目線で中国、ミャンマー、ベトナム等、アジアの今を先取り配信!!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供140回 / 365日(平均2.7回/週) - 参加 2014/01/22 11:46

castblog さんのブログ記事

  • 日本人には最初は何でもいい加減に見える中国の政策
  • 中国人の思考方法は日本人と全然違います。 よく言われることですが、日本人やドイツ人は、最初に緻密に計画を練り上げ、その後、想定した事実がどう変化しようとも、事実を計画に合わさせようとする徹底した演繹法の思考によります。 これに対して、イタリア人など、ラテン系民族は多くの場合、余り計画することもなく、感性重視で走り出す計画性欠如の悪癖があると言われます。 中間型なのが中国人やイギリス人で、最初にある程 [続きを読む]
  • 弁護士業−良いときにこそ陥る可能性のある落とし穴
  • 現在、アベノミクス効果で、民主党政権時代の超・円高時代から円安基調の時代に移行し、5年が既に経過したからか、大手上場企業は好決算が相次ぎ、手元の現預金は未曽有の水準に達しています。 こうしたときには、耐え忍ぶことを本質とする冬の時代にできなかった前向きの投資案件が活性化するばかりではなく、後ろ向き案件の処理案件も一気に膿を出す覚悟で進みますので、大手上場企業をクライアントとする弁護士の業務は必然的に [続きを読む]
  • 中国−いずれ二線都市、三線都市の不動産価格が上昇するのでは?
  • プラザ合意(1985年9月22日)後の極端な円高による不景気到来を回避すべく、無秩序な金融緩和を受けて形成されたバブル景気(1986年12月〜1991年2月)の崩壊により、それまでの土地の右肩上がり神話は終焉し、不動産価格は崩落の憂き目に遭いました。 現在の中国の不動産価格は、北京市、上海市、深セン市という沿海部の一線都市では庶民にはおよそ手の届かない天文学的水準に達しており、「唐の時代から続く輪廻転生ローン」でも [続きを読む]
  • 中国のeスポーツ事情とは
  • e(エレクトロニック)スポーツとは、複数のプレイヤーで対戦されるコンピュータゲームをスポーツ・競技として捉える際の名称で、その名前を最近耳にする機会が日本で増えてきました。 しかし、どうも中国ではそれは既に一大産業になっているそうです。 前日に雪が降り、当日も前週の最高24度から2度まで下がった清明節休暇の4月5日に上海から北京に一泊で古くからの友人に会いに出かけました。 出かけたのは、クライアントが中国 [続きを読む]
  • そろそろ素直に中国との新たな付き合いを模索すべきときだ
  • 1980年代、1990年代は、一般の日本人は中国を取るに足らない貧しい国家であり、しかも社会主義国家ですから、ほとんど関心の対象外であるか、少なくとも日本より随分劣った国家である、との見方が支配していました。 ところが、2001年12月11日のWTO加盟前後から、中国が経済的大躍進を開始し、世界の工場としての注目を一身に浴び始めますと、潜在的恐怖心に裏付けられた嫌悪感からか、自らの優越感が漸次的に崩壊していくことへの [続きを読む]
  • 海外に眼を向ければ、効果的な資産防衛は可能なのに
  • 日本人は上海など中国の各都市に赴任しても、圧倒的多数の人は中国語を必死になって学習し、1人でも多くの中国人の友人を作ろうとする努力を集団的に怠ります。 仕事場でも日本人か日本語のできる中国人とばかり話しをし、晩御飯もそのような同僚と食べるか、日本人のお客様とばかり食べ、週末も日本人とゴルフに出かける・・・これでは3回くらい輪廻転生しても、中国語はできるようになりませんし、多数の中国人の友人もできませ [続きを読む]
  • 日銀−次の5年は一体何を買うつもりなのか?
  • 黒田東彦日銀総裁が再任され、2018年4月9日からの5年間、再び日銀総裁に座ります。 黒田総裁といえば、2013年4月、2014年10月の2度にわたる「黒田バズーカ」(宇宙戦艦ヤマトの波動砲のような必殺技)を発射し、円安を進め、輸出型日本企業を旧民主党時代の超・円高の塗炭の苦しみから救済した功績で知られます。 その手法は、今や死語になりつつある「アベノミクス」の第一の矢である異次元金融緩和に呼応するもので、中央銀行の [続きを読む]
  • 習近平一強体制は西欧型民主主義衰退の産物?
  • 習近平に共産党総書記、中央軍事委員会主席、国家主席の3つのタイトルが集中するばかりか、国家主席の任期制限条項がはずれたことで、習近平はいずれのタイトルも長期保有することができる一強体制を構築しました。 日本を含む西側諸国からは、それが毛沢東に権限が一極集中した結果、文化大革命を招来した歴史的反省を忘却するものとの批判が相次いでいます。 しかし、習近平一強体制を多数の長老が支持する背後では、公文書改ざ [続きを読む]
  • 習近平が進める一極集中化は悪の権化か?
  • 習近平が現在開催中の全人代で1982年憲法の第5次改正をし、国家主席の任期制限をはずそうとするなど、権力の一極集中化を図る様子に対して、日本を含む西側諸国のメディアはこぞって毛沢東への過度な権限集中が文化大革命(1966年〜1976年)を招来した歴史的悲劇を忘れ去るものと批判一色です。 しかし、この批判は必ずしも当を得たものではないのではないか、と私は思います。 というのは、建国の父としての地位を有していた毛沢 [続きを読む]
  • 反復継続力
  • 私たちの組織でも、それ以外でも、英語圏に1年間、交換留学に行ったりする方々が枚挙にいとまがありません。 しかし、驚かされるのは、親にコストを負担してもらったそれらの方々が必ずしも実践的な英語力を持っていない、という事実です。 私からすれば、留学コストと1年間の時間を支払ったのであれば、何が何でも日本人の中では図抜けた英語力を身につけなければならない、と肝に銘じて、日々トレーニングするはずですが、なぜか [続きを読む]
  • 仕事に全力で役に立つアイアンマン
  • 昨年、足がつって、結局のところ、失格であったニュージーランドアイアンマン(3月3日)のリベンジに成功しました。 タイムは最初の最初から制限時間ギリギリを狙った16時間39分(制限時間は17時間)で、予定どおりです(まあ、最後に仲良くなって一緒に歩いた深セン、重慶及び台湾の男1名、女2名の集団が3名一緒にゴールして、1分間、ゴール付近を独占していたので、それを待たなければ、1分は早かったという・・・笑)。 昨 [続きを読む]
  • 中国企業による対日M&Aが増えない理由とは
  • 中国企業による対外直接投資額は1,701億1000万米ドル(2016年。*)と20兆円に届こうかという水準であるのに、対日M&Aはこの水準からすると寂しい限りで、これが劇的に増加する兆候は見られません。 私は、その主たる理由は日本企業側にあるものとずっと誤認していました。 すなわち、アメリカ企業の創業者は自身の企業に相当程度の値段をつけてくれるならば、国防上の理由等で法律に阻まれない限り、中国企業だろうがアンドロメダ [続きを読む]
  • 時代の急激な変化に合わせる努力
  • 全国の書店やTSUTAYAなどのビデオ店がアマゾンの快進撃により閉鎖や縮小を迫られています。 ネット企業の大躍進は、古い業態のビジネスを存亡の危機に立たせるほどのインパクトを持っていたわけですが、この急激な変化に気づき、対応してきた書店やビデオ店で、業容を拡大することができたところは果たしてあったのでしょうか。 少なくとも私の知る限り、そのような存在は寡聞にして知りませんから、努力如何にかかわらず、全体と [続きを読む]
  • 中国なくして我が人生なし
  • 1996年8月31日に中国に赴任して以降、満21年が経過しました。 若い、若いと思っていても、そりゃ、客観的には立派なおっさんになるはずです。 この間、心から信頼し、私としてはこれ以上ないほどの親族的愛情を注ぎ込んだと思っていた中国人弁護士にクライアントを持って逃げられるという悲劇にも直面しましたけれど(やはり中国では性悪説管理がすべてというわけです)、全体を俯瞰して公平に中国と中国人と付き合って良いことと [続きを読む]
  • 船井総研渉外セミナー
  • ここ1週間、毎朝コツコツと2月26日(月)に開催する船井総研の渉外業務新規参入セミナーのレジュメを作ってきました。 参加者は、おそらく地方で独立されている若手弁護士を中心とするはずです。 香港(イギリス)契約法のレジュメで、何とか日本のcivil lawシステムと異なるcommon lawの面白さをお伝えできないかと自分なりに工夫を凝らしているうちに、130ページもの大作になってしまいました。 このセミナーは、今までのセミナ [続きを読む]
  • 中国なくして我が人生なし
  • 1996年8月31日に中国に赴任して以降、満21年が経過しました。 若い、若いと思っていても、そりゃ、客観的には立派なおっさんになるはずです。 この間、心から信頼し、私としてはこれ以上ないほどの親族的愛情を注ぎ込んだと思っていた中国人弁護士にクライアントを持って逃げられるという悲劇にも直面しましたけれど、全体を俯瞰して公平に中国と中国人と付き合って良いことと悪かったことを比較しますと、153勝3敗とかのイメージ [続きを読む]
  • 人事を尽くして普陀山参り
  • 経営者であれば、おそらく日々の生活の中で、誰しも必死になって知恵を絞り、これ以上はできないという程度に努力を重ねていると思います。 私も自分の器の中では相当に努力を重ねており、ただ専門家として目の前の仕事をこなすだけでなく、組織発展の戦略を立て、実際に行動し、反省し、修正し、また行動することを日々継続しています。 しかし、その種の努力は誰しもが必死にやっているのに、あたかも冬季オリンピックでの競技順 [続きを読む]
  • ともかく多忙が続く
  • ブログ執筆に対する熱意を失ったわけではありませんが、ともかく現在過去経験したことがない多忙が続いて、毎朝午前4時とか午前5時に起床して一生懸命仕事しているのに、ブログを書く時間も、トレーニングに十分な時間を割く時間も確保が難しくなっていて、このままではいかんと、少々焦り気味です。 多忙の理由は、単純に案件が増えているだけではなく、香港ソリシターになったおかげで、英語、特にEngland and Wales法を母法とす [続きを読む]
  • 狩猟民族型ビジネスと農耕民族型ビジネスの融合
  • 私たちのビジネスは、もともと狩猟民族型ビジネス一辺倒でした。 すなわち、複雑怪奇な中国の法律、会計、税務の制度を学習し、日本人と中国人の専門家が協働する仕組みを作り、他と差別化できるワンストップ・サービスを作り上げて、規模こそ小さいブティック型組織ながら、一流の渉外弁護士事務所と遜色ないフィー体系で、クライアントにサービスを提供するという、そんなビジネスばかりだったのです。 このビジネスの特徴は、処 [続きを読む]
  • 切れない10本の斧より切れる1本の斧
  • 私の出身の大江橋法律事務所では、6名の異なる師匠がおり、いずれも特徴が異なりましたから、それぞれに個性のあるアドバイスを頂戴することができ、それが間もなく24年目に入る私の法曹生活の基礎を形成しています。 その中で、隣に座らせていただき、集中しているところにしばしば話しかけて、大迷惑を掛け続けた(しかし、温厚で、絶対に不愉快な顔をしない)国谷史郎弁護士から頂戴した珠玉の言葉は「切れない10本の斧より切れ [続きを読む]
  • 根本的に外交戦略を変える必要がある日中関係
  • 皆さん、年明けから多忙続きで、これが今年最初のブログになります。遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。 さて、中国には、どの時代、どの瞬間を切り取っても、必ず多くの深刻な問題があります。 しかし、それは中国に固有の問題ではなく、日本を含むどの国家、どの地域も同じです。 その同じ深刻な問題を抱えながら、中国は2000年当時、現在ミャンマー、バングラデシュにさえ及 [続きを読む]
  • 「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の成功に見る日中友好の深化
  • 東野圭吾さんの「ナミヤ雑貨店の奇蹟(中国語:解憂雑貨店)」の中国語版の小説が黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん」以来、1000万部を超えるかという勢いで販売を伸ばしています。 12月29日から映画も公開されましたから(*)、映画との相乗効果で、一層小説の売上げが期待されます。 そればかりか、中国の場合、既にこれが上海で演劇になっていたり(「君の名は。」を中国で日本と同時上映するのに成功した日本人の知人がけん [続きを読む]
  • 中国における「試行」という考え方への理解
  • 二階俊博自民党幹事長が28日に習近平中国共産党総書記に面談し、「世界の平和と繁栄に共に貢献する新しい時代の日中関係」を提唱したといいます。 この提案について習近平総書記は具体的言及を避けたといいますが、それはそうでしょう。 というのも、中国では何か新しいことを始める場合、小さな範囲で実験的に事柄をやってみる「試行」という考え方が徹底しており、「試行」段階で成功を収めて、それから本格的な実施段階に移行す [続きを読む]
  • 日中蜜月時代の到来
  • 安倍総理が2013年以降に開始したアベノミクスは、旧民主党時代の極端な円高を是正し、相対的円安傾向を定着させ、人民元の対円での相対的価値上昇をもたらしました。 そこに中国のWTO加盟(2001年12月11日)から続く中国の個人GDP増加傾向の結果、人民が沿海部の富裕都市において日本へ個人旅行を試み、それ以外の都市群でも団体旅行を試みることができる程度の豊かさに達するという地合いの良さが重なり、2013年を契機に、中国人 [続きを読む]
  • 53歳の書生論
  • 私も今年で53歳になってしまいました。 私が大変お世話になった大江橋法律事務所に30歳で入った1995年4月に、20歳ほど年齢が上の創業者である宮崎誠先生、石川正先生及び塚本宏明先生は50歳か51歳で、今の私よりも年齢が若かったのだなと思うと、気だけは若いものの、自身のおっさん振りに愕然とさせられます。 しかし、おそらく20年以上も昔の当時と、2017年の現在を比較しますと、世の中は激変し、しかも激変の速度を、年を追 [続きを読む]