泡沫茉葉 さん プロフィール

  •  
泡沫茉葉さん: いつまでも恋愛脳
ハンドル名泡沫茉葉 さん
ブログタイトルいつまでも恋愛脳
ブログURLhttp://mahautakata.blog.fc2.com/
サイト紹介文大人乙女の為のオリジナル恋愛話。毎日21時更新。R18
自由文揺れる十代から二十代の、女の子や女性を主人公にしたお話を書いています。大人乙女な女性向けなので18才未満の方はご遠慮下さい。原則年の差、身長差萌え。作者の萌え垂れ流し。時々、読者参加イベントが発生します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供0回 / 365日(平均0.0回/週) - 参加 2014/01/24 18:08

泡沫茉葉 さんのブログ記事

  • あとがき
  •  留守番の仔猫、全十話終了です。 彼シャツが書きたかっただけなんですが、こんなに短いのにえらく時間がかかりました。 今年ももう半分が過ぎてしまったというのに、ろくに書けていません。長いお話の書き方を忘れてしまいそう。書きかけの物はいくつもあるのにどれひとつとして完結まで持って行けていません。  次の話をいつ更新できるかは全く未定ですが、時々覗いてみて下さい。もしかしたら更新してるかも。 そんな感じ [続きを読む]
  • 留守番の仔猫 10
  •  手早くシャワーを浴びて寝室の外から聞き耳を立てる。部屋を出ていたのは、ほんの15分程度だ。 泣いているか。それとも。 中からはなんの音も声も聞こえない。 音を立てないようにレバーを下げ、寝室のドアを開ける。ベッドの上には両手を頭の上に上げたまま、横向きに壁の方を向いている笙子がいた。 間接照明の薄明かりの中、広いベッドの中央で膝を曲げ小さく体を丸めている。 シーツの色は濃いモスグリーン。その上に投 [続きを読む]
  • 留守番の仔猫 9
  •  「こっちを見なさい」 まぶたにぎゅっと力を込めて目をつぶり唇を噛む彼女に、わざと命令口調で言う。背けた顔が少しずつ角度を変えて、怯えた表情の笙子が俺を見た。 手首でひとつに括った腕は、今は俺が抑えて頭の上で固定している。ネクタイの余った部分を伸ばしてベッドのヘッドボードの裏に細工した輪に通し結んでしまうと、もう抑えている必要も無くなった。「えっ?」 手を離しても身動きできないことに気付いた笙子が [続きを読む]
  • 留守番の仔猫 8
  •  ネクタイの結び目に指を入れて緩めると、光沢のある布地はしゅるっと音を立ててそのまま一本のひもになる。笙子はベッドに横たわったまま、それをじっと見ていた。 この仕草が好きだという女が多いのは知っている。男にとっては単に身支度を解き、窮屈な戒めから解放される一瞬に過ぎない。 でもそれが、プライベートとの境目のように見えるのだとあさみが言っていた。 ここから先は気持ちを許した相手にしか見せない姿なんだ [続きを読む]
  • 留守番の仔猫 7
  • 「似合わないし、第一体に良くないからダメだって言ったよね」 やっていることは中高生と変わりなくても、二十歳を過ぎているから法的には問題ない。それでも女の子の体にいいものとは決して言えない。「……だって……」「興味本位で手を出してやめられなくなっても困るからダメって言ったんだけど。せっかくの笙子のいい匂いが消えるのはいやだな」 少しだけ湿り気を帯びた髪を撫でると、ひくんと体を震わせる。「だって……」 [続きを読む]
  • 留守番の仔猫 6
  • 「夢だった……」 まだはっきりと目覚めていないのか、しばらくぼうっとしたあと視線が俺に向かう。「おかえり、なさい?」 「うん、ただいま」  今夜中に戻れそうだったので帰ってきた事を告げると、頬を緩めてほわりと笑う。いつもの控え目な、柔らかな笑顔。 でも、そのタバコの匂いは……「笙子、今日どこかへ行った?」「え? あ、大学の帰りに本屋さんに寄ったけど」「それだけ?」「それだけ、ですけど……」 笙子の [続きを読む]
  • 留守番の仔猫 5
  •  このまま、ここに寝かせておくわけにはいかない。よく眠っている笙子を抱き上げて寝室へと運ぶべく身を屈めたとき、彼女の口から呟くような声が漏れた。聴き取れなくて聞き返す。「笙子?」「……にゃあ」 ……にゃあ? 聞き違いか何かの語尾だけなのか。猫のような声を出して眠る笙子に、心臓がバクバクと拍動を強める。「笙子」「にゃ……」 やっぱり「にゃあ」と言っている。だぶだぶの白いシャツだけを纏い、くるりと体を [続きを読む]
  • 留守番の仔猫 4
  •  新大阪発の最終の新幹線で東京に戻り、笙子の待つ我が家へと帰ったのは、日付もとうに変わった頃だった。 出張先の大阪からその日のうちに帰れないと思っていたが、運良く接待が早い時刻に切り上げられた。 ビジネスホテルをキャンセルし発車ベルの鳴るプラットホームを駆け抜けて、背後で閉まったドアにほっとため息をつく。 笙子はまだ起きているだろうが、帰り着くのは深夜だから敢えて連絡をしなかった。眠っている笙子の [続きを読む]
  • 留守番の仔猫 3
  •  リビングに戻って、またグラスに口を付ける。チビチビとしか飲めない強いお酒は口内を洗う役にも立たない。 それでも斉木さんの匂いのするシャツを身に纏い、斉木さんが好きなお酒を飲み好きなタバコの味を知った。 それで満足するはずだった。 ……足りない いくら匂いと味を得ても、声も温度も気配もない。 くいっと干したグラスをテーブルに置くとソファーの上で膝を抱える。ほとんど空に近い胃にアルコールが急速に吸収 [続きを読む]
  • 留守番の仔猫 2
  •  ひとりで足を踏み入れる浴室は、バスタブに湯気の立つお湯が張られているにも関わらずうすら寒い。 一緒に入るのは恥ずかしいからほとんどひとりで入っているのに、今日はなんだかガランとしている気がする。 数少ない一緒の入浴の時はいつも斉木さんに身体を洗われて、ついでとばかりにあちこち触られてしまう。それが恥ずかしくてつい拒否していたけれど、ひとりきりの今はそれすら恋しい。 お湯で温まった身体と髪を洗い、 [続きを読む]
  • 留守番の仔猫 1
  • 「ただいま」 玄関に響く声に応えるものはない。しんと静まりかえった部屋の住人はふたりだけど、そのうちのひとりは今日は帰らないのだ。 特に用事のないときは先に帰ってくる事がほとんどだから、返事がないのはさして珍しいことでもないけれど、帰らないことが判っている今日はなんだかやけに『からっぽ』な感じがした。 晩ご飯は冷凍してあるハンバーグを「必ず食え!」と厳命されている。斉木さんは私がひとりだと食事を抜 [続きを読む]
  • たいへんご無沙汰しております
  • 更新が止まってどの位になるのか……書けるときに書くスタンスは変わらないのですが、話の流れは出来上がっていてもそれが文章にならないという難病に罹患しました。とりあえず10話程の短い笙子を更新したいと思います。まだ書きかけですが、たぶんそれくらいで収まる予定です。本編ではなくSSです。ネタ帳ばかりが埋まっていって、何故か文章に出来ないんですよ……まあ、趣味でやっていることなので焦らずに書いていきたいと思い [続きを読む]
  • 近況報告
  • 広告が出ちゃったのでお知らせのみですが。体調を崩しまして医者通いしております。薬の副作用で頭痛が取れない毎日で、全く妄想ができません。仕事も休めないのでなるべく体力の温存に努めております。更新できないのは非常に心苦しいのですが、当面お休みさせて頂きます。来月辺りまとまった休みを取る予定ではありますので、その頃までにはなんとかしたいと思います。皆様もご自愛下さいませ。泡沫茉葉 [続きを読む]
  • 描いて頂きました!
  • Twitterで遊んでいると時々大きな宝物を得ることがあります。それが先日のひかるさんの素敵イラストだったりするのですが、日を置かずしてまた大きな宝物を頂いてしまいました。拙作のうち、二本をムーンライトノベルズにも投稿しているのですが、そのうちのひとつ『ワナナワタタオ』から、雫を描いて頂いてしまいました!なんとこれ、マウスで描かれているのです!描き手様は『けいた』さんとおっしゃる、ムーンライトや小説家に [続きを読む]
  • 頂きました♪
  • ご無沙汰しております。なかなか次の話が書き進められなく、お待たせしておりますが、更新のおしらせより先に頂き物の公開です。《みずたまりの恋》の企画でお世話になりました「ひかる」様より、『笙子』を頂きました!!ちょっと訳ありでおねだりしたところ、こんなステキな笙子を頂いちゃったんですよ!!ひかるさん、ありがとうございます♪♪♪斉木に意地悪されて唇噛んで睨む笙子。全然怖くないwむしろかわいい♪せっかくな [続きを読む]
  • 仔猫
  •  小さな彼女は俺を見上げるしかない。38cmの身長差は今後近縮む予定もない。 並んで歩くと見えるのは彼女のつむじ。その前にはたわわな胸元。襟ぐりのあいた服ならばその谷間が見えるロケーションではあるが、彼女がそういった服を着ることはない。 小さな身体に不釣り合いなほど豊かな胸は彼女のコンプレックスのひとつだからだ。 体の線を隠すようにふわりとしたシルエットの服は、ともすればふくよかにも見えてしまうのに、 [続きを読む]
  • 229
  •  月曜日の夜といえど、やっぱり渋谷は混雑していた。待ち合わせの時間には少し早すぎるが、かと言ってどこかへ時間を潰しに行くには短すぎて少し悩む。 ハチ公前広場の雑踏は、外国人観光客がカメラを高くかかげて写真を撮る姿が多く見られる。 スクランブル交差点は見慣れた者にとっては何の変哲もない日常の風景だが、世界的に見ればとても珍しいものであり観光名所のひとつになっているらしい。 人波に押されるように件の犬 [続きを読む]
  • あとがき
  • 難産な『週末 Yes or No』でした。書いては消し、書いては「こうじゃない!」と消しの繰り返し。やっとエンドマークが打てたときにはほっとしました。エロエロ笙子に斉木もびっくり。二度とないとは思いますが、一度くらい思いっきりエロエロさせてみたかったんです。脳内にはずっと先までのストーリーがあるふたりですが、なかなか着手できません。こう、気持ち的に「書きたいっ!」ていうのが盛り上がらないとダメですね。と [続きを読む]
  • 週末 Yes or No 19
  • 「一度病院で診てもらうか?」 ベッドに戻り私を抱きしめた斉木さんがぽつりと言う。病院って、どうしてなんだろう。「なにかの病気で痛いってこともあるからな」 斉木さんはそう言うけど。「だって……ずっと痛いわけじゃない、もん……病院……いや……」 ふるふると首を振る私をなだめるように斉木さんの手が髪を撫でた。「それにさっきは全然痛くなかったの。だから病気とかじゃなくて……」「……俺とサイズが合わないって [続きを読む]
  • 週末 Yes or No 18
  •  何かが頬に触れてくすぐったくて意識が浮上する。重怠いまぶたを押し上げると、目の前に真剣な表情の斉木さんの顔があった。「もう落ち着いた? 吐き気とか頭痛したりしないか?」 手伝って貰って身体を起こすと、ミネラルウォーターのペットボトルを渡されて飲むように言われる。「飲めるだけたくさん飲んで」 微熱でもあるのか、身体が重い。乾いた喉に染み込むような水分に少し咽せた。 時計はまだ真夜中を示している。  [続きを読む]
  • 週末 Yes or No 17
  •  恨みがましい言葉を投げてから気付く。斉木さんは本当にいつも余裕があって、私はその手のひらの上で踊っているだけなのかもしれないと。 泣きたくなるほどの焦燥感は、一度中断されてしまったから少しだけ落ち着いた。恥ずかしい事を言って、淫らな行為をしていたさっきまでの自分が信じられない。 なんだか斉木さんも呆れているみたい。「さい、きさん……もう、いい……です」 身体は火照ったまま、燻った衝動は冷めてはい [続きを読む]
  • 週末 Yes or No 16
  •  たぶん私は泣きそうな顔をしていたと思う。散々焦らされて、恥ずかしい思いをしながらねだったのに与えられないなんて。 斉木さんに導いて貰えないと、私はこの熱を解放することが出来ないのに。「やぁ……ねぇ、どうして?」「どうして、かな。そろそろ自分でイケるようになろうか」 私は息を飲む。自分で? 自分でって!「さい、きさん?」「自分で触ってイってごらん」「やっ、むり、出来ない……」 ぷるぷると首を振って [続きを読む]
  • 週末 Yes or No 15
  •  くにくにとほぐすように恥ずかしいところを弄られて、じわっと涙が浮かんでくる。なんでそんなとこ触るんだろう。 ぴちゃぴちゃと音を立てながら耳を舐めていた斉木さんが、そこに吹き込むように言った。「そのうち、ここのヴァージンももらうよ。今はその練習」 ふるふるっと首を振って耳を離してもらうと、じっと斉木さんを見る。なんだか凄絶に色っぽい顔をしてる。でもここで負けちゃいけない。「そんなの、変です! そん [続きを読む]
  • 週末 Yes or No 14
  •  にやりと笑った斉木さんがお風呂の時と同様に、あっという間に私の身につけていたものを剥ぐ。ぽいぽいと自分の着ていた物までベッドの下に投げ捨てると、ちらりと見えてしまったモノが今すぐO.K.な状態なのに少し怯んだ。「さあ、ご希望通り裸でくっつけるよ」 ぐいっと手を引かれて上半身が起こされると、あぐらをかいた腿の上に乗せられる。跨がった姿勢で向かい合って抱きしめられると、確かに肌が触れ合って気持ちいいけど [続きを読む]
  • 週末 Yes or No 13
  •  私は言葉を間違えたのだろうか。斉木さんは私をじっと見たまま、呼吸すら止まっているように見える。 意味が通じなかったのか。それともあまりにはしたなくてあ然としているのか。なんの返事もリアクションもなくて、だんだんと不安が募ってくる。「あ、あのっ、なしっ! 今のなしで!」 続く沈黙に怖くなり慌てて撤回しようとしたら、ぎゅっと抱きしめられた。ぐりぐりと頭にあごを擦りつけられてちょっと痛い。「ああ、もう [続きを読む]