宮澤 さん プロフィール

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宮澤さん: 信州読書会
ハンドル名宮澤 さん
ブログタイトル信州読書会
ブログURLhttp://bookclub.tokyo/
サイト紹介文長野市にて毎週土曜日に読書会を行っています。
自由文長野市にて毎週土曜日に読書会を開催しています。主に国内の純文学、海外古典作品を、読んでいきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供50回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2014/01/27 20:51

宮澤 さんのブログ記事

  • イプセン『人形の家』読書会のもよう(2017 10 12)
  • 2017.10.22にイプセン『人形の家』でツイキャス読書会を開催しました。メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちら私も書きました。「自由からの逃走」「イブセンの人物に似ているのは里見のお嬢さんばかりじゃない。今の一般の女性(にょしょう)はみんな似ている。女性ばかりじゃない。いやしくも新しい空気に触れた男はみんなイブセンの人物に似たところがある。ただ男も女もイブセンのように自由行動を取らないだけだ。腹のなか [続きを読む]
  • 柳田国男『山の人生』読書会のもよう(2017 10 6)
  • 2017.10.6に行った柳田国男『山の人生』読書会のもようです。青空文庫版 山の人生メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら私も書きました。「山の人生」長野県の北の方、新潟との県境に妙高市がある。『山の人生』にも触れられているが、ここに山男が出るという。私も、勤め人だった頃よく先輩に誘われて、アパグループのやっている妙高のゴルフ場に行った。ゴルフの帰りに、ミューミサというラーメン屋が連れてってもらった。ド [続きを読む]
  • 求められているのはコンセプトだ
  • 昨日書いた人間が何のために生きていくのかという問題という記事の感想をメルマガ読者さんから頂きました。(転載貼り付けはじめ)ブログ読みました。非常に印象深かったです。AIでメガバンク正社員が削減されるというのは新聞でも読みましたが来年に就活をする身としてはどのような業界に進めば良いのか悩みの種です。http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53348https://www.nna.jp/news/show/1680572車のスマホ化がすすみボッシ [続きを読む]
  • 人間が何のために生きていくのかという問題
  • 昨日、ベーシックインカムで貧困はなくなるのか?という記事を書いたら、メルマガ読者さんから感想いただいたのでご紹介します。 (転載貼り付けはじめ)ここ数日ちょうどその問題について考えておりました。私もBIは、国家がお金を出して、いい政策だと思わせるだけのことで問題は解決されなく税金の無駄使いと思います。必要なのは、今の社会の大きな雇用問題が何故存在するかを正直に説明、国民に考えさせないといけないと思い [続きを読む]
  • ベーシックインカムで貧困はなくなるのか?
  • ベーシック・インカム(BI)というのがある。政府が国民に、最低限の生活費を支給するという政策だそうだ。社会保障の一元化と公平化として、話題になっている。 貧困がなくなるとか、ブラック企業がなくなるとかメリットが語られているのだが、BIで本当に貧困がなくなるのか? ということだ。 経済学者のアマルティア・センによると、貧困というのは「潜在的能力を実現する権利の剥奪」と定義されるそうだ。 BIというのは、権利 [続きを読む]
  • 寡婦のレプタと民主政治
  • 先日、選挙があった。投票率は53.68%。戦後二番目の投票率の低さであった。 ジャン=ジャック・ルソー(1712-1778)という思想家が、人民主権論を説いた『社会契約論』で次のように書いている。人民が自分たちの王を信任することについての文章なのだが、これはそのまま、人民が自分たちの代表である代議士を選ぶことにも当てはまる考え方である。 選挙が全員一致でないかぎり、少数者は多数者の選択に従わなければならないという [続きを読む]
  • 立憲主義とは何か? 政治家の仕事は煙突を建てること
  • 哲学者の任務は政治の目標を確立する点にあり、あらかじめ(思想の上で)その目標に到達していなければ、この任務を果たすことはできない。……政治家の義務は、哲学者の提言を地上の条件に適応する点にある。シェイエス 『第三階級とは何か?』前回、『日本の政治で一番問題なのは野党がないことだ。』という記事を書いた。田中角栄元首相が『選挙は煙突だ』と語っていた。人心がもやもやしていても、選挙があれば一新されると [続きを読む]
  • 日本の政治で一番問題なのは野党がないことだ。
  • (引用はじめ)日本の政治で一番問題なのは野党がないことだ。社会党は野党ではない。労働組合だ。かつては社会党も政権を取ろうとした時期があった。しかし、今では政権を取れるだけの候補者を選挙で立てていない。労働組合と同じで、要求するだけだ。それが日本政治の最大の問題なんだ。(引用おわり ※ 改行は、引用者が、読みやすいようにかえました)『裏支配 ? 今明かされる田中角栄の真実』 田中良紹 P.81これは、 [続きを読む]
  • 権威主義の怖ろしさ
  • (引用はじめ)最近になって、「良心」の重要性は失われてきた。個人の生活において力をふるっているのは、いまや外的権威でも内的権威でもないようである。すべての人間は、もしじかれが他人の合法的な主張に干渉しないならば、完全に「自由」である。しかしわれわれのみるところによれば、権威はなくなったのではなく、むしろ目に見えなくなっただけである。あらわな権威のかわりに、匿名の権威が支配する。そのよそおいは、常識 [続きを読む]
  • 中島敦『李陵』読書会のもよう(2017 9 7)
  • 2017.9.7に行った中島敦『李陵』読書会のもようです。メルマガ読者さんから頂いた感想文です。私も書きました。「李陵には、天命を知ることが与えられていない」古代中国において、天命は王朝の正統性(legitimacy=レジティマシー)の根拠である。天は、己に代わって、地上を統治するものを探している。天命は下り、前漢第七代皇帝の武帝が誕生した。彼が天の代理人となって、漢は帝国の最盛期を迎えた。いかに、武帝が気まぐれで [続きを読む]
  • トルストイ『人はなんで生きるか』読書会のもよう(2017 9 1)
  • 2017.9.1に行ったトルストイ『人はなんで生きるか』読書会のもようです。メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら私も書きました。「なくてはならないもの」2017年8月に、生まれたばかりの赤ちゃんを河川敷に生き埋めにした母親が逮捕される事件があった。土の中で泣いていた赤ちゃんは、通りすがりに人に発見され保護され、奇跡的に無事だったそうだ。ミハエルは、長靴を注文しにきたお金持ちの大男が、死の天使に取り憑かれてい [続きを読む]
  • スタンダール『赤と黒』読書会のもよう(2017 8 25)
  • 2017.8.25に行ったスタンダール『赤と黒』読書会のもようです。メルマガ読者さんに感想をいただきました。私も書きました。『書いた 愛した 生きた』 マチルドは、彼女のご先祖様であるボニファス・ド・ラ・モール公が、政変で殺され、その生首を受け取りに行ったマルグリット・ド・ナヴァールの物語に憧れ続けていた。彼女の名前マチルドは、マルグリットに由来する。家柄のいい人にも、深い悩みがあるもので、彼らは、ご先祖様 [続きを読む]
  • 森鷗外『山椒大夫』読書会のもよう(2017 8 17)
  • 2017.8.17におこなった森鷗外の『山椒大夫』の読書会のもようです。皆さんから頂いた感想文は、こちら私も書きました。パチンコパーラー『SANSHO』父親が事業に失敗して失踪したあと、母と安寿姉さんと、僕(ずしお)と3人は、福島から新潟の上越まで夜逃げしてきた。姉さんと私は、金融業者の山岡さん車に乗せられ、舞鶴へ。母は、友人を頼って、直江津港からフェリーで佐渡に渡った。私たちは、舞鶴市にたどり着き、山岡さんの紹 [続きを読む]
  • 井伏鱒二『黒い雨』読書会のもよう(2017 8 11)
  • 2017.8.11に行った井伏鱒二先生の『黒い雨』読書会のもようです。メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちらです。私も書きました。『帰らざる故郷』僕も食堂を出ると、もう一度鰻の子の遡上を見るために非常口から裏庭に出た。今度は慎重に足音を殺して用水溝に近づいたが、鰻の子は一匹も見えないで透き徹った水だけ流れていた。 八月十五日正午、玉音放送の前に、閑間重松は、鰻の稚魚が、勤務先の工場の用水溝を遡上しているの [続きを読む]
  • ドストエフスキー『罪と罰』読書会(2017 8 4) のもよう
  • 2017.8.4に行ったドストエフスキー『罪と罰』読書会のもようです。メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちら私も書きました。『新しい旋毛虫』それは、人体にとりつく微生物で、新しい旋毛虫のようなものだった。しかもこれらの微生物は知恵と意志を与えられた魔性だった。これらにとりつかれた人々は、たちまち凶暴な狂人になった。しかも感染すると、かつて人々が一度も決して抱いたことがないほどの強烈な自信をもって、自分は [続きを読む]
  • カーソン・マッカラーズ『結婚式のメンバー』読書会のもよう(2017 7 28)
  • 2017.7.28に行ったカーソン・マッカラーズ『結婚式のメンバー』読書会のもようです。メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちら私も書きました。『気の触れた夏を、生きのびて』 「あたしたちはみんな、多かれ少なかれ閉じ込められているんだ。あたしたちはそれぞれいろんな具合に生まれてくるんだが、それがどうしてなのかはわからない。でもいずれにせよ、あたしたちは閉じ込められている。(中略)そしておそらくあたしたちはみ [続きを読む]
  • 武者小路実篤『愛と死』読書会もよう(2017 7 21)
  • 2017.7.21に行った武者小路実篤の『愛と死』読書会もようです。メルマガ読者さんの感想文はこちら私も書きました。『見ることと描くこと』私は、この小説を読んで、印象派の画家ルノアールとモデルの話を思い出した。ルノアールは近所のある少女をモデルにして、絵を描いた。彼女が少女でなくなった後も、晩年まで何作も彼女をモデルにして絵を描いたという。モデルと画家の間にスパークするものがなければ、作品は生命を得ない。 [続きを読む]
  • 大江健三郎『個人的な体験』読書会のもよう(2017 7 14)
  • 2017.7.14に行った大江健三郎さんの『個人的な体験』読書会のもようです。メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちらです。私も書きました。『死の欲動《 Θάνατος 》』障害をもって生まれた赤んぼうから、逃げたいという鳥(バード)は、やめていたアルコールに手をだし、なおかつ、かつて暴力的に処女を奪った大学の同級生、火見子の家を転がり込む。現実逃避に傾いていた鳥(バード)には、この時点で、自殺フラグが立ってい [続きを読む]
  • フランツ・カフカ『変身』読書会のもよう(2017 7 6)
  • 2017.7.6に行ったフランツ・カフカ『変身』読書会のもようです。メルマガ読者さんの感想文はこちら。私も書きました。『毒虫現象とホロコースト』事業に失敗して、父親は、ボケたふりをし、母親は喘息を装い、妹は女子高生という身分に甘え、それぞれ無力感をまるだしにして生きていた。グレゴールがクソ真面目で責任感の強い性格であるのをいいことに、家族は、一切を彼の気合いにおまかせしたのだ。彼も、ヒロイズムから、五年間 [続きを読む]
  • アルベール・カミュ『異邦人』読書会のもよう(2017 6 29)
  • 2017.6.29に行ったアルベール・カミュ『異邦人』読書会のもようです。メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら私も書きました。『世界の優しい無関心』アラビア人に一発目と二発目に間を置いて、残りの四発を撃ち込んだことは、明確な殺意があると思われるが、それでも、無期懲役がいいところで、情状酌量の余地がある。では、なぜ、ムルソーは死刑になったのか?ここが、この作品のテーマである。第二部の裁判では、ムルソーの『 [続きを読む]
  • 夏目漱石『こころ』読書会のもよう(2017 6 23)
  • 2017.6.23に行った夏目漱石『こころ』ツイキャス読書会のもようです。メルマガ読者さんに頂いた感想文はこちら私も書きました。『私は★淋しい★人間★です』先生もKも故郷を捨てた孤独な人たちである。だからこそ、彼らは、憂世の儚さを痛切に感じるのである。殉死というのは、薄志弱行なる魂を、永遠に連なるものとして生かそうとする営みである。死の道だけが残された自由だと悟った先生は、時代遅れのやりかたに新しい意義を加 [続きを読む]
  • 大岡昇平『野火』読書会のもよう(2017 6 16)
  • 2017.6.16に行った大岡昇平の『野火』のツイキャス読書会の模様です。メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちら私も書きました。『男がみな人食い人種であるように、女はみな淫売である』人間というのは、尊厳を大切して生きることもできると同時に、畜生以下の卑劣さにも堕する生き物である。英語で言えば、尊厳は、dignityである。この言葉は、indignation(怒り)という言葉と関係があるのだ。個人の尊厳が、人間が人間たる本 [続きを読む]