hiball555 さん プロフィール

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hiball555さん: ブックス・ハイボール
ハンドル名hiball555 さん
ブログタイトルブックス・ハイボール
ブログURLhttp://kamihasaibuniyadoru.blog10.fc2.com/
サイト紹介文ハイボール好きなノン・ジャンル・ブックレビュアー。ハイボールのお供におススメな本をご紹介。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供3回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2014/02/08 19:15

hiball555 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 彼はいかにしてヒーローになったか『私はドミニク』
  • 国境なき医師団を知っているだろうか。独立・中立・公平な立場で医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際医療団体で、世界各国で紛争や自然災害の被害にあった人たちを医療・人道目的で支援している。1971年に設立され、1999年にはノーベル平和賞を受賞。公平じゃない世界でバランスを取ろうとする英雄。現代に実在するヒーロー。日本支部は早稲田にある。40歳の時にその日本支部を立ち上げたドミニクさんの反省を描いた自伝。 [続きを読む]
  • ハードボイルドな男は孤独でなくてはならない『高い窓』
  • 気の利いたことを言ってみたい。そう思うのはマーロウの影響だろう。パサデナに住む裕福な老女マードックから、貴重な金貨を持ち逃げして出奔した義理の娘リンダを探してほしいと依頼されたマーロウ。リンダの女友だちや古銭商を訪ねるマーロウだが、調査中に死体に出くわすことになる。ディテイルの細かい描写と粋な会話。マーロウシリーズの良さを兼ね備えた傑作。しっかり作られたプロットにも唸るが、アパートの管理人やエレベ [続きを読む]
  • 誰にもとどかない言葉だとしても『もう生まれたくない』
  • 新聞のヘッドラインやTVのワイドショーで目にしたり耳に入る有名人の訃報。その訃報を聞くことでいつかの思い出が蘇る。ジョン・レノン、X JAPANのTAIJI、ダイアナ妃、STAP細胞の笹井氏、スティーブ・ジョブズ・・・。登場人物がそれぞれ訃報を聞くシーンをいくつも積み重ね、4年の月日の中で登場人物たちの人生も少しずつ角度を変える。身近な人を亡くし、仕事を変え、恋人を変え、大事な人を失いそうになる。彼らの軌跡を振り返 [続きを読む]
  • 必要なのはポリシーである『佐藤オオキのスピード仕事術』
  • 全日空のポスターに眼鏡をかけたカジュアルな男性が使われていて、別に美男でもないし誰なんだろうか、と思ったことはないだろうか。彼こそ売れっ子クリエイター、佐藤オオキ氏である。手掛けた仕事はロッテのガム「ACUO」のパッケージ、エステーの「自動でシュパッと消臭プラグ」、IHIの広告ビジュアルなど、なるほどこれは結構たいしたもんだ、と思うはず。400のプロジェクトをチームで日々こなしている彼が実践しているスピード [続きを読む]
  • 大事なひとを失う前に『永い言い訳』
  • 幸夫は美人でよくできた妻を持った人気作家。売れていない頃から支えてくれた妻だからかプライドが邪魔をしていつからかうまくいかなくなっている。友人との旅行で妻が事故死した時には愛人とベッドの中にいた。葬式の時、泣けなかった。同じ事故で亡くなった妻の友人家族と触れ合ううちに、幸夫の気持ちが変わっていく・・・。映画監督と作家という二足のわらじを履いて、どちらもレベルが高い西川美和の話題作。登場人物それぞれ [続きを読む]
  • 人生は自分の外側にある『ジャックはここで飲んでいる』
  • 若い時には大変なことだったことが大人になると空気を吸うように出来るようになる。片岡義男を読むとそう思ってしまう。カフェで見知らぬ女性に声をかけられて自然に部屋まで行ってしまうことや、出会ったばかりの女性に部屋を貸すことになり自然に体を重ねること。それが行きずりではなく、その一回から新しい関係が始まるというのが大人の暮らし。大人たちのカフェやバーのテーブルでは人生や哲学が自然と語られている。例えばこ [続きを読む]
  • ダメすぎる中年男たちの祭り『酔狂市街戦』
  • 役者やバンドマンやジャズミュージシャン、誰でも若い頃一度はなってみたいと思っていた職業だが、そのまま辞め時を失ったらどうなるか。こうなってしまう。社長のお抱え運転手は休日にはやることがなくサウナに入りびたり、売れない役者は酒浸りでカナリアを買うことにして、成り行きで解散することになったバンドマンたちは京都の夜をギターで通行人を撃ちながら練り歩き、河原で暮らす歯のかけたサックスプレイヤーは不良少年た [続きを読む]
  • ”どこでもドア”はもうすぐ出来る?『明日を拓く55の技術』
  • ドラえもんの道具で欲しいものは何だろう?俺はなんでも透明になる「透視めがね」です。ムフフ。・・・すいません。ちなみに、実際に実現している道具はたくさんありました。「ドラえもんですでに実現された道具35選」どこでもドアはまだ出来ないけれど、科学の進歩はすごい!と思ったのはこの本を読んだから。『明日を拓く55の技術』は、日経BP社の専門記者が選ぶ電子・機械・医療・建設・ICT各分野での最新技術を紹介した一冊。 [続きを読む]
  • 君子の交わりは、淡きこと水の如し 『八月の六日間』
  • 富士山に登りに行く友人を見て不思議に思っていた。山小屋に雑魚寝して、朝早く起きて、風呂にも入らず、美味しくもなく高いご飯を食べて、人で混雑するゴミだらけの山道を昇ることの何が楽しいのか。山と富士山はまた違うのだな、と知識が増えると思ったが、御嶽山の噴火で今度は恐ろしさが募った。それでも何となく山に惹かれる自分がいる。そういうわけで手に取ったのが本書。主人公の女性は40代目前の編集者で、恋人と別れて気 [続きを読む]
  • あらゆる問いは定義を内包している『大人になるためのリベラルアーツ』
  • 「大人」とはなんだろう。人生経験を積み、世の中の仕組みを知り、分別をわきまえ、善悪の判断が付き、社会常識を備え、他人とうまく付き合い、周囲と折り合いをつけて行ける人。「いい加減大人になれよ」というと周りの空気を読み自分の感情に流されずに分別の付いた行動をしろ、という意味だが、自然に湧き上がってくる感情を押さえることは成熟よりもむしろ退化なのではないか。そうした反応が出来るのは人として貴重な能力な [続きを読む]
  • 経営とスポーツはそっくりだ『黒字化せよ!出向社長最後の勝負』
  • サラリーマンを長くやっているとほぼ必ずどこかで出会うこと。左遷である。仕事が順風満帆である人の方が世の中には少ない。自らの希望とは違う部署への異動、地方への転勤、閑職に追いやられた中年の悲哀。よくあることだ。そこで自らを省みて、今いる場所で楽しむ。そこで咲くのが花。そう思えるかどうかが人間の真価だ、と頭ではわかるものの、なかなか難しいのが人情。この物語の主人公は大企業の部長職・沢井。次の人事異動 [続きを読む]
  • 言わぬが花をこっそり聞こう『不愉快なことには理由がある』
  • それなりに生きていると世の中には不愉快なことが多いなあ、と思う機会が多々ある。原発事故を起こして故郷を失った人がいるというのに、総括もせず原発を再稼働している不思議。借金が何兆円もあるのに破たんしないでいる日本という国。生活保護の人がパチンコをして許されていたり、いじめで自殺する子どもは後を絶たない・・・。橘さんは、そんな不愉快な現実の理由を切れ味鋭くぶった切る。雑誌連載のコラムをまとめた本なの [続きを読む]
  • 家計調査で商売繁盛?『マーケティングに使える家計調査』
  • 餃子の消費量日本一の都市が宇都宮だということは有名な話だが、その根拠は何なのか、ということを知っている人は少ないと思う。「家計調査」は総務省が税金で実施している世界最大級の家計の内訳調査ビッグデータ。そこから浮かび上がるデータを分析することでマーケティングに使えるのではないか、という提案をしているのが本書。例えば秋田県は公立小学校の成績が3年連続で全国一である。ということは、他の都市よりも頭のいい [続きを読む]
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