けい さん プロフィール

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けいさん: 二十歳の恋愛--気楽に読める 『Love Story』 の部屋
ハンドル名けい さん
ブログタイトル二十歳の恋愛--気楽に読める 『Love Story』 の部屋
ブログURLhttp://linxinyan.blog.fc2.com/
サイト紹介文19歳の冬、詩織という女性に出会った。「二十歳の恋愛」の連載を開始しました。
自由文日記のようなスタイルの小説です。エッセイやショートストーリーも書いてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供10回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2014/02/15 18:12

けい さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 1000ピースのメリークリスマス
  •  クリスマスに香織がマレーシアに来ると言う。「ひとりで来るの?」「うん、ひとりで行く。」「どうしたの?」「ん?なんで?」「いや、だってさ・・・」「クリスマスひとりじゃ寂しいでしょ?」 そう言って、香織はLINEでカワウソが涙を流しているスタンプを送って来た。「空港まで迎えに来てね」「うん」 23日の羽田発深夜便に乗って、クアラルンプールに到着するのは24日朝の6時半。 到着ゲートで落ち着きなく彼女を待って [続きを読む]
  • 『八つ当たりするなよ』 台湾ドラマ中国語会話
  • 今日は、男女の軽快な会話と、告白された時に、上手に断る言い方を紹介します。Scene 1男女4人でホームパーティーの際に、先輩の女性が料理上手で、キッチンから逃げ出した女性と友だちの男性の会話です。逃げるようにリビングに駆けてきた彼女に男は「バ〜カ」と言うと、「何よ〜」と不満顔の彼女。「自分だってわたしと同じで家事なんてできないでしょ」と言うと、「俺は男だ、家事ができなくてもどうってことじゃないだろ」と偉 [続きを読む]
  • 『恥ずかしくて死にそう』 台湾ドラマ中国語会話 
  •  このドラマ「愛似百匯(英語名:Love Buffet)」は、「パフェちっく!」という日本のマンガを台湾で実写化し、2010年12月から2011年3月までテレビで放映されたラブコメディです。  ドラマの中で飛び交う台湾の若者の会話は、教科書では学ぶことができない生きた中国語会話教材になります。 その中で、特に日常会話でよく使われると思われる表現を紹介し、解説していきます。Scene 1女性が恥ずかしい失敗をしてしまい、「二人 [続きを読む]
  • 眠れない夜に『Kathy』 Vocaloid Fukase English Version
  • 眠れない夜に繰り返し聴くと自然に眠りにつけるような音楽を探し続けて、Youtubeでヒーリングとか眠りとか、そういうキーワードで検索するとたくさん出てくるんだけど、−−− なんか、ちょっと違う・・・というわけで、自分でつくってみた。眠る前には静かなラブソングがいい・・・人が恋に落ちる瞬間というのは、例えば、たった2枚の写真と、さりげない一言に思いやりが込められたようなメッセージを受け取った時とか・・・Can [続きを読む]
  • しあわせの法則
  • 第9話 しあわせの法則「アメリカ??」「うん・・・」「なんで?日本じゃダメなの?」僕はさっきまでの冷静さをすべて失ってすがりつくように詩織に尋ねた。「わたし、ずっと何となく日本の生活に馴染めないというか、人間関係に悩んだことがいっぱいあってね」「・・・・・・」「卒業したら日本の会社に入ってやっていけるのかどうか、なんとなくずっと心配だったの」「マジ・・・?」「うん、あ、だけどね、安心して。ただちょ [続きを読む]
  • Elly
  • 明け方に少し目を覚まし、窓の外の景色をボーッと眺めた後、また目を閉じてベッドに横になっていた。前日の夜、ベトナム人の友だちと、言葉が通じない故のお互いの誤解が原因で、なんとなく気まずい雰囲気になってしまったことが、なんとなく朝まで頭の隅の方にもったりと残っていて、すっきりしないまま朝を迎えていたんだ。まどろみの中で何度も寝返りを打っていたとき、−−− 突然メロディーが浮かんできたそれはまさに空から [続きを読む]
  • 夏の蜃気楼
  • 第5話 六月の情緒不安定6月になった。加奈子と付き合い始めて2カ月以上たっていたけど、5人で遊園地に行った後僕たちはほとんど会う日がなかった。お互いにちょうど大学2年になって将来の方向性を決めるいくつかの選択肢が提示され始めたところで、僕は自分なりに悩んで教職課程のガイダンスを受けてみたり、興味のありそうなゼミや研究会をのぞいてみたり、忙しく毎日を過ごしていた。加奈子は加奈子で、大学のテニスサークルに [続きを読む]
  • 恋のようなそうじゃないような
  • キスの予感彼女とは家がとても近かった。ただ、それゆえに時々顔を合わせると、なんとなく照れくさくて、それまでほとんど言葉を交わしたことがなかった。ある日、友だちが彼女と話しているところに出くわし、その流れで話すきっかけが訪れた。「よぉ!」 どう声をかけていいのかわからないまま、友だちの手前もあって、僕はそんな風に気さくな感じで声をかけた。「Kとはさぁ、今までほとんど話したことなかったね・・・」彼女は [続きを読む]
  • Someone Special
  • 第6話 僕の言葉より先に詩織は、目を閉じてカードをしっかりかき混ぜた後、「OKです」と言って、僕を見た。僕は、カウンターの中から出て詩織の隣に座ってルールを教えてあげた。「カードを順番に引いて並べていくんだけど、2枚を挟んで同じマークがあればそれを重ねて左側に詰めていくことができるんだ」「なるほど・・・」「見て、この場合は、ほら、まとめて一気に重ねられる」「わあ、なんかドキドキするね」 詩織は胸に手を [続きを読む]
  • ストレートパーマでビートル
  • 第17話 11月の片想い僕たちは、海岸沿いの駐車場にクルマを停めて浜辺に降りてみた。11月の海は人影もまばらで、寄せては返す波のしぶきが太陽の光に反射してキラキラと輝いていた。今日子ちゃんは、白いワンピースを少しめくるようにしながら、波打ち際を跳ねるように歩いたかと思うと、「貝殻発見!」と言って小さな巻貝を拾い上げて、子供みたいに笑いながら「京太郎クン、プレゼント〜」と言って僕に差し出した。西に傾いた太 [続きを読む]
  • 恋愛小説で学ぶ中国語『台北 Love Story』電子BOOK発売
  • 恋愛小説で学ぶ中国語『台北Love Story』電子BOOKを発売いたしました。これを記念いたしまして、下記の日程で「無料キャンペーン」を実施いたします。1.日時:5月19日 17:00より48時間2.販売場所:amazon.co.jp ※詳細は以下をご覧ください。1.作品について 『台北 Love Story』は、台湾台北を舞台に日本人と台湾人の恋愛を描いた小説で、主人公の草刈圭が少しずつ中国語を覚えて行く過程を小説の中に取り入れることによ [続きを読む]
  • 空想の恋人 第2話 時空マジック
  •  飛行機の窓から果てしなく広がる雲の海を眺めながら、昨日の他愛もない、だけどとても楽しい会話を思い出していた。 数十年ぶりに会った彼女は、若い頃の面影を残しながら、大人の女が持つ美しさとゆとりを身にまとって僕の前に現れ、話して行くうちに僕たちはいつしかあの頃のふたりに戻ったような錯覚さえ感じていた。 (まいったな・・・) 羽田空港で別れ際に見た彼女は、少し潤んだ目で僕を見つめていたような気がして、 [続きを読む]
  • 空想の恋人 第1話 バレンタイン・エッセンス
  • 「ふふふ、あのさあ・・・」 彼女はそう言って覗き込むようにして僕を見て、楽しそうに笑った。「なに?変な笑いして」「やっぱ、キャベツ残してるんだ〜」「ん?」「嫌いなの?」 まるで小さな子供に尋ねるみたいだ。「ははは、ばれた?」「やっぱね。学生の頃さ、みんなでよく、お昼ごはん食べたでしょ?」「ああ、ミーティングの後ね」「それでさ、とんかつ定食とか食べると、いっつもキャベツ残してたでしょ?」「ははは、マ [続きを読む]
  • 二十歳の恋愛 (75) いつかそこから(最終話)
  • 3月になった。ポプコン関東甲信越大会が、いよいよあの渋谷エピキュラスで開催される時が近づいてきた。詩織は、アメリカに行く日程を、先方にお願いして選考会の後に設定してもらい、選考会の夜は5人で打ち上げ、そしてその翌日は、お茶の水のカトリック神田教会の傍に建つ「山の上ホテル」を予約して、最後の夜を二人で過ごすことにしていた。「衣装どうする?」渡辺が、せっかくだからステージ衣装を揃えようと提案したため、マ [続きを読む]
  • 二十歳の恋愛 (74)渋谷エピキュラスの夢
  • 埼玉大会予選の当日がやって来た。水本たち3人は、さすが場数を踏んでるだけあって、去年の僕のように緊張した様子は全くないと思っていた。ところが・・・「緊張するな・・・」田辺が低い声で呟くと、渡辺が「ああ・・・」と真面目な顔をして答えた。僕は、そんな二人を見たら急に可笑しさがこみ上げて来て、ケラケラ笑ってしまった。「おまえ、何笑ってんだよ」「あ、いや・・・」「変なヤツ・・・」楽屋に入ると去年同様、個性 [続きを読む]
  • 二十歳の恋愛 (73)チャンスの扉
  • その日、夜遅くに水本から電話がかかって来た。僕はその瞬間、ポプコンのテープ審査の結果が出たのだと確信した。「水本さんが、大家さんの所に電話してくるなんて普通じゃない・・・」僕は急いで受話器を取ると、「今、お前ん家の近くの公園にいるからすぐ来いよ」と、めずらしく水本が興奮した口調で言った。僕はそのまま表に出て、公園に走ると、青いミニクーパーが1台停まってて、その周りで水本、田辺、渡辺の3人がニヤニヤし [続きを読む]
  • 二十歳の恋愛 (72)波のフォトグラフ
  • 夏休みにニューヨークでアルバイトをしてきた詩織は、仕事の内容や人間関係がとても気に入り、卒業後は、アメリカで仕事をすることを正式に決めた。これで、僕たちが日本で一緒に過ごせる時間は、すでに半年を切ってしまったことになる。「あたし、鎌倉の海に行きたいな」「あ、そういえば、今までふたりで行ったことなかったね」僕がそう言うと、「だってさ〜」と少し口を尖らせた。「ん?」「鎌倉の海に行ったら、あの今日子って [続きを読む]
  • 二十歳の恋愛 (71)詩織のための歌
  • 僕は、詩織と出会ってから今日までの出来事を思い出していた。クリスマスの夜の奇跡的なめぐり会い。雪の降る静かな夜に、勇気が出せなくて告白できなかったこと。僕が加奈子と付き合った時に見せた、あの寂しそうな顔。初ステージの日に、アピアの前で手を振っていた運命の再会。初めてキスをした後にふたりで見た外堀公園の夕焼け一緒に有線放送にレコードを持って行き、飛び跳ねて喜んでたあの笑顔数えきれないほどの思い出が頭 [続きを読む]
  • 1000ピースのメリークリスマス(1話完結)
  • クリスマスに香織がマレーシアに来ると言う。「ひとりで来るの?」「うん、ひとりで行く。」「どうしたの?」「ん?なんで?」「いや、だってさ・・・」「クリスマスひとりじゃ寂しいでしょ?」そう言って、香織はLINEでカワウソが涙を流しているスタンプを送って来た。「空港まで迎えに来てね」「うん」23日の羽田発深夜便に乗って、クアラルンプールに到着するのは24日朝の6時半。到着ゲートで落ち着きなく彼女を待っていると、 [続きを読む]
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