TOBA さん プロフィール

  •  
TOBAさん: TOBA-BLOG
ハンドル名TOBA さん
ブログタイトルTOBA-BLOG
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/toba2000
サイト紹介文オリジナルな世界で、文章書いてます。たまに、創作イラストもvv
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供128回 / 365日(平均2.5回/週) - 参加 2014/02/21 09:24

TOBA さんのブログ記事

  • 「約束の夜」94
  • 割と、いや、結構な、ぐったり気で満樹は朝日を迎えた。空を見上げ「いや〜、お天道様ってまぶしいんだな!」「そうだな」その横に成院がいる。共に砂漠当番を終え、共に東一族の村へと戻っているところ。「よし、大将に報告したら、俺は行くぞ!」「どこに?」「北に!」「北?」何で? と、成院は首を傾げる。「何か食べに行くのか?」「待ち合わせなんだよ!」「待ち合わせ?」成院は、満樹の上から下まで見る。何か、・・・へ [続きを読む]
  • 「約束の夜」93
  • 「今頃、満樹達は なんか、キャッキャウフウフしながら 水遊びとかしてそうな気がする」ぴーん、と。よく分からない第六感で東一族の村の様子を感じながら京子は馬車乗り場に立つ。「北一族の村までの馬車には まだ時間があるわね」待合所にある丸太を置いただけの椅子に腰掛ける。少し早く着きすぎた。ついでに言うと出発はもう数日遅らせても充分間に合う。けれど。「旅立ちの挨拶?誓い?宣言? 早くしずぎたわ!!」母親と [続きを読む]
  • 「約束の夜」92
  • 割とメンバー集まったよ、川遊び。日差しが強い。気を付けよう熱中症。「よう、満樹!」「ああ、うん。お前は絶対いると思った」満樹は戒院に、肩を叩かれる。「砂漠当番お疲れ、な」「どうも」「どうだった、地点?」「えーっと、普通?」「そうか、大変だったな」戒院は再度、満樹の肩を叩く。「砂漠当番、今夜もなんだけど……」「あいにく俺は予定があって代わってやれない!」「夜遊びだろ?」「代われないものは代われない! [続きを読む]
  • 「約束の夜」91
  • もう一度、北一族の村へ向かうため、荷作りは出来た。狩りの当番も交代をお願いした。満樹とツイナと合流して、兄を捜す。もしかしたら、裏一族と戦いになるかも知れない。これからどうなっていくのか探りながらの旅になるはず。準備は整え終えた。残る問題は一つ。「お母さん、お茶飲む?」「あら、ありがとう」はい、とお茶を置き、母親の正面に座る。「めずらしい味ね」「そうなの、この前出かけたときに 手に入れた大豆茶よ」 [続きを読む]
  • 「約束の夜」90
  • 「こんなもんだろ」ある程度の地点を潰して満樹と俊樹は東一族の村へと戻りはじめる。俊樹は空を確認する。空は、うっすらと明るくなっている。東一族の村に着くころには、さらに明るくなりどの家でも、朝の食事の準備をはじめている。満樹と俊樹はいったん報告に行きそのまま、次の務めを確認する。さっきも登場しました。―― 東一族 砂漠当番 シフト表 ――「えーっと、俺は次は」「・・・・・・??」「3日後か」「いや、こ [続きを読む]
  • 「約束の夜」89
  • 「ええっと、 携帯食料に、薬、それから」京子は西一族の商店で旅立ちの準備をする。兄を捜して裏一族を追っていた今までの旅とは少し違う。もしかしたら、戦いになるかもしれない。そう思うと揃える物も違ってくる。「短刀はもう一本あった方が良いかな? 買うと高いから 家にあるもので」狩りの道具コーナーを物色する京子。「あ、この短刀ケースかわいい。 折角だから新調しちゃおうかな」買い物カゴにイン。そこでふと立ち [続きを読む]
  • 「約束の夜」88
  • 「満樹。何してるのかなぁ」「砂漠当番だよ」「砂漠当番って何するのさ」「砂漠で当番するんだよ〜」「それは、つまり?」「給食当番は、給食だろう?」「そうか〜」平行線の会話終了。「じゃあ俺、鍛錬行くから」東一族の村を一緒に歩いていた、ツイナと水樹。水樹はじゃあ、と、手を上げる。「大変だなぁ東一族は」「えー、そんなことないよ」ツイナの言葉に、水樹は首を傾げる。「海一族だって一緒だろう、ほら」水樹は思い出し [続きを読む]
  • 「約束の夜」87
  • 京子にとっては顔も知らない父親。翼。「お父さんは、 女性陣に、結構人気があったのよ」「そうだったんだ」気になっては居たが、最低限のことしか聞いていなかった。子どもを1人で育てた母親に聞いてはいけない気もしたから。けれど、母親の口から初めて聞く父親の話は少しだけドキドキする。「でも中々結婚しないから、 周りに進められて、 お母さんとはお見合い結婚みたいなもの」「へぇ」恋愛結婚が多い西一族ではめずらし [続きを読む]
  • 「約束の夜」86
  • と、云うことで満樹はやってきました、砂漠当番。東一族の西に広がるは、広大な水辺。反対に、村の東に広がるは、さらに広大な砂漠。この砂漠に住むのは、砂一族。薬と云う名の毒の扱いに長け、やたら好戦的な一族。砂漠、であることが、唯一の救いなのか薬(毒)作りの材料や水に乏しいため、大きな勢力となっていない。からこそ、再隣接の東一族は、とっても影響を受けてしまう。薬(毒)の材料盗難食料盗難人さらい毒実験・・・ [続きを読む]
  • 「約束の夜」85
  • パタン、とドアが開く音がして京子は振り返る。「………京子」「お母さん」驚いた顔をして、母親が駆けてくる。もう、大げさなんだから。数日家を空けていただけ、裏一族を追うと決まった時点で遅くなると手紙は書いた。それでも、兄が失踪して自分までも、と心配をかけたかも知れない。「京子、あなた!!」「お母さん心配かけてごめ」「美和子ちゃんとケンカしたって!!? お母さん恥ずかしいやら 申し訳無いやら、ちょっと、 [続きを読む]
  • 「約束の夜」84
  • 「満樹〜」「ツイナ!」「海一族って珍しいよねぇ」東一族では。「俺のこと忘れていただろう〜!」「ああ、いやぁ」言葉を濁しつつ満樹は、「何だか、たくましくなった? ツイナ」ツイナの姿をまじまじと見る。自分より年下と云うこともあってもちろん、一回り小さかったツイナであるが、こう日に焼けて、健康的な肌?(注:もともと海一族は褐色です)腕とかムッキムキ?「修羅場を乗り越えたんだなぁ」うんうん、と知りもしない [続きを読む]
  • 「約束の夜」83
  • 「美和子!!?」距離を取り構える京子。うっかりしていた、美和子はもう村には戻らない物だとそう思い込んでいた。「本当にケンカしてたんだな」「京子、話しぐらい 聞いてあげなさいよ」「……っつ!! 違うの、みんな、美和子は」「無理よ」そっと、美和子が呟く。「ねぇ、どうやって私が裏一族だと 説明するの? こうやって、きちんと村にも戻ってきている」「私達を襲ったのが何よりの証拠に」「なるかしら? 誰もそれを [続きを読む]
  • 「約束の夜」82
  • 大将の部屋を後にして、満樹は外へと出る。息を吐き、歩く。そう云えば、この先京子とは、北一族の村で待ち合わせ、と云う話になっていた。北へと向かえるだろうか。許可は、下りるのだろうか。「いや、最悪、個人的に行けばいいだけの話か」東一族も当然、他一族の村への出入りは自由である。どこで、何をしようと。務めさえ、なければ。「・・・あれ?」満樹は首を傾げる。何か何かを忘れていないか。「何だっけ?」北に向かう前 [続きを読む]
  • 「約束の夜」81
  • 「おなかすいた」夕飯の食材を集めるため京子は出かける。一度ハンバーグが食べたいと思ったら口の中がハンバーグで構えている。「材料揃えても良いけど、 出来合いもありよね」西一族は観光の村では無いが見て回る所も多いし、ご飯の美味しい店もある。「あそこの肉料理最高なのよね。 満樹、は食べないか。 ツイナには食べさせてあげたいな〜」いや、満樹だって食べたら美味しい、お肉大好きって言うかもしれない。「おうい、 [続きを読む]
  • 「約束の夜」80
  • 「お帰り、満樹」今は一線を引き、ほぼ卓上で務めをしている大将。のもとに、やっとたどり着いた・・・。「どうした?」「いえ・・・」「ずいぶん疲れているな」「えーっと、」トドメが、あなたのお孫ズでした。首を傾げ、大将が訊く。「報告の前に、皆を集めよう」大将が人を呼ぼうとする。が「大将」「何だ」「皆に報告出来ることなのか、まずは訊いていただけますか」満樹の言葉に、大将は持っていた筆を置く。満樹を見る。「何 [続きを読む]
  • 「約束の夜」79
  • 「ただいま〜」うぁああ、と玄関を開ける京子。家の中は静まりかえっている。「母さんは、まだ仕事中か」そうよね、と荷物をその辺りに放り投げるとキッチンでお茶を入れて居間のソファに座り込む。テーブルの上に置いてある砂糖漬けの果物をつまみつつお茶をすする。「ふ〜、落ち着く〜」宿で体を休めるのとは違う、勝手知ったる我が家だ。「…………」これから、京子がしないといけない事。本来なら、美和子の離反。裏一族との接 [続きを読む]
  • 「約束の夜」78
  • 「ああ、ほら」ぶつぶつと、満樹は呟く。「思った通り・・・。体験だから付き添いがいる」東一族の村。正式な入口の方に戻って、満樹はその様子を見る。幼い水樹と、もうひとりの門番当番。ちょっと緊張の面持ちで、水樹は立っている。ちゃんと、門番をやっているようだ。物陰で、満樹はうんうんと頷く。「・・・よし!!」「何が?」「っうう!?」背後からの突然の声に、満樹は驚く。が、精一杯声を抑えた。「兄さん、戻っていた [続きを読む]
  • 「約束の夜」77
  • 山を下り終え、村の中心へ向かう広い道に出る。「んん〜、 数日ぶりの地元〜」京子は伸びをする。やらなくてはいけない事は多いがなんだかとても安心する。「肉汁たっぷりのハンバーグとか食べたい。 中にチーズも詰まっていて、 ゴテゴテの濃い味ソースが掛かってるの。 あとマッシュポテトに、 単純にフライドチキンでも」お肉、食べたい。「……ごってりしそう」「だって みんなお肉大好きでしょう!!」「俺は、冷しゃぶ [続きを読む]
  • 「約束の夜」76
  • 「んんん?」悪寒を感じて、満樹は振り返る。悪者の気配、とかじゃなくて、悪寒。「うー・・やだな。務めに行ったはずなのに」他一族で変な噂とかされていたら困る。目立つことをすると、外での務めは除外される。「何か、やったっけな・・・」いろいろです。もう少し歩くと、東一族の村。今日の門番当番は誰だろう。滞在中に砂漠当番も、回ってくるかもしれない。「・・・・・・」正式には「当番」と云う言葉ではなく「務め」なの [続きを読む]
  • 「約束の夜」75
  • 「俺が裏一族か、だって?」へぇ、と彼は笑う。「そう見えるのか。 俺が、裏一族、ふぅん、成る程」くくくっと、我慢していたようだが、耐えきれなくなったのか吹き出して笑う。「え?えええ?」あれ?と京子は首を捻る。思っていた反応と違う。裏一族ではない?そうでなければ何だろう。これほどの力を持ちながら表舞台に出て来ない者。「あ、まさか、諜報い!?」「しっ!!」彼はそこで言葉を遮る。「俺は、何者でもない、 西 [続きを読む]
  • 「約束の夜」74
  • 「あなたが海一族!」南一族の村。あれから、3日後のこと。マジダ(5才)は道の真ん中にドーンと立っていた。「おぉお!?」「まだ、南海対抗スポーツ大会には早いわよ!」「ええっと」指を折り、海一族は日にちを確認する。「確かに、海南対抗スポーツ大会はまだ先!」「ちょっと!」びしりとマジダは云う。「海南、じゃなくて、南海!!」「いや、どっちでもよくない!?」「よくないわよ!!」自分の一族が先であることは、大 [続きを読む]
  • 「約束の夜」73
  • 時間は遡り。「大丈夫とは言ったものの」満樹ツイナと別れた京子は1人山を下る。西一族の領域とは言え狩り場はそう狭くはない。ひと山、もしくはふた山は越えていくことになる。「西の領土だし、 獣道は外れているから」身の危険はあまり考えていない。それよりも。「なんだか、 1人って静かね」今まで、満樹とツイナが一緒だったせいか急に1人になり、なんだか寂しい。「いやいや。 私が提案した事だから」ぶんぶん、と顔を振 [続きを読む]
  • 「約束の夜」72
  • 「大人はホンネとタテマエの世界だけどねぇ」「・・・・・・」「はっきり断ることも大切だと思うわ!!」「うん」よいしょと、満樹はカゴを動かす。そのカゴには、南一族産豆がたくさんに。「まだカゴがあれば、採るけど」「まじめか!!」仁王立ちで、マジダは空のかごを差し出す。「何だろう、こう。断る理由もなく・・・」「どんだけいいひとだ、東一族は!!!」「そろそろお茶にしましょうー!!」弥生がお茶菓子を運んでくる [続きを読む]
  • 「約束の夜」71
  • 海一族の村で一晩を過ごし使い慣れたベッドで目を覚ますツイナ。うーんと伸びをして一言。「何か、早く追いつかないと 満樹に置いていかれる気がする」具体的には南一族のテンションに合わないのでちょっと早く移動したいな、という感じで。「と、いう訳で また出発するよ」身支度を整え、ミツグ他見送りのメンバーに挨拶。「しかし、1人で大丈夫か 何なら南一族の村まで送って」「ミツグ兄さんは心配し過ぎよ」「だが、こいつ [続きを読む]
  • TOBA-BLOG 本館 TOP
  •  新作「約束の夜」連載中です「約束の夜」 01 10 20 30 40 50 60 70「水辺ノ夢」 01 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 110 120 130 140 150 160 170 180 190「夢幻章伝」 01 10 20 30 40 50 60 70 80*西一族 規子 希 燕 丹子 平 彩子 規子 勇 草子 優 翼 浩子 悟 四ツ葉 湶 高子 稔 耀 京子 美和子 圭 広司 透 沢子 巧 真都葉 涼 誠治 紅葉 琴葉 悠也 響* [続きを読む]