sakura さん プロフィール

  •  
sakuraさん: Heartful Smile
ハンドル名sakura さん
ブログタイトルHeartful Smile
ブログURLhttp://lovehominyc.blog.fc2.com
サイト紹介文ホミン妄想の小説。二人の笑顔は私の笑顔。パラレルです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供78回 / 365日(平均1.5回/週) - 参加 2014/02/27 16:47

sakura さんのブログ記事

  • 光と影を抱いて 95
  • 「はぁ...」しん、と静まり返った部屋の中、溜息とも取れる深呼吸をして、何とか息を整える。大きなベッドの上で、ユノが来るのを座って待っているところだ。『部屋で待ってて』 シャワーを借りて上がってくると、入れ替わりにユノがそう言ってバスルームに消えて行ったのが15分前。そろそろ上がってくる頃だろう、と思うと妙に落ち着かなくなってきた。『......ユノなら、別にいい』自分の放ったその言葉に、後悔も嘘もないけど、 [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 94
  • 『......ユノなら、別にいい』その言葉を聞いて、これまで我慢していたものがもう完全に崩壊した。リビングに入った途端、チャンミンの身体を今度は強く抱き寄せて、熱いキスを繰り返す。「.....ふ...っ」時折漏れるチャンミンの鼻にかかった声が、さらに理性を壊す引き金となる。いつもより強ばっていたチャンミンの身体から、少し力が抜けたところで、ようやく唇を離した。「......チャンミン」「なに....」チャンミンが息を整え [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 93
  • 『今週の土曜日に、会うことになった』夕方近くに受信したメッセージには、チャンミンらしくそれだけが書かれていて。それ文字を見て、お父さんとちゃんと連絡が取れたことに、会う約束が出来たことにホッとする。チャンミンの部屋を出たのは、約一時間前。本当はすぐにでも電話をかけ直したかったけど、声を聞くとまた会いたくなるから電話はしないでおいた。『良かったな』何度か文字を打っては消して、結局それだけの文字を送信 [続きを読む]
  • 届かない距離 〜bitter&sweet dream〜 5
  • 「先輩、そろそろ起きてください」 「......ん」穏やかなユノの声が耳の奥に届いて、深いところにいた意識が徐々に引き戻される。「目が覚めましたか?」瞳を開くと、ぼんやりとした視界が次第に鮮明になってきて、ユノに視点が定まる。あれから寝てたんだ...。ゆっくりと首だけを回して時計を見ると、もう昼過ぎになっていた。「あれ?こんな時間?!」「そうですよ。悩んだんですけど、起きる気配がなかったから、起こしました [続きを読む]
  • 届かない距離 〜bitter&sweet dream〜 4
  • 「ん....っ、ユノ....もう」「まだ、ダメですよ」チャンミンが達しそうになると手の動きを止め、もっと甘い声を聞きたくて焦らす。「ユノ........」意地悪とは思ったけど、さっきからそれを繰り返してるから本当に限界なのだろう....涙を溜めてじっと俺を見る。うっ.......ずるいぞ、その表情は。「ほら、もう少し我慢して」快感にゆらゆらと揺れる眼差しに負けまいと、何とか余裕を保とうとするけど、「なん...か、ユノ....いつも [続きを読む]
  • 届かない距離 〜bitter&sweet dream〜 3
  • 「ユノ、料理上手になったんじゃないの?美味しかった、ごちそうさま」「こんなの、先輩の腕にはこれっぽっちも及びませんよ....。でも良かったです」 ユノが作ってくれた、ハムエッグやサラダ、スープを平らげ、ソファに並んで座り一息つく。ユノの顔を見てホッとしたのか、急に湧いてきた食欲に自分で呆れながらも、ユノの料理はどれも美味しかった。チラ、とユノのほうを見ると目が合ってしまい慌てて逸らす。だけど、ユノがそ [続きを読む]
  • 届かない距離 〜bitter&sweet dream〜 2
  • 『ユノ.....会いたかった』そう言って飛び込んできた腕の中のチャンミンを、力強く抱き締め返す。 何だこれ.....可愛すぎるだろう...!数ヶ月前に始めたバイトがここ最近忙しく、以前のようにはチャンミンに会えていなかった。今日も、本当は人手が足りないと言われて入ることになっていたが、週末が近付くにつれて、チャンミンの顔が頭に浮かんだ。無性に会いたい........。それから無理を言って、後輩が代わりに入ってくれる事に [続きを読む]
  • 届かない距離 〜bitter&sweet dream〜 1
  • 『先輩、さようなら』『ユノ?どこ行くんだ?』『.....あなたの、いないところです』冷たく言いながら、振り向いたユノの瞳が笑っていない事に気付いて。そこで、不意に目が覚めた。カーテンの隙間から差し込む朝日に目を慣らしながら、夢か現実かしばらく理解できずに、何度か瞬きをする。夢であることに心底ホッとしながら、小さく溜息をついた。また、だ。ここ最近、よく見る夢がある。ユノが、俺から離れていく夢....。目の縁 [続きを読む]
  • こんばんは☆
  • またまた、かなりのお久しぶりでございます。 すっかり朝晩冷えて来ていますが、皆様お元気でしょうか??ツアーも初日まで二ヶ月切って、楽しみですね?最近は、嬉しい情報が盛り沢山で、ファンにとっては幸せでありがたいです。皆様、行きたい会場へ無事にチケット取れますように♪さて、お話の更新も相変わらず完全ストップ状態で、申し訳ないです(;_;) いつも、待っていて下さる皆様には、本当に感謝しております。 「光と [続きを読む]
  • Love contract 〜君と未来を〜 4
  • 「平気か?」「ん.....大丈夫です」 チャンミンの負担にならないように指でしっかり解していても、入る瞬間は、いつもチャンミンは少し息を呑む。 チャンミンの中に入ったあと、しばらく馴染むのを待ってゆっくりと動き出した。「は.....っ」もう二年近く付き合っているのに、未だに恥ずかしそうな仕草がたまらない。「チャンミン、かわいい」「それ....やめてください...っ」涙目で睨むチャンミンが、本当に妖艶で。「もっと、声 [続きを読む]
  • Love contract 〜君と未来を〜 3
  • 『チャンミン。俺を見くびってるわけ?』 俺の言葉に、これまで伏し目がちにだったチャンミンの瞳が大きく開いた。「......え?!見くびるなんて、そんな訳ありません!」慌てて言うチャンミンが俺をじっと見たあと、「ユノ.....ごめんなさ....」「だから、謝る必要なんてないって言ってんだろ?」再び謝りかけたチャンミンの身体を抱き締めて、大きくため息を吐いた。仕方のないヤツだな.....一人で考え過ぎて、ネガティブになっ [続きを読む]
  • Love contract 〜君と未来を〜 2
  • 「ん.....」始めはそっと、次第に深くなっていく口付けに、溺れてしまわないよう、何とかユノに応える。わずかに鼻腔をくすぐるのは、ユノの飲んだアルコールの香り。.......俺の知らない、大人のユノ。 「片付けは後でやるから。こっちにおいで」もう互いに火がついたのは、分かっていた。ユノに手を引かれて、ベッドの上へと移動した。こうして触れ合う時間がとても幸せで、だけど本音を言えば、ユノがますます遠くなるようで怖 [続きを読む]
  • Love contract 〜君と未来を〜 1
  • 「乾杯」 その声を合図に、グラスを合わせる心地の良い音が小さく響く。「チャンミン、しっかり食べろよ」目の前に並べられた美味しそうな料理を前に、ユノがそう言ってくれる。「はい....」「なに、どうした?」「まだこの空間に慣れてなくて....なんだか、緊張します」「なに、それ」正直に告げると、ユノが楽しそうに笑う。俺達はいま、決して高級レストランにいるわけではない。ユノの、引越し先にいる。 『一人暮らしする事に [続きを読む]
  • ☆番外編更新のお知らせ☆
  • 皆様、こんばんは。相変わらずの、お久しぶりです(汗そして今回は、ちゃんとお話の更新のお知らせです(^^;) 本編は止まったままで申し訳ないのですが、チャンミンの戻ってくる8月には番外編一つくらいは書いてアップしたいなぁと思っておりまして、何とか間に合いました。今回は、こちらもお久しぶりなLove contractの二人。そういえば、最近ラブコンの二人見てない、何してんだろう....と思い選びました(笑) 全四話になります。8 [続きを読む]
  • いつの間にやら....
  • こんばんは♪ 皆様、お久しぶりです。前回の更新から一ヵ月半も経ってたんですね!!自分でビックリしております...。皆様、元気でお過ごしでしょうか?お話の更新でなくて申し訳ないのですが、こうして久しぶりにブログをアップするのは、やはり嬉しいです^^私の方はといえば、最近はキリキリしてしまって、気持ちにゆとりを持った生活を心掛けようとしても中々現実は難しく....先月末から完全に自律神経乱れてしまって、通院する [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 9
  • 「ただいま」何とか日を跨がずにマンションに戻ると、チャンミンはまだ起きていた。「おかえりなさい...」そう言って迎えてくれるチャンミンは、いつもより少しだけ、元気がない。「スノーは、どうだった?」「うん、大丈夫そうだよ。みんな可愛がってくれそうだし」チャンミンが無理に明るい声を出して、笑顔を作って答える。「そうか、それは良かった。........それで?」「えっ....?」「チャンミンは、どうした?」クッション [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 8
  • 「そうだったのか」朝言ってた通り、早めに帰ってきたユノに今日の出来事を報告した。「ごめん、勝手に...。その方がいいかと思って」「なんでチャンミンが謝るの?俺だってきっとそうしてたよ」フッと優しく笑いながら、ユノが俺の頭を撫でる。「........また、子供扱い」 「だから、違うって」ユノはそう言うけど、優しく頭を撫でるクセは出会った頃から変わらなくて、やっぱり自分が幼い子供のように思えてくる。 「良かったな [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 7
  • 「チャンミン、起きれるか?」「ん...」時計を見ると、もうそろそろ大学へ行く時間が迫っていて、ユノの腕に支えながらゆっくりと起き上がる。あれからずっとユノの腕の中にくるまっていて、一度も目が覚めずに寝ていた。カーテンの隙間から朝の日差しが差し込んでいて、どうやら昨日までの雨は、完全に止んだようだ。ユノを見ると、もう完全に着替えていて、自分だけが裸でいるのが急に恥ずかしくなった。「ワン!」高い声と共に [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 6
  • 「......ん」チャンミンの吐息に、香りに、仕草に酔いそうになりながら、何度もキスを重ねる。早くチャンミンの全てに溺れてしまいたかったけど、何とか身体を離した。 「シャワー浴びてくるから、待ってて」余裕なんてなかったけど、がっついてると思われたくはないと、まだどこかでプライドが告げている。 汗だけ流してすぐに戻ろうとベッドを降りかけると、チャンミンの腕にぐっと引き寄せられて。「いいよ、そのままで...。待 [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 5
  • すっかり日は変わっていて、マンションに着いた頃には、夜中の一時過ぎになっていた。チャンミンとスノーは大丈夫だろうか。チャンミンにスノーの世話を頼んでいたものの、スノーは昨日から何となくチャンミンを避けているようだった。チャンミンが四苦八苦していると思うと、仕事中も気が気じゃなかったけど、連絡する暇もなくて結局こんな時間になってしまって。急ぎ足で部屋に入ると、いつも遅くなる時は、チャンミンがキッチン [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 4
  • リュウが帰って一時間くらい経って、また雨が本格的に降り出していた。リュウはその前には家に辿り着いていたようで、ホッと一安心した。「スノー」それから何度呼んでもゲージから出てこないスノーに、小さく溜息を吐いた。昼間誰もいない間にたっぷり寝ていたのか、眠くもなさそうで退屈そうにしている。『スノーは分かってるんじゃない?ユノさんにとってチャンミンが特別な存在って』だからヤキモチを妬いているのだ、とリュウ [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 3
  • 翌朝目が覚めると隣にユノの姿がなく、まだ降り続く雨の音と、リビングの方から微かに物音が聞こえてきた。寝室を出ると、今日は早く仕事に出ないといけないユノが、着替えて子犬と遊んでいる。 「スノー、そろそろご飯にしよう」「スノー?」「チャンミン、おはよう。コイツ雪みたいに真っ白だろ。だからスノー」.......名前までついてるし。まぁ、確かにここにいる間は名前があった方が呼びやすいかもしれない。「ユノ、今日は帰 [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 2
  • 「よしよし、綺麗になったな」まずは自分がシャワーを浴びてから、買ってきたばかりのシャンプーでユノが子犬の身体を洗うと、犬の種類は分からないけど真っ白で綺麗な毛並みが現れた。そのフワフワした毛を撫でるユノも嬉しそうだ。「ほら、そんな舐めるなって」元々ユノは犬が好きなのだろう、尻尾を振りながらユノから離れない子犬と思いっきり遊んでいた。ユノのこんな幸せそうな顔、久しぶりに見るかも....。ユノが買い物に出 [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 1
  • 「すごい雨.....」夕方はポツリポツリとうっすらと道路を濡らす程度だった雨は、本格的に降り出して、激しく窓に打ち付けていた。夕食を先に終えて、ユノの帰りを待つ時間。この雨の音を聞くと思い出す、いつもの記憶。こうして一人でいると、鬱陶しくて未だに頭が痛くなる。軽く頭を振って、気分転換にお茶でも入れようとキッチンに向かったところで玄関の開く音が聞こえて、一気に安心感に包まれる。「チャンミン、ただいま」「. [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 92
  • 「じゃあ、何かあったらいつでも来いよ」 「分かった」三階上の自分の部屋へと戻っていくユノを玄関先で送って、扉が閉まるのを見届ける。ユノが泊まりに来る週末は、大抵次の日の晩御飯も食べて帰る事が多いのだけど、気を遣ったユノが今日は早めに帰って行った。途端にしん、と静まり返った自分の部屋で、緊張と不安に包まれ呼吸が早くなる。父は日曜日も忙しい人だけど、平日よりはまだマシだろうと思った。これまでも、父とは [続きを読む]