みく さん プロフィール

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みくさん: 場面緘黙について考える−備忘録−
ハンドル名みく さん
ブログタイトル場面緘黙について考える−備忘録−
ブログURLhttp://smnotes.com/
サイト紹介文イギリスから場面緘黙についての考察や情報を発信してます。
自由文イギリス在住の元緘黙児の母親です。息子の支援を通して体験したことや学んだこと、場面緘黙についての考察、支援団体SMIRAの情報、日々の想いなどを綴っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供30回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2014/03/28 08:51

みく さんのブログ記事

  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳 (その20)発達テスト
  • スクールナース(学校看護師)に相談し、待つこと3か月。やっと小児クリニックでの診察の順番が廻ってきました。息子が4歳10か月、緘黙になってから約3か月半後のことです。相談した時はまだ場面緘黙のことを知らず、アスペルガーを疑っての受診申し込みでした。当日は主人にも付き添ってもらい、親子3人で隣町にある小児クリニックへ。二人の心理士に迎えられ、私がひとりの心理士と話している間、息子は主人と一緒に別の部屋で発 [続きを読む]
  • プレイデート作戦
  • 場面緘黙の子どもを家庭でサポートする方法のひとつに「プレイデート」があります。緘黙児が一番安心できる自宅に、クラスメートや近所の子、親戚の年が近い子などを招いて一緒に遊ばせるというもの。発話を促すのみでなく、対人関係への不安を減らし、社会性を育てる点でとても重要です。緘黙児は学校での不安が大きくストレスを溜めやすいため、学校外で遊べる友達がいること、交友の場があることが、本当に重要になってきます。 [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳 (その19)B君ママに告白
  • お昼休みの校庭で、息子がひとりぼっちだった――その現場を見た瞬間、再び金槌で頭を殴られたようにガーンときました。でも、反対に「これはイカン!何とかしなければ!」と自分を奮い立たせる転機ともなったのです。放課後の校庭では、幼稚園時代からの親友T君と遊べるけれど、クラスでは遊べる子がいない。別クラスのT君は自分のクラス内での友人関係があるだろうし、それにあと1年ほどで帰国してしまう…。息子のクラスには日 [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳(その18)悲しい想い
  • SMiRA会長のアリスさんから「あなたが学校を啓蒙するのよ」と後押しされ、まずは担任とSENCoに場面緘黙の資料を渡すことにしました。今なら、お迎えの時に担任のところに行って即ミーティングを申し込むでしょうが、何しろ当時はまだ右も左も分からない新米保護者。他のママさん達に息子の問題を知られたくない気持ちもあり、なかなか行動に移せませんでした。廊下とカーテンで仕切られただけのSENCoの部屋に行くにも、人目が気に [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳(その17)「場面緘黙」だ!
  • ご無沙汰しています。今日で8月が終わり、明日からもう9月…。イギリスでは2週間ほど前から朝夕の気温が下がり、秋の気配が感じられます。「夏休みにはもう少しブログを書こう」と決心していたのですが、思いがけず仕事が入り、その上外出する機会も多かったので、すっかり怠けてしまいました…。………………………………………………………………………………………………………………….さて、息子の症状が場面緘黙だと判ったの [続きを読む]
  • ブルガリア黒海沿岸の春休み(その5)
  • イギリスは5月から例年になく好天の日が続き、気温もぐんぐん上昇。7月は観測史上2番目の暑さだったとか。既に8月に入ってしまいましたが、やっと「春休み」の最終回です。……………………………………………………………………………………………………………………….ポメリエで朝を迎え、その日はバスで「黒海の真珠」と呼ばれる海辺の町、ネセバルへ行くことに。3千年以上の歴史を持つこの町は、黒海沿岸に突き出た小さな半島 [続きを読む]
  • ブルガリア黒海沿岸の春休み(その4)
  • イギリスの公立学校は7月21日頃から夏休みに突入しました。授業がないので時間がいっぱい取れるはずだったのに、急な仕事が入ってしまい毎日バタバタ。春休みはすでに遠い思い出−−ですが、自分の記録のために続きを書いておくことにします。……………………………………………………………………………………………………………………..4月8日はブルガリアの復活祭の日曜日でした。朝食は前日きれいに塗ったゆで卵、甘いパンと [続きを読む]
  • 2018年SMiRAコンファレンス(その7)
  • 場面緘黙トーキングサークル―場面緘黙経験者による成人のためのサポート              SM Talking Circles- Peer support for adults with lived experience of SM公演の最後は、緘黙経験者のジェーン・サラザーさん。何と45歳の時までずーっと緘黙だったんだそう! 5年かけて克服し、現在はTalking Circleというグループの代表として場面緘黙の成人たちを支援しています。Talking Circleはその名前通り「話すため [続きを読む]
  • 2018年SMiRAコンファレンス(その6)
  • 保護者そして教員の視点から見た場面緘黙 SM from a parent and teacher’s perspective次の講演は、小学校の教員で緘黙児の母親、そしてSMiRA委員会メンバーでもあるクレア・ニールさん。彼女の娘さんは4歳の時に場面緘黙になり、12歳の現在も克服中だとか。小学校の現状や教師がおかれている立場を踏まえ、いかに学校と協力関係を築くかを語ってくれました。娘さんについてはあまり触れなかったので、今緘黙症状がどの程度なの [続きを読む]
  • 2018年SMiRAコンファレンス(その5)
  • ASD(自閉症スペクトラム)とSM(場面緘黙)の併存  ASD & SM Overlap今回のコンファレンスで一番興味深かったのは、教育心理学者のクレア・キャロルさんによる短い報告でした。実はこれ、プログラムには記載されてなかったんです。事前に参加者に質問を募ったところ、「ASDとSMの併存」についての質問が多くあったそうで、それに対し回答したもの。SMiRA委員会メンバーでもある彼女は、このテーマを研究中だそう。       [続きを読む]
  • 2018年SMiRAコンファレンス(その4)
  • 場面緘黙のセラピー  SM TherapySMiRAのホームページを見ると、『場面緘黙の支援の求め先一覧』は1で、その後に2『SMのセラピー』、3『SMについて学ぶ』、4『SM情報』と続きます。この4つの情報があれば、子どもの場面緘黙を発見したばかりの保護者や大人の当事者が、すぐ行動を起こすことができそうです。ただし、すぐ行動したからといって、緘黙克服は長期戦だし、学校や担任に当たり外れがあるので、速攻で支援を得られるとい [続きを読む]
  • 2018年SMiRAコンファレンス(その3)
  • 「SMiRAによる『場面緘黙の支援の求め先一覧』の紹介」Introducing SMiRA’s “How to Get Help for SM” chart次に登場したのは、SLTでSMiRA事務局メンバーのスザンナ・トンプソンさん。彼女はSMiRAのFBグループにおける常連アドバイザーで、とても頼りになる存在。でも、トレードマークのピンクの髪がブルーに変わっていて、一同ビックリ(笑)。日本では考えられないことですが、イギリスの学校には髪を派手な色に染めたり、入 [続きを読む]
  • 2018年SMiRAコンファレンス(その2)
  • 日本語の生徒さんと初めてのGCSE試験に取り組んでいる間に、すでに10日が過ぎてしまいました。イギリスは晴天が続き、今日は飛び切りの青空の下で、ハリー王子とメガンさんの結婚式が無事終了。式の時間帯に食料を買いに出たら、お店はガラガラで人通りもまばらでした(笑)。…………………………………………………………………………………………………………………….「恐怖の顔を変える Changing the Face of Fear」2018年SM [続きを読む]
  • 2018年SMiRAコンファレンス(その1)
  • 先月21日、イギリスのレスターで2018年SMiRAコンファレンスが開催されました。例年だと3月に行われるのですが、今年は大雪で延期になり4月に。全国から保護者、学校関係者、専門家など90名ほどが集まり、4つの講演と意見交換会で盛り上がりました。講演の内容は下記の通りです。「恐怖の顔を変える Changing the Face of Fear」 アナ・ビアバティ?スミス SLT(言語療法士)&場面緘黙のための臨床ネットワーク事務局長「SMiRA [続きを読む]
  • 黒海沿岸の春休み(その3)
  • ブルガリアの首都ソフィア、プロヴディフについで大きいのが、黒海沿岸にある都市ヴァルナ。ホリデーアパートのあるビャラ(海の白い崖から「白」という地名がついたそう)から車で北へ45分くらいの距離です。ブルガスに比べると洗練された雰囲気なのですが、友達曰く「方言がキツイ」とのこと。その北郊外にあるアラジャ岩窟修道院(Aldadzha Monastrery)に行ってきました。 遠くから見るとこんな感じ(左)。崖に取り付けた階 [続きを読む]
  • 黒海沿岸の春休み(その2)
  • 旅行3日目、首都ソフィアに住む友人家族が車でホテルまで来てくれました。「朝早く出て午前中に着く」とのことでしたが、到着はやっぱり2時過ぎ。10年前にソフィアで会った際、「彼が15分と言ったら1時間かかる」ことを体験学習したので、我々は近所のレストランでランチしながら待ったのでした。頑固なダンナさんはIT関係、奥さんは編集の仕事をしていて、とっても可愛いひとり娘は6歳。2年ぶりの再会を喜び合った後、彼らの車に [続きを読む]
  • 黒海沿岸の春休み(その1)
  • 学校の春休みを利用して、4月3日から10日までブルガリアの黒海沿岸に家族旅行してきました。うち4日間は海辺のホリデーアパートを借り、ソフィアに住むブルガリア人一家と合流。「4月はまだオフシーズンで店は半分以上閉まってるし、まだ寒くて天気が悪いよ」−−事前にそう言われて覚悟してたんですが、信じられないほどの好天に恵まれ、殆ど人気のない海岸でめっちゃノンビリできました。 まずは、曇り空のイギリスからハンガリ [続きを読む]
  • 急ぎ足の3月
  • もう3月も半ばを過ぎてしまいましたね。なんだか「今年は特に時間が過ぎるのが早いなあ」と思っていたら、先週15歳の生徒さんからも同じセリフが…。こんな若い子が同じ感覚?! きっと加速度は私の方が数倍大きいんでしょうけど。もうラッパ水仙が咲き始めていますが、今週末はまた雪が積もりました!今月に入って、どういう訳かエージェントの方の仕事で問題が続き、ストレスいっぱい。そんな中、誕生日がやってきて、続いて母の [続きを読む]
  • どきどきコテージと減感作療法
  • 先週イギリスを含むヨーロッパは、シベリアからの大寒波にすっぽり包まれていました。ロンドンでは水曜日から本格的に雪が降り始め、それほどの積雪はなかったものの、とにかく零下の気温が継続。主人曰く「冷蔵庫の方が暖かい」という感じで、交通はマヒするし、私の学校も休校に…。少し雪が積もったくらいでどうして混乱するかというと、イギリスではスノータイヤやチェーンがないんです…(例年雪が少なく、道路がデコボコにな [続きを読む]
  • 『バリバラ』の続編を観て
  • 2月も今日で終わりです。ラッパ水仙の一番花が咲き、春の兆しが感じられるようになったと思ったら、シベリアからの大寒気が。先週から最低気温が氷点下の日が続いています。今朝はロンドンも雪景色となり、午後は大雪警報…でも、こういう日に限って外出しなければならない用事がいっぱいという…。1月下旬に放送されたNHK『バリバラ』の『どきどきコテージ』(前・後編)を観ることができました。場面緘黙と吃音に悩む全国の若者 [続きを読む]
  • 自己肯定感を培う
  • ふと気づけば、既に2月も半ば過ぎ。バレンタインデーももう終わってしまいましたね。2018年の出だしは、受験生君がクリスマス休みからインフルで体調が悪く、赤信号のスタート。元々家で全く勉強しない/できないうえ、授業も休みがちになってしまいました。やっと治って通常運転になったと思ったら、2学期のハーフタームに突入。その間、確定申告や他の仕事が入って、気持ち的にアップアップ…。ということで、前回の投稿からずい [続きを読む]
  • 身体的な緊張をほぐすには?
  • NHK Eテレの『バリバラー場面緘黙編』を観た後、身体的な緊張をほぐすにはどうすればいいのか考えてみました。緊張すると喉が閉まったような感じになって、体までいうことをきかなくなる…。そんな体験を重ねる毎に、話せず動けない自分が人にどう見られているかが怖くて、人と接する機会を避けるようになってしまう。緘黙で苦しんでいる本人は、普通に人と接して話したい・友達を作りたいのに、ものすごく理不尽な状況ですよね… [続きを読む]
  • 『バリバラ』を観て――身体的な緊張
  • 明けましておめでとうございます。えっ、もう2018年になっちゃったのか〜という感じで始まった新年、もう6日目に入り、今日はクリスマス飾りをかたづけました。そして、仲間の好意で昨年10月に放送されたNHK Eテレの『バリバラー場面緘黙編』を観ることができました。10〜20歳代の、いわば大人(ひとりは学生)の当事者さんと経験者さん計4名が出演。番組では長期間緘黙で苦しんだ・苦しんでいる人の問題が浮き彫りにされたように [続きを読む]
  • クリスマスまであと2日
  • 今年もクリスマスまであと僅かとなりました。ここのところ、クリスマス会や忘年会が続いたうえ、カード書きと家族&親戚へのプレゼント選びに追われる日々…。やっと9人分のプレゼント(各自複数個)を買い揃えてラッピングを終え、恒例のクッキーも焼き、ほっと一息ついたところです。    今年最後の授業は水曜日に終了。教室の近くにある森の樹木はすっかり葉を落として冬の様相。家々のドアには、それぞれ趣向を凝らしたリ [続きを読む]
  • クリスマスの季節再び
  • 早いもので、今年も残すところあと一ヶ月を切りました。クリスマスが近づくにつれ、ロンドンの街全体が心浮き立つ雰囲気に包まれます。年の瀬で気ばかり焦るのですが、クリスマスの飾りつけもカードも、贈り物の購入もまだスタート地点に立ったまま…。先週、友達に誘われて久しぶりにロンドン中心部のオックスフォード・ストリートに行ってきました。デパートが立ち並ぶこの通りは、ロンドンで最も賑わうショッピングストリートの [続きを読む]