箭澤ヒルマ さん プロフィール

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箭澤ヒルマさん: 字書きの右往左往 Every Which Way to Write
ハンドル名箭澤ヒルマ さん
ブログタイトル字書きの右往左往 Every Which Way to Write
ブログURLhttp://everywhichwaytowrite.blogspot.jp/
サイト紹介文元・基礎医学系研究者&現・素人散文書きの雑感ログ 自然科学と人間社会・小説・漫画・アニメ・絵画など
自由文自然科学と人間社会、そして”在庫”補充の日々(文学作品・コミックス・アニメ・美術鑑賞などなど)を綴るエッセイ掲載中。更新頻度は原稿の進捗に反比例。奇特なリンク御希望はコメントで御一報を!プロフ写真はチェシャ猫風味のご近所さん肖像を拝借中♪
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供17回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2014/04/04 15:21

箭澤ヒルマ さんのブログ記事

  • A Hasty Lonely Cassandra
  • 保育園で『危うさ』を指摘された際に専門医を受診していれば、高機能自閉症と診断されたであろう拙宅の娘。彼女の「多様性」は、4年前の初冬に亡くなった父方の祖父、すなわち二等親血縁者から受け継いだと理解するのが最も蓋然的と私は考えています。娘自身の自己理解をゴールに据え、小学3年生あたりから本格的な「自家製療育」を始動した拙宅ですが、同じ時期に夫から義母へも孫娘が抱える「障害」を改めて告知しました。発語 [続きを読む]
  • カサンドラの孤立
  • 「普通」なら大人になるまでに自然と出来るようになることが、何歳になっても出来ないまま看過され、思春期以後の学校生活への不適応や、成人しても社会参加できない状況へ陥ってしまった……端的に言えば、それが「発達障害の二次障害」です。しかし、二次障害を契機に全く意想外だった発達障害の診断が我が子へ下されても、それは金輪際「伸びない」と断定する烙印ではありません。当事者の成長を心から「待ち設ける」ご家族の支 [続きを読む]
  • カサンドラの呪縛
  • 「普通」ならこの月齢/年齢では自然とこんなことが出来るようになる、という目安に対し、遅発していることと早発していることの凸凹が極端に大きい……語弊を懼れず端的に言えば、それが「発達障害の徴候」です。そして、「普通」なら大人になるまでに自然と出来るようになることが、何歳になっても出来ないまま看過され、思春期以後の学校生活への不適応や、成人しても社会参加できない状況へ陥ってしまった……端的に言えば、そ [続きを読む]
  • 待ち設ける親 と 伸び行く子
  • 「普通」ならこの月齢/年齢では自然とこんなことが出来るようになる、という目安に対し、遅発していることと早発していることの凸凹が極端に大きい……語弊を懼れず端的に言えば、それが「発達障害の徴候」です。そして、「普通」なら大人になるまでに自然と出来るようになることが、何歳になっても出来ないまま、殊に思春期以後の学校生活への不適応や、成人していても社会参加できない状況へ陥ってしまった。端的に言えば、それ [続きを読む]
  • 待てない母 と 伸びない子
  • 「普通」ならこの月齢/年齢では自然とこんなことが出来るようになる、という目安に対し、遅発していることと早発していることの凸凹が極端に大きい……語弊を懼れず端的に言えば、それが「発達障害の徴候」です。そして、「普通」なら大人になるまでに自然と出来るようになることがいつまで経っても出来ないまま、殊に義務教育以後の学校生活への不適応や、成人していても社会参加できない状況へ陥ってしまった。端的に言えば、そ [続きを読む]
  • 伸びた子 と 待てた母
  • 「へぇ〜『社員の7割以上が発達障害』なんだって!」スマホでLINEをチェックしていた娘が、更に「携帯ゲームの会社か……」と呟いた。その声にピンと来た私は、夕食の準備をするためクックパッドのレシピを確認していたタブレットで、彼女が口にした文言を検索する。ヒットした記事をスクロールで流し読みすると、見覚えのある一文が目に留まった。『理想論で言うと、ここで働いてる人たちもいずれは一般雇用枠になったり、 健常 [続きを読む]
  • 支援は 続くよ どこまでも
  • ブログ『発達障害な僕たちから』のヒロさんはじめ、当事者の皆さんが抱える『生きづらさ』へ思いを馳せながら、ご家族・支援者への応援歌を作詞してみました。『線路は 続くよ どこまでも』(原曲はアメリカ民謡『I've Been Working on the Railroad』)のメロディにのせて、迷った時・悩んだ折にくちずさんで戴けましたら幸甚です。***支援は続くよ どこまでも小学 中学 高校と個性に合わせた サポートで失敗と成功 経験さ [続きを読む]
  • 緘黙する子 と 優しいお母さん
  • 「変なお母さん」の好奇心主導な傍目八目から拝見すると、大抵の「良いお母さん」は子育てという行為を「みんな」が経ている「普通」に倣えば上手く行く筈、と一括りに思い込んでおられるようにお見受けします。お子さんが「普通」の枠から明瞭な逸脱を呈していても、その因果へ「疑問を持って 詳しく調べる」工夫を凝らし「特別」な育み方を模索しようとはなさらず、「普通」の枠内へ嵌め込まれた「みんな」と足並みが揃わなけれ [続きを読む]
  • メンター(仮) になろう!
  • 当事者が 子どもでも成人でも 個性が 早熟でも晩熟でも直面する支障が 集団教育への不適応でも ひきこもりでも発達障碍の二次障害を回避/回復し自立を支える第一歩は、当事者が一人で群れずに熱中できる「好きなこと」 を共に愉しみながら、彼らに潜在している創造力を暗示する藁のように些末な事象を、糾って縄へ拵えるような工夫が叶うメンターをさがすこと。そして、最終学歴が中等教育でも高等教育でも、特性に付与され [続きを読む]
  • Who're their Mentors?
  • 当事者が 子どもでも成人でも 個性が 早熟でも晩熟でも直面する支障が 集団教育への不適応でも ひきこもりでも二次障害を回避/回復し自立を支える第一歩は、当事者が一人で群れずに熱中できる「好きなこと」 を共に愉しみながら、彼らに潜在している創造力を暗示する藁のように些末な事象も見過ごさず、糾って縄へ拵えるような工夫が叶うメンターをさがすこと。そして、最終学歴が中等教育でも高等教育でも、特性に付与され [続きを読む]
  • メンターをさがせ!
  • 『最も難関かつ大切なのは、就職活動と社会人になった最初の数年間』大学1年生だった娘へ宛て「とある成人当事者ブロガー様」から『ストレートな表現になりますが』と丁寧な前置きを添えて頂戴した上記のご忠言を機に、この2年間「大人の発達障害」に対する自立支援の最も重い要諦はなんなのか?という課題を、当事者・ご家族・支援者の日常へネットを介して接する機会に恵まれながら模索してきました。そのお蔭様を以て娘は自家 [続きを読む]
  • 暴れる子 と『頑張るお母さん』
  • 「変なお母さん」の好奇心主導な傍目八目から拝見すると、大抵の「良いお母さん」は子育てという行為を「みんな」が経ている「普通」に倣えば上手く行く筈、と根拠無く思い込んでおられるようにお見受けします。お子さんが「普通」の枠から明瞭な逸脱を呈していても、その因果へ「疑問を持って 詳しく調べる」工夫を凝らし「特別」な育み方を模索しようとはなさらず、「普通」の枠内へ嵌め込み「みんな」に足並みを揃えさせようと [続きを読む]
  • 多様性発達者の修学支援
  • 通うべき所へ通い続けられる「配慮と我慢」の自発を最優先に据え、娘が大学生活に馴れてきた頃合いを見計らいつつ2回生で早々に始動した就労支援の「予習」は、3回生の春学期を終えた現時点で『何をしたいのか そのために何をすべきか』という認知を彼女自身が把握できる俯瞰を確立し、後は大学のキャリアセンターやサークルの大先輩がたのご指導ご鞭撻を宜しく頂戴するばかり……という所へギリギリで漕ぎ着けました。これでよう [続きを読む]
  • 「藁」を糾える文化
  • 史上最年少で将棋のプロ棋士にデビュウなさった藤井 聡太 四段が、早熟の天才として世間の耳目を大いに集めています。もう30年近く前の話なので時効と判断して書いてしまいますが、彼が在学中ということから些か話題にも上った中高一貫校は、私が大学4年生だったとき教育実習をさせて戴いた教育学部の附属校だったり……中学2クラス・高校3クラスと規模が小さいので入学する上では難関校と言えますが、一般的な意味で難しい学校 [続きを読む]
  • 「藁」を糾えない文化
  • 藁(わら;稲や麦などの茎を脱穀した後に乾燥させたもの)を撚り合わせ、縄に拵える動作を表すのが「糾う(あざなう)」という言葉です。今回は実際に藁から縄を作る話というわけではなく、比喩として「糾えない文化」と表題を付けました。1本では簡単に切れてしまう藁を何本も撚り合わせてもっと丈夫な縄を作るような、工夫ができない文化という意味ですね。そして「糾」という漢字には、罪や真偽・事実などに対し疑問を持って詳 [続きを読む]
  • ママは いつでも 元気だよ
  • 昨年10月下旬以来、またまた更新が滞っておりました間にも、過去記事のご閲覧、誠にありがとうございました。この度の休止中は、娘の就労支援を見据えた「予習」−−− サポート業界では「就労移行支援」という事業もあるそうですが −−− すなわち『問題解決のための情報収集力・対人コミュニケーション力・組織対応力』といった『Transferable Skill=様々な業界や職種に転用可能なスキル』を自得させるべく、所属学部やサーク [続きを読む]
  • An Easy Lonely Mathematician
  • 保育園で『危うさ』を指摘された際に専門医の診察を受けていれば、高機能自閉症という診断が銘記されたであろう、拙宅の娘。彼女が抱える「多様性」は、3年前の初冬に亡くなった父方の祖父から受け継いだ可能性が、最も高いだろうと私は考えています。私からすれば義理の父に当たるご老体は、本稿に題したとおり数学者として至って気楽な、しかし元来希薄だった他者への関わりを遂に一切喪失し、旧知とは全く疎遠な最期を迎えまし [続きを読む]
  • ひきこもらせない文化
  • この2年半あまり、発達障碍の二次障害で通うべき所へ通えなくなってしまった当事者・ご家族・支援者の日常を、拝読拝聴する機会に様々な奇遇で恵まれて参りました。その『励ます力』を繋ぐ御縁に接しつつ、私自身がずっと抱き続けていた疑問は、お子さんが不登校からのひきこもりに陥ってしまう家庭と、すったもんだがありながらも通うべき所へ通い続けられる家庭を、分かつ「決め手」は一体なんなのか?ということ。無論、不登校 [続きを読む]
  • 「変な子」と「変なお母さん」
  • 大学の長い夏休みが終わり、秋学期初日を迎えた先月下旬。起床した娘が、洗面所へ移動した気配を壁越しに感じつつおもむろに台所へ向かえば、身支度を終えた所で鉢合わせ。「トイレの水、流せなかった。起こそうかなと思ったけど」口火の切り方が主観的すぎて、唐突なのは否めないものの外れていたフロートゴム玉の接続を、自力で直せたらしい。「まずネットで調べてみたら、修理法、出てたから流せた」その瞬間、十数年に及んだ「 [続きを読む]
  • AIは電気椅子の夢を見るか?
  • 2年前の秋、国立情報学研究所の新井 紀子先生がディレクタを務めておられる人工知能プロジェクトの情報共有技術を、自閉症スペクトラム当事者の苦手克服への「鍵」として応用する可能性を思い立ち「『東ロボくん』への期待」と題した拙文を綴りました。その後の『東ロボくん』は、総合点での偏差値を45.0から57.8へ急上昇させましたが、これは元来得意だった数学と世界史で一層の好成績を納めた成果。苦手の英語や国語は偏差値40 [続きを読む]
  • うまくいかない文化
  • 先日の記事を公開したところで、拙宅の娘に訊ねてみたら……「ママは『お母さん』ジャナクテ『将軍』だよねぇ」だそうですwつまり、戦略戦術を策定する専門性能と前線兵站を統帥する対人性能は、率先して発揮したがる一方、現場の実務に充てるべき代行性能は、面倒くさがってなかなか発揮してくれない、って趣旨なんでしょう。母の実態を的確に見抜いた、絶妙の喩えですwww?でも「良いお母さん」は往々にして、お仕事にしても家事にし [続きを読む]
  • 「良いお母さん」と「悪い子」
  • 記者会見の喧噪が大の苦手なので、一問一答の記事を毎日新聞のサイトで拝読した限りですけれど……高畑 淳子さんは、すごく「良いお母さん」なんだなぁと感じました。***でも「良いお母さん」が、「悪い子」の『危うさ』を周到に俯瞰なさって用意することは、極めて難しい。「悪い子」がやらかす「悪いこと」は、「悪いお母さん」じゃないと、先手を打てないからです。自分の子に潜在する『危うさ』を直感した時、「良いお母さ [続きを読む]
  • 多様性発達者の就労支援
  • しばらく前、お子さんが大学への不登校をキッカケにひきこもりがちになってしまったご家族のお話を、直接伺う機会に恵まれました。現状は概ね愉しく大学へ通えている拙宅の娘ですが。この十年来ネットを通じてお世話になっている「とある成人当事者ブロガー様」からも、『最も難関かつ大切なのは、就職活動と社会人になった最初の数年間』とのご助言を頂戴しておりますので、親の方は依然、就労支援へシフトした「予習」を絶賛継続 [続きを読む]
  • 知ゆえに惑い 仁ゆえに憂う
  • 前々回の記事で言及いたしましたように、お子さんの「育ち」の場で醸成される「文化」こそ「うまくいっちゃった」ケースへ落着させるため最も重要な徳目、とご教授下さったのは、Z会進学教室・渋谷教室長の長野 正毅 先生でしたが……「かわいい子」とは思っても「かわいそうな子」と思うべきではない。すなわち「情緒的」ではなく「合理的」であることこそ実の親が施す「自家製療育」の要諦、という認識と受容を支えて戴いたのは [続きを読む]
  • Good for You! Just for You?
  • 『自閉症という謎に迫る 研究最前線報告』を改めて精読した動機は、高機能自閉の一症例として目の当たりにした娘の成長が、まさしく『かくも不可解な』としか言いようのない不思議に満ちていた事実へ、重ねて抱いた好奇心と敬意と仁愛でした。なにしろ娘本人は、親も気付かぬ間に療育を“卒業”しておりましたもので。無論、自閉圏当事者に有りがちな「勘違い」は時折やらかすものの、指摘されればイケずな理系女子にも文句の付け [続きを読む]