トキバエ さん プロフィール

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トキバエさん: 時蠅は矢を好む
ハンドル名トキバエ さん
ブログタイトル時蠅は矢を好む
ブログURLhttp://komattaze.blog.fc2.com/
サイト紹介文旅の思い出、音楽、母親の認知症、自分の鬱病の他、日々の由無し事を書き綴った、50過ぎのオヤジの戯言
自由文始めたばかりのブログです。50を過ぎても不惑には至らず、惑いまくるオヤジのタワゴト。何でもありのジャンルレス。初めて読まれる方は、先ずは「旅の記憶」からどうぞ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供87回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2014/04/08 14:00

トキバエ さんのブログ記事

  • 不吉な夢
  • 今朝方、変な夢で目が覚めた。僕はどこかの病院の診察室で、医師と向かい合って話をしている。診察を終えて、医師の説明を聞いている……らしい。……と、いきなり診察室のドアが開いて、父が入って来る。僕が診察を受けている間、父は待合室で待っている……と、そんなシチュエイションのようだ。何故か医師のような白衣を着ている父は、両手を広げ、何やら差し迫った表情で、僕に何かを訴えようとしている。そんな父を、僕は慌て [続きを読む]
  • 母の認知症(その159): 父の今後
  • 母が他界して早や三週間。最近、母の死亡に伴う事務的な諸々の手続きも、何となく目処が立って来て、忙しさも一段落。まだまだ片付いていないことは沢山あるのだが、ひところに比べると、閑になって来た。そのせいか、ここ数日、妙な空虚感を感じている。僕が浜松に来た目的は母の介護だったので、その母がいなくなってしまった今、気が抜けたとでも言おうか……生活にポッカリ穴が空いたとでも言おうか…… 母が亡くなって以降、 [続きを読む]
  • 母の認知症(その158): 認知症患者の手足を縛ること
  • 病院から「(母に)会わせたい人がいる場合は急いで下さい」と看護師さんから言われ、「あ、そろそろなんだ」と周囲が覚悟していた10月の21日、ネットで気になるニュースを見たのだが、その翌日に母が他界してバタバタしたので、ここには書けなかった。今回は、そのニュースに関して書いてみたい。それは、「病気や怪我の治療で入院した認知症の患者の3割が身体を縛られるなどの拘束を受けたという全国検査の結果が出た」というニ [続きを読む]
  • 母の認知症(157) : 葬式に坊主は必要か?
  • さて、前回、前々回と母の臨終について書いた。経験のある方ならご存知だと思うが、家族の誰かが他界すると、遺された家族は、その直後から、しばらくは慌ただしい時間を過ごすことになる。葬儀会社へ連絡し、葬式のスケジュールや段取りを相談し、親族や個人と親交のあった人間に訃報と葬儀の場所やスケジュールを連絡する。これを、ごく短い時間で済ませなければならない。母の場合は、地元の友人・知人などが殆どおらず、連絡し [続きを読む]
  • 母の認知症(その156) : 死を感じ取る感覚
  • さて、前回に続き、母の臨終の様子を書いてみたい。前回のブログにも書いた通り、母が死ぬ少し前に、僕は母の病室で一晩を過ごすつもりで、病院近くのスーパーに食料調達に出かけていた。今日、紹介するのは、僕がいない間の病室での出来事。僕が出かけた後、病室に一人残った妹は、母の様子を見ていた。妹と母の間には、「息子」には解らない、独特の「母と娘」、また「女同士」の関係があるようだ。僕が何度も母に布団叩きで折檻 [続きを読む]
  • 母の認知症(その155) : 死の匂いとは
  • 前回のブログでもお伝えしたように、母は10月22日の18時45分に他界いたしました。今回は、その日のことを出来るだけ詳しく書いてみたいと思います。母の転院七日目。午前中に母の病室に行くと、母の顔には酸素マスクが装着されて、壁の酸素の給気孔に取り付けられたビニールの袋が、ブクブクと酸素の泡を立てていた。自力の呼吸では十分な酸素が摂れなくなっているようだ。母に言葉を掛けても全く反応は無く、呼吸をしているのがや [続きを読む]
  • 母の認知症(その154) : 臨終
  • 10月22日の18時45分。母は永眠いたしました。母の臨終の様子や、明日から起こるであろうゴタゴタに関しては、また日を改めて、このブログで紹介したいと思います。先ずは、ご報告まで。     ※臨終の7時間前の母。前日までは着けていなかった酸素マスクを着けていた。自力では十分な呼吸が出来なくなっていたようだ。しかし、この時は、まだ手足は温かかった。ただ、我々の呼びかけに反応することは、もう無かった。 [続きを読む]
  • 母の認知症(その153) : 終幕の気配
  • 母の転院六日目。今朝、病院から僕の携帯に電話があった。「進行が速まっていますので、もし会わせたい方がいらっしゃる場合は、急いで下さい」と看護師さん。昨日、見舞いに行った妹の話によると、昨日の母は目を瞑ったまま、妹たちの言葉にはほぼ反応しない状態だったらしい。看護師が食事をさせても、口に入れた食べ物も吐き出してしまって、ほとんど食事をしていないとのこと。「この後、そちらにお邪魔する予定ですが、間に合 [続きを読む]
  • 母の認知症(その152) : 夢の中身を決めるのは何?
  • 母の転院4日目。母のいる療養病棟のフロアに行くと、担当医の先生がいらしたので、少し話をした。母が「夜、大きな声を出す」というのは治まって来ているようだ。新しい病院・病室にも慣れて来たということなのだろう。しかし、心配なことも言われた。母は転院以来、あまり食事を摂っていないらしい。これは、まだまだ新しい環境には慣れていないということなのか、それとも、もう身体が食事も受け付けないほど衰弱して来ていると [続きを読む]
  • 母の認知症(その151) : 四葉のクローバー??
  • 母の転院3日目今日、母が転院した病院の駐車場内の草地の地面に、白爪草(シロツメクサ)が群生しているのを見つけた↓。父と午前中に母を見舞った後、母の病室に携帯を忘れたことに気付き、父を自宅に送り届けた後に、一人で病院に戻った時のことだ。病院が意図的に植えたものなのか、勝手に自生したものなのかは不明だったが、「病院内にクローバー(白爪草)が生えている」というのは、何だか気の利いた組み合わせのような気が [続きを読む]
  • 母の認知症(その150) : 困った「かまってちゃん」
  • 母の転院二日目。今日も病院に行くと、母の部屋に行く途中のナースステーションで、婦長に呼び止められた。昨日、婦長と「夜(昨晩)の様子を見て、母の部屋を(ナースステーションに近い場所にするかどうか)決めましょう」と電話で話していたので、僕も母を見舞う前に、母の昨晩の様子を聞きたいと思っていたところだった。残念ながら……というか案の定というか、まだ新しい環境に慣れないせいか、母は一晩中大声を出して、「寂 [続きを読む]
  • 母の認知症(その149) : 転院しました……馬鹿正直は考えもの?
  • 今日、母が無事に転院した。これまでの経緯を踏まえて、転院先の病院をC病院としよう(元いた病院をB病院、ついでに一度転院しかけて止めた病院をA病院とします)。C病院は大きな総合病院で、母があてがわれた個室は、北側の部屋で「晴れた日には富士山が見える」というなかなか良い部屋だった。前回、腰椎を骨折して救急車でB病院に担ぎ込まれた時は、環境の急激な変化に混乱して、意味不明の言葉を口にしていた母だったが、今回 [続きを読む]
  • 母の認知症(その148) : 癌の告知
  • 多少の紆余曲折があったが、母の転院先の病院が決まった。転院先の病院は、医療型の療養病院で、見学に行った時に院内を案内して下さった方が、ベテランの看護師さんで、話をした感じも「ベテランの小学校の先生」のような信頼出来る感じの方だったので、そこに決めることにした。残念ではあるが、「母の死に場所」を選ぶに際して、素人としては「説明して下さった看護師さんの印象」くらいしか判断材料がない。しかし、「かなり大 [続きを読む]
  • 母の認知症(その147) : 夫婦の絆……とは??
  • ここ数日、母は目を瞑ったまま、ベッドに横たわっている。目は瞑っていても、眠っている訳ではないらしい。時折、僕の話しかけに応えたり、僕と看護師さんの会話に反応して笑ったりする。目は閉じていても、ベッドの周りの出来事は感知・理解しているようだ。生命エネルギーのレベルが低下していて、スマホでいうところの「バッテリーセーブモード」のような状態らしい。無駄な動きを避けて、エネルギーの消費を抑えているのだろう [続きを読む]
  • 母の認知症(その146) : 厄介な患者とは?
  • さて、前回のブログで書いたように、転院の日にちまで決まっていた「介護型」の療養病院であるA病院が、あらかじめ母にグラマリールという薬を投与して、薬の力で母を「問題を起さない植物患者」にしてから受け入れようとしていたことが判明したので、A病院への転院はキャンセルした。母は認知症で、しかもステージ4の肺癌で余命は1〜3ヶ月と宣告されている。家族としても、母に対して「お母さん!絶対に死んじゃ嫌だぁ!」という [続きを読む]
  • 母の認知症(その145) : 医療という名の緩やかな殺人
  • 以前も書いたように、母は近く今いる病院から「療養型病院」に移ることになっている。転院先の療養病院として、いくつか候補があったが、妹の家、両親の家から一番近い療養型病院……仮にその病院を「A病院」としておこう……A病院にしようと、十中七八は決めていた。ついでに、解り易くするため、今、母が入院している病院をB病院としよう。A病院に決めようと思った最大の理由は、何よりも妹宅から車で5分と近いため、何かあった [続きを読む]
  • 人生最大の停電!
  • 今朝、4時20分過ぎ、停電発生53時間目にようやく電気が復旧した。全国的なニュースにもなっていたようだが、台風24号の暴風雨の影響で起きた静岡県の大停電(一時71万戸が停電)は、いまだに復旧していない地区もあるようで、我々の生活に多大な影響を及ぼしている。特に県西部の浜松市の被害は大きかった。僕が住んでいる舞阪(まいさか)地区では、9月30日の深夜、台風24号の激しい激しい風雨(浜松市の最大瞬間風速41.9m)のピ [続きを読む]
  • 母の認知症(144) : 雨の日には海が見える
  • 母の入院27日目。入院してしばらく、降下の一途をたどっていた母の体調も、伯母が見舞いに来たあたりから回復し始め、今は上がったり下がったりを繰り返している。そんな母の調子の話していたら、妹が「あ、今日は天気がいいからね」とか、「今日は雨だからね」と、不思議なことを言い出した。確かに母の具合と、天気の良し悪しはリンクしているように思われる。雨の日のベッドの中の母は調子が悪い。母の調子が良くなるのは、晴れ [続きを読む]
  • 母の認知症(その143) : 深夜のラジオ
  • 昨日、見学で訪れた療養型病院で、色々と母の病状に関して話をしていたら、その病院の医師から「夜中に大声を出すというのは、精神疾患の恐れもあるから、(うちに来るのであれば)今いる病院の精神科医に一度診察をしてもらって欲しい」ということを言われた。「精神疾患の場合、他の患者に暴力を振るう可能性もあるかもしれないから」とその医師は言った。その病院には精神科がないので、もし、うちの母に精神疾患がある場合は、 [続きを読む]
  • 母の認知症(その142) : 終の棲家の選び方
  • 昨日、担当医の先生と会って、今後の話をした。こちらが知りたかったのは、「今後、どうすれば良いのか? つまり、いつ退院すれば良いのか?」ということだった。すると、「もううちの病院で出来る治療はないので、速やかに退院して下さい」という答えが返って来た。母は、夜中に大きな声を出すし、昨日は、自分のオムツに手を入れたらしく、左手が排泄物で汚れていた。病院にとっては「あまり長居して欲しくない患者」だ。先週末 [続きを読む]
  • 母の認知症(その141) : さんま苦いか塩つぱいか
  • 母が入院して以来、ほぼ毎日病院に見舞いに行っている。面会時間が13:00からなので、父を車でピックアップして、一緒に昼食を食べてから13:30頃に病院に到着するスケジュールで、毎日動いている。さて、そうなると、毎日「お昼にどこで何を食べるか?」というのに、少し頭を悩ませることになる筈なのだが、最近、父が大変気に入っている食堂があるので、ほぼ毎日そこで食事をしている。何のことはない「定食屋」なのだが、昔懐か [続きを読む]
  • 母の認知症(その140) : 晴れた日の会話
  • 母の入院22日目。今日も母は「処置室」のベッドに寝ていた。しかし、今日の母の頭はとてもクリアな状態だった。看護師さんの計らいで、車椅子に母を乗せて、談話室で話をした。三連休の最後ということもあって、談話室には他にも数組の見舞いの家族がいた。8階の談話室の窓からは、一面に晴れ渡った空が見えた。「昨日、伯母さんが来たの覚えてる?」と訊くと、「覚えてるよ」と嬉しそうに答える。実の姉の見舞いは相当な刺激にな [続きを読む]
  • 母の認知症(その139) : 姉との再会
  • 以前から書いていたように、今日、横浜に住む母の姉、僕にとっての伯母が浜松に来て、病床の母を見舞った。僕も伯母に会うのは久し振り……多分、3年振り(?)くらいだ。母より2つ年上の伯母は、驚くほど元気で、「私も最近認知症で、色んなことをすぐに忘れちゃうんだよ」と笑う。「色んなことをすぐに忘れちゃう」のは50代の僕だって同じだ。伯母は、週に一度の割合で、「句会」に参加しているのだという。87歳という年齢を考え [続きを読む]
  • 母の認知症(その138) : 忌まわしき遺伝
  • 母の入院19日目今日、病院に行ったら、担当医の先生から「検査の結果が出ました」と言われた。予想通り、母の肺からは腺癌という最も多いタイプの癌が見つかった。約一週間ほど前に、「もし癌だった場合はステージ4で、余命は1〜3ヶ月」と既に言われている。担当医の先生は、職業的マナーから「大変残念そうな顔」で、色々と説明をして下さった。これが、もし13歳の息子、あるいは7歳の娘の話……であったなら、その場で土下座して [続きを読む]
  • 母の認知症(その137) : 命の引き継ぎ
  • 母の入院16日目。見舞いに行った僕と父が、ベッドに横たわる母と話をしていたら、母が天井を見つめたまま「そろそろ終わりだね」と言った。僕はてっきり、「さっき先生が、リハビリは明日で終わりだからもう退院して良いと言ってた」的な、母に都合の良い妄想話が始まるのかと思って、「え?何が?」と訊いた。すると母は、「そろそろ終わりだって言ったのよ」と、繰り返した。「だから何が?」と、もう一度訊くと、「だから、旅が [続きを読む]