ミナミクリオ さん プロフィール

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ミナミクリオさん: クリさんの健康話・・・てんこ盛り
ハンドル名ミナミクリオ さん
ブログタイトルクリさんの健康話・・・てんこ盛り
ブログURLhttps://ameblo.jp/nancli/
サイト紹介文心身の病気に関する役立つ知識・情報をお届けします。皆さまがたが、これからも健康でありますように!
自由文内科医が健康に関する医学的な知識、情報を発信します。
心と脳の栄養のために読んだ本についても紹介します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供55回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2014/04/13 09:17

ミナミクリオ さんのブログ記事

  • 山月記を読んで思う・・・老化・認知症
  • 医師向けの雑誌に「医師の絶対教養〜読書編〜」という特集がありました。 医師を対象に「自分の人生に大きく影響したと感じ、今も大切にしている書籍」をアンケート調査をした結果をまとめたものです。 その結果をみると次のような順番でした。 ①ブラックジャック ②竜馬がゆく ③城砦 ④こころ ⑤夜と霧 ⑥白い巨塔 ⑦坂の上の雲 ⑧沈黙 ⑨人を動かす ⑩嫌われる勇気 「城砦」は読んだことがないので読んでみたいと思 [続きを読む]
  • 握力を測る・・・フレイル
  • フレイル(脆弱性)という言葉が4年前から医療分野ではよく使われるようになりました。 皆さんご存知でしょうか。 ご存じであれば医療・介護関係者か、健康番組をしっかりチェックしてらしゃる方でしょう。 高齢者をみる場合は、年齢や疾患だけにとらわれず全身の老化状態を判断する必要があります。 その目安がフレイルという状態です。 わかりやすくいうと筋力や心身の活力が低下した状態のことです。 自立した状態から要介護 [続きを読む]
  • イエネコ問題を考える・・・人獣共通感染症
  • 先月、獣医学部のある大学の学園祭に行ったところ公開のシンポジウムがありました。 「イエネコ問題を考える」というテーマです。 サブタイトルは〜生態系への影響、人獣共通感染症の問題から適正飼育へ〜です。 人の病気は知っていても動物の病気については何も知りません。 私にとって未知の分野であり面白そうだなと思い聴いてみることにしました。 最初に話をされた先生は、奄美大島でネコ問題の対策を行っている方でした。 [続きを読む]
  • テレビ局の取材 その2・・・咳喘息
  • 皇后さまが咳喘息と診断されたということで、咳喘息について再びテレビ局が取材にきました. テーマの咳喘息という疾患は、最近疾患概念が確立され注目されている疾患です。 咳が8週間以上続くようなときに考えます。 また咳喘息の咳に次のような特徴があります。 ①痰を伴わない空咳である。 ②夜間から早朝にかけてひどく咳が出る。 ③寒さや運動、タバコの煙が誘因になる。 例えば、毎年きまって寒くなる時期に咳がではじめて長 [続きを読む]
  • 在宅看取り まとめ・・・ターミナル・ケア
  • 最近経験した在宅看取りの3例を紹介させていただきました。 私自身でもとても驚きだったのは、どの患者さんも亡くなる当日まで意識がありご家族や医療者と普通に会話ができたことです。 これまで有床診療所勤務のため入院で亡くなる方を数多くみてきました。 入院患者さんは、点滴していたり、昇圧剤を使用したりしており意識が無くなっても息をし心臓は打ち続けます。 そのため意識がなくなっても数日、いや長ければ月単位で生き [続きを読む]
  • 在宅看取り その3・・・ターミナル・ケア
  • Yさんは、97歳のおばあちゃん。息子夫婦と同居していました。 骨粗鬆症による圧迫骨折があり一人で歩行は難しく移動は介助で車イスでした。 超高齢ですからもちろん認知機能低下はありますが、自分の意志をはっきり言うことができます。 息子夫婦は、二人で自営の仕事をしているため忙しく夜しかYさんのお世話をすることができません。 平日は夕食後まで小規模多機能施設を利用してから家に帰り、週末は一日家で過ごす生活をして [続きを読む]
  • 在宅看取り その2・・・ターミナル・ケア
  • Dさんは85歳、糖尿病の治療のために当院外来を受診していました。 これまで心筋梗塞を2回起こして入院治療をしたことがあり 再発予防のためにも血糖をしっかりコントロールする必要がありました。 しかし、独り住まいで自由気ままに生活していました。 とにかくよく歩き1日1万歩以上、多い時は2万歩くらい歩いていました。 街まで歩いて行っては高齢者を相手にする健康食品販売の店に出入りし 健康に良いと勧められる食品(甘酒 [続きを読む]
  • 在宅看取り 症例1・・・ターミナル・ケア
  • 在宅で看取りを最近続けて経験しました。 在宅看取りは、入院での看取りと違った点があります。 入院では、医療側の土俵に乗って死を迎えるためどなたもほぼ同じような死を迎えます。 在宅では、家庭環境や家族との関係性などその方の個性がそのままでます。 失礼な言い方かもしれませんが、どんなドラマよりもドラマチックに感じます。 65歳のOさんは、糖尿病、高血圧で当院外来を受診していました。 でも受診も不規則で糖尿病の [続きを読む]
  • 認知症の症状?・・・高齢者の抑うつ感
  • 夏が終わり秋分の日を境に朝日がでるのが遅くなり、日が暮れるのが早くなります。 昨年あたりから晩秋から冬にかけてなんとなく抑うつ的な気分になるようになりました。 若い時はあまり感じたことがなかったのですが、、、年をとった証拠でしょう。 高齢者になればなるほど抑うつ症状を訴える方が多くなります。 高齢者の抑うつ状態は、話を聞くと理解ができるものが多いのが特徴です。 たとえば長年連れ添った配偶者を亡くしたり [続きを読む]
  • 新しい時代になった・・・肺がん治療
  • 本庶佑先生のノーベル医学賞受賞は、日本人として誇らしいことです。 本庶先生は、基礎医学者として20年以上前からとても高名でした。 しかし基礎医学分野にとどまらずに抗がん剤開発から臨床応用までもって行ったことは凄い。 日本では臨床応用に持っていくのに多くの難関があり、なかなかそこまで行けない場合が多く、 これまではいつも外国に先んじられていました。 日本は基礎医学は素晴らしいのだけれど、、、というのがこれ [続きを読む]
  • テレビ局の取材・・・国民健康・栄養調査
  • 厚労省が平成27年に実施した「国民健康・栄養調査」の結果をとりまとめ公表しました。 調査結果のポイントは以下の4点です。 ①若い世代ほど栄養バランスに課題 ②受動喫煙の機会は「飲食店」が最も高く4割超 ③1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合が増加 ④地域でお互いに助け合っていると思う割合が増加 この結果公表後に、地元のテレビ局から取材申し込みがありました。 睡眠時間が減ったことに関して医師の立場から話をして [続きを読む]
  • CTによるスクリーニングが必要な場合・・・肺がん
  • 人間ドックを受検される方が、がん検診目的で胸部CTを希望されることがあります。 また施設によっては、人間ドックの項目に胸部CTをルーチン検査に組み込んでいるところもあります。 そうすると肺がんとは即断しがたい8?以下の結節やスリガラス状陰影が見つかることがあります。 読影を依頼している放射線科の先生からも3〜6か月おきに検査をしてくださいとコメントをいただきます。 こうなるとがんでないだろう(擬陽性)と無 [続きを読む]
  • ワクチン接種をしよう・・・帯状疱疹
  • 突然の針で刺すようなキリキリした痛み、そして数日後その部位に水疱ができます。 帯状疱疹です。 ヘルペスウイルス(水痘・帯状疱疹ウイルス)による感染症です。 4歳までに90%の方がこのウイルスに感染して水痘症を起こします。 水痘症が治った後も、ヘルペスウイルスは神経節のところに潜み続けます。 そしてストレスや疲れ、病気などで免疫力が低下したときに帯状疱疹として再発症します。 最初から皮膚に水疱がでるわけでは [続きを読む]
  • 問題を整理して考えたい・・・医学部不正入試問題
  • 入試で男子生徒を有利なように加点していたことでやり玉にあげられていた東京医大は、 次期学長を女性教授に決定したようです。 性差別としてのパッシングを防ぐためには、賢明な選択かもしれません。 今回の東京医大の問題は、紆余曲折があり問題が徐々に最初の問題から異なる方向にズレてしまいました。 そもそもの発端は、文科省の局長の子息を不正に入学させたことから始まりました。 文科省からの助成金を得るために不正な入 [続きを読む]
  • 緩和ケア⁉・・・心不全
  • 心不全に関する治療ガイドラインが改訂されました。 改訂のポイントは、①心不全の定義 ②心不全のステージと治療 ③心臓の働きによる分類 ④診断・治療の手順を図式化 ⑤心不全の緩和ケアなどです。 それぞれの点について簡単に解説しましょう。 ①心不全の定義 「心不全とは、心臓が悪くなり息切れやむくみが起こりだんだん悪くなり、寿命を縮める病気」と定義されています。 患者さんに説明する時にわかりやすい表現になり [続きを読む]
  • 朝食抜きの効果は・・・栄養学
  • 佐々木敏先生の著書「データ栄養学のすすめ」を読んで面白く思った記事を紹介します。 朝食を抜くというダイエットがあります。 体重を減らすという点ではよいかもしれませんが、糖尿病または予備軍の方がこの方法で体重を減らそうとするとまずいということを示す報告があります。 3食きちんととる場合と朝食抜きの場合で血糖がどのように変化するかを示した図を示します。朝食を抜かすと昼食後、夕食後の血糖がかなり高くなりま [続きを読む]
  • 上手くいくための条件 その2・・・地域包括ケア
  • 先日、地域包括ケアシステム構築に関する意見交換会に出席しました。 自治体も医師会も地域包括ケアを推進するために一生懸命です。 地域包括ケアを円滑に行うには少なくとも3つの条件が必要と思います。 被介護者の病態(自立度)の程度とそれに応じた介護力と経済力です。 被介護者がまだまだ自分で生活ができる心体能力がある場合は、在宅での生活に問題ありません。 しかし病状が進行して自立生活が困難になった場合は、生活 [続きを読む]
  • 上手くいくための条件 その1・・・地域包括ケア
  • 高齢者の増加にともなう救急入院ベッドの確保と医療費増大の抑制のために医療では在宅療養が推進されています。 地域包括ケアという名称でよばれており医療と介護が一体となり高齢者が住んでいる地域での生活支援をしようというものです。 地域包括ケアでは、自分が住んでいる地域で豊かな老後をおくることを目標としています。 医師や看護師などの医療職だけでなく、理学療法士、薬剤師、ケアマネ、ヘルパー、社会福祉士など多職 [続きを読む]
  • 玄米の効用・・・栄養学
  • 最近は、レストランやお弁当屋さんでも、白米だけでなく玄米や五穀米などを選択させるところが増えています。 ご家庭でも玄米を混ぜたご飯を食べていらっしゃる方が増えているようです。 精製度の高い白米よりも、玄米の方が栄養価が高いという認識が広まったことと 玄米でもうまく炊ける炊飯器が流通したことが理由だと思います。 欧米では全粒のオーツ麦、ライ麦、小麦を朝食に食べることが習慣化しているようです。 これまでの [続きを読む]
  • 糖質制限の効果は・・・糖尿病
  • およそ5年ほど前に糖質制限によるダイエット・糖尿病治療がブームになりました。 書店には、糖質制限に関する新刊本が平積みされて並んでいました。 このブログでも何回も糖質制限の本やアンチ本を紹介してきました。 5年経ちそのブームもずいぶん落ち着いたように思われます。 いくつかの研究論文も発表されて糖質制限の糖尿病治療に関する効果もわかってきました。 東大大学院教授の佐々木敏先生の著書「データ栄養学のすすめ [続きを読む]
  • 減塩をすすめるには・・・高血圧、慢性腎臓病
  • 高血圧、慢性腎臓病はそれぞれ1千万人以上おり、心血管病変による死亡の原因となります。 どちらの病気も生活食事指導の要点は減塩です。 日本人の食塩摂取量は、徐々に減っていますが現在は平均一日9.8gくらいです。 性別では、男性の方が多く10.7g、女性は9.1gです。 厚労省は、一日6gに減らすことを勧めていますが、世界では5gが推奨基準となっています。 本当に減塩すると身体に良いのかは、日本の過去の死亡原因の推移を [続きを読む]
  • 鎮痛剤にたよるのをやめよう・・・片頭痛
  • 風邪などで外来を受診なされる患者さんで話をきくと普段から頭痛で悩まされているという方がいます。 ズキンズキンする頭痛であり、 人によっては天気がわるいと特にひどいとか、頭痛の前に、光や音に過敏になるという方もいます。 また女性では、生理前にひどくなると訴える方もいます。 家族歴では両親のどちらかが頭痛持ちであったという方が多いです。 このようなタイプの頭痛はいわゆる片頭痛です。 日本人の15歳以上の大人 [続きを読む]
  • 悪いのか、良いのか・・・尿酸
  • 最近、尿酸値が話題になっています。 その理由は、高尿酸値が慢性腎臓病に関係しているためです。 以前から、慢性腎臓病では尿酸値が高値になることは知られていました。 逆に最近の臨床研究では尿酸値が高いと慢性腎臓病が悪化するとわかりました。 お互いに増悪させる作用があるのです。 慢性腎臓病が脚光を浴びたのをきっかけに尿酸値にもスポットライトがあてられました。 しかし、尿酸は悪いだけでなく良い面もあることが知 [続きを読む]
  • 肯定的に、具体的に・・・説明時のコツ
  • 普段の診療においてたびたび生活習慣病の患者さんに生活習慣の見直しの話をします。 こんな場面で私が注意している点があります。 当たり前の話かもしれませんが、できるだけ具体的に、そして肯定的に説明することです。 説明する場合、否定的な言葉を使うと人は否定的なことばかり思い浮かべてしまうからです。 例えば、相手に猫を説明する場合「三毛猫を思い浮かべないでください。」と言うと、 相手は、他の猫を思い浮かべるど [続きを読む]
  • 予防をするには・・・誤嚥性肺炎
  • 年齢を積み重ねるとともに食事の時にむせることが増えます。 ひどくなると発熱や咳がでて誤嚥性肺炎になります。 65歳の肺炎の70%が誤嚥性肺炎です。 なんとかならないですむように対策を講じたいものです。 重度の認知症になってしまい寝たきりになったら誤嚥の予防はとても難しいのですが、 日常生活が普通にできる場合は誤嚥性肺炎を予防する方法があります。 紹介しましょう。 高齢者では、食事の時にむせこんで誤嚥を起こす [続きを読む]