ミナミクリオ さん プロフィール

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ミナミクリオさん: クリさんの健康話・・・てんこ盛り
ハンドル名ミナミクリオ さん
ブログタイトルクリさんの健康話・・・てんこ盛り
ブログURLhttps://ameblo.jp/nancli/
サイト紹介文心身の病気に関する役立つ知識・情報をお届けします。皆さまがたが、これからも健康でありますように!
自由文内科医が健康に関する医学的な知識、情報を発信します。
心と脳の栄養のために読んだ本についても紹介します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供51回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2014/04/13 09:17

ミナミクリオ さんのブログ記事

  • 減塩をすすめるには・・・高血圧、慢性腎臓病
  • 高血圧、慢性腎臓病はそれぞれ1千万人以上おり、心血管病変による死亡の原因となります。 どちらの病気も生活食事指導の要点は減塩です。 日本人の食塩摂取量は、徐々に減っていますが現在は平均一日9.8gくらいです。 性別では、男性の方が多く10.7g、女性は9.1gです。 厚労省は、一日6gに減らすことを勧めていますが、世界では5gが推奨基準となっています。 本当に減塩すると身体に良いのかは、日本の過去の死亡原因の推移を [続きを読む]
  • 鎮痛剤にたよるのをやめよう・・・片頭痛
  • 風邪などで外来を受診なされる患者さんで話をきくと普段から頭痛で悩まされているという方がいます。 ズキンズキンする頭痛であり、 人によっては天気がわるいと特にひどいとか、頭痛の前に、光や音に過敏になるという方もいます。 また女性では、生理前にひどくなると訴える方もいます。 家族歴では両親のどちらかが頭痛持ちであったという方が多いです。 このようなタイプの頭痛はいわゆる片頭痛です。 日本人の15歳以上の大人 [続きを読む]
  • 悪いのか、良いのか・・・尿酸
  • 最近、尿酸値が話題になっています。 その理由は、高尿酸値が慢性腎臓病に関係しているためです。 以前から、慢性腎臓病では尿酸値が高値になることは知られていました。 逆に最近の臨床研究では尿酸値が高いと慢性腎臓病が悪化するとわかりました。 お互いに増悪させる作用があるのです。 慢性腎臓病が脚光を浴びたのをきっかけに尿酸値にもスポットライトがあてられました。 しかし、尿酸は悪いだけでなく良い面もあることが知 [続きを読む]
  • 肯定的に、具体的に・・・説明時のコツ
  • 普段の診療においてたびたび生活習慣病の患者さんに生活習慣の見直しの話をします。 こんな場面で私が注意している点があります。 当たり前の話かもしれませんが、できるだけ具体的に、そして肯定的に説明することです。 説明する場合、否定的な言葉を使うと人は否定的なことばかり思い浮かべてしまうからです。 例えば、相手に猫を説明する場合「三毛猫を思い浮かべないでください。」と言うと、 相手は、他の猫を思い浮かべるど [続きを読む]
  • 予防をするには・・・誤嚥性肺炎
  • 年齢を積み重ねるとともに食事の時にむせることが増えます。 ひどくなると発熱や咳がでて誤嚥性肺炎になります。 65歳の肺炎の70%が誤嚥性肺炎です。 なんとかならないですむように対策を講じたいものです。 重度の認知症になってしまい寝たきりになったら誤嚥の予防はとても難しいのですが、 日常生活が普通にできる場合は誤嚥性肺炎を予防する方法があります。 紹介しましょう。 高齢者では、食事の時にむせこんで誤嚥を起こす [続きを読む]
  • 不妊・流産・妊娠時・授乳時と甲状腺の関係・・・甲状腺疾患
  • 妊娠には、さまざまなホルモンが関与します。 その中でも甲状腺ホルモンは、妊娠時にとても重要な役割をはたします。 甲状腺ホルモンとは、頚部にある甲状腺という組織から分泌される身体の代謝を調整する働きをしているホルモンです。 このホルモンが多すぎても(機能亢進症)、少なくとも(機能低下症)不妊や流産の原因になります。 甲状腺機能亢進症では不妊率5.8%、流産率12.5% 甲状腺機能低下症では不妊率6.2%、流産率60 [続きを読む]
  • アドバンス・ケア・プランニング(ACP)会議・・・脳血管障害
  • 先週は、認知症と摂食・嚥下障害について記事を書きました。 前回も書きましたが摂食・嚥下障害の3大原因は、脳卒中、認知症、薬です。 今回は、脳卒中と摂食・嚥下障害についてです。 脳卒中のおよそ5%では、食物を飲み込むための嚥下反射障害が起こります。 これが誤嚥性肺炎を起こす原因になり、寿命短縮につながります。 誤嚥性肺炎を繰り返し栄養低下をきたす場合には 胃ろうや中心静脈栄養など経口以外の栄養補給をするか [続きを読む]
  • 食事がたべられない・・・認知症
  • 高齢になり食事が食べられなくなることがあります。 医学的な言葉でいうと摂食・嚥下障害と呼ばれるものです。 摂食・嚥下障害の3大原因は、脳卒中、認知症、薬です。 認知機能の低下すると徐々に食事が食べられなくなってくる方が増えます。 低体重と認知機能低下は相互に関連しています。 すなわち認知機能が低下すると食べられなくなり、低栄養状態となると認知機能低下も進行します。 ですからできるだけ栄養状態を維持するこ [続きを読む]
  • なかなか血圧コントロールできない場合・・・高血圧
  • 血圧が高くてクリニックに通っているけれど、なかなかコントロールができないことがあります。 この場合、家では正常血圧だけど診察室だけで血圧が高くなる方がいます。 白衣高血圧と呼びます。 医師や看護師など白衣を着た人の前では血圧が高くなることを表したシャレた命名だと思います。 逆に診察室では正常血圧なのに、自宅では高血圧の方がいます。 こういうタイプを仮面高血圧と呼びます。 診察室では正常の仮面をかぶった [続きを読む]
  • 吹田スコアとは・・・脂質異常症
  • 昨年、日本動脈硬化学会が動脈硬化疾患予防ガイドラインを4年ぶりに改訂し発表しました。 心筋梗塞などの心血管疾患を予防するためにどのくらいコレステロールや中性脂肪を下げればよいかという指標を示したのです。 職場健診や人間ドックを受けるとおよそ1/3の方が異常値として指摘されるのが脂質(コレステロール、中性脂肪)です。 でも異常値だからといってあわてる必要がないのが血中脂質です。 異常値の程度と合併症などを [続きを読む]
  • 夜間に不穏になる時・・・せん妄
  • 高齢者を介護していると昼間はおとなしく普通にしているのに 夕方から夜間にかけて大声をだしたり不穏な状態になることがあります。 これはせん妄と呼ばれる状態で介護者を悩ませます。 認知症が進んだわけではなく、意識状態が低下して起こる状態です。 せん妄が起こるには、何らかの原因があります。 高齢者のせん妄の原因として多いのは、脱水、感染、薬剤の3つです。 これから暑い季節になるので脱水にならないようにこまめに [続きを読む]
  • 治せる病気、悪くなる前に対応しよう・・・脂肪肝炎(NASH)
  • 最近のグッドな医療情報は、ウイルス性肝炎が治る時代となったことです。 その一方で肥満、糖尿病、脂質異常症の方が増えているため非アルコール性の脂肪肝(NAFLD)が増えています。 脂肪肝の頻度を肥満度BMI(体重÷身長÷身長)でみると次のようになります。 BMI<23未満 2.7%25≦BMI<30の肥満 34.6%30≦BMIの高度肥満 77.6% 明らかに肥満とともに増える [続きを読む]
  • 地域包括ケア時代の診療録(カルテ)の書き方・・・医療の質
  • 先日、医師同士の勉強会で地域包括ケア時代のカルテの書き方の講演がありました。 とても勉強になったので紹介しておきましょう。 これまでカルテというと、医師が患者さんを診察して病気のことをリストアップしていました。 どのような身体所見があり、検査成績から考えてどんな病気と診断されるか、そして治療をどうするかを書くというのが従来ののカルテの書き方でした。 しかし、これからは患者さんの病気を治すことだけを考 [続きを読む]
  • あまりに複雑化しすぎ・・・診療報酬改定
  • この4月には2年に1回の診療報酬改定がありました。 診療報酬とは、すべての医療行為(保険医療)に対して支払われる代価のことです。 たとえば診療所を受診して医師にみてもらう場合、初めての場合は初診料2700円、2回目以降は再診料6901円など金額が決められています。 この金額を中央社会保険医療協議会(中医協)と呼ばれる審議会で決めます。 中協医の審議会は、医療を受ける側(国民)、医療費を支払う側(保険者、国、地方 [続きを読む]
  • 診察時のお助けグッズ・・・もしもしフォン
  • 私が診ている外来患者さんの年齢層は、平均80歳ちかく、 入院となるとほとんど90歳以上です。 そうなると1〜2割の患者さんは、難聴です。 つい診察時に大声でしゃべることになってしまいます。 でも大声を出すと隣の診察室や待合室に聞こえてしまうことになり、 他の医師や患者さんに迷惑をかけるだけでなく患者さんのプライバシーを守ることができません。 また大声で話すと怒鳴られているような気になるという患者さんもいらっ [続きを読む]
  • 専門医との連携より、その前に予防治療を・・・糖尿病透析予防
  • 透析患者さんの数が増えています。 現在、約33万人の方が透析を受けており、毎年右肩上がりで増加しています。 原因は糖尿病の合併症として腎不全になる患者さんが増えたからです。 透析になると年間一人当たり医療費が約500万円かかり総額とすると約1兆7千億円となっています。 国としては、医療費による財政ひっ迫を避けるために透析患者数を何とか減らしたいと考えています。 そのため糖尿病の重症化予防対策が声高に推奨され [続きを読む]
  • 高齢者の治療目標の考え方・・・糖尿病
  • 昨日は、看護師さんに糖尿病の勉強会をしました。 目的は、私の糖尿病の治療目標の考え方を理解、共有してもらい、 外来・入院の糖尿病患者さんを皆で協力してケアしてゆくためです。 当院でも糖尿病の半数の患者さんは65歳以上です。 70歳以上が33%です。 糖尿病の治療目標を考える時、 65歳以上の高齢患者さんは個人差が大きく健康状態がひどく異なります。 それぞれの状態に合わせて管理目標値を考えることが必要です。 また [続きを読む]
  • 風邪で受診するタイミングは・・・急性上気道炎
  • 今年は、天候がよく桜の開花から満開まで楽しむことができました。 例年は春の嵐で桜の花が早々に散ってしまうのですが、こんな年もあるのですね。 花見に出かけたのはよいけれど意外と肌寒いので風邪をひく方が多いのもこの時期です。 さて風邪をひいたときに皆さんはどのように対処しているでしょうか。 何もせずに様子をみるか市販薬を服用して経過をみる方が多いでしょうか。 悪化しては困ると早めにクリニックを受診する方も [続きを読む]
  • リハビリのすすめ・・・変形性膝関節症
  • 立ったり座ったりする時、あるいは階段の上り下りで足腰がいたくありませんか。 高齢になると嫌でもおこってくるのが腰や膝の痛みです。 長年酷使してきた骨と関節の摩耗によるものです。 膝の軟骨がスリへるためにおこる変形性膝関節症は、女性に多く65歳以上の女性では35%以上に認めます(男性は17%)。 男女差がでるのは、女性のほうが下肢筋力が弱いこととポッチャリと肥えた方が多いせいでしょうか。 男性ではアスリートや [続きを読む]
  • 増加している梅毒・・・性感染症
  • 過去の病気と思われたものが最近になり脚光をあびることがあります。 その一つが梅毒です。 梅毒はコロンブスが新大陸を発見した航海時にヨーロッパに持ちかえり広がった性感染症として知られています。 性感染症には梅毒の他にHIV感染症/AIDS、性器クラミジア感染症、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、淋菌感染症の6種類あります。 厚労省が発生動向を調査している疾患です。 梅毒とAIDSは、医師が診断から7日以内に保健所に報告 [続きを読む]
  • 薬服用時のチェックポイント・・・薬剤性腎障害
  • 薬は、治療にはかかせないものです。 しかしどんな薬でも効果とともに副作用(有害事象)がつきものです。 効果が高い薬ほど副作用がでるのも事実です。 例えば、ステロイド剤は自己免疫疾患や感染症などでは特効薬として使われますが、 長期に使用すると肥満、高血圧、糖尿病、骨粗鬆症などが起こってきます。 よく使用されている薬でも副作用に注意しないといけません。 薬疹や胃腸障害などの副作用は、因果関係がわかりやすい [続きを読む]
  • インスリンを勧められたら⁉・・・糖尿病
  • 糖尿病になりインスリン注射を勧められたらどう思いますか? インスリン注射=重症というイメージのためかためらう方が多いようです。 私の外来にも経口薬ではどうにもコントロールができずにインスリンを導入したほうがよいと思われる方が何人かいらっしゃいます。 なんどもインスリンを使用したほうがよいとお話をしますが「嫌です!」ときっぱり断られ導入できません。 「自分の知人でインスリンを使用していた人が早死にした [続きを読む]
  • 今年は遅かったけど・・・花粉症
  • 今年は、雪が降ることも多く寒い冬ででした。 この1週間で気温があがりはじめようやく春らしくなってきましたが それとともにこの季節特有の訴えの患者さんが外来に増えてきました。 鼻ミズ、目のかゆみ 花粉症の患者さんです。 例年は2月初めから花粉症を訴える方が来られるのですが、今年は遅かったですね。 ちょうどインフルエンザがピークを過ぎて落ち着いた頃から花粉症の患者さんが増えた感じです。 花粉の飛散量は、前年 [続きを読む]
  • 告知? アドバンス・ケア・プランニング(ACP)?・・・認知症
  • 先日、「認知症とその終末期、倫理的問題について」というタイトルの講演会に出席しました。 医療問題の倫理的な見方、告知、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)など盛りだくさんの内容でした。 倫理的な問題は、興味深いけど正解はないものです。 例えば、認知症は告知すべきなのでしょうか。 講演者は、この点を明言しませんでした。 私は、診断が確実でしかも有効な治療手段がある場合にだけ告知し、 告知することが絶望し [続きを読む]