ミナミクリオ さん プロフィール

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ミナミクリオさん: クリさんの健康話・・・てんこ盛り
ハンドル名ミナミクリオ さん
ブログタイトルクリさんの健康話・・・てんこ盛り
ブログURLhttps://ameblo.jp/nancli/
サイト紹介文心身の病気に関する役立つ知識・情報をお届けします。皆さまがたが、これからも健康でありますように!
自由文内科医が健康に関する医学的な知識、情報を発信します。
心と脳の栄養のために読んだ本についても紹介します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供54回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2014/04/13 09:17

ミナミクリオ さんのブログ記事

  • ステント挿入治療は適切に行われているか・・・狭心症
  • 狭心症、心筋梗塞といった心臓病はがんに次いで日本人の死亡原因の第2位です。 狭心症は、心臓の動脈が狭くなり心筋への血流が不足になり胸痛が起こる病態です。 心筋梗塞は、完全に心臓の血管(冠動脈)が詰まり心筋細胞が壊死した病態がです。 心筋梗塞で救急病院に運ばれると、すぐに心臓カテーテル検査が行われます。 詰まった血管や重度に狭くなった血管にステントと呼ばれる人工の管を挿入して血液が流れるようにします。 [続きを読む]
  • 賢い患者になろう・・・勧められない検査
  • 病院や診療所に行って多くの検査を勧めらた経験はないでしょうか。 また医師が必要ないというのに自分から検査を要求したことはないでしょうか。 ムダなく効率よく検査を行い診断をつけることができる医師が名医と言われています。 しかし日本の医療制度の問題は、適切な医療を行うだけでは医院を維持するのに十分な報酬が得られないことです。 十分な報酬を得るためには、数多く患者さんを診察し、多くの検査を行う必要があるの [続きを読む]
  • 守りたい・・・日本の医療制度
  • 日本の医療制度の特徴は、国民皆保険制であることです。 誰もが医療保険に加入していて、いつでも具合がわるくなれば病院を受診することができます。 この制度は、あまりにも当たり前になっているためどれだけ素晴らしいことか ほとんどの日本国民は考えることはないのが現状です。 空気とか水と同じで、あって当然という感覚です。 しかしこの素晴らしい制度が徐々に崩れてきています。 年間15万円程度の保険料を市町村に支払う [続きを読む]
  • 寝たきりを防ぎたい・・・転倒予防
  • 高齢になって一番嫌なのは、寝たきりになることでしょう。 寝たきりになる原因で一番多いのは、転倒骨折です。 年齢とともに転倒リスクが高まります。 転倒は、自宅ばかりでなく施設でも病院でも起こります。 施設や病院では、施設内で起こった事故を報告する会議することが義務づけられています。 院内事故報告の中でいつもあるのが、利用者さん・患者さんの転倒骨折です。 実際、24時間見守っているわけにはいかないのでとても [続きを読む]
  • どこまで討議を尽くしたのか・・・肺炎治療ガイドライン
  • 日本呼吸器学会が発表した肺炎治療ガイドラインについての講演会に参加しました。 このガイドラインには高齢者肺炎を場合によっては治療しないという選択肢が含まれています。 高齢者の肺炎は、老衰による誤嚥性肺炎が多く、 治療しても生活の質(QOL)改善につながらないからというのが、その理由です。 発表当時は、多くのマスコミがとびつき話題になりました。 肺炎を起こした高齢者の状態を把握して、治療するかしないかを患者 [続きを読む]
  • 仕事をする前にまずストレッチを・・・腰痛対策
  • 産業医をしていると職場により腰痛対策にはどうしたらよいかと相談されることがあります。 どんな仕事をしていても年とともに膝や腰の痛みがでてくるのは、2本足で陸上生活している人間の宿命です。 脊椎や膝関節には、骨と骨とが直接こすりあわないように軟骨や関節液がクッションとして存在します。 この構造を筋肉と靱帯で支えています。 曲げる(前屈)、そる(後屈)、側屈、ひねる(回旋)の動作の組み合わさるような作業を [続きを読む]
  • 年をとると困るなあ・・・夜間頻尿
  • 年齢とともに夜間にトイレに起きる回数が多くなります。 誰もが経験することですが、回数が多くなると睡眠不足になり日常生活に影響します。 夜間頻尿は意外とほっておけない病状なのです。 夜間排尿で起きることにより、転倒・外傷のリスクが高くなり、 夜間3回以上排尿に起きる方の生存率は低くなると報告されています。 この病態は、夜間だけ頻尿の場合と日夜問わず頻尿の場合に分けて考える必要があります。 昼も尿回数が多 [続きを読む]
  • 近頃はゆるめの治療目標・・・糖尿病
  • 私は、外来で100名余の糖尿病患者さんを診ています。 糖尿病の専門医ではありませんので特別に多いわけではありません。 かかりつけ医として診ていると患者さんが高齢化するに従い糖尿病を発症される方が増えます。 患者さんの年齢を3年前と比較してみましょう。70〜80歳代の患者さんが増えています。 これまで軽度の糖代謝異常くらいであった方が糖尿病にまで悪化しているのです。 これを見ると高齢者の糖尿病は老化現象の一つと [続きを読む]
  • とても多く難しい病気・・・パーキンソン病
  • 外来、訪問診療、入院でパーキンソン病の患者さんを診る機会があります。 パーキンソン病は、神経変性疾患でとても治療が難しい病気です。 主治医としていつもどのように対応してよいか苦労しています。 1000人に一人の割合でみられ高齢になるほど罹患者も多くなります。 原因は脳内の黒質と呼ばれる部位においてドーパミンが不足するためです。 この病気にかかると日常生活活動レベル全般が低下するために本人もご家族も生活面で [続きを読む]
  • 高血圧、慢性腎臓病の原因として・・・高尿酸血症
  • 健診で尿酸値が高いと指摘される方が多数いらっしゃいます。 高尿酸血症と診断された場合どうしたらよいのでしょうか。 関節に痛みがある場合(いわゆる痛風)は積極的に治療を受けると思います。 ひどく痛いので我慢できないからです。 痛風は20代〜50代のがっちりした体型の若者か、メタボ気味の中年男性に起こります。 典型的な症状は、足の親指の付け根の痛み、時にはしこりを認めます。 痛みは典型的な部位とは限りません。 [続きを読む]
  • 高齢者でしばしば起こる・・・失神
  • グループホームやデイケアを利用している高齢者がときどき意識を失って運ばれてくることがあります。 診察室に来られたときには、意識はもどっていてほぼいつもの状態にもどっています。 いわゆる失神と呼ばれる状態です。 失神とは、一過性に意識が消失してしばらくして完全に回復する状態のことです。 何度も失神を繰り返す高齢者がいます。 スタッフがそのたびに慌てて連れてくるのですが、原因がわからないことが多く困ります [続きを読む]
  • 心臓病を予防するために・・・脂質異常症
  • 日本人の死亡原因は第1位ががんで、第2位なのが心臓病です。 心臓病は、食生活が欧米化し肥満者が多くなり増えています。 予防するにはどうしたらよいでしょうか。 心臓病の原因は、心血管に動脈硬化が起こることです。 すなわち動脈硬化を防ぐことが心心臓病予防のカギになります。 動脈硬化はどのようにして起こるかというと 血管内皮に悪玉コレステロール(LDL-C)を異物として取り込んだマクロファージが沈着することが原因で [続きを読む]
  • 自宅での看取りも素晴らしいが・・・在宅医療
  • 昨日、在宅医療の症例検討会に出席しました。 「病院と在宅の連携」というメインテーマのもと症例が提示されました。 このテーマが選ばれた理由は、この2,3年大病院から在宅医療に移行する患者数が減ったということがあるようです。 大病院の患者さんの入院患者総数は増加しているにもかかわらず、 在宅へ移行する患者が減った理由は、他の病院への転院が増えているためです。 病院数は変わらないのに他の病院への移る患者さん [続きを読む]
  • 認知症高齢者の徘徊について・・・地域ケア推進会議
  • 昨日、クリニック近くの地域ケア推進会議に出席しました。 高齢になっても、認知症になっても安心して暮らせる町をめざして ケアマネ、民生委員、薬剤師、ソーシャルワーカー、自治会長、保健師、社会福祉士、医師など総勢約60人の参加者がありました。 今回のテーマは、「認知症高齢者の徘徊について」でした。 認知症などで行方不明として届け出があった数は、1年で1万783人(2014年)だそうです。 すごい数ですね。毎日30件く [続きを読む]
  • ストレスと疾患・・・産業医
  • 産業医をしていると職場のストレスと病気の関係が話題になります。 ストレスは誰しもが感じている者ですが、病気とどのような関係があるのでしょうか。 厚生労働省が行っている「労働者健康状況調査」によると 仕事でストレスを感じている労働者の割合は、2012年で60.9%です。 年代的にみると20歳代58.2%、30歳代65.2%、40歳代64.6%、50歳代59.1%、60歳以上46.9%と30歳代、40歳代の働き盛りでストレスが高いことがわかりま [続きを読む]
  • たかが水虫、されど水虫・・・白癬菌症
  • なかなか自分が罹っていると大きな声で言えない病気があります。 水虫などがその筆頭だと思います。 実は、オレ水虫なんだと友達に言っても同情されるどころか 近づかないでと露骨に嫌な顔をされかねません。 水虫は医学的には皮膚真菌症と呼ばれ、全国で患者数は2千500万人ということですから、 4人に1人は水虫で悩んでいることになります。 高血圧患者数に匹敵します。 皮膚真菌症の原因菌の87%が白癬菌と呼ばれる真菌です。 [続きを読む]
  • 早期発見は本当によいことなのか・・・軽度認知機能障害(MCI)
  • 超高齢化社会となり、国は認知症の早期発見にすることが重要だと提言しています。 認知症になる前段階である軽度認知機能障害(MCI)の時期に介入しようということです。 これって本当によいことなのでしょうか⁉ 軽度認知機能障害(MCI)とは、以下の5つの特徴をもった方です。 ① 物忘れを自覚している。② 客観的に記憶障害がある(新しいことを覚えられない、維持できない、思い出せない)③ 認知機能は保たれている。④ 日 [続きを読む]
  • 中学生でスクリーニング開始・・・ピロリ菌感染症
  • 胃がんで亡くなられる方は年間5万人です。 胃がん死亡者数は、ここ数十年ほとんど変わっていません。 がん年齢の高齢者が増えているのに胃がん患者数が増えてないということは、実質的に減少していると考えてよいでしょう。 なんで他のがんのように増えてないかという理由は、ピロリ菌感染者数の減少です。 1990年代に胃がんの原因として、ピロリ菌が関与していることがわかりました。 ピロリ菌がいるこ [続きを読む]
  • 大腸内視鏡検査を受けよう・・・大腸がん
  • 超高齢化社会となりがんが増え続けています。 しかし、すべてのがんが増えているわけではありません。 消化器がんの中で胃がんは減っていますが、大腸がんは増えています。 大腸がんによる死亡者数は、女性では1番です。 実際にどのくらい大腸がんの患者さんがいるのか、 昨年度、私が施行した大腸内視鏡検査症例をまとめてみました。 1年間で総数616例の大腸内視鏡検査を行っています。 男性 [続きを読む]
  • アドバンス・ケア・プランニング・・・在宅医療
  • アドバンス・ケア・プランニング(ACP)という言葉をごぞんじでしょうか。 ACPとは、将来の決定能力低下に備えて早期の段階で今後の治療・療養について患者さん、ご家族と医師が話し合うことです。 厚生労働省ががん早期からの緩和ケアを推奨しだしたことから使われるようになった言葉です。 近年、がんの患者さんを自宅で診る終末期の在宅医療が行われるようになったため これからはマスコミなどでもよく使用 [続きを読む]
  • 対人関係療法が効果あり・・・摂食障害
  • 摂食障害という病気があります。 以前は神経性食思不振症、過食症と呼ばれていた疾患です。 女子中学生や女子高校生では1学年に2〜3人はいます。 この病気に関しては、これまで以下のような間違った考え方をされていました。 ・原因を母親との幼児期の親子関係に求める。 ・拒食や過食の症状を抑えれば治る。 ・わがままな性格が原因だ。 ・治療すべきはやせたい気持ちだ。 そのために体 [続きを読む]
  • 激しい腹痛・・・胃アニサキス症
  • 昨日、朝から腹痛を訴えて60歳代の女性が来院しました。 かなり激痛のようで、ベッド上でうずくまっています。 診察するとおヘソより上のところの痛みで、聴診すると腸の動きが活発でした。 胃潰瘍、胆石、尿路結石などの疾患を思い浮かべながら 検尿、腹部エコー、胃内視鏡検査をすぐに行うことにしました。 しかし私より内視鏡担当の看護婦さんの方が診断力がありました。 看護師さんは、昨晩食 [続きを読む]