Sonicedge9 さん プロフィール

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Sonicedge9さん: Sonicedge9
ハンドル名Sonicedge9 さん
ブログタイトルSonicedge9
ブログURLhttp://sonicenovel.blog.jp
サイト紹介文書いた小説を載せていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供256回 / 365日(平均4.9回/週) - 参加 2014/04/30 20:10

Sonicedge9 さんのブログ記事

  • ツインテールはババア声4(50)
  • 「このカタツムリが?」「お前の教室に案内してあげろ」 そういうと教師の姿が消えた。「アリス、教室に行こう」 私が言っても、かたつむりは反応しない。「ほらっ、あっちだよ」 殻を両手で押すが、ビクともしない。「お願いだから言うこと聞いて」 体重をかけて、力い... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(19)
  • 「?」 ハツエが指さすので、亜夢が体を回す。「あそこで寝てるおねえちゃんを連れてね」「……」「いいからいくの。訓練なの」「亜夢? どういうこと」 奈々が困った顔で助けを求めてきた。 亜夢は|思念波(テレパシー)でハツエに問う。『なんの意味があるんですか?』『... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(48)
  •  鬼塚刑事と一緒に入ってきた警察官が、私の背中に触れ、なでるようにお尻をさわる。「ほら、このあたりなんて、たまんねぇ」「やめてください」 壁から手を離し、男を振り払おうとした。「いつ離して良いと言った」 鬼塚刑事が、私の手を強くつかんで壁に押し付ける。「... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(18)
  •  駅を越えて、少し山を登ると、少しだけ南に向いたゆるい傾斜があって、そこにログハウスが立っていた。 ハツエが扉に手をかざすと、内側でロックが回る音がした。「ほら、はいっていいよ」 ハツエが靴を脱ぎ散らかして家に入っていく。 パチパチと、飛び跳ねるようにス... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(47)
  • 『そんなバカな。ありえない。完全に人の姿をしていたでしょう? 授業に出席していたって聞いたし』 私は脱力したように扉に体を預けた。『信じてもらえませんか』『北島アリスもそこにいるんでしょう? じゃあ開けて部屋に入れて』『入る前に、私のいう事を考えてもらえ... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(45)
  •  首がもげた後は、体を蹴るたび、そこから大量の体液が吹きだしてくる。「いい加減、壊れなさいよ!」 怒りを足先に込めて蹴り込む。 そこに硬い手ごたえがあった。コアだ。 私は足の爪でそのコアを確認するようにつかむ。 そしてゆっくりと力を入れていく。 乾いた音... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(16)
  • 「そんなわけないじゃん。あの子が、急に、『そうじゃの』とかババアみたいな話口調になるってこと?」 美優は肘をまげて手を上向きに広げ、ありえないわ、と言わんばかりのゼスチャーをする。 亜夢は美優に向かって言う。「美優。『ハツエ』かどうかは、私にもわかんない... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(44)
  •  メッセージを読んでいる間に、アリスは瞬きした。 ロボットのように見開いたままではないのだ、ちゃんと瞬きする。しかし……「どうやってこのLANに接続しているの」『無線装置にアクセスして』 私はそのメッセージにイラっとした。「だからなんで無線装置にアクセス... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(43)
  • 「北島さん、白井さん」 オレーシャの声だった。「は、はい」 扉に行って鍵を開ける。「開けるわね」といって扉が開くと、オレーシャが立っていた。「二人は今日から同部屋だったわね。引っ越したばかりで点検してもなにもないでしょうけど」 オレーシャが入ってくるが、... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(15)
  •  亜夢がようやくバックからお菓子を探し出す。 ハツエが笑顔になって両手を伸ばすと、美優が亜夢からお菓子の箱を取り上げる。「あっ!」「ハツエちゃん。このお菓子あげるから、しばらくここで待ってて。おねぇさん達だけでお話したいの」「あたしのお菓子!」 ハツエと... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(42)
  •  私は驚いてマミの体にしがみつく。「アリスの反応は、ごくごく自然なことじゃない」 まだ自分の心臓の鼓動が聞こえるくらいドキドキしていた。 急に寮内に放送が入る。オレーシャの声だ。『今日は部屋点検します。消灯時間のチェックと、施錠の確認も』「えっ…… マミ... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(14)
  • 「大丈夫だよ。もうしないから。出てきて? お話しよう?」「出て行かない」 美優と亜夢は顔を見合わせた。 奈々は顎に指を当てて、何か考えているようだった。 亜夢がそれを見て奈々にたずねる。「(何かアイディアある)」「(やってみていい?)」 全員がうなずいた... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(41)
  • 「キミコが移ることになった部屋かもね」 私が言う前に、マミがそう言った。「どうしよう」「一緒に行ってあげるよ」 私とマミはタブレットのメッセージにあった通り、寮監室で鍵を受け取り、移動になった部屋に向かった。 隣の部屋の扉からは廊下に灯りが漏れていたが、... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(40)
  • 「すみませんでした」 私は深くおじぎをして救急隊員に謝った。 事情を話していた隊員以外は、一切口を開かぬまま立ち去っていった。 救急車の音が小さく消えていくと、私はようやく頭を上げた。「アリス……」 私は食事を済ませ、一息ついていると、正面に市川先輩がや... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(13)
  •  全員があちこちを見回す。 見えるのは山と、海。そして無人駅。海方向にジグザグに降りていく道。 山の上の方へ行く、やはり同じようにジグザグした道があった。 建物は、駅周辺に物置小屋のようなものが一つ。 眼下の海岸には、いくつか家らしき屋根がいくつか見えた... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(39)
  •  だからまったく手ごたえのないアリスの様子にも焦りや恐れを感じなかった。 それどころか、アリスが人ではないのではないか、という異なる恐怖を感じていた。「キミコ、どう?」「反応ない」「救急車は呼んでるから、それまで続けないと。交代する?」「ありがと、まだ大... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(38)
  •  通学路へ戻るところで、学校へ戻る途中のバスが通りかかった。 物陰に隠れてみていると、バスは〈転送者〉の開けたアスファルト上の大きな穴の手前で止まった。「あっ……」 確かに相当に大きな穴だ、と私は思った。 見ていると、成田さんはバスをどんどんとバックさせ... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(11)
  • 「なんで?」「亜夢にはいろいろやらされるからな。寮の部屋の掃除とか、教室の掃除とか、プール掃除とか」「掃除ばっかりじゃない」「今まで、そういうのじゃんけんで決めてたけど、それをババ抜きにすれば全部あたしが勝ったはず」「逆に全部負けてたの?」 と美優が言う... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(10)
  •  美優を|精神制御(マインドコントロール)するヤツの姿を見ている。亜夢はそう確信した。「奈々、そいつが見えたら近づかないで」「けど、助けないと美優が可哀そう」「……」 急に亜夢は首を掴まれた。「や、ヤバい。い、息が……」 亜夢は美優と唇を重ねていた。 美優の... [続きを読む]