Sonicedge9 さん プロフィール

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Sonicedge9さん: Sonicedge9
ハンドル名Sonicedge9 さん
ブログタイトルSonicedge9
ブログURLhttp://sonicenovel.blog.jp
サイト紹介文書いた小説を載せていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供279回 / 365日(平均5.4回/週) - 参加 2014/04/30 20:10

Sonicedge9 さんのブログ記事

  • 俺と除霊とブラックバイト(74)
  •  突然、美紅さんが抵抗をやめた。俺はすぐにひねり上げている手を放した。「……なに? 今の何」 俺は狭い通路で、冴島さんの横に立った。俺が来たせいで、中島さんが松岡さんの上に移動した。「美紅とかいうあなたこそ何者なのよ。なぜ影山くんを必要としているの?」「... [続きを読む]
  • 俺と除霊とブラックバイト(72)
  • 「私、霊を集めていたのは知ってるでしょ? あれ、ある組織にやとわれて霊を集めていたの。けれど、もう抜けたいって言ったら、態度が豹変して」「豹変して?」「あたし、殺される。秘密を知ったものは生きて組織を抜けられないって!」 すると、ガチャリと扉が開いた音が... [続きを読む]
  • 俺と除霊とブラックバイト(71)
  • 「……遠慮しとく」 中島さんはスマフォを操作して、急に呼び出し音が聞こえてきた。「誰にかけ……」 口の前に指をあてた。「しっ」 中島さんがスマフォを耳に当てた。「中島です…… 入ってみたんです…… 霊が大量で…… けど、結局、彼は何も思い出していないんで... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(61)
  •  亜夢とアキナの間には四五メートルほど間がある。そこの壁、床、天井はまだ例の干渉波を発している。亜夢から飛び込めば、またマスターと呼んでいる人物からの洗脳を受けてしまう。 アキナはこの干渉波を抜けてこちらに来れるというのか。 いや…… 違う。アキナはこの... [続きを読む]
  • 俺と除霊とブラックバイト(70)
  •  中島さんの手を引きながら走り始める。門から屋敷に通じる通路に出ると、そのまま門の方向に走った。 霊の群れも、俺たちを追いかけるように通路に出てきた。「影山くん!」 俺はGLPを屋敷方向に構えた。 竜頭を回して『助逃壁』に合わせる。 十分に霊を引き付ける... [続きを読む]
  • 俺と除霊とブラックバイト(69)
  •  俺は左手で影をつまもうとするが、その影は全く手ごたえがない。「う〜〜」 目を凝らして、なんどかチャレンジすると、その影を掴むことが出来た。『イタイイタイ…… はなせよ、はなせ』「ねぇ、何やってるの影山くん逃げようよ」 中島さんは俺の背中の方に回り込んで... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(60)
  •  現実なのか、夢なのか、思念波世界なのか…… 目を開いているのか閉じているのか、立っているのか横になっているのか。どこからくる感覚を信じていいのかわからなくなっている。『亜夢……』 アキナが呼びかける。 アキナの顔がどんどん大きくなっていって、口を広げる... [続きを読む]
  • 俺と除霊とブラックバイト(68)
  • 「確かにそのあたりに表札があった気がします」 記憶の中ではハッキリと読むことが出来ていた。そこには『影山』と書いてあった。「私も解析機の映像を見た時はちゃんと書いてあったと思ったんだけどなぁ」 中島さんは諦めたようにこちらを振り向いた。「どう? 何か思い... [続きを読む]
  • 俺と除霊とブラックバイト(67)
  • 「俺の記憶って、どこまで見たんですか?」「えっと、由恵とかいうバイトの娘から、ゾンビが出て、さっきの門までね。直後に、あんた、縛り付けていた拘束帯を全部外し、生きのいい魚のように跳ねまわり始めてね…… 危ないから解析機は緊急停止したの」 中島さんが言った... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(59)
  •  なんだろう、亜夢は考えた。まるでここから逃げて行った、と言わんばかりだった。慌てて閉めて、締め切らなかったという演出めいた扉の様子を怪しんだ。「……」 しかしここを引くわけにはいかない。亜夢は扉に近づいていく。三崎のように反対側で罠を張っている場合があ... [続きを読む]
  • 俺と除霊とブラックバイト(63)
  • 「なら、早くつかまえてしまおう。教祖様の目的の為には、あの男を捕まえるのが手っ取り早い」「ですが、冴島との契約があり……」「自らこちらに来るようにすれば問題ない。美紅、お前の力があればやれるだろう?」 美紅は、そう言われると体側に沿わせた指を震わせた。 ... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(58)
  •  白いヘッドホン、おそらく中谷から借りた超能力キャンセラー、をした亜夢が、亜夢に向かってそう言った。『三崎さんの持っている、私のイメージ?』 そっちの亜夢は、ヘッドホンの上から耳をおおった。『うるさい! あんたは誰なんだよ!』『私は乱橋亜夢だよ。三崎さん... [続きを読む]
  • 俺と除霊とブラックバイト(61)
  • 「あ、そんなこと言っていましたよね。えっ?じゃあ、香川さんの話はなんなんです?」「ついでね。ついで。私が依頼された事件とは無関係な、まったく別の事件。だから、後始末を警察にまかせちゃったけど」「……なんか、話逆になってなってません?」「ああ、最初の見当と... [続きを読む]
  • 俺と除霊とブラックバイト(59)
  • 「はい。電力設備に憑いていた霊は俺がやりました」「停電があると、篠原さんがくるからね」「!」 松岡さんの後ろで聞いていた篠原さんが、ハッとこちらをみた。 香川さんは気づいているのかいないのか、視線を動かさないまま言葉をつづけた。「篠原さんが来て、怒られる... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(57)
  •  指と指の間に輝く光が集まり始める。 亜夢はその光を見つめた。「まさかあなたも光球を投げれ……」『死ねぇ!』 手に収まらないほどの光球が形成され、放たれた。 亜夢の体に高速で向かってくる。『やっぱり』 亜夢は光球を手のひらで叩いて落とした。「光をつかって... [続きを読む]
  • 俺と除霊とブラックバイト(58)
  •  冴島さんが俺の肩を、トン、と叩く。 俺はまるで自分の意志でそうしているように両手を上げて、香川さんの方へ近づく。「えっ?」 冴島さんの霊力に従って、俺は香川さんの方へと歩く。「こら、近づくんじゃねぇよ。篠原さんがどうなってもいいのか?」「影山くん、ダメ... [続きを読む]
  • 俺と除霊とブラックバイト(57)
  • 「た、助け、て……」 もう冴島さんの方を振り返ることも出来ない。自分が吸い込まれないようにするので必死だった。「ええぃ…… これでも喰らえっ!」 冴島さんがそう叫ぶと同時に、俺の腕スレスレに銀の剣が振り下ろされた。「えっ……」 後数センチズレていたら、俺... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子2(56)
  •  目的の高さに達した、と思った瞬間だった。「読みが浅いわ」 三崎が、両手で鉄パイプを振り上げていた。 飛び出てくる杭を叩くように、タイミングを合わせて振り下ろす。 亜夢は慌てて腕を交差させ、振り下ろされる鉄パイプを受け止める。「うわっ……」 寸前でパイプ... [続きを読む]