4tographique さん プロフィール

  •  
4tographiqueさん: 4tographique - wet plate collodion process
ハンドル名4tographique さん
ブログタイトル4tographique - wet plate collodion process
ブログURLhttps://4tographique.wordpress.com/
サイト紹介文湿板写真のプロセスや失敗、作品を綴ったブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供90回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2014/05/04 09:07

4tographique さんのブログ記事

  • Buffing, buffing, buffing(ひたすら磨く)
  • やっと機械でも少しは上手に磨けるようになってきました。  昨日(左)とおととい(右)のダゲレオタイプ。 昨日の方がだいぶ奇麗に磨けたので、感度が上がりました。手で磨いたときの感度に近いです。写真としては右の方が好き。もう少し磨きが定着したらさらに露光時間を少し短くします。  それでも実はまだ磨きが不十分だったりします。 いろいろな場所で違う光源を当ててしつこく観察した際、ほんの微かに曇っているのが見 [続きを読む]
  • Machine vs. Hand buffing (銀板磨き:機械 vs.マニュアル)
  • ダゲレオタイプの銀板磨きはひたすらマニュアルにこだわる人と機械を使う人、ハイブリッドタイプといろいろいます。 私はずっとかたくなに手で磨いていましたが、ここしばらくはまったく磨き傷のないダゲレオタイプを作りたくて、アメリカのダゲレオタイピストの方に教えてもらって機械を使って練習しています。 現代文明に頼ればすぐ出来るだろうと思ったら、これが甘くて、手作業だけだったら20分もあれば磨けるところ30分以 [続きを読む]
  • Buffing marks (磨き傷)
  • もしかして今、湿板ブームなのでしょうか。 多くの方が見に来てくださっている様子ですが(私のブログにしては・・・)、湿板の新しいネタがなくて申し訳ないです。  相変わらずAnnieばかりダゲレオタイプで撮っています。 ここ数週間は何をやっているかと言うと、まったく磨き傷のないプレートを作る練習をしています。 磨き傷が見えるようにスキャンしたもの(左)と見えない角度でスキャンしたもの(右)。アンダー気味とオー [続きを読む]
  • Border lines(境界線)
  • 昔、小学校だか中学校だかの美術の授業でデッサンを行ったときに、先生から“モノの輪郭をイラストのように描いてはいけない”、と教わった記憶があります。実際にリンゴをデッサンするときは、くっきり線でリンゴの形を描くのではなく、稜線を意識して明暗でそのラインを表現してゆくのだということなのですが、過日ダゲレオタイプが現像オーバーになり、そのプレートを再利用しようとして手の平で表面をきゅっきゅっとこすったら [続きを読む]
  • Mrs. Merryman’s Collection
  • *Annieは順調に増殖中 最近、分子になりたいと思っています。 小さくなってミクロの世界に入り、銀板の上で水銀や塩化金がいったいどのような化学反応を起こしているのかこの目で見てみたいのです。 もちろん電子顕微鏡で撮影されたデータはありますが、それは化学反応の結果であって、途中の過程は見られないのです。 ふと気づくと自分がチビチビになって銀板の中を泳ぎ回っている錯覚にとらわれ(もちろん周りの様子は電子顕微 [続きを読む]
  • 13 Annies (13人のアニー)
  • アニー増殖中。とうとう13人になりました。(本当は14人でしたが、他界しました。) スタック中。ちょっと丁寧に銀板を磨いて時間をちょっと変えて撮ったところで、画質が突然美しくなるわけでもなく、これ以上アニーに限らずどんなものを撮ったとしてもクオリティーには大差ない気がしています。 ある時期、自分のダゲレオタイプが少し確立されたかのような錯覚を起こしましたが、それも寝ぼけていただけで、また気持ち的には [続きを読む]
  • Trypophobia(集合体恐怖症)
  • 毎日同じものを撮り続けていたらそろそろ飽きてきました。 やっとほぼ希望通りのトーンになったので、あと一度くらいでやめようかなと思っていましたが。。 左から、水銀法、ベクレル法レタッチ、ベクレル法。 黒いぶつぶつ問題がまだ残っています。本当に気持ち悪いです。。 もはやダゲレオタイプの出来映えよりも、こちらを撲滅する方に気持ちが集中しています。 今まで小さすぎて気づいていなかっただけなんだろうか。。 静物だ [続きを読む]
  • Virtual Portrait
  • バーチャル・ポートレイトというと聞こえはいいけれど、要はポートレートのコピーです。 他の写真をダゲレオタイプで複写するというのはほんとナンセンスなんですが、ダゲレオタイプをダゲレオタイプに写すというのは被写体がリアルすぎる肖像写真なだけに何だか本当にポートレイトを撮っているような気分になります。 遊びと練習と実験を兼ねて今週は毎日撮り続けています。 昨日の結果。 F3 : 38min. F6.8 : 17min. おとといの結 [続きを読む]
  • A drunken practitioner(酔っぱらい)
  • A drunken practitioner・・なんのこっちゃという感じですが、酔っぱらった施術者とでもいいますか。 先日、ダゲレオタイピストだね、と言われて、反射的に「違います!」と反応してしまいました。私のレベルでダゲレオタイピストなんてあり得ないし、私はこの先ずっと施術者であり続けると思います。 恐らく世界でダゲレオタイピストという称号(職業名というより、私の中では称号に近い存在)呼べる人はほんの数人しかいないので [続きを読む]
  • Mercurial vs. Becquerel(水銀法 vs. ベクレル法)
  • 昨日に引き続き、ダゲレオタイプを複製して遊んでいます。 なぜこれにそんなにハマるかと言うと、定着したときに現れる姿が、まるで自分がその子を撮影したかのような錯覚に陥るからかもしれません。 あとは気に入ったダゲレオタイプを複製しておきたい、という単なる欲望。 ホルダーの設定をしくじたっと思っていましたが、実はこの失敗によって気づいたことがあります。 Toyoviewで撮影したときに上が5〜6mm空くのは単なるアオ [続きを読む]
  • Becquerel daguerreotype for a change (たまにベクレル)
  • 先日、夜自転車に乗っていたら目の前を何かが横切り、あ、と思ってスピードを落としたら次から次へと3匹、同じくらいのサイズの毛玉の固まりがものすごい勢いで駈けていきました。 一瞬猫だと思いましたが、あれはどうみても狸。 以前に住んでいた場所でも2匹見かけたことがあって、それを周りに言っても「疲れてたんだよ。」と取り合ってもらえませんでしたが、今度は3匹にグレードアップ。 前回遭遇したときは目が合って、カ [続きを読む]
  • Daguerreotype week
  • 別に今に始まったことでもないですが、今週はダゲレオタイプ漬けの一週間でした。たいていそういう週は寝不足になるので、会社で眠くて仕方ありません。 ただ、よいことばかりでもなくダゲレオタイプ関連の工作をしていたらざっくり親指をカッターナイフで切り、流血。 血ってこんなに鮮やかで美しい赤だったかなぁーと思いながらポタポタ垂れる血を眺めていました。 こんな明るい血でもダゲレオタイプで撮影すると黒くなるんです [続きを読む]
  • Black spots (黒い点々)
  • 湿気のせいなのか撮影済の銀板にぽつぽつと黒い点が出てきました。 最近撮影してそのまま置いておいたものだけでなく、以前に撮影してハウジングしてあるものまで。。 何だろう。 ただ全部に出ているわけではないので、不思議です。 先日ギャラリーに預けたダゲレオタイプたちは無事なんだろうか・・・。 アンティークのダゲレオタイプにはいっさい出ていないので、湿気ではないかもしれないし、原因は不明。 もしかしたらカビキラ [続きを読む]
  • Daguerreotype restoration (ダゲレオタイプ修復)
  • 修復というと大げさですが、当時のダゲレオタイプのちょっとした復元作業を久しぶりに行いました。 これが対象の人。 過去にないケースですが、ガラスの下にたくさんの水滴がついています。 バラしたところ。 アーカイバルテープは当時のまま。厚いガラスが使われています。奇麗なのでこのまま使います。 何度見ても生のダゲレオタイプは美しいです。  ケースメーカーの記載がありました。 ダゲレオタイプとガラスを洗浄して、新 [続きを読む]
  • dotty plate(ぶつぶつ)
  • 再利用の銀板。磨きが足りなくてぶつぶつした模様が出ました。 これでもかというくらい磨いたのに、空気にさらされた銀板はミクロレベルで浸食が進むようです。正確にいうと水につけっぱなし。 何度やっても懲りません。 先日、今度お世話になる写真ギャラリーへ顔を出し、気がつくと8時間半も話をしていました。 その間、お茶やお菓子や、あげくの果てにはお手製の夕ご飯をごちそうになり、さらにはお土産にこのほおずきまで頂き [続きを読む]
  • Clad plate vs. Silver plated copper plate
  • 何度も記事の中で書いていますが、当時のダゲレオタイプはクラッド材が用いられていました。 どうしてもその違いが知りたく、ダゲレオタイプ第一人者の方にまったく同じ被写体で、臭素を用い、クラッドプレートとメッキプレートの写りの比較をしていただくことにしました。 どこかのサイトに出ていたクラッドとメッキの違い。 比較項目 クラッド材料 メッキ材料 製造方法 金属同士の圧接 電気科学法 厚さ 1~500μ 0.2〜1.0μ 接合 [続きを読む]
  • A thought after the exhibition (展示後思うこと)
  • あまり熱心に足を運ばなかったのに、いざ展示が終わるとどっと疲れが出ました。 ギャラリー主催なので運営にはいっさい携わらず楽だったはずですが、普段慣れない事をすると精神的にも肉体的にも疲れます。 ただいろいろな素晴らしい作品を見れたのはよかったし(とにかくレベルが高かった)、ダゲレオタイプへの反応を見るのもなかなか興味深いものがありました。 一番感心するのは、写真のことなんて知らなくて、誰かにくっつい [続きを読む]
  • Back to basics(基本に帰る)
  • 一時は毎日のように見ていたダゲレオタイプの夢をここのところパタと見なくなり、そのかわりに恐ろしいバイオリンの夢を立て続けに見ています。 何が恐ろしいかというと、2時間で曲をマスターして披露しなければならないのに弦が切れて、新しい弦を張り替えるにもその弦が毛糸のぼわぼわしたマフラーになって太すぎてペグ(糸巻)の穴に入らない。。。とか、譜面もなくいきなり合奏でバイオリンのパートをウクレレ弾きでやらされ [続きを読む]
  • A letter from Daguerreian Society
  • 例年夏は扇風機と水シャワーでしのいでいましたが、今年は猛暑で耐えられずとうとうスポットクーラーたるものを買ってしまいました。 扇風機より断然涼しいけれど、スポットというだけあって局部的に涼しくなるのみ。それでも十分快適です。 水を貯める3リットルタンクが一晩で一杯になります。その水を桜と紫陽花の鉢にやるというのが日課。 薬品の関係上、寒いより暑い方がダゲレオタイプを製作するには断然有利です。ヨウ素が [続きを読む]
  • Collection box
  • 以前に撮影したダゲレオタイプでバイオリンのコレクションボックスを作りました。 弦とか弦の入った袋とか、いろいろ詰め込んであります。 バイオリンを3年間がんばった記念の印。これを壁に飾ってあと3年は自分を励ましながら練習したいと思います。 (まぁ、がんばった、というよりなんとなく続けていたら3年経ちましたが。) 正直くだらないもの作ったなーと思ったけれど出来上がってみたら結構気に入っています。 バイオリ [続きを読む]
  • After a long absence
  • 最後にブログを書いてから1ヶ月以上も経ってしまいました。 この間、ダゲレオタイプをさぼっていたかというとそういうわけでもなく、今度初めてダゲレオタイプを展示することになったのでその準備をしていました。 準備といっても出すものはほぼ決まっていて、それをさら良く撮り直しできないか最後にあがいてみたり、額をオーダーしたり、ま、やることはいろいろあるのですが、何が一番大変かって、やはりポートフォリオを書くこ [続きを読む]
  • Moving hydrangea(動く紫陽花)
  • 梅雨入りしました。 天気が悪いとなかなかダゲレオタイプを撮影するのも大変なのですが、週末は少し晴れていたので紫陽花を撮りました。 最初は露光時間2時間とみて撮影に挑んだものの、途中空模様が怪しくなってきたので、結局もう2時間延長して途中お昼寝なぞしながら合計4時間で撮影しました。 本当はこうやってお行儀よく立っている紫陽花を撮影したかったわけではなく、寝そべっている紫陽花を撮影したかったのですが、な [続きを読む]
  • Shooting outside(外での撮影)
  • ダゲレオタイプを始めて、初めて外で撮りました。といっても、ドアを出たところなので外とは言いがたいような場所。 大判カメラを外に持ち出すのは私にとってハードルが高く、いつかやってみたいと思いながら室内ばかりになってしまいます。 近所にものすごく撮りたいものでもあれば良いのですが、ダゲレオタイプで撮りたいと思えるような心惹かれる被写体もなく。。 今日撮影したのは自転車。別に自転車を撮りたかったわけではな [続きを読む]
  • Auzoux & Bauz
  • 2015年に購入したレンズ。ずーっとAuzoux & Banzだと思っていました。 素晴らしいレンズなのに情報がないなぁーと思っていたら、スペルが違っていました。。 BanzではなくBauz。 年を経て名前が微妙に変化しているようです。 1863-1866 Auzoux & Francais 1867 Auzoux & Bauz 1867 Auzoux 1867-1880 Auzoux & Cie …Continue reading → [続きを読む]