uncha さん プロフィール

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unchaさん: アルツハイマー型認知症の母がいる
ハンドル名uncha さん
ブログタイトルアルツハイマー型認知症の母がいる
ブログURLhttp://195049207ykr.blog.fc2.com/
サイト紹介文アルツハイマー型認知症の母のこれまでと、これからの日々を冷たい目線の娘がぼやいています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供51回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2014/05/08 10:45

uncha さんのブログ記事

  • この先のこと
  • また夕方に面会に行くとはっはっと荒い息をしながら腰を振っている母。お元気なので…と看護師が失笑しながら(…と感じたのだが)言う。胃ろうになりかなり痩せてはきたが相変わらず掴みかかったり握手のつもりが握りつぶされそうになったりなかなか油断はできない。この先はどうなっていくのかと思っていたが「高カロリーの輸液を鎖骨から入れる方法に変る」と教えてくれた方がいる。(ナナシさんありがとうございます。)まだ時間が [続きを読む]
  • 思い込み
  • 連日の暑さと見たいTV番組があったりしてここ数日面会は夕方に行く。午後の早い時間だとほとんどうつらうつらしている母だが夕方にははっきり覚醒していることが多い。看護師さんからも聞いていたしそもそも朝は苦手だからわかってはいたけど。お決まりのCDを聞かせようと耳にイヤホンをつけようとすると「なにすんのよぉ」と手を振り払いさらにバチバチと叩いてくる母。ほら大好きな歌謡曲聞くでしょと言い何とかイヤホンをつけた [続きを読む]
  • 父は偉かった
  • 父が他界して5年経ち重要な書類も大抵5年でごみなのでせっせと処分する。父の引出には国家免許証なども眠っているがそのままにしてある。10代で取得し繰り返し更新してきたものは初代から全部残っていてすっかり古ぼけた白黒写真の坊主頭がこちらをにらみつけ処分されるのに抵抗している。商売をしていた父の大事な領収書の束をめくると最後は病院のものばかり。月1の通院が年末には1週間おきになり年明けは4日、8日と続き [続きを読む]
  • 冷凍保存
  • 40度になるかという暑い毎日だが面会には行っている。地面からの熱気をめらめら感じながら病院に入るとキ〜ンと冷えた風。病室はさらに冷えていて母の腕を触ってみるとつ、つ、つめた〜い。パジャマの袖を引っ張って伸ばし寒くない?と聞いてみるがすでに凍っているのかぽか〜んとしたまま返事はない。入口にあるエアコンのコンパネを見ると設定温度が21度になっている。働く人は暑いのだろうがさすがに冷えすぎだし設定を変え [続きを読む]
  • ルームメイト
  • 母の病室にはびくっとしながら白目をむく人と、んがぁ〜んがぁ〜とお見本のような大いびきをかく人と、時々大きな目をぎょろぎょろさせる人がいる。どの人も大きな動きはなく言葉を発することもないがかれこれ半年は同じメンバーで毎日を送っている。この療養病棟はほとんどが寝たきりだが緊急に瀕した人は少ないようでばたばたとした雰囲気はない。と言っても私が知る時間だけのことだから現実は殺伐としているのだろうか。どこか [続きを読む]
  • 安泰の日々
  • 今日もいつものようにいつもの時間に面会に行くと母はタオルケットをせっせとベッド柵に広げようとしている。なにしてんの?洗濯?と聞いてみると「うん、そうや」と小さい声で母。拘束用の手袋はぐいぐい引っ張って外してしまうし手の届く物はなんでも掴んだり引っ張ったりする。先日などベッド横の床にフラスコの底のような形の電球が落ちていたのでなんだと思ったら頭の上にあるベッドライトの電球がないじゃない。慌ててはめ込 [続きを読む]
  • 変わらぬ性格
  • いきなり手袋をした手で殴られたので痛いじゃん、何すんのよ!とちょっときつく母に言ってみた。ごめんのごの字もない。「なにが…」とか「だって…」とかもごもご意味不明なことを言うが明らかに不服そうな表情をしている。どんな時もなにがあったって母は謝らない。私が子供の頃からこれはず〜っとず〜っと変わらない。ところが父が亡くなり認知症も進み始めてなんでもかんでも依存するようになった頃「ごめんね、ごめんね」と言 [続きを読む]
  • パ〜ンチ!
  • いつものようにいつもの時間に面会に行く。こんにちは〜と声掛けすると「あんた!何してんの?」といきなり来たのでいやいや何もしていません…と慌てて答えた。私が行く時間に母が覚醒していることはあまりなく1時間ほど歌謡曲のCDを聞き終わる頃はっはっはっと息が上がってきたりする。脳が活性化しているのかなとちょっと思っているのだけど。巡回している看護師がにっこり笑ってくれたんですよ〜と言いながら去っていったので [続きを読む]
  • 胃ろうの選択
  • 久しぶりに前の職場の友人とバラの庭園で会い介護話の花が咲く。義母が温泉に行きたいって言うから連れて行ったらこんな所になんで来たのって言うし食べたいって言う物を持って行ったらこれは大嫌いって言ったりするの。ご主人の実家に数年ほぼ毎日通った友人の認知症あるある話は面白おかしく盛りだくさんで尽きることはない。その義母の最期は延命はしないと家族で決め胃ろうにはしなかったそうだ。目を開けているだけになったか [続きを読む]
  • ここもGW
  • 面会に行くとうっと異様な臭いがする。原因は母だとすぐに分かった。病院には休日モードなのか看護師がいない。普段でもこの病棟では平日には数人の看護師を見かけるが休日はパートさんばかりになる。月・木の入浴も休日の場合は中止になるのだが4/30,5/3と見事に重なりまるっと1週間お休みの模様。もっと気になったのは口の臭いでこちらのケアもお休みなのかも。妹の施設でもGWやお盆、年末年始のような長期休暇は自宅への帰宅を [続きを読む]
  • もしや妹も
  • GWなので妹も施設から帰って来ている。とはいえ遠出することはなく父の墓参りや近くのスーパーで3Lサイズのズボンを探したりファミレスでごはん食べたりするだけ。母の病院には毎日連れて行くがお互いに目も合わせず会話もない。妹は母を母だと思っているが母はわかっているのか怪しい。何気に妹に母の名前を聞いてみたら「え〜っとね、ふゆこ」とあれれ雰囲気は似ているが全く違う名前を言う。まさか母の名前がわからないとは思 [続きを読む]
  • シルバー人材
  • 新年度になって勤務先にも新しいパートさんが入ってきた。企業を定年退職したおじさんだがこれがこれが言ったことはやってくれるが自発的に動こうとする気配がない。受付に座っているだけだと思っていたようだが掃除もすれば雑巾も洗うし雑草取りもするしお湯を沸かしたり湯呑も洗うし。そんな話をしていたら「家内を呼んでやらせようかな。ははは」などと冗談とも思えないようなくだらないことも言う。都合のいい時だけ働けばいい [続きを読む]
  • 4月
  • 4月になって母はこの病院で2度目の誕生日を迎えた。入院時に半年か長くても1年しか居られないと言われていただけにちょっと驚いてはいる。たが、あのキャ〜キャ〜騒いでいたおばあさんもいつの間にかいなくなったしかなりの古株になっているのは間違いなさそう。誕生日だよ、おめでとうと言ってみたが「あ、そう」と言うだけの母。何がわかって何がわからないのかさっぱりだがADLは入院直後にどぉぉぉぉぉ〜と下がったまま安定 [続きを読む]
  • スレンダー
  • 面会に行くと母は入浴から戻ってきたばかりの様子。お風呂に入れてよかったねと言うと「入ってない」「入ったことない」「ず〜っと入ってない」と毎度毎度母は言う。居合わせた看護師さんがさっき入りましたよ〜とひきつった笑顔で言う。入浴介護がものすご〜く大変なことは身をもって知っているのであっさり入ってないなんて言われたら感じ悪すぎる。胸のあたりに湿疹が出ていて掻き傷があると寝間着を開いて見せてもらった。久し [続きを読む]
  • 心残り
  • 伯母の長男から葬儀が無事終わったと連絡があった。伯母は母が入院する少し前まで携帯なら無料だからと電話をかけてくれた。携帯を使えなくなった母から連絡をすることはなかったが伯母は週に2度3度と何度も何度も連絡をしてくれた。始めの頃は笑いながら話していた母だがその内に私に代わってと言うようになり最後は出たくないと言うようになった。伯母の言っていることがわからなくなり伯母のことがわからなくなった。電話の人 [続きを読む]
  • 私は何なんだ
  • 面会に行きいつものように母の手袋を外そうとしたら私の冷えた手が当たった。「ひゃ〜」「やめてやめて〜」「つっめたいわ〜」といや〜な顔をする母。外は春のような陽気だが自転車を15分も漕ぐとまだ手は冷える。今日の母は目が覚めているようでぐじゃぐじゃとよく喋るが顔つきを見ていると文句なのか嫌なことを言っているようだ。手を差し出しいきなり私の手首を両手で掴むと折るようなしぐさをする。昨日TVで見た伊勢海老をパ [続きを読む]
  • 伯母亡くなる
  • 伯母が亡くなったと連絡があった。家族葬だから。遠いから。母がいるから。叔母にそう言われたことを理由にして葬儀には行かないことにした。父の葬儀の時には一番に駆けつけてくれた伯母の最後なのに。叔父から母には知らせなくていいと言われたが迷った末、伯母の愛称で〇〇ちゃん知ってる?と聞くと曖昧な反応だったので亡くなったんだよと言った。いつものようにきょろきょろしていた母が小さい声で「ホントに?」と言う。応え [続きを読む]
  • なんでかね
  • 体に触られた。気持ちが悪い。やるかこの野郎〜と罵声が飛ぶ。始めは受け流していた相手もプチっと切れてなんだとぉと立ち上がる。自立した高齢者のカルチャーセンターのようなパート先での出来事だ。よくよく聞くとおはようと言いながら挨拶のつもりで肩をぽんぽんしたらしいがどうしたものか怒りを買ってしまったらしい。さらに話は膨らんで体を摺り寄せてきた。変態野郎とまで言う爺さん。二人とも80をとっくに超えている。な [続きを読む]
  • 一語に尽きる
  • 先日介護施設で認知症のおばあさんの悲しい出来事があったそうだ。夜中に寝てくれず大声を出すしいくら言ってもやめてくれない。言うことを聞いてくれないと手をかけた職員は言っているらしい。だよね。そんなの普通にあること。この職員は何の知識もなく教育も受けずに介護職に就いたのだろうか。若くても志をしっかり持っている立派な介護職がたくさんいる。優しくて優しくて本当にいい人だなぁと感じるオジサンもたくさんいる。 [続きを読む]
  • 選びたい
  • 母の5歳上の姉が危ないと叔母から連絡があった。40そこそこで連れ合いと死別した伯母は今でいうシングルマザーだが2人の子と義母とも同居していてそれはそれは大変な苦労をしたらしい。母の姉妹の中で断トツの美貌を誇り祖父の自慢の娘だったそうだが病床に伏せても色白できれいな人だと叔母は言う。何でも一人でできていたがちょっとしたことで背骨を折り歩けなくなった伯母。母より早くこんな知らせが来るとは思ってもいなか [続きを読む]
  • 絶対にイヤ〜
  • 身内でちょっとしたおめでたい事があった。母にその話をしてよかったね〜と声をかけてみると「へへへ〜っ」と笑う。わかっているの?と思いさらに続けてみた。お祝いするんだけどお母さんも一緒にお祝いする?と聞くと「あ、そう」と母。だからね、お祝いのお金をお母さんも出す?ともう一度聞くとしばらくして「絶対にイヤ〜〜〜〜〜〜〜〜!!」あまりにも完全否定な叫びに感心してしまった(苦笑)母を覚醒させるにはお金の話が効果 [続きを読む]
  • やってくれる
  • 母と同じ病室の一人があまり良くない状況らしい。ひっきりなしに助けて〜とか痛いよ〜とか大きな声が出ていたのにガクッと落ちてしまったようだ。はっきり言うと迷惑だったのだが2,3日前から声も動きもなくなっていた。たまに見舞いに来ていた家族が呼び出され見守りが続いていて空気が重い。母の部屋には他に二人患者がいるが声も動きもなく静かに眠っている。そんな中母はもちろん空気など読めるはずもなく突然大きな声で「う [続きを読む]
  • 意外にしぶとい
  • 面会に行くと目をつぶっていることが多くなった母。お風呂に入ったの?と声掛けしてもかすれたちぃさな声しか出なくなっている。食事をとれなくなって1年半が経過し回復することは望めないようでこのまま徐々に弱っていくのだろう。覚悟はとっくのとっくにできている。だがね。足の爪を切ってやろうとしたら何やら危機を感じたのか私に掴みかかってきた。布団カバーを破ったり手首に巻いたネームバンドも引きちぎってしまったりいま [続きを読む]
  • 命日
  • 早いもので父が亡くなって6回目の命日がやってきた。母にお墓に行ってきたよと言うと「どこの?」と聞くので地名とお寺の名前を答えたが「ふ〜ん。あっそう」と言うだけ。なんで?とか誰の?とか聞いてもよさそうなものだが話は続かない。父が亡くなったことももはや闇の中なので私からは言わないようにしている。叔父から可哀そうだから忘れているのなら父が亡くなったことは言わないでやってくれと言われたこともあるのだけど。 [続きを読む]
  • 魔が差す
  • 年末のこと、スーパーのATMで並んでいたら前のおばあさんがお金を取り忘れて行ってしまった。何冊かの通帳を出したり何度もピーピー音がしたりもたもたしていたので後ろに並んでいた人はあきらめたのかいなくなってしまった。ピーピー音がするままわびの言葉もなくおばあさんは立ち去りさてと思ったがピーピー音が鳴りやまない。ふとみると1枚や2枚ではないまとまったお札が残ったままになっている。慌てて振り返りすみませ〜ん [続きを読む]