uncha さん プロフィール

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unchaさん: アルツハイマー型認知症の母がいる
ハンドル名uncha さん
ブログタイトルアルツハイマー型認知症の母がいる
ブログURLhttp://195049207ykr.blog.fc2.com/
サイト紹介文アルツハイマー型認知症の母のこれまでと、これからの日々を冷たい目線の娘がぼやいています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供149回 / 365日(平均2.9回/週) - 参加 2014/05/08 10:45

uncha さんのブログ記事

  • 優秀
  • 気づくと10月も後半に入りこの半月ほどの間に母の病室が3回変わった。お隣さんのあのキ〜ンとする金切り声の叫びが頻繁に聞かれるようになり母がかわいそうだと思ってはいたが苦情を申し入れたわけではない。それでもいまだに向こうの方からキャ〜っと聞こえてくるのだから離してもらえたのは有難かった。認知症だとは聞いていたし不可解なことをするのはお互い様だが周りに迷惑をかけるのはやっぱり困る。娘さんは面会には来て [続きを読む]
  • 難問
  • 母の故郷に住む叔母から電話がかかってきた。いつも母や私を気遣ってくれる叔母だが今回はちょっと様子が違う。聞くと叔父が癇癪を起こすように怒りだすことが頻発し困っていると言う。70半ばの叔父は仕事も遊びも人一倍で交友関係も広いが眼病で視力が低下してからは車の運転もやめ外出も少なくなっている。思うようにいかずイライラしているとは聞いていたがついに叔母も音を上げてしまったらしい。認知症の兆候かもと話すが定 [続きを読む]
  • 笑いをとる
  • 面会に行くとちょうど母が入浴から帰って(運ばれて)来た。着替えの間病室の外で待っていたらあとからあとかろ職員がやって来て結局4〜5人がかり。取り替えた寝具を持っていく人や運んできたストレッチャーを運び出す人。母一人のことなのに大変だな〜とつくづく思う。病室からこっち向いてね〜次はあっちね〜よいしょよいしょと職員の声がする中「あんたも大変やね〜」とまるで他人事のような母の声。職員たちは大変やね〜とオウ [続きを読む]
  • 気になるけど
  • 昨日立ち寄ったスーパーでのこと。会計済の袋を下げた70代くらいに見えるオジィサンが隣のレジにやってきて「どこから来たのかわからない」と言う。レジのオバサンがニコニコしながら出口はあそこですよと指さすとオジィサンは「そこから来たのかなぁ」と言いながらふらふら〜っと歩いて行った。ちょうど会計の最中だったが気になってお金を払ってすぐに出口に行ってみたがオジィサンの姿はもうなかった。身近にすごいのがいるか [続きを読む]
  • キレイになる
  • この病院では月に1度ヘアカットサービスがあると聞いて先月だったか先々月だったか依頼したのにその後音沙汰がない。どうしたものかと思っていたがたまたま申込用紙を見かけたので聞いてみた。その人はもれていたと言ったがどうやらすっかり忘れられていたらしい。料金は2500円というが相場はこんなものなのだろうか。それはそうとして母は1年ぶりにやっとやっと髪を切ることができた。ショートカットだった髪はセミロングく [続きを読む]
  • グーとパーと
  • 母の右手はいつも手袋をしているせいか拘縮が始まっていて今はやんわりとボールを握ったような形になっている。左手にはまだその傾向は見られないが利き手の右だけがなぜ固まるのだろうか。鉛筆もお箸もたぶんもう使えない。看護師から曲げ伸ばしをするといいと聞いたので手を取り指を開こうとすると「痛い痛い痛い〜〜〜」とまるで虐待されているかのような大きな声を出す母。多少の痛みはあるのだろうけど大げさなのは母の性。な [続きを読む]
  • 壁からマス子
  • 面会に行くと母は覚醒していてキョロキョロしている。以前酷かった手の震えはほとんどなくなり最近は体全体をぴくぴくと小刻みに動かすようになった。私の顔を見るといきなり「ほらマス子がおるわ」と真っ白な壁を指す母。へ〜ふんふんとうなずいてみせると「見てよ〜」「見てないや〜ん」と口をとがらせるので見たよと言うと「うっそぉ」「ちゃんと見てよ〜」「ほらマス子が見よるわぁ」と母。マス子に心当たりはないが母の人生の [続きを読む]
  • よかったかも
  • 少し早めに面会に行くと男子職員がやってきておむつ替えをすると言う。 最近は男子看護師も増え珍しい光景ではないがやっぱりちょっと気にかかる。デイサービスで入浴を始めた頃も母は男性職員が介助に入るのをとても嫌がっていて配慮を申し入れたことがある。「男の人が使ったパッドも持っていくのよ」と嫌悪感をあらわにした母。自宅にいたころは見守りさえすれば排泄も問題なくできていたのに病院ではトイレ誘導をあっさり断ら [続きを読む]
  • 何ができるの
  • 3連休だからか病院にはいつも見る看護師たちの姿がない。病室にはおむつを替えたり備品を補充したりおしぼりで顔を拭いたりする職員が出たり入ったりしている。体位交換に来た職員が母は動きが活発なので動かさなくてもいいですねと言う。夜勤をしているらしく夜間は熟睡していて微動だにしないらしい。そんな話をしていたら母も口をはさみその人に一生懸命に話しかけている。「何かすることがあったら呼んでくださいねー」と手伝 [続きを読む]
  • CDに飽きる
  • 面会に行き挨拶もそこそこにCDを聞かせる。CDを聞いている間は時々メロディーを口ずさんだり拍子をとることもあったが険しい顔をすることも増えてきた。イヤホンを外し引きちぎろうとするので聞こえなくなるよ〜と取り上げるとうお〜と掴みかかって「それはダメやわ!」みたいなはっきり聞き取れないけどそんな感じのことを言う。再びイヤホンをつけようとすると首を振って抵抗することもある。イヤホンが嫌なのか。歌謡曲に飽きた [続きを読む]
  • 気づきたくも
  • 郵便を簡易書留で送ろうと思った。手元にいろいろな金額の切手がたくさんあるので組み合わせればいい。簡易書留310円と普通郵便82円だから392円分を80円切手4枚と10円切手1枚62円切手1枚揃えてみた。もう一度計算しようとしたらなぜかわからなくなって電卓で確かめた。スーパーのレジも最近はセルフになっていて小銭はじゃ〜っと数えもせずに入れてしまうのでおつりの計算もしなくなった。ないないと思っていたメ [続きを読む]
  • なりたい自分
  • 面会に行くと母がちょいちょいと手招きをする。「ここにあったお金、さ〜っと持っていかれたんよ〜」と空中を指さす母。ここにあったの?と聞くと「そうよ、ここに」とくるくる指を回しながら言う。そんなところにお金があるはずはないがこのところ口数が少なかった母が急に喋ったと思ったらこんなことだ。それでも以前ほど食い下がることはなくすぐに忘れてしまったようだ。歳をとるとお金やら物やらイロやらいろいろ執着するらし [続きを読む]
  • 何故か笑う
  • 2カ月ぶりに妹が帰って来ているので一緒に面会に行く。20年程離れて暮らしていた私のことは名前も誕生日も検討すらつかないようだが50年間いつも一緒だった妹の誕生日は最近までしっかり覚えていた母。今だって「○○ちゃ〜んトイレに行くのよ〜」とか「○○はどこに行ったの」とか独り言の中にちゃんと名前も出てくる。ところが久しぶりに妹と会うのに母は表情も変えずこちらを見ようともしない。妹も母が病気だと認識してい [続きを読む]
  • 愛想笑い
  • 先日、あの仲の悪そうな姉妹が面会に来ていた部屋が空っぽになった。前日あたりだったかなんだかバタバタしていていつもならごめんくださいませと挨拶していくお姉さんが何も言わずに小走りに出て行きそれっきりになった。自宅には戻らないと断言していたが行先が見つかったのだろうかと気になる。すでに病院が宣言していた半年から1年の期限に母も入ってしまったのでいつ何があっても仕方ないのだけど。長くいる人のたいていは人 [続きを読む]
  • いつまで、も?
  • 雄たけびを上げていたお隣さんのところには週1くらい娘が面会に来る。娘といっても十分オバサンだがたぶん同世代なのでよく話す。兄弟もいるらしいが引き取ることは難しく独居にも戻れず退院後の行先は決まっていないと言う。胃ろうで摂っている栄養で体調は安定しているが寝たきりでこの先も普通に生活できる見込みはないのはうちも同じ。このまま最後まで見守るしかないのでしょうね。いつまで、ですかね。いつまでも、ですかね [続きを読む]
  • 隣の雄たけび
  • いつも眠っているおとなしいおとなしいお隣さんが珍しく大声を上げている。あぶな〜い とか あ〜〜〜〜 とか ひゃ〜〜〜 とかその甲高いキ〜ッとした声で二人の看護師が慌ててやってきた。どうしたの?大丈夫よ〜となだめすかすが収まらず大声を出しすぎてむせこんだり吐きそうになったり大騒ぎ。看護師も初めてと驚いていたのでこれまでなかったのだろう。誰かさんみたいに喋ることもにらむことも起き上がろうとすることもま [続きを読む]
  • 今日の会話②
  • おかあさ〜ん。私分かる?と言うと母はうんうんとうなずきちょいちょいと手招きする。「この人、家買うたん?」とややひそひそしながら言う母。この人って?と聞くと「この人や」と空中を指さしている。どうかな〜知らんな〜と答えると「そんなん!いっちばん大事なことやないの!!」といきなりスイッチオ〜ン。そ、そうかな〜そうだね〜(なにが大事なの?)「そうながいことはおらんのやろ?」と続ける母。(この人はすぐにどこかに行く [続きを読む]
  • 今日の会話①
  • 母はいつものように歌謡曲のCDを聞きながら急に話し出す。「まるちゃん、どこに行ったん?」と天井をキョロキョロする。へ? (まるちゃんに心当たりなし)「おらんようになったんやろ?」はい? (そんな話は知らんぞ)「見つからなんだんやろ?」そ、そうかな〜?どうかな〜?と答えて終了。にほんブログ村←よろしかったらこちらへFC2 Blog Ranking [続きを読む]
  • 思い起こせば
  • 思い起こせば母は入院する直前まで普通に生活できていた。デイサービスは拒否が強く行けなくなっていたり留守番すると私がいないと探し玄関前で突っ立っていたりTVの中の人がうちを覗いているとか泥棒が狙っているとか被害妄想がひどく夜中にお金が引き出されているから銀行に電話してと言ったり新聞や雑誌をびりびり破ったり家のカギをガチャガチャしまくったりトイレの場所もトイレで何をすればいいのかわからなくなっていたりゴ [続きを読む]
  • 1年が過ぎる
  • 母が入院して1年が過ぎた。抑制の手袋を脇に挟んでぐいぐい引っ張り外してしまうのと布団を手繰り寄せてまん丸にするのが最近の母の日課。やっちゃダメだよと言うとダメという言葉に反応して「うぉうぉ〜」と唸る。否定的なことを言われるのが大っ嫌いな性格は変わっていないらしい。話ができないわけではないが「あそこの男」「嫌な顔している」「根性が悪い」と言ったり「そうなんですか〜」「あっごめんなさいね」と誰かと話し [続きを読む]
  • くらくら
  • 電動自転車の充電器がうんともすんとも動かなくなった。購入から10年ほど経過しているしバッテリーも蓄電率が悪くなっていたので仕方ないと言えば仕方ないのだけど。よりにもよっていきなり37度とバカみたいに暑い日に自転車が使えなくなって困ったのが面会に行く手段。仕方なく炎天下の駐車場にある車に乗るや否や汗が吹き出し目がちかちかする。これはこれは母より私が先に逝くかもと危険を感じ慌てて自宅に戻り面会は休むこ [続きを読む]
  • リハビリ男子
  • 面会に行くとベッドわきのテーブルにまたまたリハビリの計画書がある。サインをして提出とメモがついているがはて以前のものとどこが違うのか。看護師に問うと若い若い息子のようなリハビリの担当のお兄さんがやってきた。母の現状を聞くと意思の疎通が取れず指示を理解できない。立ち上がりも座位も怖がってスムーズには移行できない。シルバーカーを押すと何歩か歩けるものの蛇行するなどなど実際の生活で有用な状態ではないが筋 [続きを読む]
  • ブランク
  • パートを始めて3ヶ月が過ぎそこそこ戦力になっているつもり。父の急逝で有無を言う間もなく介護離職してからの4年間は出かける事もほとんどなく体力的についていけるかと不安もあったがなかなかどうして昭和の根性娘はまだまだ健在。同僚の先輩方とも楽しく仲良く…とはいっていないのが頭の痛いところ。小柄で童顔で実年齢よりかなり若く見えるのが数少ない自慢だったのだが今度の職場ではそう言われたことがない。それはそうだ [続きを読む]
  • 姉と妹
  • お向かいの病室には毎日面会に来ている女の人がいていつも挨拶してくれる。奥さんにしては若いが娘さんにしては??という感じなのだがたま〜にその人を「お姉さん」と呼ぶ妹らしき女の人も来る。その妹らしき人が師長に言う。姉からいつも聞いてはいるんですけど先生から直接様子をお聞きしたいんです。態度もよそよそしかったのでこの二人うまくいってないんだなと察した。兄嫁と弟嫁なのか。姉と弟嫁なのか。その逆もあるか。先生 [続きを読む]
  • 矛盾
  • 面会に行くと母はキョロキョロしていてなんとなく眼差しが険しい。声掛けして近寄ると案の定いきなり私の胸あたりに手を伸ばし「ちょっとぉ。ちゃんと見せてよ〜」とぷんぷんしている。今日はリハビリがあって病室まで歩いて帰ってきたと職員が教えてくれたがいつやっているのか週1なのか月1なのか病院からの報告は全くない。医療費の明細には点数が記載されているが果たして何回分なのだろう。もちろん介助アリだろうが歩けるよ [続きを読む]