Tedおじさん さん プロフィール

  •  
Tedおじさんさん: にっぽんの旧聞
ハンドル名Tedおじさん さん
ブログタイトルにっぽんの旧聞
ブログURLhttp://www.history-japan.info
サイト紹介文昔の新聞記事からいまを考える、こども向けの歴史ブログです。大人にも対応できる独自の視点を目指します。
自由文人間の多くの愚行、わずかながらの善行や幸運には、必ず歴史に前例や教訓があるはずです。古い新聞から歴史を掘る作業は楽しく、自らのためにもなる作業です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供17回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2014/05/16 22:08

Tedおじさん さんのブログ記事

  • M-1グランプリと藤山寛美の芸
  • たった1世代の漫才断絶先日、BS朝日の演芸番組に元漫画トリオの青芝フックさんが出演していました。漫画トリオは1960年代に文字通り一世を風靡(ふうび)した漫才ユニットです。青芝さん、お元気そうで何より。この番組でちょっとした放送事故がありました。司会者に青芝さんの名前を振られた若手漫才コンビが、それがだれだか瞬時に理解できずにきょとんとしてたんです。お前ら、青芝さんの元相方の甥っ子いうのんがウリ違うかっ [続きを読む]
  • ホンダ・東洋水産に見る実業家と政治の付き合い方
  • 昔の本田と今のホンダ経済高度成長に浮かれるほとんどの日本人が、貧しい理工学研究者への生活援助の必要性など思い及ばなかった1960年、2人の企業経営者がそのための財団の設立に動きました。原資は個人の定期預金と手持ちの自社株式を合わせた私費6億5千万円。運営を第三者に任せ、条件は出資者の匿名でした。財団法人「作行会」は、32歳以下の大学・研究所に勤務する人たち合計1735人に奨学金を贈って技術大国の成長に貢献、 [続きを読む]
  • 「シン・ゴジラ」と岡本喜八を淀川長冶風に語る
  • (注意)映画「シン・ゴジラ」のネタバレを含みます。安倍晋三も福島瑞穂も大絶賛はい、皆さんこんばんは。「日曜洋画劇場」テレビ朝日系で「シン・ゴジラ」放送しました。すごかったですねえ、こわかったですねえ。ゴジラ、全然こわくない? カッコいい?いえ、私がこわい言うてるのは、映画の中身ですね、テーマですね。私もロードショーで見ました。ゴジラ咆哮のタイミング、絶好の場面で流れる伊福部昭の「怪獣大戦争マーチ」 [続きを読む]
  • ドナルド・トランプから身を守る法
  • 国難 meets 国難やって来ました、ドナルド・トランプ一座。ロシア人の伴奏に合わせてコサックダンスを踊る道化が首領のセールス集団が来日しました。当たるも八卦当たらぬも八卦の辻占いみたいなミサイル防衛システムやら、日本領空での制空権など保持できようもない貧弱な北朝鮮の航空部隊相手に、専守防衛組織である自衛隊が使うすべもない最新鋭戦闘機やらを売りつけに来た押し売りの一団を、なんで国賓として迎賓館に招いて大 [続きを読む]
  • NHK記者を殺した時代にさよなら
  • 過労死は会社でなく社会の問題NHKの女性記者が過労死、放送局が長期間にわたり伏せていた一件には、衝撃と怒りを覚えました。親御さんや彼女の婚約者の心痛は察するに余りありますし、普通なら世間には収めておきたいであろう愛嬢の死に直面しつつも、局に発表を促す決断をされたご両親には頭が下がります。最大の問題は、NHKが長らく発表しなかったこと。法令違反のブラック企業を糾弾するマスメディアの態度ではありませんよ。労 [続きを読む]
  • トランプ大統領から考える日本人の被差別不感症
  • 日本人は「チビ野郎」から除外されるのかドナルド・トランプ米大統領(Donald Trump)と北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長との間でののしり合いが止まりません。「外交」などと呼べたもんじゃありません。若いみんなも見聞きしててみっともないと思うよね。このところ、トランプ氏が金氏に対して好んで使う呼称に、“Little Rocket Man”があります。テレビでは「小さなロケットマン」と訳されることが多いんだけれど、この場合の [続きを読む]
  • 愛される野党の党首像とは?
  • 加藤紘一の勇断を潰した社会党加藤紘一・元自民党幹事長が亡くなってやがて1年。世間では森喜朗首相の不信任決議案に乗ろうとした2000年の「加藤の乱」失敗で記憶される程度の扱いとなってしまったのが残念です。加藤は40年前の1977年、衆院社会労働委員会で画期的な問題提起をしました。公務員の共済年金が民間に比べ、給付制度が優遇されすぎている点に言及、是正を求めたのです。不平等格差を正すのは政治家の仕事の一つです。 [続きを読む]
  • 自衛隊日報問題にインパール作戦を見る
  • 稲田朋美と有働由美子のまつ毛の差稲田朋美前防衛大臣のつけまつ毛(まつエク)が、ちょっと前に週刊誌で話題になっていました。あのミニーマウスもどき、またはファンタジーRPGのコスプレみたいな浮世離れ極まりないマンガじみた、あのまつエクですね。日々お化粧に努める関西のおばちゃんに感想を求めると、興味深い意見が聞かれました。「あれ、自分をどう見せるか、どう見られるかを分かってはらへん人のメイクやわ」国会でも [続きを読む]
  • 前川喜平問題における読売新聞の「挙証責任」
  • 前川・前次官を24時間テレビで走らせろ24、25日の衆参予算委員会に前川喜平・前文部科学省事務次官が参考人として招致されます。 以前の記者会見では、腰の引けた大手メディアに、加計学園の理事長を(取材で)つかまえろ、なんてハッパをかけるところなんかシビレちゃいました。記者連は後に引けませんね。理事長に突撃だ。副官房長官に食らいつけ。今治まで行って地元の中小土建の社長に飲ませ食わせて面白い話を取ってこい。 出 [続きを読む]
  • おかしなおかしな改憲論議
  • 「情緒」で憲法を語る総理大臣3日の憲法記念日に、神道政治連盟の改憲推進大会に安倍晋三首相がビデオメッセージを送ったニュースが流れてましたけど、何だったの、アレ? 自衛隊の存在を9条に明文化するってヤツです。国のあり方を決める基本の法律が憲法。行政組織の根拠をいちいち書き込む法規範・根本法なんて聞いたことがありません。感情で法律を左右しちゃいけませんよ。憲法25条に「国は、すべての生活部面について、社 [続きを読む]
  • 丸山真男から見るNHK、井上ひさしから読む朝日新聞
  • 「政府のための報道」なのにNHK「ニュースウォッチ9」で放送した日中両国の国旗の配置がけしからんと、自民党の副大臣らが激怒、放送局を攻撃しております。政権与党のためにニュースを取捨選択。内閣支持率が上がるよう、さらには憲法改正を望む人がたくさんいるよう見せるために世論調査の設問の文言をひねり回し、サンプルの分母も小さくして、これ以上ないほど努めてきたのに、この仕打ちです。かわいそうな公共放送。犬に例 [続きを読む]
  • Let’s 銃剣道!
  • 全国のお母さん方、おめでとうございます。新学習指導要領の中学武道に「銃剣道」が加わる運びとなりました。ジューケンドーと言われても、あんまりなじみがありませんよね。こどもたちが、銃剣を取り付けた設定の小銃で刺突を競う軍隊の模擬戦闘が元です。古来の槍術ではダメなんです。あくまで銃の形をした道具を使う軍隊調でなければ、大日本精神を育成できません。戦前戦中、大日本帝国で盛んに推奨された殺し合いごっこであっ [続きを読む]
  • 「ニュースウォッチ9」から考える報道キャスターの私感
  • 視聴者による“ウォッチ”NHK「ニュースウォッチ9」のキャスターが今日から交代します。まずはめでたい。前任者が、まあ、つまらんかったからねえ。ニュースに関するキャスターのコメントに、いちいち中身がない。金正男がマレーシアで暗殺された時には、北朝鮮政府の関与が明らかになっていない段階で、かの国の体制批判をする。ひどい国だとは思うけれど、“印象操作”“レッテル貼り”はよろしくありません。それを望んでいる [続きを読む]
  • 田中角栄ブームと石原慎太郎、そして小池百合子への違和感
  • 昨年あたりから田中角栄ブームらしいですね。田中関連の本が売れているそうです。まるでヒーロー扱い。無批判な空気が何だか気持ち悪いです。田中の未亡人ハナ(はな)が死亡した際、明らかになった課税資産額は89億円。これは田中の全遺産の半額だったそうですから、表に出たカネだけでも180億円の蓄財をしていたんですね、貧乏人から立身出世した皆が尊敬する“今太閤”の角さんは。200億円近い資産ですよ。日本のため、国民のた [続きを読む]
  • 大河ドラマ「おんな城主 直虎」とSNSオカルト
  • 口をあけた地獄・直虎今年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」が始まりました。まったく期待していません。理由は以前に述べたとおり。事前の番宣としてあらすじを並べたと思われる「歴史秘話ヒストリア」で主人公の紹介をやってましたけど、死ぬほどつまらない小人物のエピソードがてんこ盛り。始まってみりゃ、視聴者が性格どころか境遇すら、まだ把握していない子役に試錬の山盛りで、どう共感しろというのか。相変わらず視聴者無 [続きを読む]
  • 「真田丸」第49回感想 「視聴率偏重前夜」
  • 視聴率至上は正義か三谷幸喜さんの朝日新聞8日付夕刊のコラム「三谷幸喜のありふれた生活」は、テレビドラマの視聴率が主題でした。視聴率なんか関係ない、質の高いものを作っていればそれでいいという意見もあるだろうが、僕はそうは思わない。少なくとも自分は、多くの人に楽しんでもらうために、ホンを書いている。だから数字は高いに越したことはない。そして視聴率が高いと、現場の士気が上がる。そこからさらに良い作品が生 [続きを読む]
  • M-1グランプリ優勝・銀シャリに漫才の防波堤役を求める
  • 銀シャリ、M-1グランプリ優勝おめでとう。かつては、集めた語彙をむやみに使いたがって上滑りしていたツッコミの橋本直さん、劇場での漫才・大切な賞レースの度に大失敗するボケの鰻和弘さんを、何度も何度も何度も目の当たりにしてきたので、優勝がコールされた時には少し泣けました。ウナギ、努力したんだな〜。このブログで以前からさんざん推してきた和牛の最終決戦進出も納得です。従来の持ちネタと違う変化球を続けたのには [続きを読む]
  • 「鬼平犯科帳」に流れる長谷川伸の精神
  • 「鬼平」が面白かった理由テレビ時代劇最強にして最後の砦だった中村吉右衛門版「鬼平犯科帳」が、幕を閉じました。風俗や食べ物をもってかもし出す季節感の墨守、毎回の丁寧な配役、他に比すれば破たんが少ない脚本等々、昨今のテレビ映像劇の中では群を抜くクオリティを維持してきました。2日の放送では、若村麻由美さん大熱演の見せ場が映えるように、光るように意図されたカメラワークが、いかにも「鬼平」らしく秀逸でした。 [続きを読む]
  • 「真田丸」第47回感想 「半端劇だった反撃」
  • 「この世界の片隅に」の丁寧さアニメーション映画「この世界の片隅に」を見てきました。戦前戦中の広島が舞台なんだけど、戦争反対だとか核兵器廃絶なんて問題提起じゃなくて、無名の市井人が時代の波に流されていく、だれにでも起こりうる悲劇、あのころ多少でもだれしもが体験した惨状をつづっていく作品。だれにでも何が起きるかわからない、だれしもが同じ人間なんだと気がつけば、原発事故被災地からの転校生をいじめる奴だっ [続きを読む]
  • 「真田丸」第43回感想 「軍議は踊る」
  • ハロウィン化する大河ドラマ10月31日はハロウィン。街にはコスプレイヤーがあふれ、皆わいわいと楽しんでいます。百貨店などの業界が秋の消費イベントとして定着させようと10年ほど前から仕掛け続けてきましたが、その甲斐あって、この数年ですっかり定着した模様。広告代理店の戦略丸乗りだって構いません。ハロウィンのキリスト教的背景なんか知らなくってもいいんです。悪いことじゃありません。わーっとお祭り騒ぎしてストレス [続きを読む]
  • 「真田丸」第40回感想 「ゆきゆきて、幸村」
  • 国政タブーの放送局9日の「真田丸」終了後に総合テレビで放送された「NHKスペシャル あなたの家が危ない」は、熊本地震のデータから住宅の耐震基準の見直しを訴えるものでした。最新の基準を満たしていた住宅が次々と倒壊した事実を調べ、「地震地域係数」なる概念を挙げて、家屋の安全について考えるという内容。価値ある番組だったと思いますが、一方で、それじゃあ活動期に入った日本列島にゴロゴロしている数十年前に建てら [続きを読む]
  • 若手芸人よ、「笑けずり」を捨てよ町へ出よう
  • 演出のないテレビなどないNHK・BSプレミアムで昨年放送したお笑いオーディションバラエティ「笑けずり」は好評を受けて、現在「シーズン2」をやっています。出演がかなわなかった未来のお笑いスターを目指す全国の若い芸人たちが、中身を見逃すまい、聞き逃すまいと、テレビの前で緊張している微笑ましい光景が浮かんできます。しかし一方で、彼らに勘違いしてもらうと困るのは、「笑けずり」は、しょせんドキュメンタリーの手法 [続きを読む]
  • 「真田丸」第39回感想 「歳月視聴者を待たず」
  • 「直虎」が来るぞ!朝の連続テレビ小説「ごちそうさん」の再放送が、3日からBSプレミアムで始まります。大河ドラママニアを自任する皆さん必見です。喜怒哀楽を毎度露骨に表すのが身上の主演カップルによる壮絶な脱線芝居。茶の間にいる人物全員をドリフの公開収録コントのごとく手前から撮り続けるか、セリフのある役者を交互にクローズアップにするしか能のない平坦極まりない演出。同じ場面でカットごとに太陽の位置が変わる照 [続きを読む]
  • 「真田丸」第38回感想 「まさかの昌幸」
  • ガチガチ台本への不満25日のNHK・FM「日曜喫茶室」は、永六輔出演時の名作選。そこで永と共演していたのが、大河ドラマ「太閤記」「源義経」「樅ノ木は残った」の演出を手がけた吉田直哉でした。吉田はドキュメンタリー作家としても、「日本の素顔」「21世紀は警告する」といった話題作を撮っており、ジャンルを問わず「テレビの表現とは何か?」を追究し続けた演出家でした。このブログでも過去に取り上げています(ここや、これ [続きを読む]
  • 杉山千佐子が伝えたかったこと
  • 杉山千佐子さんが亡くなりました。米軍の名古屋空襲で左目を失い、以後戦争で被災した民間人への国の救済を訴え続けてきた女性です。戦時中の軍人・軍属は、恩給や弔慰金、遺族年金など手厚い保護が受けられます(厚労省ウェブサイト参照)。一方で、一般人に対しては全くの無策。認めてしまえば国庫が破たんする施策を行政がほいほい呑むはずがありません。杉山さんが、その最期まで補償にこだわったのは、膨大な額の国家賠償にリ [続きを読む]