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ギンレイの映画とか https://ameblo.jp/shangyou/

主に東京飯田橋のギンレイホールでみた映画について、昔みたのは日記より書いています。

huian
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2014/06/29

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  • RHEINGOLD ラインゴールド 2024.4.6 ヒューマントラストシネマ有楽町2

    ジワ・ハジャビはクルド系の音楽家のもとに生まれた。幼い頃からピアノを習わされたが熱心ではなかった。ピアノとラップは関係ない。あえてこじつければ、音楽、歌? …

  • 告発 1995.5.16 日比谷映画

    アメリカ映画によくある裁判劇である。ただし、従来の裁判物にはなかった視点がある。「告発」する相手が刑務所なのだ。アルカトラズというサンフランシスコにある刑務…

  • ゴッドランド GODLAND 2024.3.30 シアター・イメージフォーラム2

    アイスランドは北極圏に近く、しかし地面は熱い。火山島で最近も噴火は盛んだ。アイスランドの情報は少ない。遠い国だからということもある。しかし近い国を知っている…

  • 五月のミル 1990.7.16 ガスホール

    ミルは心やさしい田舎のおじさんだけど、しゃれている。世の中のいろんなこと、いろいろと経験してきているといった感じ。ミルはミシェル・ピッコリがやっているから、…

  • 落下の解剖学 2024.3.23 TOHOシネマズ日本橋3

    題名とちょっとした宣伝文句だけで想像して、鑑賞を躊躇することがある、よくやる間違いだ。この映画がそうだった。なんとなく避けているうちに終わっていることがよく…

  • こうのとり、たちずさんで 1992.10.20 シャンテ シネ2

    道路の真ん中に線が引いてあって、そこを一歩越えると別な国、人工的に引かれたただの線に過ぎないものが、かつてあったベルリンの壁よりも高い場合もある。そんな目に…

  • 52ヘルツのクジラたち 2024.3.2 シネマイクスピアリ11

    問題を抱えた人たちが集まってきても問題は解決されることはない。時代が問題を連れてくるのか、問題がただ表面化するだけなのか、昔からあったことが別なはっきりした…

  • 幸福の設計 1995.12.13 ユーロスペース

    アントワンとアントワネットはアパートの屋根裏部屋に住んでいる。金が無いのでラジオを聞くか小説を読むくらいで映画にもいけない。アントワネットが買った宝くじが8…

  • PLAY! 勝つとか負けるとかは、どーでもよくて 2024.3.9 TOHOシネマズ日本橋1

    eスポーツが現れてどのくらいだろう。小さな画面のゲームの進化系だ。稚拙な動画から家庭のテレビにつながって、今やいくらでも大きくできる。映画館のスクリーン大に…

  • 項羽と劉邦・その愛と興亡 1996.11.22 テアトル新宿

    紀元前の話、中国の歴史は永遠のように長い。私はこういう歴史物はまったく苦手。主人公の二人の名前さえ知らなかった。そしたら、家に漫画だけど、彼らのことを書いた…

  • コット、はじまりの夏 2024.3.12 新宿シネマカリテ2

    夏休みの話はよくある。でもこれは典型的ではない。変な話ではなく、あえて面白さだけを追求していない。小説だから映画だからと極端を求める人もいる。衝撃的事件が起…

  • 恋人たちの食卓 1995.7.1 シネヴィヴァン六本木

    台湾映画はホー・シャオシェンばかりではない。一口に中国映画と言っても、三つある。中国本土のもの、香港もの、そして台湾だ。言葉も異なれば、歴史的背景の違いもあ…

  • フィリピンパブ嬢の社会学 2024.2.24 K’s cinema

    フィリピンパブは知ってる。行ったことないので、どんなところか知らないけど、どんな感じかは想像できる。客として女性と話をするのは苦手で、行かないのはそのせいだ…

  • 恋に落ちたら… 1993.5.25 試写会

    アメリカ映画でよくある警察もの、デ・ニーロ、ユマ・サーマン、ビル・マーレイ、これだけスターが勢揃いして、ちょっと冴えないのはなぜなのか。  ドラッグの売人の…

  • 枯れ葉 2024.1.13 シネマイクスピアリ1

    これ恋愛映画というのだろうか。恋愛には違いない。結婚するかはわからないけど、相当いい仲になった。デートは質素なもので映画に誘ったり、ディナーに行ったり。特別…

  • 恋する人魚たち 1991.10.29 銀座シネパトス

    世の中で誰が一番気になる存在か、というと、恋している時は別にして、家族になるのが普通だろう。友だちが一番っていう時もあるが、生まれてから死ぬまでのつき合いに…

  • ティメー・クンデンを探して 2024.2.17 ヒューマントラスト有楽町2

    一台の車がチベット高原を走っていく。車に乗っているのは映画監督、カメラマン、ドライバー、そして社長と呼ばれる男。一行はチベット歌劇『ティメー・クンデン王子の…

  • 恋するシャンソン 1998.8.1 ル・シネマ

    ストーリーはいつものフランス映画で、家族や恋愛のあれこれ。そこに音楽が絡まる、そのおもしろさ、最高!  この映画に出てくる歌をみんな知っていたら、もっと楽し…

  • 白日青春 生きてこそ 2024.1.27 新宿シネマカリテ1

    パキスタン難民の少年ハッサンは香港生まれ、言葉も香港のもので、家族とともにカナダへ移住することを夢見ていた。ところがある日、父が交通事故で亡くなり夢は奪われ…

  • ゲンセンカン主人 1993.8.13 シネマアルゴ新宿

    第一話『李さん一家』  第二話『紅い花』  第三話 『ゲンセンカン主人』  第四話『池袋百点会』  つげ義春の四話のオムニバス四本の内、三本まで見て、これは見…

  • ファースト・カウ 2024.1.6 新宿武蔵野館2

    話の頭とお尻が繋がっているのは、後からわかってくる。それはここでは書かない。  料理人のクッキーと中国人移民のキング・ルーは、アメリカン・ドリームを求めてオ…

  • 原始のマン 1993.5.21 試写会

    エンシノというのはたぶん地名で、主人公の通っている高校がエンシノ高校というのだった。California Man というのが原題で、それを原始のマンと邦題を…

  • ビヨンド・ユートピア 脱北 2024.1.18 TOHOシネマズシャンテ2

    脱北者を支援するキム・ソンウン牧師の今回のミッションは、すでに中国に入って山間で迷う家族を手助けすることだ。緊急なことは慣れているが、これは今までになかった…

  • ケロッグ博士 1996.9.20 ユーロスペース

    いつの時代も人間、一番気になることは自分自身のこと、それも健康問題。世界情勢がどうのこうの、ということも大切なことではあるが、一応そういうことが落ちついてい…

  • サン・セバスチャンへようこそ 2024.1.20 TOHOシネマズ日比谷8

    アメリカ人がヨーロッパに憧れる気持ちは、そのまま映画にも当てはまる。ウッディ・アレンは1935年生まれ、大戦後の文化を享受した世代になる。コメディアンから俳…

  • ゲット・ア・チャンス 2001.1.20 有楽町スバル座

    これは見る前に想像していた通りの物語だった。あくまでもポール・ニューマンをかっこよく見せるための道具立てを整えて、はいどうぞ、という具合。  銀行強盗の罪で…

  • 市子 2023.12.9 シネマロサ2

    市子は気持ちを高揚させるため、好きで口ずさんでる心地の良い歌で落ち着こうとした。彼女の声が耳に残って、映画が終わって映画館を出て人混みにまぎれても音が残り続…

  • 訣別の街 1996.10.15 ニュー東宝シネマ1

    ニューヨーク市長ジョン・パパス(アル・パチーノ)は将来的に大統領をめざしている。市長としての失敗は許されない。しかし警官とマフィアの癒着が表に出ることもあり…

  • ほかげ 2023.11.25 船堀シネパル2

    ほかげは火影か灯影と書く。めったに使わない言葉、ろうそくの火の影、光は暗く影も薄い。10ワットの電球かもしれない。冒頭からそんな場面が続く。  暗い中で何を…

  • ケス 1996.6.3 シネヴィヴァン六本木

    ビリー・キャスパーがハヤブサを古屋で見付け、それを飼い始め、餌付けさせ、自分の手に乗せるまでに仕上げた。それはどういう理由からだろう。空を飛ぶハヤブサがまる…

  • 父は憶えている 2023.12.14 新宿武蔵野館2

    ロシアに出稼ぎに行っていたザールクが23年ぶりに帰ってくる。いったいロシアで何してたのか、どうして今か、誰が知らせたのか、疑問だ。それをさておいて彼はもどっ…

  • 月光の夏 1993.6.18

    実際にピアノを習うまで、ピアノがこんなにも難しいとは思ってもみなかった。三ヶ月もやればめどが付く位に考えていたのだから、実に甘かった。まあ、この年になって始…

  • PERFECT DAYS 2023.12.23 シネマイクスピアリ1

    公衆トイレの清掃の仕事をじっくりと見た。世田谷区のトイレは新しくて先端を行くデザインで目を引く。どうせ清掃をやるならあんな綺麗なトイレがいいな。よくある公園…

  • 月下の恋 1997.1.18 シャンテシネ3

    デイヴィッド・アッシュは、亡くなった妹ジュリエットの幻覚に悩まされていた。30代になった彼の元に届いた手紙から亡霊に惑わされている家族の存在を知った。クリス…

  • 満月の夜 2023.12.16 シネマブルースタジオ

    満月の夜は眠れないで悶々とするらしい。それは知らなかった。満月に向かって吠える、は聞いたことがある。イタリア映画にあった、月光の冷たい光に反応する「カオス・…

  • 砂漠の流れ者 ケーブル・ホーグのバラード 1992.12.25 文芸坐2

    これは好きだ。こういう映画は好みだ。我が家に帰ったような懐かしさを感じさせてくれる。それはこの映画が1970年に作られたものであることも大きく関わっていると…

  • Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン 2023.5.22 ポレポレ東中野

    これは2005年に作られたドキュメンタリーで、今回のは2022年に再編集したものだ。父親が倒れて後のことが加えられている。私が帰国事業を知ったのは「キューポ…

  • 刑事エデン・追跡者 1993.2.5

    映画を見ていると、宗教がらみのものが多い。主にキリスト教だが、この映画ではユダヤ教だ。ユダヤ人は相当多いはずだが、長い黒い服を着て、ユダヤ教の生活を送ってい…

  • 乳房よ永遠なれ 2023.11.18 国際映画アーカイブ

    夫の安西茂は戦後の混乱の中、求職を熱心にする気はないし、妻に文句ばかり言いながら気持ちは愛人にあった。妻がとびきりの美人なのに、なんの不満があるのだろう。こ…

  • 軍艦武蔵 1992.8.13

    戦艦武蔵は勇壮、かっこいい、なんて思ってたのかプラモデル作ったことある。でもプラモにはまることはなかった。  戦友会ってあるでしょ、あれって、すごく変だ。ま…

  • 燃えあがる女性記者たち 2023.9.30 ユーロスペース1

    インドのカースト制度で最下層に置かれる不可触民(ダリト)の女性だけで運営される新聞社「カバル・ラハリヤ」がある。紙の新聞として発行されるものとSNSやYou…

  • 雲の上団五郎一座 1998.10.23 フィルムセンター

    雲の上団五郎一座が、どさ回りゆえ公演場所を転々とする様はもの悲しい。次の舞台が決まってないのは心細いだろう。公演できないのは仕事がないっていうことだ。金も入…

  • ひろしま 2023.11.12 国際映画アーカイブ

    モノクロでしかもくっきりと鮮やかな画像でないからこそ描けたかもしれない。この映画を今作るとしたらどうなるだろう。原爆の高熱に焼ける焦げる爛れる溶けるかして、…

  • クローズ・アップ 1995.8.8 ユーロスペース2

    映画は嘘である。この前提に立って私は映画を見ている。嘘といっても、質の良い嘘なのであって、だからうまくつかれるほど、心地よくなる。作り話なのだから気持ちよく…

  • 青いカフタンの仕立て屋 2023.7.8 ヒューマントラストシネマ有楽町1

    この監督の前作のパン屋から服屋に変わった。服を仕立てることは以前はよくあった。テーラーが近くにあったし、靴も足の寸法をとって作っていた。そんなオーダーメード…

  • 黒い罠 1993.1.29 シネヴィヴァン六本木

    新婚旅行でアメリカに来たメキシコ政府特別犯罪調査官マイク・ヴァルガス(チャールトン・ヘストン)がアメリカに入った途端に車の爆破を目撃する。彼は捜査官なのでそ…

  • サタデー・フィクション 2023.11.4 ヒューマントラストシネマ有楽町2

    1941年12月1日、上海にある女優がやってくる。彼女の目的は舞台に出演することだ。だが彼女には別な隠された使命があった。  この映画の1940年代の上海に…

  • 黒い太陽七三一 1995.9.9 銀座シネパトス

    731とは言うまでもなく、中国東北地方にあった日本の秘密部隊だ。その内容は本やテレビなどでかなりの部分、知られるようになったが、実際のところ、はるか昔の歴史…

  • ロビンソン・クルーソー ダニエル・デフォー 唐戸信嘉 訳 光文社古典新訳文庫

    ロビンソン漂流記は知っていた。子ども向けの本で読んだかもしれない。ダニエル・デフォーの原作を読んだ。文庫で558ページもある。ロビンソンが無人島にたどり着く…

  • 紅の豚 1992.9.6 日比谷映画

    大空を飛ぶことの気持ちよさは、今の飛行機では安定しすぎていて、あまり感じられなくなっている。それに自分で操縦するわけでもないし、はるか下方に広がる地上は何か…

  • 北極百貨店のコンシェルジュさん 2023.10.21 TOHO シネマズ日本橋9

    北極百貨店に動物の客が詰めかける。迎えるは新人コンシェルジュ秋乃。デパートにコンシェルジュって聞いたことないけど、いるんだね。店頭の案内係のような人のことだ…

  • クレイドル・ウイル・ロック 2001.1.25 目黒シネマ

    芝居をするということは何かを舞台で表現することだ。なにを、と問われれば、見て貰うしかない。上演してこその舞台なのだから。それは映画でも同様なことだが、芝居は…

  • ヒッチコックの映画術 2023.10.7 角川シネマ有楽町

    この映画を吹き替えにするなら熊倉一雄だろう。残念ながら無理なので別な人、誰か適切な声はあるだろうか。幸いなことにイギリスではいたようだ。アステリア・マッゴー…

  • クレイジー・イングリッシュ 2000.6.6 徳間ホール

    英語がどれだけ有用な道具であるかは先刻承知している。だからずいぶん勉強もしてきたし、少しは話せるようになったのではないかとは思っている。だが、実際に使う機会…

  • こんにちは、母さん 2023.9.9 シネマイクスピアリ6

    足袋店だった建物の佇まいが素晴らしく良く出来てた。映画のセットは丹精こめて予算もかけて作れば本物かそれ以上のものになる。これほど見事なセットは珍しい。  東…

  • クルーシブル 1997.4.28 みゆき座

    始まりはアビゲイルの一途な気持ちからかもしれないが、まわりの人たちを巻き込んだ大事件してしまったのには土壌があったはず。時はアメリカ開拓のごく早い頃、169…

  • 熊は、いない 2023.9.16 新宿武蔵野館1

    映画を撮るのは誰でもできる。カメラで撮影して編集し音楽をつける。彼のように現地に赴かなくても誰かにカメラを回してもらい、直接ではないにしろ演出もできる。かな…

  • グリッドロック 1998.1.20 SPACE PART3

    アメリカ映画やイギリス映画にはよくドラッグを注射し、あるいは吸引する場面が出てくる。また、よくないからやめようとする人も出てくる。この映画は後者。それも、徹…

  • 君は行く先を知らない 2023.9.2 新宿武蔵野館1

    死にそうな犬、無邪気な子ども、足にギプスの父親、ロックな母、長男は運転手。向かうはどこか。急ぐ様子はない。車に乗って旅行ならいいのだが。  イランは砂漠ばか…

  • グリーンマイル 2000.3.16 朝日ホール

    スティーブン・キングの作る物語に異議を唱えても意味がない。彼の不思議な世界は異様ではあるが、確固としたものがある。はまりこんだら抜け出せない魅力的な世界であ…

  • ネズミは天国がお似合い 2023.6.10 国立映画アーカイブ

    動物は人間を頂点とするヒエラルキーに従って食物連鎖がある。生物は植物か動物を食べて生きていて、食料を確保しなければ生きていけない。これは自然の摂理だ。  そ…

  • グラン・ブルー 1992.7.18 シネセゾン渋谷

    映画は映像で出来ていることを改めて実感させられた。映像的快感の極致がここにはある。海の上を滑るようにカメラが移動し、その大きさを一目で感じられる気持ちの良さ…

  • 裸足になって 2023.8.26 シネスイッチ銀座2

    女性が男性優位社会の中で大変な目に遭っていること、でも男性がそのことをあえて意識していない現実に、映画は実例を挙げて描いている。これはあちこちでしつこく言っ…

  • グランドコントロール 乱気流 1998.7.30 銀座シネパトス3

    飛行場にある管制塔、遠くから見るだけで、実際のところどんな感じ? この映画では飛行機の計器故障のトラブルに対処する管制官を通して見せてくれる。  これは見て…

  • ふたつの部屋、ふたりの暮らし 2022.9.12

    ニナとマドレーヌは女性の恋人同士だ。住居は隣り合ったアパートだ。向かい合った入口のドアは、ドアののぞき穴からお互いのドアが見える。これは相手の生活の一部を覗…

  • 靴をなくした天使 1993.5.6 東劇

    アメリカ人はヒーローを常に追い求めている。あの湾岸戦争にもヒーローを見出し、泥沼のベトナム戦争にだって、英雄は存在した。アメリカが抱えるさまざまな困難を一人…

  • 星くずの片隅で 2023.7.29 TOHOシネマズ シャンテ3

    コロナ禍の時は大変だった。どのように大変だったかは人によって違う。私の場合は、と書くほどのことはない。家にいておとなしくしていただけだ、と言うのは嘘。映画館…

  • グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち 1998.3.14 新宿ビレッジ2

    こんな小難しい映画が受けるというのは不思議なことだ。セラピストが出てくるのは、アメリカ映画が多い。きっと神経質な国民なんだろう。すぐに裁判に訴えるのもアメリ…

  • ソウルに帰る 2023.8.12 Bunkamura ル・シネマ渋谷宮下9F

    フランス人と韓国人の違いを如実に見た思いがする。その違いは一概には言えないが、これだけわかりやすく見せてくれると完全に納得してしまう。でもブラジル人が誰でも…

  • キャラバン 2001.6.8 早稲田松竹

    牛の群を率いながら高山の、しかも猛吹雪の中を行く。映画だから演出はあるにしても、実際に雪があって、吹雪があって、崖があって、そこから落ちたら助からないような…

  • 658km、陽子の旅 2023.8.5 ユーロスペース1

    女性がコンピューターに書き込みをしている。故障の問い合わせをしているようだ。電話で話せば解決も簡単にできそうなものだが、電話をする前にコンピューターでチャッ…

  • 霧の村 1997.8.14 三百人劇場

    冒頭からのうら寂しい風景と奇妙な人物、彼に対する村民の対応、全てにおいて奇妙な味わいの映画だ。中世ヨーロッパの、スエーデンあたりの伝説のような感じがする。だ…

  • トリとロキタ 2023.4.1 シネマイクスピアリ4

    正確には違うが姉と弟、ロキタとトリはキクとイサムを思い浮かべた。時代も国も背景も異なる話だが、最近見た映画だったので思い出したのだ。  ピザを取れるかどうか…

  • キリコの風景 1998.8.12 シネマスクエアとうきゅう

    キリコが主人公かな、と思ったら違ってた。不思議な超能力の持ち主 村石(杉本哲太)が人騒がせな行動をする。それがなぜか彼にかかわった人たち、タクシー運転手の西…

  • アイスマイヤー曹長の選択 2023.6.17 国際映画アーカイブ小ホール

    軍隊には鬼教官がいて、新兵に辛く当たり怖がられている、なんて話はよくある。アイスマイヤー曹長が新兵に容赦ない指導をするところから始まる。ああやってるな、この…

  • 巨人と青年 1993.10.7 ヤマハホール

    ステファン・ブガイスキ(ロテール・ブリュトー)の夢に現われた旋律はいつ、どのようにして聞いたものだろうか。ヘンリー・ケスディ(マックス・フォン・シドー)とい…

  • MISS OSAKA/ミス オオサカ 2023.6.8 国立映画アーカイブ小ホール

    飛行機での移動が容易になった現在、世界は一つになったかのようだが、そこらじゅうに高い壁はそびえている。しかし行こうと思えば、ほぼどこへでも行けるし、どこかに…

  • キャラクター/孤独な人の肖像 1998.9.25 シネマスクエアとうきゅう

    孤独な人は、父親。彼がどういう人物なのかはかすかにしか分かってこない。というのは、この映画の主人公ではないからだ。彼は息子の向こう側にいて、見つめているのか…

  • 1秒先の彼 2023.7.13 TOHOシネマズ日本橋1

      「1秒後の彼女」の改作。変更点は多数あって比較せずにはいられない。  京都の郵便局員 皇一(岡田将生)は少し行動が早い。時間にきちんとしていて、せっかち、…

  • 君が、嘘をついた。1997.6.21 シネ・ラ・セット

    なんだなんだ、この題名は。これからはこんなのが流行なのか。原題は単に「嘘つき」で、内容から推しても分かりにくい。  映画監督ザックと女優エレーヌのカップルに…

  • 遺灰は語る 2023.7.1 ヒューマントラストシネマ有楽町2

    映画は監督で見る、これは正解だろう。脚本、撮影、音楽なども選択の基準になるが、やはり映画は総責任者の監督で決まる。映画は監督で選べば間違いはない。  タヴィ…

  • 希望の街 1992.11.21 シネマスクエアとうきゅう

    ニュージャージー州ハドソン・シティ、ありそうでない街、この希望にあふれた街は架空の街だ。だが、そこにはアメリカの全てが詰まっている。都会のありふれた街が舞台…

  • ケースのためにできること 2023.6.22 国立映画アーカイブ小ホール

    ケース自閉症49歳、彼の将来を案じる80歳と83歳の両親が息子のために献身する姿を描いている。彼らはオランダに暮らしている。  自閉症の人の暮らしはどういう…

  • 狐の呉れた赤ん坊 1998.4.7 フィルムセンター

    題名は見た覚えがある。板東妻三郎のものでは「無法松の一生」しか見ていない。この映画がどんな内容か、まったく知らなかった。一言で言えば落語のような話だ。場所は…

  • 一人はみんなのために 2023.6.23 国立映画アーカイブ小ホール

    映画の予備知識のないまま来てしまった。始まる前にハンガリー大使が来て今日の映画について話をした。オリンピックでフェンシング個人で三連覇した選手シラーギ・アー…

  • 季節のはざまで 1993.8.24 シネヴィヴァン六本木

    スイスの印象は高い山と美しい湖、そこにはホテルがある。ヴァランタンは少年の頃、ここにあった今は人一人いないホテルを訪れて、昔を懐古している。ホテルは祖父母が…

  • 愛についての歌 2023.6.9 国立映画アーカイブ小ホール

    ミュージシャンのロベルトは、父親のパーティーでウェイトレスのアリツィアと出会う。ロベルトは彼女が歌っているのを聞き、一緒に音楽を演奏しようと申し出る。アリツ…

  • キッズ・リターン 1996.8.14 テアトル新宿

    北野武、これで第六作なのか、それなのに私は初めて見た。  マサル役の金子賢が下手なため、この映画は相当損をしている。なんであんな下手な俳優を使ったのだろう。…

  • セールス・ガールの考現学 2023.5.13 ヒューマントラストシネマ渋谷3

    大学生サロールは、怪我をしたクラスメイトのナモーナの代理として、アダルトグッズ・ショップのアルバイトの話を持ち掛けられ、一ヶ月だけ働くことになった。そこは、…

  • キスへのプレリュード 1992.9.28

    出版社勤務のピーター・ホスキンス(アレック・ボールドウィン)は、職場の友人のパーティーで知り合ったリタ・ボイル(メグ・ライアン)と意気投合し、たちまち結婚に…

  • 波紋 2023.6.3 シネマイクスピアリ16

    緑命会は宗教的というか宗教そのものでしょうね。国の認可を受れば宗教です。金銭のやりとりがあって税金の申告もあって、その上で宗教法人になっておけば後々の憂いは…

  • 奇人たちの晩餐会 2000.1.11 渋谷シネマ・ソサエティ

    TGVの車内で向かい合わせになった男二人が、なんとなく話し始める。二人ともビジネスマン風。一人はおしゃべりで、自分のことばかり話している。この人フランソワ・…

  • EO イーオー 2023.5.12 ヒューマントラストシネマ有楽町1

    1匹のロバEOが人間の勝手な都合でポーランドからイタリアまで送られてしまう。今や人身売買さえ大っぴらに行われる世の中になったが、一応人間については違法なこと…

  • 騎手物語 1995.10.28 シネマセレサ

    笑える喜劇仕立てになっているわけではないが、ほのぼのとした雰囲気が横溢している。特に女性の主人公がいい。バルネットのものはみなそうだ。  祖父であるベテラン…

  • パリタクシー 2023.4.8 シネマイクスピアリ2

    タクシー運転手は客を選べない。乗りたい人を行きたい場所に連れて行くだけだ。客の話し相手をする必要はないが、話しかけられれば何か答えなければいけない。だから一…

  • 危険な動物たち 1997.10.2 日比谷映画

    猛獣とは誰からみて獰猛な獣なのか。一般的に言えば、ライオン、虎などがそうなるが、彼ら自身はそうは思っちゃいまい。生きていくための当然な行動がそう思われること…

  • 愛と希望の街 2023.4.22 国際映画アーカイブ小ホール

    この監督の作品はかなり見てきた。だが好きな作品は少ない。ただこの映画は気になっていたが見る機会がなかった。少年が鳩を売る話ということだけの知識だった。  靴…

  • カルラの歌 1998.2.7 シネマスクエアとうきゅう

    イギリスはグラスゴーのバスの運転手ジョージ(ロバート・カーライル)がなぜかニカラグアに渡るという物語。かなり無理がある設定をなんとか納得させる話にはなってい…

  • 午前4時にパリの夜は明ける 2023.4.29 シネスイッチ銀座1

    1980年代のフランスは仕事をしていない既婚女性がいた。結婚して夫の稼ぎで家庭を切り盛りする。それが大多数だった。そんなの当たり前、不思議、ありえない、と時…

  • 狩人 1992.12.1 シネヴィヴァン六本木

    知識が理解を助ける最も如実な例になる映画ではないか。つまり、この映画をギリシャの歴史をまったく知らないで見るのと、よく知った上で見るのとでは、暗闇で本を開い…

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