釣り竿 さん プロフィール

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釣り竿さん: 釣りの図書室〜雨の日の釣り師のために〜
ハンドル名釣り竿 さん
ブログタイトル釣りの図書室〜雨の日の釣り師のために〜
ブログURLhttp://turitosho.blog.fc2.com/
サイト紹介文釣りに関する書籍やDVD、ささやかな日常をつづります
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供72回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2014/08/04 19:06

釣り竿 さんのブログ記事

  • 上田勝彦「ウエカツの目からウロコの魚料理」
  •  ブログの開設から3年が過ぎた。イワナやヤマメ釣りを中心にこれまで紹介した本やDVDは250冊あまり。最近は残りが少なくなってきた関係で釣り以外にも広げ、釣り師たちが好きであろうアウトドア全般に手を伸ばしている。 大したことを書いているわけではないが、ブログがアップされるまでには結構な手間暇をかけている。ざっと再読して5冊ほどの感想を書きため、後日、文章を削ったり、付け加えたりしておおまかな体裁を [続きを読む]
  • 開高健「フィッシュ・オン」
  •  秋が深まり、散歩が楽しい季節になった。ぎっくり腰も大事には至らず回復。休日は電車に乗って数駅先で降り、1、2時間ほど歩いて自宅に戻る。お気に入りは里山を歩く丘陵コースと河川敷の堤防沿いや農道を歩くコース。落ち葉の積もった山道をかさかさと音を立てて歩いたり、収穫が始まった田んぼ、橋からシラサギや釣り人を眺めたり。年を取ったせいか最近、ふるさとの風景が愛おししい。 ダイエットを始めて1カ月。ようやく [続きを読む]
  • 「熊!に出会った襲われた」
  •  側溝に落ちたねじを拾おうとして金属製の蓋を持ち上げたところ、ギックリ腰になった。症状としては軽い方のようだが、痛みで腰に力が入らず、自分の体ではないような浮遊感がある。湿布をして、痛み止めを飲み、安静にしているが、こんなのは初めて。まさかこれほどつらいとは。痛みで起き上がれない人もいるようだが、気持ちが分かった。 前回に続き、今回もクマの話。紹介するのは釣り人とクマの遭遇体験を集めた「熊!に出会 [続きを読む]
  • 米田一彦「熊が人を襲うとき」
  •  渓流釣りシーズンが終わり、例年ならば10月は管理釣り場を楽しむ。管理釣り場といっても私が出かけるのは魚がたくさん見えるポンドではなく、ダム湖などを利用した湖沼型。お気に入りの一つが、無印良品が経営する「バラギ湖」である。 もともと農業用のため池だが、景観が素晴らしく、大型のニジマスがロッドを絞ってくれる。ただ、7月から9月にかけてはほとんど釣れない。フライなら多少釣れるのかもしれないが、ルアーは [続きを読む]
  • 開高健「私の釣魚大全」
  •  健康診断で昨年より体重が4キロ増えたことが分かり、ダイエットを始めた。毎朝体重を図り、食べたものを書きだしていく。おおよそのカロリーを計算するという記録式だ。 ダイエットは30代中盤から。いろいろ試したが、基本は摂取カロリーを落として、有酸素運動をすること。でも今回は基礎代謝が落ちているのに加え、運動を伴わないので、減量ペースが著しくにぶい。たいしたものを食べたつもりはないのに、おなかが減るばか [続きを読む]
  • 漫画「いぶり暮らし」
  •  最近続いた不倫騒動。民進党を離党した山尾志桜里議員に対し、瀬戸内寂聴が朝日新聞のエッセーでエールを送っていた。 寂聴は、必死に涙をこらえた泣き顔の美しさ、崩れそうな表情で発する言葉の確かさに心打たれ、居住まいを正して、会見を見守ったという。 そして送ったのが次の言葉。 〈不倫も恋の一種である。恋は理性の外のもので、突然、雷のように天から降ってくる。雷を避けることはできない。当たったのが宿命である [続きを読む]
  • 伊藤秀輝「トラウティスト」
  •  20日の禁漁を控え、最後の渓流釣りにいってきた。ポイントまで車で1時間、川に立っていたのは1時間ほどだが、20センチほどのヤマメが1匹釣れ、ささやかながら今季を締めくくってくれた。 川を歩いているといろいろなゴミが落ちているが、今回見つけたのはブラジャー。黒地にピンクのアクセントがあり、想像するに若い女性が着けるタイプ。砂まみれで、水辺の石に引っかかるように落ちていた。民家もまばらな山あいの渓流 [続きを読む]
  • ジョン・ギーラック「トラウト・バム」
  •  芸能界、政界と不倫がブームであるかのごとくワイドショーをにぎわせている。芸能界なんて美男美女ばかりだから、いろいろあるだろうと容易に想像がつくが、まさかお堅いイメージの政治家まで。身から出た錆とはいえ、暴かれた方もちょっと気の毒な感じもする。 都都逸に〈人の畑と知りつつ鍬を入れて苦労の種をまく〉という艶っぽいのがあるが、密会を写真にとられたり、キス、さらに痴態の写真流出なんてことになると、苦労の [続きを読む]
  • 平坂寛「喰ったらヤバいいきもの」
  •  子どもの頃、近くの用水路が遊び場だった。細い水路に網を仕掛け、水路をばしゃばしゃ歩いていくと、2センチもないようなフナの稚魚がたくさん捕れた。たんぼに張る水を止めた直後の水路には、取り残されたコイ、フナ、ナマズ、ライギョ、ドジョウ、ザリガニが行き場を失って捕り放題。夢中でつかまえ、意気揚々と持ち帰った。 そんな幼少期を送った大人たちの心をくすぐるのが、テレビ東京の人気番組「池の水ぜんぶ抜く」。公 [続きを読む]
  • 山と渓谷社「フライフィッシング入門」
  •  語り合うこともなく、村上春樹の作品を一人、静かに愛読してきた。翻訳や全集をのぞくほとんどの単行本を持っているが、絶版になっている希少本は縁がなかった。だが、昨年秋、偶然立ち寄ったブックフェアで入手困難な「映画をめぐる冒険」を発見。そして今春、講演会のチケットが当選し、サイン本を手に入れる幸運に恵まれた。こうしてにわかに個人的な春樹ブームが湧きおこり、コレクション完成を意識するようになった。 古書 [続きを読む]
  • 大岡玲「文豪たちの釣旅」
  •  娘と市営プールに行ってきた。流れるプールやウオータースライダーはなく、50メートルと25メートルがあるだけの古いプール。平日で空いており、存分に泳ぐことができた。 私は子どもの頃から水泳を習い、中学時代は水泳部。この歳になっても体が覚えていて、泳ぎに不安はない。だが、体力の衰えはいかんともしがたく、すぐにばててしまう。一方、小5の娘はことし、市の水泳大会に出場するなど、泳ぐたびに記録が縮まる。ク [続きを読む]
  • 開高健「白いページ」
  •  受験を控えた長男が目指す高校のオープンスクールに行ってきた。そこはわが母校であり、120年の歴史を持つ男子校である。学校案内は、はかまと学ランを着た応援団の「押忍」というあいさつではじまり、中学生を軽くびびらせる。はかま、学帽、下駄というバンカラなスタイルは私が高校生だった35年前でも相当古かったのに、何一つ変わっていない。 自由な校風も健在。生徒主体のオリエンテーリングでは受験対策や高校生活の [続きを読む]
  • 池田清彦「底抜けブラックバス大騒動」
  •  お盆休みでキャンプに出掛けてきた。とはいってもコテージを利用した、なんちゃってキャンプ。あいにくの雨模様ですることもなく、ツタヤで大量にレンタルした漫画「キングダム」と「三月のライオン」を積み上げ、家族で読みふけっていた。釣りも2カ月ぶりに少し。ヤマメ1匹、イワナ1匹を釣ることができた。でも、これで夏休みも終わり。明日から仕事で、気が重い。 では本題。今回もテーマはブラックバス。紹介するのは生物 [続きを読む]
  • 番外編「挫折を経て、猫は丸くなった」
  •  台風一過、猛烈に暑い。お盆ということもあり、ここで釣りとは関係ないが、手軽に読める本を紹介。タイトルは「挫折を経て、猫は丸くなった」(新潮社、天久聖一編)。架空の小説の出だしだけを集めたもので、想像力が刺激され、とにかく面白い。 ウェブサイト「デイリーポータルZ」で、マルチな才能を発揮する漫画家・天久聖一さんが主宰する人気コーナーがあり、投稿の中から秀作を抜粋した。アメトークで光浦靖子が絶賛した [続きを読む]
  • 水口憲哉「魔魚狩り」
  •  軽井沢のアウトレットをのぞいてきた。夏休みの週末とあってにぎやかで、華やいだ雰囲気。私は高級ブランドに関心がないため、スポーツ・アウトドア関係のショップをいくつか覗けば、あとはやることがない。妻の買い物が終わるまで、もっぱら人間観察をして時間をすごす。 レトリバーやバーニーズなどの大型犬を連れ歩く人、ブランドに身を固めた中国人女性、ピアスをしたおしゃれな男性、どうみても釣り合いの取れていないカッ [続きを読む]
  • 白石勝彦「わが回想の谿々」
  •  朝日新聞夕刊の連載「左遷をたどって」が面白い。「あいつが戻るとうるさいから、という人がいて…。本部の部長にする人事案は通りませんでした」と伝えられた元銀行マンで作家の江上剛さん。〈道路公団、改革派「一掃」〉と新聞各紙が左遷人事を報道した民営化前の日本道路公団本社総務部調査役。仕事に人並み以上の情熱をもって打ち込んできた人が突如、組織から疎まれ、理不尽な仕打ちに遭う。 会社はときに悪意を内部に向け [続きを読む]
  • 佐藤慎司「Gijie2016秋冬」
  •  子どもの夏休みで自分の時間はすっかりなくなった。夜勤前の午前中はプールや塾の送迎、掃除、洗濯、昼食の準備と後片付けに忙しくへとへと。おまけに長男は受験生。進路指導があったり、オープンスクールにも行かねばならない。一つ一つは大したことないが、これが重なってくると怒涛の忙しさ。釣りなんて、いつ行けるのだろう。 今回紹介するのは雑誌「Gijie2016秋冬」(芸文社)。同誌の常連として何度も取り上げら [続きを読む]
  • 村越正海「職業釣り師の悠々釣記」
  •  物忘れがひどくなったという話は以前に書いたが、本棚を整理していたら伊集院静さんの「無頼のススメ」を見つけた。108円の値札が付いていたので、いつか読もうと買ったきり読んでいなかったのかと思い、楽しく読んだ。ところどころ知っているエピソードがあったが、どこかで読んだのかなと思ったら、終盤のエピソードまで来てやっと思い出した。「この本、読んだことがある」。 せっかくなので再読した「無頼のススメ」から [続きを読む]
  • 追悼・細山長司
  •  私淑していた細山長司さんが5日、肺炎のため亡くなった。享年68歳。シマノのホームページに突如掲載された訃報に接し、心にぽっかりと大きな穴が空いたような喪失感と深い悲しみに包まれている。 細山さんを知ったのは釣り具の上州屋店内で流れていたビデオ映像だった。それは1993年に発売された「本流大ヤマメ釣り」。渓流で小さなヤマメしか釣ったことがなかった私にとって、細山さんが桂川で46センチのアマゴを釣り [続きを読む]
  • 吉田勝次「洞窟ばか」
  •  ことしは本当に空梅雨。山上湖も表層水温が上がり、魚はすっかりやる気をなくしてしまったようだ。あるブログをのぞいていたら、トラウトのジギングがいいらしい。私はトローリング派なので曳き倒してしまうが、湖底に張り付いているレイクやブラウンにはきっと効果的だろう。 夏の中禅寺湖で釣果を上げているのはミノーのずる曳きやボートからフライを底に這わせる釣り方。魚探で探ると、魚がいるのは水深8メートルから12メ [続きを読む]
  • 夢枕獏「毎日釣り日和」
  •  猛烈な日差しが注ぐようになった。群馬県は首都圏で温められた大気の北上にともない、たびたび全国一の猛暑を観測する。ニュースで最高気温を記録したとしてよく出てくるのが館林市。仕事の都合で2年間住んだことがあるが、夏の午後は外出がためらわれるほどの暑さである。 だが、猛暑日をのぞけば、暮らしやすい街である。花山公園のツツジは見事だし、宇宙飛行士の向井千秋さんが生まれ育ったところでもある。といえばバスプ [続きを読む]
  • 白滝治郎「渓流釣り超思考法」
  •  築10年の木造住宅で暮らしているが、リビングに蟻が出てくるようになった。気付くと20匹くらいがウロウロしていて、駆除しても、駆除しても、いつの間にか現れる。侵入経路は不明だが蟻だけが分かる道を作るようで、いったん出没すると、次々と仲間を連れてくる。駆除剤をまいたりしているが、効果はいまひとつで困ってしまう。 田舎なので家にはいろいろな虫が入ってくる。ゴキブリ、カマドウマ、ムカデ、ゲジ。困ったこと [続きを読む]
  • 戸門秀雄「渓語り・山語り」
  •  趣味というか習慣というか、図書館や書店、古書店めぐりが日課のようになっている。どうしても読むペースよりも購入するペースが速く、未読の本がたまってしまうのが悩み。昨日はBOOKOFFで村越正海さんの「職業釣り師の悠々釣記」を見つけてしまい、つい購入。また本が増えた。 最近、BOOKOFFでは本のバーコードを機械で読み込んでいる人が増えた。「せどり」といって、転売の差額でもうけるビジネスだという。ネットでは副業で [続きを読む]
  • 今西資博「平の小屋物語」
  •  近所の沢にホタルがいるとの情報を得て、娘と出かけてきた。イノシシに遭遇したらどう逃げるか、そんな話をしながら夜道を歩くこと10分、想像を上回る乱舞を目にすることができた。 中年男1人なら薄気味悪いだろうが、娘を連れていたため、先に来ていた人が見どころを案内してくれ、ホタル祭りといったイベントにはない、静かなホタル狩りを堪能。帰宅後は妻が息子と出かけていった。 日本人は蛍を人の魂に見立て、数々の詩 [続きを読む]
  • 甲斐崎圭「山人たちの賦」
  •  釣りに出かけた。今回は釣趣を変えて、小渓流での餌釣り。田植えが終わったばかりのあぜ道を歩き、20年前の記憶をたどって思い出の渓に立った。そこは初めてヤマメを釣った場所。フライのエルクヘア・カディスにチビヤマメがライズした場所である。 餌を流すとチビヤマメの猛攻に遭い、ブローチにしたくなるほど鮮やかなヤマメが次々と釣れた。そして、昼なお暗い木陰の竿抜けから22センチのヤマメ。超軟調の渓流竿のため存 [続きを読む]