釣り竿 さん プロフィール

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釣り竿さん: 釣りの図書室〜雨の日の釣り師のために〜
ハンドル名釣り竿 さん
ブログタイトル釣りの図書室〜雨の日の釣り師のために〜
ブログURLhttp://turitosho.blog.fc2.com/
サイト紹介文釣りに関する書籍やDVD、ささやかな日常をつづります
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供67回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2014/08/04 19:06

釣り竿 さんのブログ記事

  • 酒井茂之「渓流釣りの名人たち」
  •  そろそろ年賀状を準備する時期になった。いつも写真と原稿を準備して息子にパソコンでの作業をお願いするのだが、夫婦ともども仕事が忙しく、毎年のことだがなかなか腰が上がらない。例年、休みに入る29日から作業が始まって、大晦日、郵便局にはがきを持ち込む始末である。 繰り返されるドタバタに嫌気が差した息子から、今年は早く準備するよう再三促されているが、どうも気分が盛り上がって来ない。何か気の利いた文章でも書 [続きを読む]
  • 佐々木一男編「釣り達人たちの裏話」
  •  シマノが発売する本流竿「刀」。妻の反応を伺うべく、その性能や値段について説明していたときのこと。「この竿は郡上八幡の職漁師が使っていた胴調子といって、手元から竿がしなるように作られている。釣り竿の多くは先調子といって先端しか曲がらないけれど、この竿は根本まで曲がるから、ほかの釣り竿とは設計思想が違うんだ」と力説したところ、「釣り竿に思想なんてあるの?」と鼻で笑われた。 まあ、普通の人から見ればそ [続きを読む]
  • 「開高健がいた。」
  •  「デンキチの木片小魚物語」にこのブログを取り上げていただいた。最近、釣りの本以外を紹介することが多く、閲覧数は低迷。ちょっとすねていた時だったので、思いがけずデンキチさんに激励いただいたのはうれしかった。先日は「釣り坊主が行く」の著者、ひぐち日誠さんからもメッセージが届いた。御本人から連絡をいただいたのは2人目。本当にありがとうございました。 前回の文章を書くにあたり、麻田奈美さんの「りんごのヌ [続きを読む]
  • 青柳陽一「岩魚が呼んだ」
  •  酒と旅を愛した歌人、若山牧水の顕彰全国大会がみなかみ町で開かれた。シンポジウムに登壇したのは馬場あき子、佐佐木幸綱、伊藤一彦という歌壇を代表する重鎮3氏。初めて拝見したが、この3人の歌や評論をたくさん読んでいたので、旧知の人に再会したような親しみを覚えた。 牧水といえば 幾山河越えさり行かば寂しさの終てなむ国ぞ今日も旅ゆく 白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふという歌が有名。だが、 [続きを読む]
  • かくまつとむ「モリさんの狩猟生活」
  •  釣具店で手にしたシマノのカタログに細山長司さん追悼モデルの釣り竿「刀」の2019年モデル発売が告知されていた。細山さんが愛用していた郡上発祥の胴調子。手元から大きな弧を描く竿を持ち、大物の引きをいなす細山さんの姿にあこがれた。昨年、追悼の思いを込めて所有しようと探したが見つからなかった。 カタログを眺めると、漆黒の竿がなんとも言えない渋さ。「細山長司が生涯を捧げた宝刀。その輝きに、一片の曇りもな [続きを読む]
  • 真板昭夫「草魚バスターズ」
  •  和歌や俳句には「辞世」や「辞世の句」といって、この世との別れにあたって詠んだ歌がある。 有名なのは人としての散り際を詠んだ細川ガラシャの〈散りぬべき時知りてこそ世の中の花も花なれ人も人なれ〉。在原業平は〈つひにゆく道とはかねて聞きしかどきのふけふとは思はざりしを〉と詠み、突如直面した死への驚きを詠んでいる。 いつ戦に散るか分からない戦国武将は平時から辞世を用意していた。豊臣秀吉は〈露と落ち露と消 [続きを読む]
  • 志ん生「びんぼう自慢」
  •  東京に出たついでに、30年ぶりに八重洲ブックセンターに立ち寄った。初めて行ったのは学生時代。地方都市の書店しか知らなかった私はその本の数にびっくりしたものである。全国に大型書店が増えたとはいえ、久々にのぞくとやはり充実の品揃え。マイナーな短歌、俳句の本も数百冊はあるし、釣りの本も棚を埋めている。一冊、一冊と手にとって至福の時間を過ごした。 その後はぶらり日本橋へ。目的はチョコレートの「ル・ショコラ [続きを読む]
  • 神流川のハコスチ
  •  群馬県がブログやフェイスブックなどで強い発信力を持つ人を対象に募集した「ハコスチ第1回体感会」。ブログ閲覧月平均1500件という私が期待せずに申し込んだところ認められ、20日に群馬県上野村の神流川冬期釣り場で開かれた体感会に参加してきた。 ハコスチとは群馬県水産試験場が開発した遊漁用のニジマス。箱島養鱒場で飼育していたひれが欠損しにくい系統と、パワーのあるスチールヘッドを交配したもので、抜群のパワ [続きを読む]
  • 開高健「知的な痴的な教養講座」
  •  いよいよ朝晩冷え込むようになり、秋冬の衣類を引っ張り出した。昨年から身長が8センチ伸びた娘はズボンの丈がすっかり短くなっておりすべて買い直し。一方、私はスーツのズボンがきつく、お直しに。「ウエストをできるところまで広げてください」とお願いしてきた。 最近は手頃なイージーオーダーもあるようだが、私が買うのは2着目半額の青山である。水を飲んでも太ってしまう中年真っ盛りの私は、上着の肩幅や丈で合わせる [続きを読む]
  • 植村直己「青春を山に賭けて」
  •  BS釣りビジョンの無料放送(毎月第1日曜)を密かな楽しみにしている。海釣りやバスフィッシングばかりで、トラウト系の放送がないことも多いのだが、なにせ無料である。たまにではあるがフライの渋谷直人さんや里見栄世さんらの釣りが見られて面白い。 7日の放送では「五畳半の狼」という対談番組に松本市在住の須澤康一さんが出演。雑誌Gijieで名前は知っていたが、改めて映像で御本人を拝見すると、雑誌の澄ました表情からは [続きを読む]
  • ホイチョイ「リア充王〜遊びの千夜一夜物語」
  •  最近、俳句関係の本を読み漁り、「ホトトギス」に始まる近代俳句の歴史から金子兜太までを少しずつ学んでいる。さまざまな名句と出会い、奥深さ、感覚の鋭さに感嘆するが、中でもすごいのは女流俳人が残した名句の数々。 鞦韆は漕ぐべし愛は奪ふべし 三橋鷹女 ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜 桂信子 ビールくむ抱かるることのなき人と 鈴木真砂女 時代は明治から昭和である。不倫やら、年下の恋人との逢瀬を詠んだものだ [続きを読む]
  • 本山博之「はじめてのワカサギ釣り」
  •  日本テレビの「満天☆青空レストラン」でビワマスのトローリングが紹介された。淡水のトローリングがテレビで流れることなんてことはまずないから興味津々。どんな仕掛けなのか。私の興味はもっぱらそちらの方である。 拝見すると、私が借りる船とは違い、そもそもボートが乗合船のような大型。竿も右舷、左舷にそれぞれ3本出しているし、ダウンリガーの装備も垣間見えた。ラインも水深30メートルを狙えるようシステムを組ん [続きを読む]
  • 沼口麻子「ほぼ命がけサメ図鑑」
  •  きのう小学校の運動会があり、幼稚園から足掛け13年続いた運動会が終わった。年に5回ほど回ってくる通学の見守りや校区パトロールも残すところあとわずか。卒業に向けてひとつ、またひとつと行事が終わっていく。 渓流釣りのシーズンもいつの間にか終わってしまった。日記を見ると最後の釣行は5日で、釣果はイワナ2匹。自分としてはまずまずの終わり方である。ことしの釣りはあと湖で1、2回だろうか。ワカサギもやってみ [続きを読む]
  • 石垣尚男「テンカラHit Vision」
  •  久しぶりに横浜・東京へ。各駅停車のグリーン車に揺られ2時間半、朝イチでカップラーメンミュージアムに乗り込み、続いて三菱みなとみらい技術館へ。都内に戻って渋谷スクランブル交差点からNHKスタジオパーク。秋葉原に転戦してパソコンショップとフィギュア鑑賞。帰ろうとしたら事故で山手線が止まったため上野まで歩き、活気ある夜のアメ横を楽しんだ。 1999年から2000年にかけて上野の近くに住んでいた。休日はよ [続きを読む]
  • 国峯一聲編「ぐんま つりガイド」
  •  会社の後輩の結婚式に招かれ、初めてチャペルでの挙式に参列した。まさにドラマで見たとおり新婦が父とともにバージンロードを歩き、誓いの言葉、指輪の交換を行い、祝福のフラワーシャワーを浴びていた。最近の結婚式らしく、演出が施され、幸せいっぱいの門出である。 我が身を振り返ると、私は披露宴はしたが、式は挙げなかった。仏教徒なのにそのときだけ神父を呼んでキリスト教の神に愛を誓うというのに違和感があったし、 [続きを読む]
  • 石垣尚男「実釣!レベルラインテンカラ」
  •  子どもの頃からアニメ映画が好きで、いろいろ見てきた。「宇宙戦艦ヤマト」で涙を流し、「銀河鉄道999」ではメーテルに心を奪われた。「カリオストロの城」でクラリスに恋をして、「ビューティフル・ドリーマー」では複雑に構築された押井守監督の世界観に感動した。 宮崎駿の「ラピュタ」や「紅の豚」、押井守の「パトレイバー」「イノセンス」あたりでいったん卒業したのだが、子どもと休日を過ごすうちに再び見るようにな [続きを読む]
  • 加藤英明「爬虫類ハンター」
  •  愛知県の釣具店「でんでんまる」の動画「釣人対談」を見ていたら、小川健太郎という面白い人を見つけた。元釣りライターで、雑誌「ギジー」にも書いていたという。独特の間のある喋り方と風貌、魚類研究に基づいた釣り理論は興味深く、押し付けがましさや断定的な語り方をしないところに好感を抱いた。 この世界では有名らしく、通称オガケン。幼少期に米国で釣りを始め、大学での水産学を研究。豊富な知識をもとに2度にわたる3 [続きを読む]
  • 淡路魚釣り文庫「Fishing Cafe」
  •  引きが強いニジマス「ハコスチ」を開発した群馬県が10月、ブロガーらSNSで強い発信力を持つ人物を対象に体感会を開くそうだ。参加したいが、わがブログ「釣りの図書室」の閲覧数を見ると、発信力ははなはだ微弱。資格があるかはちょっと微妙。 群馬県の釣り人で発信力が強いのは誰だろう。思い浮かぶのはシマノの井上聡さん、フライの佐藤成史さんの2人。有名という点では野島玉造さんがいるがSNSとは無縁そう。ブログランキ [続きを読む]
  • 中鉢慎「仕事ができるようになりたければ釣りをしろ」
  •  夏休みが終わった。きょうから仕事で、憂鬱である。夏休みはキャンプ、温泉、登山を楽しんだ。というと充実しているようだが、キャンプは昨年に引き続き漫画三昧。ツタヤでレンタルした「七つの大罪」を積み上げ、娘と読んでいた。登山は谷川岳。ロープウェイ、リフトを乗り継いで稜線に出て、山歩きを楽しんだ。気温は15度。吹き抜ける風が早くも秋を感じさせる寒さである。 山歩きで痛感するが、子どもたちの敏捷なこと。息 [続きを読む]
  • 熊谷正裕「タナゴ釣り紀行」
  •  困ったことに高1の息子のあこがれの職業がユーチューバーだ。最近は音楽スタジオにあるような変なマイクをパソコンの前にセットして歌ったり、ゲーム実況をしては投稿している。安普請の家で深夜に歌うものだからうるさく、寝付けたものではない。妻はイライラし、布団から起き出しては怒鳴りつけ、口論している。 そのユーチューブ。北海道・朱鞠内湖でイトウを釣るというBSの番組を見て、いろいろネットで検索していたら、「 [続きを読む]
  • 葛島一美「川釣り仕掛け入門」
  •  短歌には夫婦や恋人への想いを詠んだ相聞歌、死者を悼む挽歌、逢瀬の別れを惜しむ後朝(きぬぎぬ)の歌などがある。日々の暮らしを詠んだものを生活詠といい、その中で家事や台所仕事にまつわるさまざまを詠んだのが厨歌(くりやうた)だ。 〈にこやかに酒煮ることが女らしきつとめかわれにさびしき夕ぐれ〉若山喜志子 これは酒と旅を愛した牧水の妻の作。当時は男子厨房に入るべからず。煮炊きは女性だけが担わされた仕事であ [続きを読む]
  • Dab「B級ルアー列伝」
  •  作家の村上春樹さんがDJを務める「村上ラジオ」が5日夜、放送される。ファンとしては玉音放送みたいなものだが、私はあいにく仕事。ラジオの前に座ることができない。 アナログ世代のわれわれは昔、FM放送で洋楽を録音して楽しんだ。録音のことを「エア・チェック」といって、曲が始まる寸前にカセットデッキの録音スイッチを押し、終わった瞬間に切る。こうしてオリジナルテープを作り、ウオークマンで聴いていた。『レコパル [続きを読む]
  • 「Fishing Cafe」釣りと文学
  •  子どもたちの夏休みが始まった。昨年はわたしが夜勤で午後出勤だったため、お昼はラーメン、そうめん、チャーハン、コンビニのローテーションで1カ月を乗り切った。ことしは妻が子ども用の昼飯を作り、冷蔵庫に入れておく。私は楽になったが、娘とお昼をつくる時間がなくなり、ちょっと寂しい。 一方、長男は高校から出される課題に追いまくられ、部屋にこもる時間が増えた。勉強しているのかと思えばユーチューブに歌やゲーム [続きを読む]
  • 千松信也「けもの道の歩き方」
  •  群馬県立文学館で金子みすゞの企画展を見てきた。女性の権利や自由が奪われた時代にあって、才能がありながら創作を禁じられ、自死することで夫から娘を取り返したみすゞ。死の前日に撮影したという写真を前に、はかなく消えたその命になんともやりきれない気持ちになる。 生涯に500編あまりの詩を残したが、以下は小学校の教科書に掲載された代表作の一つ。「大漁」朝焼け小焼だ、 大漁だ おおばいわしの 大漁だ。浜は祭り [続きを読む]
  • 柴田哲孝「オーパ!の遺産」
  •  最近、皇后さまの御歌を読んでちょっと感動している。〈あづかれる宝にも似てあるときは吾子ながらかひなに畏れつつ抱く〉 いまの皇太子さまがお生まれになったときの喜びと畏れを詠んだものだが、これは全ての親に共通する思いであろう。生まれたばかりの頼りない命を腕に抱いたときの緊張。子どもというのは成人して社会に送り出すまでの束の間、時間を共有する宝のような存在である。〈かの時に我がとらざりし分去れの片への [続きを読む]