釣り竿 さん プロフィール

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釣り竿さん: 釣りの図書室〜雨の日の釣り師のために〜
ハンドル名釣り竿 さん
ブログタイトル釣りの図書室〜雨の日の釣り師のために〜
ブログURLhttp://turitosho.blog.fc2.com/
サイト紹介文釣りに関する書籍やDVD、ささやかな日常をつづります
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供71回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2014/08/04 19:06

釣り竿 さんのブログ記事

  • 中鉢慎「仕事ができるようになりたければ釣りをしろ」
  •  夏休みが終わった。きょうから仕事で、憂鬱である。夏休みはキャンプ、温泉、登山を楽しんだ。というと充実しているようだが、キャンプは昨年に引き続き漫画三昧。ツタヤでレンタルした「七つの大罪」を積み上げ、娘と読んでいた。登山は谷川岳。ロープウェイ、リフトを乗り継いで稜線に出て、山歩きを楽しんだ。気温は15度。吹き抜ける風が早くも秋を感じさせる寒さである。 山歩きで痛感するが、子どもたちの敏捷なこと。息 [続きを読む]
  • 熊谷正裕「タナゴ釣り紀行」
  •  困ったことに高1の息子のあこがれの職業がユーチューバーだ。最近は音楽スタジオにあるような変なマイクをパソコンの前にセットして歌ったり、ゲーム実況をしては投稿している。安普請の家で深夜に歌うものだからうるさく、寝付けたものではない。妻はイライラし、布団から起き出しては怒鳴りつけ、口論している。 そのユーチューブ。北海道・朱鞠内湖でイトウを釣るというBSの番組を見て、いろいろネットで検索していたら、「 [続きを読む]
  • 葛島一美「川釣り仕掛け入門」
  •  短歌には夫婦や恋人への想いを詠んだ相聞歌、死者を悼む挽歌、逢瀬の別れを惜しむ後朝(きぬぎぬ)の歌などがある。日々の暮らしを詠んだものを生活詠といい、その中で家事や台所仕事にまつわるさまざまを詠んだのが厨歌(くりやうた)だ。 〈にこやかに酒煮ることが女らしきつとめかわれにさびしき夕ぐれ〉若山喜志子 これは酒と旅を愛した牧水の妻の作。当時は男子厨房に入るべからず。煮炊きは女性だけが担わされた仕事であ [続きを読む]
  • Dab「B級ルアー列伝」
  •  作家の村上春樹さんがDJを務める「村上ラジオ」が5日夜、放送される。ファンとしては玉音放送みたいなものだが、私はあいにく仕事。ラジオの前に座ることができない。 アナログ世代のわれわれは昔、FM放送で洋楽を録音して楽しんだ。録音のことを「エア・チェック」といって、曲が始まる寸前にカセットデッキの録音スイッチを押し、終わった瞬間に切る。こうしてオリジナルテープを作り、ウオークマンで聴いていた。『レコパル [続きを読む]
  • 「Fishing Cafe」釣りと文学
  •  子どもたちの夏休みが始まった。昨年はわたしが夜勤で午後出勤だったため、お昼はラーメン、そうめん、チャーハン、コンビニのローテーションで1カ月を乗り切った。ことしは妻が子ども用の昼飯を作り、冷蔵庫に入れておく。私は楽になったが、娘とお昼をつくる時間がなくなり、ちょっと寂しい。 一方、長男は高校から出される課題に追いまくられ、部屋にこもる時間が増えた。勉強しているのかと思えばユーチューブに歌やゲーム [続きを読む]
  • 千松信也「けもの道の歩き方」
  •  群馬県立文学館で金子みすゞの企画展を見てきた。女性の権利や自由が奪われた時代にあって、才能がありながら創作を禁じられ、自死することで夫から娘を取り返したみすゞ。死の前日に撮影したという写真を前に、はかなく消えたその命になんともやりきれない気持ちになる。 生涯に500編あまりの詩を残したが、以下は小学校の教科書に掲載された代表作の一つ。「大漁」朝焼け小焼だ、 大漁だ おおばいわしの 大漁だ。浜は祭り [続きを読む]
  • 柴田哲孝「オーパ!の遺産」
  •  最近、皇后さまの御歌を読んでちょっと感動している。〈あづかれる宝にも似てあるときは吾子ながらかひなに畏れつつ抱く〉 いまの皇太子さまがお生まれになったときの喜びと畏れを詠んだものだが、これは全ての親に共通する思いであろう。生まれたばかりの頼りない命を腕に抱いたときの緊張。子どもというのは成人して社会に送り出すまでの束の間、時間を共有する宝のような存在である。〈かの時に我がとらざりし分去れの片への [続きを読む]
  • 下田香津矢「テンカラ釣りがわかる本」
  •  あがり症というか、話すのが苦手だ。会議で発言するだけでドキドキと心臓が激しく鼓動し、脇汗がどっと吹き出す。滑舌が悪いのに緊張するからさらに早口になり、しどろもどろである。 そんな私が今度、人前で1時間話さねばならなくなった。断りたかったが、前任者もやっていたということで逃れられず、ひどく気が重い。 決まってからいろいろな人が話すのを見てきたが、テレビで見るような人はみな上手すぎて参考にならない。 [続きを読む]
  • 「Fly Fisher」30周年
  •  過日、避暑を兼ね、野反湖で釣りを楽しんできた。群馬・長野・新潟3県の県境に位置し、湖面標高は1513 メートル。周囲10 キロのダム湖で、湖水は信濃川水系に属し、日本海に注ぐ。ダム湖だが景観はすばらしく、ボートが禁止されているため、野鳥のさえずりだけを聞きながら静かな釣りが満喫できる。 イワナ、ニジマスがいるが、主なターゲットはニジマス。幼魚放流されたニジマスは天空に染まったように青みを帯び、「ブルーバ [続きを読む]
  • 雨貝健太郎「秘密のクランクベイト」
  •  天気の週間予報を見て、お天気マークが続くなと思っていたら、なんと6月30日に関東甲信の梅雨が明けてしまった。暦の入梅は11日だから、わずか20日足らず。さっそく渡良瀬川は10%の取水制限となり、私の今季の釣りも実質的な終了を告げられてしまった。 釣りと読書を趣味としているせいか、雨の日は嫌いじゃない。雨の朝なんて読書に集中するには最高だし、渓に水が増えると魚たちが動き出す。いい釣りの思い出は雨と [続きを読む]
  • 若杉隆編「日本のフライフィッシング史」
  •  ブログの管理画面を見たら前回の「生物としての静物」がちょうど300回の節目だった。一度だけ細山長司さんの追悼文で本を紹介しなかったことがあったので、今回がちょうど300冊目ということになる。 節目なんて普段あまり考えたことがないが、雑誌「山と渓谷」7月号が創刊999号で、次が1000号。つり人社の「FlyFisher 」が29日発売の次号で創刊30周年記念号になるという。会社や組織というのは周年事業が大好 [続きを読む]
  • 開高健「生物としての静物」
  •  前橋文学館で寺山修司のラブレターが公開されている。私の世代よりもちょっと上、団塊の世代あたりに絶大な人気を誇った人で、いわゆる文化人みたいな人はみな寺山に夢中になった。その人気は我々の世代からはちょっと想像できない。 劇作家らしく、恋文は原稿用紙につづられていた。 誇りや自尊心よりも大事なものがたった一つだけあるのです。それが二人の「愛情」であるということを忘れないで下さい。 寒くなったけど体に [続きを読む]
  • 開高健「シブイ」
  •  中禅寺湖に神がいるという。その名もゴッド岩沢。「ドテラ流し」という釣法を駆使し、釣り上げたレイクトラウトはすでに4桁。ひとたび湖上に出れば少なくとも20匹以上は釣るという。 そんな刺激的な記事が掲載されたのは6月2日のスポニチ。書いたのはゴッドに同行したという奥山文弥さんだ。詳細は奥山さんのブログにあるが、湖上をボートで漂いながらフライの仕掛けを50メートルから75メートル送り込み、リトリーブす [続きを読む]
  • ひぐち日誠「ギャンブル坊主がゆく」
  •  マージャンの世界に名を轟かせた小島武夫さんが先月28日亡くなった。作家・阿佐田哲也に見出され、テレビ番組でイカサマの手口を披露。かわぐちかいじの漫画「はっぽうやぶれ」のモデルになり、破天荒なエピソードの数々で話題を提供した。私も学生時代にどっぷりとはまり、雀荘で青春の日々を過ごした一人。小島さんの逝去には感慨深いものがある。 そんなわけで、今回は番外編。紹介するのはひぐち日誠さんの「ギャンブル坊 [続きを読む]
  • 「釣の群馬県」
  •  一転、下世話な話。車を運転していたら高架下の車道にエロ本が落ちていた。その光景に出会った瞬間、昭和にタイムスリップしたような気がした。昔はなぜか田舎の堤防や橋脚の下に落ちていて、釣りに行くとよく見つけた。見てみたいが、それも恥ずかしい。葛藤しながら通り過ぎたものである。平成も30年になって、いったい誰が、それも定番の高架下に投棄したのか。その姿を思い、ちょっと愉快になった。 恥ずかしい思い出が一 [続きを読む]
  • 開高健「天山北路大探査行」
  •  ブログはアクセス解析という機能があって来訪者の都道府県別データを教えてくれる。アクセスは一日平均50件ほどだが、ときたま突出して150件を超えることがある。推測するに、これはたまたま私のブログにたどり着いて、過去にどんな本を紹介しているのかさかのぼって閲覧するケース。アクセスが沸騰するのは北海道だったり、愛知県だったり。それはもういろいろである。 書評ランキングにも登録しているせいか、女性からの [続きを読む]
  • 鈴野藤夫「山釣り談義」
  •  日曜日の朝、利根川に出かけた。サクラマスの遡上が始まっているからだろう、あちこちに釣り人の姿があり、ルアーで釣り下るのが難しい状況だ。いつもはあまり人がいないポイントに入ったが、すでに先行者が2人いた。 狙ったのは、過去にニジマスを釣り上げたことのあるポイント。そこはまだ手付かずで、魚がいれば、相当な確率で釣れるはずだった。スプーンを投げること30分、核心部に入ったところで当たり。今回は25セン [続きを読む]
  • 「私、海の漁師になりました」
  •  5月を代表する名歌といえばこれ。与謝野晶子の〈ああ皐月仏蘭西の野は火の色す君も雛罌粟われも雛罌粟〉である。コクリコとはヒナゲシのこと。今年は生誕140年。横浜や大阪で企画展が開かれ、再び注目されている。 女性が抑圧されていた時代に、あの奔放さである。〈やわ肌のあつき血潮に触れもみでさびしからずや道を説く君〉〈春みじかし何に不滅の命ぞとちからある乳を手にさぐらせぬ〉 こんな風に詠まれてしまえば、男 [続きを読む]
  • 葛島一美「和竿大全」
  •  GW最終日、今季初の釣行がかなった。行ったのは良品計画が運営するバラギ湖。ニジマスの管理釣り場だが、手っ取り早く魚の手応えを楽しもうとの算段だった。だが、GWで客が押し寄せたプレッシャーなのか、全然釣れない。スプーン、ミノー、クランクベイト、スピナーといろいろ試したが歯が立たなかった。 そんな私を尻目に対岸に陣取った男性は、次々とニジマスを掛けている。そうなると心中、穏やかでいられない。「どうか神様 [続きを読む]
  • 三浦修「バス・ラプソディー」
  •  GW後半初日、家族でブックオフ4店を巡り、本を漁ってきた。20%OFFセール初日とあって店はどこも盛況。背取りの人たちもチェッカーを手に仕事に励んでいた。娘は「ちびまる子ちゃん」や「聖☆おにいさん」の欠落本を探し、私は書道漫画「とめはねっ!」や村上春樹の関連本をゲット。昼は桐生の「ほ志のや」でおいしいうどんをいただいた。 蕎麦党だが、桐生に勤務していた2年間でうどんに目覚めた。桐生名物は幅広の「ひも [続きを読む]
  • 「ヤマメ&イワナの日本100名川」
  •  会社で健康診断があった。血圧測定や採血などが行われ、最後が問診。服用薬の欄に発毛剤「プロペシア」と書いてあるのを認めた医師は「あれは男性ホルモン抑制剤ですからね。あっちの方は弱くなりませんか」とストレートな質問。カーテンを一枚隔てた隣には職場の女性社員がおり、久々に返答に窮した。 性機能の衰えなんて、薬の副作用なのか、加齢に伴うものなのか、本人にも判別がつかない。最近はセクハラが社会問題化してお [続きを読む]
  • 根深誠「北東北ほろ酔い渓流釣り紀行」
  •  家具職人の家に育ったせいか、音楽の素養がない。習いごとは書道とそろばん。中学からは英語。だから音符は読めないし、楽器は弾けない。音痴ではないが、声域が狭くて高い声がでないから歌うのも苦手。音楽の授業が苦痛で、とにかく恥をかいた記憶しかない。 クラシック音楽も聞かないわけではないが、好きと聞かれれば、興味がないと答えるしかない。だが先日、群馬交響楽団の定期演奏会のチケットを頂き、無駄にするもの悪い [続きを読む]
  • 平松洋子「日本のすごい味」
  •  NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で銀座のクラブのママ、白坂亜紀さんが紹介されていた。51歳で同じ年。人生経験を積んだいい顔だなと思いながら見ていたら、学生時代の時代のかわいらしい写真が写った。こんな女の子に出会っていたらきっと夢中になっていただろうと思いながら見ていたら、大学は私と同じ。ホームページでプロフィールを見たら、同じ学部だった。 白坂さんは学生時代、友人に誘われてこの世界に入り、 [続きを読む]
  • 沖耕太郎「神通川の桜鱒&虹鱒」
  •  息子の受験でいろいろ我慢していた反動で財布の緩み、散財が続いている。そうさせたのは滑り止め私学の入学金28万円やら制服代などが不要になったこと。最初の出費は息子の自作パソコン。一人で組み上げられるのか心配だったが、合格祝いとして購入を認めたところ、さまざまなショップからパーツを取り寄せてダンボール箱の山を積み上げ、プラモデルを作るかの気軽さで簡単に組み上げた。何が楽しいのか理解に苦しむ世界ではあ [続きを読む]
  • 神長幹雄「未完の巡礼」
  •  雑誌「山と釣り」4号(地球丸)を読んでいたら「源流、白石さんとの冒険 岩井渓一郎 回想」という記事があり、白石勝彦さんが昨年夏に逝去されたことを知った。 白石さんは学生時代に源流釣りにのめり込み、イワナ研究の分野で大きな功績を残した。「大イワナの滝壺」はこれまで紹介した釣り本の中でも三本の指に入る面白さ。だが、白石さんは晩年、源流釣りの魅力を発信したことと引き換えに、乱獲を招いたことを悔いていた [続きを読む]