続きます。上記のタイトルを解明するにはやはり、伊弉諾尊の祓い清めがキーワードになると思います。伊弉諾尊は加具土命を生んだ時、女性器を大火傷して亡くなった。悲しんだ伊弉諾尊は我が子でもある加具土命のり首を剣で刎ねて殺した。それでも諦め切れない伊弉諾尊は、伊弉冉尊を追って黄泉の国に旅立つ。伊弉冉尊は既に黄泉の国の食事を取り、身体が腐って蛆塗れになっていた。そこに伊弉諾尊が現れる。一緒に現世に帰る様に促す。そこで伊弉冉尊は、「しばし待たれよ。絶対にこっちを見るな」と言い、隣の部屋から出て来んなかった。「見るな」と言われれば、見てしまうのが男の性。蛆だらけの伊弉冉尊は恥じて怒り狂い、伊弉諾尊に襲い掛かる。逃げる伊弉諾尊。伊弉冉尊は黄泉醜女(別名・泉津醜女、泉津日狭女)に伊弉諾尊を追わせた。伊弉諾尊は山葡萄や筍を投...神道が先か、水の女・祓いの女が先か。伊弉諾尊が先か、瀬織津姫が先か。その2