飛炎魔 さん プロフィール

  •  
飛炎魔さん: 『18禁』飛炎魔のBL小説
ハンドル名飛炎魔 さん
ブログタイトル『18禁』飛炎魔のBL小説
ブログURLhttp://hinoemma.blog.fc2.com/
サイト紹介文自作BL小説。18禁!任侠ハードボイルド。ドS組長受&ドM主人公攻。各章エロあり。長編メイン。
自由文無節操な受組長ほぼ総受け。甘さゼロのハードボイルド任侠小説。お試し読み4P→ http://hinoemma.blog.fc2.com/blog-entry-3.html
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供156回 / 365日(平均3.0回/週) - 参加 2014/08/31 19:01

飛炎魔 さんのブログ記事

  • 慧 & 橘 短編アップしました。
  • 春牧落ちしたまま時間を取られ、橘さんのお話が進まないので、以前、別のところで書いた短編をアップしました(^◇^;)本編ではなかなかお目にかからない、攻められる橘さんと頑張る慧くんですw本編でも頑張れ、慧くんw [続きを読む]
  • 愛恋夜話
  • 橘(たちばな)の舌先が、慧(けい)のそれの先端に強く捻じ込まれた。「…いや…っ…、それ…っ、アカン…って…っ」鋭い快感に思わず身を捩るが、逃げ出せるほどの力が出ない。口先でどれほど拒絶しようとも、体がその強い快感を求めているのが、分かる。「…イヤがってる割にゃ、いい反応だな…」慧の足の間に顔を埋めている橘から、くぐもった嗤い声が聞こえてきた。いつも、こうだ――与えられる濁流のような快楽に呑まれ、抗 [続きを読む]
  • とてもヤバいのです。。。
  • 酷暑、猛暑の中、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?最近、良い子に定期更新していた飛炎魔ですm(_ _)m←なんですが。。。もはやヤバい状況です。。。違うんですっ!!!!私が悪いんじゃないんですっ!!!!あいつらがっ…あいつらがいけないんですっ。・゜・(ノД`)・゜・。………皆さま…、「○っさんずラブ」観ました…?……|д・)ハマってしまいましたっ!どっぷりとっ!!!!←もう今や、頭の中ははるさんとまきさんで [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』15
  • 「…立てよ」笈川がそう言うと、橘は素直に膝立ちになった。再び、笈川の顔の前に勃ちあがった男が晒される。笈川は躊躇なくそれに唇を寄せた。舌先で根元から舐めあげると、橘の体がしなる。「あ…っ」危ういところで橘が笈川の頭にしがみついた。橘の腰を抱き寄せて、さらに奥まで飲み込んだ。「ん…っ」笈川の髪を掴む指先に力が籠もる。喉の奥でそれを吸い上げるようにしながら、笈川はさっき橘に舐めさせた指先をその後ろへと [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』14
  • 「人が来るぞ」首に絡んだ腕を解こうと掴むと、笈川の手を振りほどいて橘が正面から覗き込んだ。「来たらなんなんだよ?」「裕貴…――」「誰に見られたって関係ねぇだろ」橘の手が笈川のシャツのボタンに伸びた。それがひとつひとつ外される。「――十五年…いや、十六年か…。俺の人生の半分以上、俺の横にいたのはおまえだ。他の誰でもねぇ…。どこにも行かなかったのは…おまえだけだよ…――」唇が落ちて来て、笈川のそれを捉 [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』13
  • 「あの人に睨まれて…俺は自分から足を開いた…。なにをされるか分かってて、俺は…自分から…――」「もういい――っ」考える前に体が動いた。笈川は腕を伸ばして、橘の体を抱き寄せていた。橘が内藤 啓介に出会った大阪の跡目争いは、最初から最後まで内藤の絵図の内だった。その大絵図の最後は、橘に仲間の少年たちを集めさせ、敵方の大物ヤクザもろとも片づけることで幕を閉じた。橘に銃弾を撃ち込んだのは、内藤 啓介だった。 [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』12
  • 「いろいろケチつけてても、おまえが結構、慧を気に入ってるってのは分かってるけどよ。でもおまえが言いたいこと、本当はそれじゃねぇよな?」笈川は思わず橘から目を逸らした。橘は慧とは違って勘がいい。態度には出さないように気をつけていたつもりだったが、笈川の胸の裡(うち)にずっと引っかかっていたことがあることを、橘は気づいていたのだ。慧が撃たれたあの日、橘が内藤(ないとう) 啓介(けいすけ)の名前を口走っ [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』11
  • 笈川もまだ子どもだったのだ、と今なら分かる。傍にいて、見守っているだけでは、癒えない傷もあるのだと、今は知っている。ただ、見ているだけの自分から掠め取られた橘は、その心にも体にも傷を受けたのだから。俺はいつもただ見ているだけだ――――じっと黙って傍にいたってダメなこともある旅館で昨夜、葛西に言われたことなど、本当はとうに気づいていた。俺には裕貴を守ることはできない――「――裕貴」そう呼ぶと、橘が煙 [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』10
  • ********慧を置いて庭に出た笈川は、橘を探した。彫豊の裏庭は竹林になっている。初代彫豊は柊弥を養子にして、この広大な土地家屋を相続させた。若いうちから長く自分の愛人をさせた慰謝料のつもりだったのかもしれない、と笈川は考えていた。父親が彫豊の彫師であった影響もあってか、柊弥は中学を卒業すると高校へも進学せず、彫豊へ弟子入りした。当初はもちろん彫豊の手から産み出される鮮やかな彫物に魅了され、初代 [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』9
  • 「一臣…さん…?」声を掛けると、笈川は我に返ったような顔で慧を見た。「あ、いや…。すまん…」笈川は薄く微笑んだ。「慧、おまえは裕貴にとっては特別なんだ。情人(イロ)の代わりはいくらもいるが、おまえの代わりはいない」そう言うと、笈川は立ち上がって、慧の頭をぽんと叩いてから座敷を出て行った。慧の代わりはいない――?一体、笈川はなにを言っているんだろう。それは笈川自身のことではないか。橘にとって、笈川の [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』8
  • 慧はすぐに座敷に戻った。「一臣さん…っ」柊弥に勧められたさくらんぼに手を伸ばしていた笈川に、橘の状況を説明する。「そんなに酔ってたか?」口にさくらんぼを放り込んで、笈川は言った。「酔ってはいたみたいですけど、歩けないほどではないと思いますよ」柊弥が、しょうがないというような表情で微笑んだ。酒量だけが心配なのではないのだが、それをうまく説明できなくて、慧は口ごもった。柊弥は、そろそろお茶を煎れましょ [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』7
  • 用を済ませて座敷に戻りかけたところで、廊下の先から人の話し声が聞こえてきた。「…――もう…、ふざけないでください、橘さん」柊弥の声だ。橘といるらしい。元来た廊下を右に折れようとしたところで、橘と柊弥の姿が見えた。柊弥は台所を出たすぐの廊下の隅で、追い詰められるように壁際に立っており、そこに橘の姿がほぼ重なっていた。「…いいじゃねぇかよ…。今さら知らねぇ仲じゃねぇんだから…」橘に覆い被さられるように [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』6
  • 橘の機嫌が直ったところで座敷の空気も緩んだのか、柊弥が笑顔を見せた。「ところで橘さん、せっかくいらしたんですから、どうぞ夕飯まで召し上がって行ってください。近所に三崎の魚を出す料理屋があるんです」亮祐と柊弥が料理屋の仕出しについて、あれこれ相談を始めた。笈川と笈川は、なにやら会社の話をしてから、電話を掛けに部屋を出て行ってしまった。橘組の事業部門の要であるふたりが昨日から事務所に戻っていないから、 [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』5
  • 「なんでおまえが中島の殺しを嗅ぎ回ってんだ? 同門とはいえ兄弟分でもねぇだろうが」「嗅ぎ回る? そりゃあ、おまえらの犬(、)の仕事じゃねぇのか?」鼻で笑った橘の態度に、和泉の顔が怒りで紅くなった。「なんだと…っ、貴様…っ」「てめぇは黙ってろ。ヤクザの情人(イロ)にまとわりつきやがって」橘が低い声で唸った。それは、横で聞いていた慧がどきりとするほど鋭い声だった。組事務所で慧をからかっていた時も、中島 [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』4
  • たまたま庭園の中で会ったのだと慧が説明しようとした時、玄関の方から言い争う声が聞こえて来た。その喧騒がそのまま慧たちのいる座敷に近づいてきた。「ちょっと…っ」亮祐の声がそう言った、と思う間もなく、座敷に面した縁側の廊下に、矢部刑事が姿を現した。その後ろに、和泉警部補まで現れた。それを亮祐が、慌てて追いかけてきた。「失礼ですが、どちらさまでしょう?」柊弥は、突然の闖入者のふたりに、厳しい表情を見せつ [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』3
  • 柊弥は、慧と橘のやりとりを余所に、黙って写真を取り上げた。その優美な仕草に見惚れる。まったくこの男は手まで美しい。「これは…――」それが首のない男の背中だと気づいていないのか、柊弥は顔色も変えずに、真剣に写真に見入っている。「どうだ?」橘の問いに、柊弥は写真から目をあげた。「――ええ、これは彫豊(うち)の不動明王ですね」その答えに満足したのか、橘はにやりと笑った。「――でも、これは私の手ではありま [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』2
  • ふと気がついて、慧は隣に座った橘に尋ねた。「おまえの刺青、ここで刺れたんや」橘は、気のない様子で頷いている。そんな橘をぎろりと横目で睨んだ亮祐が、仏頂面のままの湯呑みを各自の前に移した。「悪いな」葛西がにやにやと笑いながら言うと、亮祐は小さく、いえ、と返事をした。「笈川(おいかわ)さんも葛西さんもお変わりないようですね」柊弥はふたりにも笑顔を向けた。「あんたもびっくりするほど変わらねぇな」葛西がそ [続きを読む]
  • 第三章『真夏の夜の夢』1
  • 次の日、柳沢(やなぎさわ)組組長に礼を述べてから、橘たちは旅館を後にした。慧(けい)はそのまま横浜へ戻ると思っていたのだが、どうやら橘(たちばな)には寄るところがあったようだ。今日は牛丸(うしまる)に代わって、葛西(かさい)がハンドルを握っている。他の親分衆が集まる葬式に下目の橘組が大所帯で押しかけるわけにはいかないからと説得され、牛丸は渋々、横浜で留守番中だ。葛西の運転する車は住宅街の細い道を進 [続きを読む]
  • 第二章『死体置場でロマンスを』15
  • つい物思いに沈んだせいで、和泉が話しかけているのに気づかなかった。「あ、ごめんなさい。なんか言いました?」和泉はちょっと上目遣いになってこちらを見た。慧よりも背が高いくせに上目遣いをしてみせるなんて器用な男だ。「…長いんですか?」「は?」和泉の唐突な問いの意味が分からず、慧は聞き返した。「あのヤクザ…橘と…、その…おつきあいしてどれくらいになるんですか?」和泉は真面目な顔で慧を見つめている。おつき [続きを読む]
  • 第二章『死体置場でロマンスを』14
  • ********相変わらず気分屋で手の早い橘の気まぐれのせいで、予定外に三崎に留め置かれることになってしまった慧は、笈川から預かった旅館の部屋の鍵を見つめた。橘の言うとおり、本当に豪勢な旅館だ。貸切と言っていたから、今この旅館内はヤクザで溢れているのだろう。まあ、堅気に紛れて大勢のヤクザ者が跋扈するよりはずっとマシなのかもしれない。部屋に入ろうか、とも思ったが、さっき外から見た時、この旅館の庭がと [続きを読む]
  • 第二章『死体置場でロマンスを』13
  • すでに堅く勃ちあがっているそれの先だけを吸い、舌先をちろちろと這わせていく。「あ…っ」武尊の体がびくりと硬直し、声が漏れた。敏感な先端を嬲られて、武尊の腹筋が震えているのが視界の隅に映る。そこへ手を伸ばして撫でてやった。「ああ…っ」武尊はもう先端に雫を滲ませている。おいおい、まだイクには早ぇんじゃねぇのか――?男を悦ばせる術に自信はあるが、まだ始まったばかりだ。橘は笑みを噛み殺して、武尊の男に横か [続きを読む]
  • 第二章『死体置場でロマンスを』12
  • **********トイレに立つふりをして橘は、精進落としの席を離れた。宴席の大広間から出ると、縁側に面した廊下の隅の方で、白川(しらかわ) 武尊(たける)が所在無さげにぼんやりと立っているのが見えた。「おい」白川 武尊に近づいて、橘は声を掛けた。「あ…、橘…さん…」武尊は慌てて頭をさげた。「俺の部屋に来いよ」橘は武尊に体を寄せるなり耳許で囁いた。途端に武尊の首筋が朱に染まる。先ほどの精進落としの席 [続きを読む]
  • 第二章『死体置場でロマンスを』11
  • それはもちろん笈川も承知の上のことだったし、必要な登用ではあったが、橘に別の思惑があったことも事実だ。橘は、結佳の身の上を知って淳子の仕切る女寮に乗り込んできて以来興味を抱いていた慧を、手元に手繰り寄せるネタを探していた。これまでの人生で、暴力団組織にも違法行為にも一切無縁だった堅気の慧にとって、囮とはいえヤクザの手先となって違法薬物の購入をするなど、恐怖以外の何物でもなかったに違いない。ほんの数 [続きを読む]
  • 第二章『死体置場でロマンスを』10
  • 治りかけた傷口を掻きむしってしまえば、疼きは消える。でもそれは傷を増やすだけで癒すことにはならないから――裕貴は自分で自分を痛めつけて、内藤に抉られた傷の痛みを忘れようとしているのじゃないか――淳子は葛西にそう言った。自分で自分を痛めつけて―― 過去の傷すら思い出せなくなるほどのもっと強い痛み――他の男たちに抱かれることは、橘に痛みばかりをもたらしたわけではないだろうと思う。それは、橘にとっては一 [続きを読む]
  • 第二章『死体置場でロマンスを』9
  • 「なんていうか…、あの頃の橘さんは悲壮でね。男も女も関係ねぇって度外れた遊び人を気取っていても、目の奥がこう…震えていた…っていうか…」はしたなく伸ばしてくるその手が、まるで縋りついてくるようだった――「たった二十歳(ハタチ)やそこらのトンがったガキの虚勢なんて、俺たちみたいなすれっからしの渡世人にはガラスですよ。橘さんが大阪で背負った傷は体に受けたもんだけじゃねぇことぐらいは分かりました。そんな [続きを読む]