胡同窯変 さん プロフィール

  •  
胡同窯変さん: 北京・胡同窯変
ハンドル名胡同窯変 さん
ブログタイトル北京・胡同窯変
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/hutongyaobian
サイト紹介文北京。胡同歩きが楽しい。胡同のあれこれを写真と拙文でのんびりと綴ります。胡同窯変拝
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供46回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2014/09/01 17:48

胡同窯変 さんのブログ記事

  • 第204回 北京・慶平胡同(後) 南出入口、北京駅西街に辿り着く。
  • 慶平胡同は、明の時代に「范子平胡同(fanzipinghutong/ファンズピンフートン)。次ぎの清から中華民国時代も同名、新中国成立後の1965年に現在名に改名されています。さて、慶平胡同28号院をあとに東方向にさらに進むと、中国のバラ、月季(ユエジー)が咲いていました。その隣には、なんと、牛丼吉野家さんの名前の入ったパラソル。自宅近くにも吉野家はあるのでお世話になるのですが、吉野家公式ウェブサイトによりますと、北京に初 [続きを読む]
  • 第203回 北京・慶平胡同(前) 四合院しゃぶしゃぶ店や謎の洋館に遭遇する。
  • 慶平胡同(QingpingHitong/チンピンフートン)木陰で子供たちが遊んでいます。遊ぶ子供たちや道行く人たちに緑陰を提供する木の幹のかたわらには、子供たちの大好きなウサギもいます。ウサギのいる場所から、ほんの少し前へ。ここは、前回、前々回とご紹介させていただいた治国胡同を歩いた時にスタート地点となったところ。治国胡同の時は、ここから東方向に歩いたのですが、今回は写真の前方、南方向に歩みを進め、慶平胡同を散策 [続きを読む]
  • 第202回 北京・治国胡同(後)ここにも三元庵という名のお寺があった!?
  • 次の写真奥を横切る道は、やはり治国胡同の一部。右手方向に行くと、ガソリンスタンドの看板。今回は、このガソリンスタンドの看板の見える方向とは反対方向を歩き、つづけてガソリンスタンドの見える方向に歩みをすすめてみたいと思います。さて、うえの写真奥にバスが見えますが、ここは自動車がひっきりなしに往来する北京駅西街。北京駅西街沿いを少し行くと、「好利興旺食品店」というお店がありました。このお店の前を通り過 [続きを読む]
  • 第201回 北京・治国胡同(前) ここにも三元庵という名のお寺があった!?
  • 今回は、前回ご紹介した三源胡同の南側にある治国胡同(ZhiguoHutong/ヂーグオフートン)を散策してみました。次の地図の緑色に塗った部分が治国胡同。上の地図は本年2018年1月に印刷、中国地図出版社より発行された『2018年北京地図 大城区詳図』の一部ですが、胡同の実際の形状とはやや違っていることをお断りしておきます。この胡同が、「治国胡同」と呼ばれるようになったのは1965年からですが、ぐっと時代をさかのぼって、明の [続きを読む]
  • 第200回 北京・三源胡同(後) 地名の由来となった寺院のあった場所など
  • 今回は前回の続きです。まず、次の地図をご覧ください。上の地図は本年2018年1月に印刷、中国地図出版社より発行された『2018年北京地図 大城区詳図』の一部ですが、赤い矢印の部分が「三源胡同」で、緑色に塗った箇所が前回ご紹介した部分です。さて、この胡同は一体いつごろ北京に出現したのかと思い、『北京胡同志』(主編段柄仁/北京出版社)所収の地図を調べてみました。まず、「明北京城街巷胡同図 万暦ー崇低禎年間(公元1573- [続きを読む]
  • 第198回 北京・(続)暁順胡同 “1940”という刻印と名のない路地
  • 前回ご紹介した暁順胡同の南側の奥には一本の路地があります。名前はありません。今回はこの路地を散策してみました。左手に見える建物には「同仁医院伝統医学科」という看板がかかっていました。この建物の入口前の道を北方向へ。すると、華風と洋風とが合体したような建物が目の中に飛び込んできました。蔓性植物、蔓巻き用の棚、植え込みの植物。蔓性植物、蔓巻き用の棚、植え込みの植物を見ていると、「やっぱりここは胡同なん [続きを読む]
  • 第197回 北京・曉順胡同 小さな胡同にて
  • 第192回でご紹介した北京基督教会崇文門堂(亜斯立堂)、その正門対面に「こんなところにも!?」と思わずつぶやいてしまいそうな一本の小さな胡同があります。その北側の門牌(住所表示板)は1号から4号まで。南側には、門牌の見当たらない中華風の屋根を持つ二層の大きな建物が一棟あるだけ。名前は曉順胡同(XiaoshunHutong/シアオシュンフートン)。名づけられたのは今から四十四年前の1974年とそれほど古い話ではありません。しかし、 [続きを読む]
  • 第196回 北京・前海にて 夏は水辺で昼食を
  • この日は、カラダが溶けてしまいそうな暑さだったのですが、地安門大街での用事も無事にすみ、その足で煙袋斜街に行ってきました。ここは観光スポットのひとつということで、おしゃれな雑貨店にカフェなども多く、地方からの中国人観光客をはじめ、外国からのお客さんや多くの若者たちが訪れます。この日は、昼食時間も近かったためか、通行人も割と少なく、幸いのんびりと歩くことが出来ました。普段は一軒一軒のぞいてみるだけで [続きを読む]
  • 第194回 北京・小報房胡同(前) 二棟の洋館及び『大清郵政總局旧跡』など
  • 今回は、南八宝胡同沿いにある小報房胡同(XiaobaofangHutong/シアオバオファンフートン)を散策してみました。この胡同には出入口が西口と東口の二ヶ所あるのですが、当日は前に書いたように南八宝胡同沿いの東口から歩き始めました。沿革をざっと書きますと、清の乾隆帝の時代には「報房胡同」、時代が下って清の光緒帝の時代に「小報房胡同」となり、それが現在まで続いています。海友酒店(Hi Inn Hotel)。宿泊費の廉価なホテルチ [続きを読む]
  • 第193回 北京・南八宝胡同 名前の美味しそうな胡同たち
  • 今回は、前回ご紹介した昔はハイカラな場所だったのでは、と思われる後溝胡同の北端からすぐのところにある、ある意味でいかにも中華的な名前の南八宝胡同(NanbabaoHutong/ナンバーバオフートン)を散策してみました。陽を浴びる「南八宝胡同」と書かれたプレートがまぶしい!!この日は、蘇州胡同沿いにある北出入口から散策を始めました。実にシンプルで分かりやすい看板。「旅館」おじゃましてみました。入って右手にフロントがあ [続きを読む]
  • 第192回 北京・後溝胡同 北京基督教会崇文門堂(亜斯立堂)など
  • 今回は地下鉄「崇文門駅」東北口近くの後溝胡同(HougouHuton/ホウゴウフートン)におじゃましました。当日はまだ五月の下旬になったばかりだというのに夏日を思わせる高気温で陽射しも強かったのですが、日陰に入ると実に快適な胡同散策となりました。下の写真は地下鉄「崇文門駅」東北口近くの南出入口。突然、窓がレトロな高いビル。これは、英大伝媒ビル(英大?媒大厦)という(どうやら)メディア関係の建物のようです。そして、左 [続きを読む]
  • 第191回 北京・校尉営胡同(後) 某宅拝見、天都広場など
  • 保護院落と書かれたプレートの貼られた36号院をあとに少し行くと、宅門と門洞を間に二層のお宅が並んでいました。胡同の雰囲気にあわせているのでしょうか。資金面のことはさておいて、この界隈の胡同、たとえば栄光胡同のアパートの階段の上から見かけた簡単な造りの二階部分(次の写真)とはだいぶ違い、堅牢そうな造りの二階部分を、なぜ場所によってこうも違ってしまうのかと興味深く拝見しました。上の写真の左手にゲートの一部 [続きを読む]
  • 第190回 北京・校尉営胡同(前) 周家楣と宜興会館など
  • 校尉営胡同(XiaoweiyinHutong/シアオウェイインフートン)今回おじゃましたのは、前回ご紹介した鋪陳市胡同の北端を東西に走る“校尉営胡同”。当日は、商店街留学路沿いの西出入口より入りました。昨年の春頃から改修工事が行われていたのですが、今年2018年の春前には工事もひとまず終了したようです。北側の塀沿いには、立派な表示板と説明版。説明板の前の、生活感溢れる光景が素敵です。改修前とは変わり、整然とした家並み。 [続きを読む]
  • 第189回 北京・鋪陳市胡同(後) 地名の由来など
  • 右手塀越しにプレハブ。これは、現在建設中の地下鉄八号線工事関係者用の施設。地下鉄八号線は、2008年に開催された北京オリンピックに合わせてつくられた路線ですが、現在、北は昌平区の朱辛庄駅と南は南羅鼓巷の間を走っています。2018年末から2020年にかけて、南羅鼓巷から大興区の五福堂駅まで開通予定。ご参考に八号線の路線図の一部を貼っておきました。この胡同のすぐ近くには「天橋駅」もできるんですよ。少し行くと左手に [続きを読む]
  • 第188回 北京・鋪陳市胡同(中) 観音禅寺と『乾隆京城全図』における寺廟数
  • 鋪陳市胡同を南口から入ってしばらく行くと“観音禅寺”というお寺の跡地がありました。創建がいつなのかは分からなかったのですが、1750年頃に作られたといわれる乾隆『京城全図』を見ますと「観音庵」(地図では旧字体)という寺院があり、仮にその観音庵を観音禅寺の前身だとすると、その時からでもすでに250年以上は経っていることになります。今回は、この観音禅寺におじゃましてみました。住所は、鋪陳市胡同115号。“保護院落 [続きを読む]
  • 第187回 北京・鋪陳市胡同(前) 仕事探しなら“窮漢市”へどうぞ。
  • 鋪陳市胡同(PuchenshiHutong/プーチェンシーフートン)昨年の9月下旬におじゃました時には、やはり昨年の春頃から始まった改修工事が続行中で写真もろくに撮らず、あわただしく急ぎ足で通り過ぎてしまいました。でも、収穫がまったくなかったかというとけっしてそうではありませんでした。たとえば、予想もしていなかったアヒルのヤヤに会えたこと。アヒルがいたので飼い主さんに名前をお訊ねしたところ、「ヤヤ」ということがわか [続きを読む]
  • 第186回 北京・居仁里胡同 賽金花さん、あなたの出番です。
  • 居仁里胡同(JurenliHutong/ジゥレンリフートン)この胡同が形成されたのは民国期、その時の名は「香廠居仁里」。その歴史は長く見積もっても100年とちょっとの小胡同。しかし、ここには、北京っ子にとって忘れることが出来ない女性がかつて住んでいて、しかも終焉の地となったところでした。その女性こそ、さまざまな伝説に彩られた名妓、賽金花。場所は、前回ご紹介した霊佑胡同の一本西側。霊佑胡同と同じく、その出入口周辺にも [続きを読む]
  • 第185回 北京・霊佑胡同 皇帝!! それはあんまりでしょ。
  • 霊佑胡同(LingyouHutong/リンヨウフートン)。この胡同の名前を見たり聞いたりすると、胸がときめく。のちに触れるように、この胡同の歴史には中国歴代皇帝の中でも、ある意味あまりにも人間臭い皇帝が関係しているからなのですが、その皇帝の人間臭さ、その凄まじいまでの退廃ぶりが放つ黒い輝きの魅力といったら、こちらの平凡な頭がくらくらっとするほどです。当日は、永安路沿いにある南出入口から歩き始めました。昨年の春ごろ [続きを読む]
  • 第184回 北京・達?鏡胡同 春はそぞろにうつらうつら
  • 春になると頭の中に霞たなびき、足のつま先から薄くなった髪の毛の先まで全身そわそわむずむずしてきて、じっとしていられなくなってしまいます。そこで、「そうだ!! 達?鏡胡同に行こう!!」ということで、バスと地下鉄7号線を乗り継いで商店街留学路へ。さて、留学路に無事に到着したのはよいものの達?鏡胡同へ直行とならないところが、やはり春。朝食後それほど時間が経っていないというのに山西面館という看板が目に飛び込んで [続きを読む]
  • 第183回 北京・(補)趙錐子胡同 春には花枝胡同という名の路地が似合うかな?
  • 三月の中旬、春の到来とともに第161回でご紹介した趙錐子胡同(ZhaozhuiziHutong/ヂャオヂュイズフートン)に再びおじゃましました。途中、留学路を撮ったり、スーパーの店頭を写したり、鷂児胡同の出入口付近では、春節の時に貼られたこんなおめでたい漢字に遭遇したり、なんとも可愛らしい消火栓に感激したり、ついついしてしまう寄り道の心地よさ。この消火栓は昨年はなかったもの。新年になってから取り付けたようです。今回も留 [続きを読む]
  • 第182回 北京の胡同・儲子営胡同(後) 今は昔、名前の由来と住民たち
  • 洗濯物をあとに再び胡同を歩き出すと、胡同とは切ってもきれない必須アイテム、腰掛けがありました。腰掛けのあるところ、日向ぼっこあり、地域住民たちの咲かせる世間話の花々ありと、ここは大切な場所なのです。この椅子の脇には、南方向に走る一本の路地。これは、第175回でもご紹介した「何家胡同(ホージアフートン)」の北の出入口です。もちろん、今回は立ち寄らず、このまま胡同歩き続行。電動三輪車を過ぎると、按摩治療の [続きを読む]
  • 第181回 北京の胡同・儲子営胡同(前) 今は昔、名前の由来と住民たち
  • 儲子営胡同(Chuziyinghutong/チューズインフートン)今回は、前回ご紹介した「栄光胡同」南端から東方向に走る“儲子営胡同”を歩いてみました。可愛らしい名前のお店がありました。「胖子?烤(ぱんずしゃおかお)」胖子は「太っている人」のこと。?烤は「焼肉」。「おデブちゃんの焼肉店」といったところでしょうか。名前を見ていたら小腹が空いてきたので、ならば好物の羊肉の串焼きをつまみに軽くビールでも引っ掛けてから胡同を [続きを読む]
  • 第180回 北京の胡同・栄光胡同 蓮花河の闇夜に咲く美しき花
  • 栄光胡同。当日は、前にご紹介した趙錐子胡同沿いにある北出入口から歩き始めました。一見すると、ごくごく普通の胡同ですが、新中国が成立する1949年以前、ここは後述するように三等妓院がひときわ多い場所でした。胡同関係の本によりますと、清の時に“蓮花玉河”、民国以降“蓮花河”となりました。なぜ“蓮花玉河”あるいは“蓮花河”という名前であったのか、その美しい名前の由来が知りたくてわたしなりに調べてみたのですが [続きを読む]