ロードスター さん プロフィール

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ロードスターさん: 写真エッセイ&工房「木馬」
ハンドル名ロードスター さん
ブログタイトル写真エッセイ&工房「木馬」
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/ny2yoky
サイト紹介文日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 愛犬のハートリーと共に瀬戸内の岩国から…… 
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供187回 / 365日(平均3.6回/週) - 参加 2014/09/03 09:12

ロードスター さんのブログ記事

  • 予備知識
  •  先週、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞を受賞した是枝裕和監督の「万引き家族」という映画を広島まで行って観てきた。岩国市は近隣の街を合わせれば優に20万人を越す人口を抱えているにもかかわらず、その昔は5館もあった映画館は今は一つもない。 そういう私も、話題の映画は観に行くが、以前から通うというほどには、足を運ぶことはなかったので、映画館がなくなったことを嘆き悲しむほどの資格はないと心得てはいる。 久し [続きを読む]
  • 妻の権力
  •  博報堂が1988年から10年おきに「家族調査」というものをしていて、その最新結果が出された。「妻は強く、夫は弱くなった」と、ここ30年で夫婦の力関係が大きく変化していると結論付けている。 「家庭で総合的な決定権を持っている人」を妻に尋ねたところ、今年の調査では「夫」が過去最低の38.7%、「妻」は過去最高の30.3%となり、夫婦の差がこれまでで最も縮まった。30年前は、夫72%、妻10%と圧倒的に「亭主関白」であった [続きを読む]
  • 爺ちゃんはつらいよ
  •  夕方5時過ぎ、まだ陽が差している中、散歩に出かけた。山蔭に小さな児童公園がある。日曜日ではあるが、暑いからだろうか誰一人として遊んでいない。そんな公園を横目で見ながら通り過ぎ、しばらく歩いたところでUターンし、来た道を引き返した。 先ほどの児童公園に近づいたとき、ポーン、ポーンと断続的に音が聞こえてくる。子供が遊んでいるのだろうと思いながら見ると、小学3年生くらいの男の子が赤いバットをもって、黄色 [続きを読む]
  • 年間賞受賞
  •  日曜日の朝(17日)は、毎日新聞を広げるや、週に1度掲載される「クロスワード」と格闘していた。このパズルは広範な知識が要求されて結構難しいが、自分の知識が試されていると思い、つい一生懸命になって解いていた。 その時、エッセイの同好会仲間の女性・山下治子(Y)さんから電話がかかってきた。「今朝の新聞読みましたか?」「いやまだ全部に目は通していません。パズルを解いていたもんで」「ちょっと見てください。私の [続きを読む]
  • 国民の質
  •  「米朝会談」という世界的に注目を浴びる大ニュースの陰に隠れて、このところ少し影を潜めているが、国内において決して放置してはいけない大きな「事件」が未解決のまま、あたかも何もなかったかのように葬り去られようとしていないだろうか。 云わずと知れた「モリカケ問題」である。新聞やテレビでも徐々に取り上げられる機会が少なくなっているようであるが、きちんと結論が出るまで目を離さずに注視していきたい問題である [続きを読む]
  • 自助努力
  •  今朝(13日)の新聞の第1面最上段に大きく「北朝鮮完全非核化約束」と、12日にシンガポールで開催された米朝首脳会談で出された注目の共同声明の結果が踊っている。 10時から行われた会談の様子を、テレビの前に座り、じっくりと主役の2人の様子を観察した。会談場所のホテルに着き、装甲車のような車から降りて歩く時の顔は、2人とも緊張した面持ちであった。  ところが、過剰なほどに演出された晴れの舞台の上で左右から歩 [続きを読む]
  • 新聞休刊日
  •  台風5号の影響もあってか、前夜に引き続いて雨模様の朝であった。起きて「さて今日の新聞は?」と、新聞を取りに出ようと思ったとき、休刊日であることを思い出し、手ぶらのままダイニングテーブルの椅子に座った。 いつもの決まった動きを行うことをルーティンというが、朝起きると、まずは新聞を取りに出て、朝食の前にざっと紙面に目を通すことが私の毎朝のルーティンとなっている。 ところが、月に1回は新聞の休刊日があっ [続きを読む]
  • 以 上
  •  先日、テレビの全国ニュースの冒頭で、女性アナウンサーが「今日、山口県を除いた中国地方に梅雨入りが発表されました」と伝えた。山口県に住んでいる人は、その数日前に山口県は梅雨に入ったことを知っているから、中国地方のその他の県も梅雨に入ったのだと理解できるが、山口県以外に住んでいる人には、山口県はまだ梅雨入りしていないように間違って伝わるかもしれない。 こんな時には「すでに梅雨入りとなっている山口県以 [続きを読む]
  • すっきりした朝
  •  今朝(9日)、新聞を読んで久しぶりに、すっきりとした気分を味わうことができた。「文科省の祝意 是枝監督辞退」との見出しの記事である。 第71回カンヌ国際映画祭で「万引き家族」が最高賞「パルムドーム」を受賞した是枝裕和監督に対し、林文科相が祝意を伝える考えを示したところ、是枝監督は自身のHPに「公権力とは潔く距離を保つ」と記して辞退を表明したという。 今回の受賞を巡っては仏紙「フィガロ」は安倍首相から祝意 [続きを読む]
  • ミツバチのオスの一生
  •  私より一回り若い、はとこに当たる男性が、夕方、小さなビンを抱えてやってきた。テーブルの上にビンを置いて説明を始めた。会社勤めを終えた後、親が残した田んぼで実益を兼ねた稲作をやっている。 ちょうど1年前に、ひょんなことから蜂蜜作りのため、ミツバチを飼い始めたという。その道の知人を師匠に、この1年間、収穫を終えた田んぼにレンゲを植えてミツバチを育て、つい先日蜂蜜を搾り取ることに成功し、500gのビンに入 [続きを読む]
  • 頭でっかち
  •  毎年のことながら夏が近づいてくると、涼し気に泳ぐ鑑賞魚を飼ってみたくなり、ホームセンターでメダカを20匹ばかり買って楽しんでいた。ところが、水槽の手入れはきちんとやっている積りであるが、水を取り替えた後、毎回数匹ずつ死んでいき最後には「そして誰もいなくなった」状態になってしまう。 「もう今年は飼うのは止めよう」と思っていた時、一家そろって東京に引越しをしていった長男が、黄金色をした1匹の痩せた鯉が [続きを読む]
  • ルンバ
  •  「ルンバ」と聞けば「コーヒールンバ」(Coffee rumba)を思い出すのは、1960年代に青春を送った人間だからであろう。1961年に西田佐知子やザ・ピーナッツらによりカバー版が競作されたが、原曲の詞とは全く無関係なエキゾチック趣味の歌詞で唄った西田佐知子の歌唱版がよく知られている。ルンバとはキューバのルーツ・ミュージックである。 そんなことを思い出しているとき、奥さんが2階にあるベッドの下の掃除に困っていると [続きを読む]
  • 上がる生涯未婚率
  •  今日の新聞に「結婚」に係わる興味ある記事が3つも出ていた。まずは第1面に大きな見出しで「出生率1.43 2年連続低下」と書いて、厚生労働省が2017年の人口動態統計を発表している。 1人の女性が一生に産む子供の数を出生率と呼ぶが、前年より0.1ポイント低い1.43と、2年連続で低下している。2015年に過去最低の1.26を記録後、穏やかな上昇傾向にあったが、1.4代前半で頭打ちとなっている。 出生率は20代の女性では低下してい [続きを読む]
  • 棚 田
  •  西日本は、地形的に急峻な山地がいきなり海に没する地形が多く、また平野も比較的狭いところが多いため、江戸時代、干拓の余地が乏しくなると、藩経済の基盤の石高を増やすため、今度は急傾斜の山岳斜面上に水田がつくられ、現在でいう棚田が多く作られた。 傾斜がきつく耕作単位が狭い状態において、水平に保たれた田が規則的に集積し、それらが一望の下にある場合は千枚田とも呼ばれ、英語では、 rice terraces と表現される [続きを読む]
  • 移り気
  •  梅雨入りが発表されて3日目、庭には梅雨を象徴する花であるアジサイが満開の時を迎えている。我が家を訪れた女性から「アジサイの花言葉を知っていますか?」と聞かれた。知らなかったが「移り気というそうです」と言われたのを機会に、アジサイの花言葉を調べてみると、アジサイの種類などでいろいろあることを知った。 フランスではアジサイの開花シーズンである6〜7月頃はカラリとしてとても過ごしやすく、赤やピンクなどの [続きを読む]
  • おごれる者
  •  山口県に梅雨入りが発表された翌日(29日)、律儀にも朝から早速霧のような雨が降っている。家を建てた時の記念樹として植えていたナツツバキ(夏椿)に目をやると、枝々に多くのまん丸いつぼみを膨らませ始めている。6月の半ばには、白い可憐な花を咲かせてくれる。 そんな朝、日経新聞にナツツバキのことがコラムに書いてあった。「ナツツバキは別名を沙羅という。お釈迦様の入滅の際に、花は枯れ幹が白くなったとされる聖なる樹 [続きを読む]
  • 雨に唄えば
  •  月に1度、定期的に歯科医院に通っている。「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という80/20運動というものがある。現在の私は76/27であり、この様子で行けば80/20は優に達成できそうである。 今日のことである。いつものように歯科医院へ行った。担当の女性の歯科衛生士さんが異常の有無を点検した後、超音波洗浄とブラシを使っての汚れ落とし、更に薬を使って磨いてくれる。その間、「何か異常はありませんか」と聞かれ [続きを読む]
  • 白い花の咲く頃
  •  庭では、4月にはハナミズキの木に、小ぶりの白い花が無数に咲いた。5月に入ると今が盛りのバラを見下すかのように、高いところで上向きに、これまた真っ白いヤマボウシの花が咲きだした。そして今は、庭の端の至る所で、白い十字のドクダミ草が、「ここ、ここで咲いています」と言わんばかりに日陰にありながらも存在感を増している。 1日中、雨が降った夕、ふと居間に座って普段あまり見ることのない南の庭を眺めると、カシワ [続きを読む]
  • 公衆電話
  •  最近、携帯電話やスマホが急速に普及したのに合わせて、街を歩いていても公衆電話を見かけることがほとんどなくなっている。駅やスーパー、市役所や総合病院などには、タクシーを呼んだり、家に連絡するのに使われるのであろうか、目にすることがあるくらいである。 先日の夕方のことである。車を走らせているとき、スーパーの前にある信号が赤になったので停止した。その時丁度、小学3年生くらいの男の子が、ヘルメットをかぶ [続きを読む]
  • 30年ぶり
  •  今朝もいい天気であった。朝食を済ませ、時計を見ると9時近くなっている。「どこかへ出かけてみようか?」というと「行きましょう」と意見は直ぐに一致した。「どこかといっても、どこへ行くの?」と聞かれる。行く方向は東か西か北の3方向しかない。 東に向かって「広島植物園」に、今が盛りのバラを見に行くことにした。30km走ると植物園に着いた。平日とあって来園者は少なく、ゆったりと眺めることができた。奥さんが丹念 [続きを読む]
  • 子 葉(しよう)
  •  岩国地域農業入門塾が開講され、第1回目で「農業の基礎知識」という講座を受講した。その中で農作物の分類に始まり、田畑の広さの表し方や畝の作り方、発芽した後の各部の名称など、ごく初歩的なことを1時間座学で学んだ。午後には圃場に出かけ、トウモロコシと枝豆の植え付けの実習を行ない、農業のイロハを学んだ。 大抵の人は知っていることだと思うが、私は恥ずかしながら初めて知ったことがあった。それは「子葉」という言 [続きを読む]
  • 再 会
  •  「再会 歌詞」と入力すると、いくつかの歌が出てきたが、私がよく知っているのは、1960年に松尾和子が退廃的なムードで悩まし気に歌った「再会」である。 ♪ 逢えなくなって 初めて知った 海より深い 恋心 こんなにあなたを 愛してるなんて ああ ああ 鴎にも わかりはしない ♪ 付き合っていた恋人が何らかの罪で収監された。逢えなくなって初めて、深く深く愛していたことを知り、再び会える日を指折り数えながら [続きを読む]
  • 選者から一言
  •  朝、毎日新聞を読む時、まずは1面の大見出しを確認した後、下のコラム「余禄」を読み、コラム氏が、今何に興味を持っているかを知る。その後は、毎日18句掲載される読者投稿の川柳を読んでニタッとした後は、最後のページから逆にめくって読んでいくのが常となっている。 火曜日には、これまた読者投稿の短歌が週に一度掲載されるページがある。今日は14編の短歌が載っていた。選者は「山本寛嗣」と書いてある。この欄は今まで [続きを読む]
  • 不完全な物
  •  現役時代は、腕時計は必須の持ち物であったが、定年退職をしてからは、時間を気にすることがない生活であるにもかかわらず、腕時計をする癖を引きずっている。 1985年(昭和60年)頃まで、腕時計は機械式のものであった。精度の格段に良いクオーツ時計が発売されたとき、超薄型の気に入ったものに買い替えた。時間を合わせるようなことは殆どなく重宝していたが、それでも時に微調整が要った。 2010年ころ電波を受信して誤差を自 [続きを読む]