ロードスター さん プロフィール

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ロードスターさん: 写真エッセイ&工房「木馬」
ハンドル名ロードスター さん
ブログタイトル写真エッセイ&工房「木馬」
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/ny2yoky
サイト紹介文日々の身近な出来事や想いを短いエッセイにのせて、 愛犬のハートリーと共に瀬戸内の岩国から…… 
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供183回 / 365日(平均3.5回/週) - 参加 2014/09/03 09:12

ロードスター さんのブログ記事

  • ママの訃報
  •  「メ〇〇〇」(M)という名前がついた小さなスタンドバーが、岩国駅前の飲み屋街にあった。駅を背にしてアーケード街を抜けると、ネオンや看板が派手な飲み屋の並ぶメイン通りとなる。そんな店が途切れようかという辺りのビルの1階に、道路に面してMがあった。 40年以上も前、私がまだ30代の初めのころの話である。10歳年上の上司に連れられて行った店であった。この店の常連であった上司は、2次会では必ず立ち寄る店であった。初 [続きを読む]
  • 大根役者
  •  夕方、テレビのニュースを見ていた。広島の地域のニュースになったとき「艶めかしい大根ができました」といっている。艶めかしいといえば、我が家でも数年前に、奥さんが育てた大根のうち1本が、艶めかしい面白い形をしたものがあった。 下半分が、2本に分かれ、そのうちの1本はあたかも足を組んだように片方の前に出ていた。「これは面白い形をしているね。なんだか食べにくいなあ」などといいながらブログにアップしたあと、 [続きを読む]
  • 文章の風通し
  •  文芸春秋の12月号を読んでいた。本文の最初のページには、毎月、立花隆をはじめとして、各界の有名人10人くらいが2000字足らずのエッセイを書いている。ある人が書いたエッセイの後に、漫才師の宮川花子さんが夫婦で紫綬褒章をもらえたことを書いているのを読み始めた。 すると、その前の人の文章よりも、随分と読みやすい文章であることに気がついた。エッセイの内容の巧拙のことではなく、目で追っていく文字列が読みやすいと [続きを読む]
  • パソコンご乱心
  •  夜、いつものようにノートパソコンに向かってインターネットで検索作業をしていた。一休みをするため一旦蓋を閉じ、再び開けるとデスクトップの画面が出ている。ここまでは今までと何ら変わったことはなかったが、画面の右下に、日ごろは見ることのなかった小さな丸いアイコンのようなものが出ていた。 なんだろうと思いながら、それを した途端、デスクトップの画面の背景が真っ黒に変化した。そのままYahooのトップペ [続きを読む]
  • クリスマス リース
  •  この季節、街を歩いていてもレストランに入っていても、クリスマスソングやメロディが流れていて、クリスチャンではないけれど少し心がウキウキしてきて、曲に合わせて歌を口ずさむようなことがある。 店のショーウインドウなどで、サンタやトナカイの飾りや赤や緑のイルミネーションが点滅するのを見ると、幼い子供がいるでもない我が家でも、毎年、年甲斐もなく何がしかのクリスマスの飾りをしてみたくなるのが私の習性である [続きを読む]
  • 初雪&初氷
  •  大変寒かった昨日(5日)の夕方4時半、奥さんといつもの散歩に出かけようとして防寒着とマフラーで身を固め、手袋をして玄関から飛び出た。先に出て待っていた奥さんが「雪が降り始めたから、今日は止めるわ」と言ってそそくさと家に入っていった。見上げる空には黒い冬の雲が広がっていて、雪が降っているとは言えないほどの雪片が一つ……また一つ……と時間差で落ちてくる。 落ちてくるものを手の平に乗せて見ると、雪には違い [続きを読む]
  • 忘年会アトラクション
  •  12年前にエッセイ同好会である「岩国エッセイサロン」というものを立ち上げた。創設時の会員数は5人であったが、このことが新聞記事となったことや、広報したことなどで半年後には10人に増え、現在は18人で活動をしている。 毎月、定例会を実施しているほか、春には花見を、夏にはビアパーティを、そして年末には忘年会を開催し、会員相互の親睦を深めている。その年末の忘年会を、この7日に開催することになっている。 毎年の [続きを読む]
  • 12月の異称
  •  さあ、泣いても笑っても今日から12月。一年の最後の月となった。ついこの間、新しい年を迎え、「さて、今年はどんなことをして1年間を過ごそうか」と、毎朝起きがけのベッドの中で考えていた。これという案を思い浮かべることができないまま時は確実に過ぎていき、気がつけばもう12月となっているというのが実感である。 12月のことを「師走」と呼ぶことはよく知られている。この月になると、家々で師(僧)を迎えて読経などの [続きを読む]
  • あれから丸13年
  •  2004年の11月1日に書き始めたこのブログも、丸13年の「歴史」を築いてきた。当時、日経新聞に「ブログ」といって「個人の日記をインターネットで公開することができるもの」があるという記事を読んで早速始め、以来ずっと続けてきた。 当初、名もなき個人の日々の出来事を記録した日記などは、公開する価値がないばかりか、読んでくれる人もいないだろうと思っていた。 しかし公開するからには、単に身の回りの日々の出来事を [続きを読む]
  • 岩国橋上駅舎完成
  •  戦後間もなくの1948年に完成した岩国駅は老朽化していた上、プラットホームへの昇降はすべて階段で、高齢者や重い荷物を抱えた旅行者にとっては大変評判が悪かった。そんな古い駅舎は、2年前に57億円かけて橋上駅舎化として建て替え工事が開始されていたが、やっと完成し11月26日から利用可能となった。 その日の夕、奥さんと自転車に乗って早速見学しに行ってみた。ガラス張りで開放感のある駅エントランスにリニューアルされ [続きを読む]
  • 木で鼻を括(くく)る
  •  今日は朝から寒かった。10時過ぎ庭に出て剪定した植木の小枝を焼却炉で燃やし始めた時、薄日が差す中、一瞬、小粒なアラレが落ちてきた。そのとき、鼻水が出てきた。昔の人は仕事中、拭くものを持っていないときには、小枝を折って鼻を拭いたという。  「木で鼻をこくる」という言葉がある。「こくる」とは、強くこするという意味で、商家では丁稚に貴重品であったちり紙を使わせず、木の棒で鼻水をこすらせた。転じて、ひどく [続きを読む]
  • 高度1万m
  •  晴れた日の夕方、庭に出て、南に向かって深くうずくまる様にして椅子に座り、高い空を眺めていた。その時、東北から南西に、また南西から東北に向かって飛んでいる旅客機の航跡がはっきりと見えることがある。 地図を見ると、我が家はちょうど、東京〜福岡便の航路の真下にあるようだ。夕刻ともなると、30分に1機、上りか下りの便が通過している空の銀座さながらである。さすがに飛行高度は1万mとあって、注意しておれば微か [続きを読む]
  • 大鉈(なた)
  •  11月も下旬ともなると「暖かき光はあれど」、庭に出ると、時おり北から吹いてくる風は冷たい。遠くから「北風〜小僧がやってきた〜」という歌を流しながら、小さなタンクを積んで灯油を販売している車の音が聞こえてきた。 「そうだ、我が家も冬支度を始めなければ……」と、庭に出た時に暖を取るためのロケットストーブの薪づくりをやった。薪を投じる口も小さいが、燃焼室も小さい。そのため燃やす薪は長さは20cm、太さは指 [続きを読む]
  • 男 心
  •  インターホンが鳴った。出てみると、宅配便のお兄さんが小さな箱を抱えて笑顔で立っている。「これをお届けに来ました」と、寒い中はっきりとした口調で渡してくれる。発送人を見ると、先日ネットで買ったエスプレッソマシンのデロンギ社からであった。購入した時に、大小3種類付属しているはずの金属製のフイルターが1個しか入っていなかった。 すぐにメーカーに電話で説明したところ、ただちに発送してくれるとの対応であっ [続きを読む]
  • チャイルド レジスタンス
  •  「チャイルド レジスタンス」とは、子供がいたずらなどで簡単に操作できないようにする機能や機構のことで、例としては薬品の瓶や100円ライターなどがある。我が家では、この100円ライターで大変困っている。 ライターの出番といえば、コーヒーをサイホンで沸かすとき、毎日何度かは必ず点火棒が細長く伸びているものを使ってアルコールランプに点火している。ところがスイッチが固すぎて、片手では押すことができず、両手でや [続きを読む]
  • 更新 エスプレッソマシン
  •  20数年前、あるイタリアンレストランで食事をしたとき、食後の飲み物で生まれて初めてエスプレッソというものを注文して飲んだ。ストレートでは苦すぎて飲めない。店員がコーヒーシュガーを勧めてくれ、おいしく飲んだことがあった。 以来、時に外で飲むことがあったが、家でも飲んでみたいと思い、18年前、デパートでイタリア・デロンギ社製のエスプレッソのシンプルな専用マシンを買った。粉は、ネットでイリ―のダークロース [続きを読む]
  • 奇 遇
  •  5歳の時、大連から引き揚げて以来、当時人口が8万人弱の岩国の地に住んでいた。通った小学校では1学年の生徒数は200人、中学校では500人、高校では450人の同級生がいた。それでも小中高時代から付き合いのある心安い友人というのは、今現在はごく数人しかいない。 人付き合いの余りない学生生活を送っていたが、小中時代には自分でいうのは面映ゆいが、頭が良くてかわいい女の子には好意を寄せるようなところがあった。 50歳に [続きを読む]
  • 物は言いよう
  •  14日、希望の党の小池百合子代表が、代表辞任を表明し了承された。辞任理由は「国政については国政の皆様方にお任せしていきたい」と説明した。小池さんは、先の衆院選の告示前には、2大政党の時代の到来を期待させるほどの、まさに希望の星であった。 ところが新党の結党に際し、民進党議員の合流で小池さんが発した、たった二言で、有権者は小池さんの人としての心の冷たさを感じ取り、これをきっかけに「希望の党」の人気は [続きを読む]
  • 消えた生活音
  •  早朝に睡眠中、カチッ、バサッ、カチッの後、バタバタバタという騒々しい音で目が覚めることがあった。少し目を開き、カーテンの隙間から外を見るとまだ真っ暗である。新聞配達のバイクが裏の団地から音もなく坂を下りてきて、我が家の新聞受けを開閉して新聞を投入し、エンジンを吹かして次に向かう音である。 一日の初めに聞く「生活音」はこの音である。時刻は4時頃であるため、まだ熟睡していて聞こえない日が多いが、今ま [続きを読む]
  • はやりの靴下
  •  外国で、ある男性の有名人が、カラフルな模様が入った靴下をはいてテレビに出演していて、その靴下のことで話に花が咲いていた。最近、こんな靴下がはやり始めているという。派手な色や柄が、およそ一対とは見えない左右別々のものである。こんなことが今、流行の先端のようであるが、果たしてどこまで広がりを見せるものかと思う。 我が家では、脱衣所で脱いだ洗濯物は、奥さんが全自動乾燥洗濯機にぶち込んでスイッチを押しさ [続きを読む]
  • 紅葉狩り
  •  秋晴れの日曜日、地域の草刈りと川の掃除の日であった。8時に共用会館に集合し、自治会長から注意事項を聞いた後、担当する場所に別れて作業をし、9時半に終了した。少し疲れたがシャワーを浴びるとすぐまた元気を取り戻した。 新聞を読んでいると「寂地峡の紅葉が見ごろ」という記事がカラー写真入りで載っていた。「そうか、そういえば、ここ数年寂地峡に行っていないなあ。久しぶりに出かけてみるか」と奥さんに言いながら、 [続きを読む]
  • 小焼けとは
  •  横浜に住んでいたころの話である。江の島に遊びに行っての帰り道、江の島大橋を渡っていた。ちょうど陽が沈んだ直後で、遥か西の空は美しい茜色に染まっていた。奥さんが思わず「夕焼けがきれいだね」と言ったとき、ちょうどそばを通りかかった同年配の女性が「あれは夕焼けとは言いません。日没後に夕焼け状態になることは小焼けと言うんですよ」と親切に教えてくれた。 生まれて初めて知り、奥さんと顔を見合わせて、知らなか [続きを読む]
  • 年末闘争
  •  若かりし頃、毎年年末ともなると労働組合が使用者側に対して、賞与の要求闘争をするという年末の風物詩のようなものがニュースでよく流されていた。最近はこのようなニュースを見ることがめっきり少なくなっている。 働く側の人間がおとなしくなってきたからか、闘争をしてもそれほどの成果が得られなくなったからか、それとも十分に満足のいく賞与が出されているからか、「闘争」らしい激しい組合活動は廃れているようである。 [続きを読む]
  • 成長の跡
  •  11月も半ばを迎えると、狭い我が家の庭に植えている木々も美しい紅葉を見せてくれている。ハナミズキは盛りを過ぎたが、今は柏葉アジサイ、ヤマボウシ、それに細く小さな葉ではあるが色が美しいブルーベリーの紅葉が始まっている。 それに遅れまいと、シャラの木の紅葉も始まっているが、このシャラの木はこの時期、部分的に樹皮がめくれるように剥がれていき、その跡には、新しい褐色の木肌が現れ、新旧の肌色の対比があたかも [続きを読む]
  • それにつけても
  •  1週間前、大島にドライブした時、道の駅で渋柿を30個ばかり買って帰り、皮をむいて干し柿にしておいた。紙ヒモに6個ずつ括り付けると、わずか5本の吊るし柿となったが、自称「柿すだれ」と命名しておいた。 私と同様少し口の悪い友が立ち寄ったとき、この柿すだれを見て「こんな本数では、柿すだれとは言えないよ」と指摘して帰っていった。翌日のことである。「それじゃあ、本物の柿すだれにしてやろうじゃあないか」と思い立 [続きを読む]