Shin-Itchiro さん プロフィール

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Shin-Itchiroさん: バッハ 無伴奏チェロ組曲、校訂者注記
ハンドル名Shin-Itchiro さん
ブログタイトルバッハ 無伴奏チェロ組曲、校訂者注記
ブログURLhttp://bachmubansou.blogspot.fr/
サイト紹介文バッハ 無伴奏チェロ組曲の最新楽譜の校訂者による注記。「パリの東から」分館
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供5回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2014/09/09 09:31

Shin-Itchiro さんのブログ記事

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  • 自筆譜があっても
  • バッハの「無伴奏ヴァイオリンのための6つのソナタとパルティータ」(BWV 1001-1006)には自筆譜が残されている。「無伴奏チェロ組曲」の解読に日々悩まされる者にとってはまことに羨ましい限りだが、しかしながら自筆譜だからといって何もかもがすべて明白というわけではない。「無伴奏ヴァイオリン」の冒頭の曲、ソナタ第1番のアダージョは、その流れるような自筆譜の美しさからしばしばTシャツやバッグなどのデザインになるが、 [続きを読む]
  • AMBの筆写譜とC・D資料
  • 資料の系統についてはこれまで何度も言って来たように、C資料・D資料、及びパリ初版譜を作成するための資料であるE0資料は、アンナ・マグダレーナ・バッハ(以下AMB)の筆写譜の子孫である。このことはぼくが資料を研究していて比較的初めのころに気付いたことで、普通に研究すればおそらく中学生でもわかることだと思うのだが、これまでの無伴奏チェロ組曲研究の歴史において、いまだにぼく以外だれも主張していない。そして2016 [続きを読む]
  • 資料比較研究
  • 〜自筆譜の復元を目指して〜2013年に横山版のスラーなし版を一応完成させた後、スラーのある完全版を作成することは当然次の目標となり、試みとして第1組曲全部と第3組曲の一部のスラーあり版を作成をした。しかしその他の組曲についてはなかなか取り掛かれないでいた。そこへ2016年の終わりに新バッハ全集改訂版が出版されたことは大きな刺激になった。この改訂版については手厳しく批判したが、それは楽譜として多くの部分で進 [続きを読む]
  • 20世紀の誤り
  • ちょっと大げさなタイトルではあるが、20世紀は、1929年にアレクザニアン(Diran Alexanian/1881ー1954、アルメニア出身のチェリスト。パリのエコールノルマル音楽学校などで教えた)がアンナ・マグダレーナ・バッハ(以下AMB)の筆写譜付きの楽譜を出版したことにより、筆写譜というとAMBということになり、AMBに偏重してしまった。むしろ19世紀のほうが、いろいろな資料に対して公平な視点を持っていたとも言えるのである。さて [続きを読む]
  • 奇妙な和音?
  • 〜「平均律」にもマタイ受難曲にもあるこの和音のどこが奇妙なのか?〜 もういい加減にしろ!という思いから、無視されたリュート組曲 からこの項目を独立させることにした。正直言って、バッハ研究者には資格試験を施す必要があるのではないか、と思う程である。 第5組曲アルマンドの第25小節冒頭の和音は、歴代のチェロ組曲校訂者の無知によって馬鹿げた改変が今もなお続けられているのである。冒頭の和音とは次のようなものであ [続きを読む]
  • 多すぎた連桁
  • 疑惑の音同様、これもずっと気になっていた所である。連桁(れんこう)とは、複数の8分音符とか16分、32分、64分(以下、倍々になって行く)音符などを結びつける太い横棒のことである。第6組曲、アルマンドの第15小節、1拍目はパリ初版譜(1824年)以来、おそらくすべての版が次のように表記して来た。 パリ初版譜(1オクターヴ高く記譜されている): 旧バッハ全集(1879年):つまり8分音符二つに等分されて、同じ付点リズム [続きを読む]
  • 疑惑の音
  • 第2組曲において、このところ頭に引っかかっている「疑惑の音」がある。それは、クーラント、第24小節の終わりから2番目の音である。普通これはアンナ・マグダレーナ及びC資料、D資料に従ってFで弾かれる。しかしケルナーではGなのである。 アンナ・マグダレーナ(C・D資料も同じ): ケルナー:Fでも何の問題もないように思われる。それゆえ今まで特に議論されることもなかった。しかし第24小節はそれまで調があちこちさまよった [続きを読む]
  • 新バッハ全集改訂版の「無伴奏チェロ組曲」
  • 〜早まった出版〜 つい先日、 新バッハ全集改訂版の「無伴奏チェロ組曲」 が出版されたことを知った。去年の11月に発行されたようである。旧バッハ全集や新バッハ全集が何かということは他で調べてもらいたいが、ともかく新バッハ全集刊行後のバッハ研究の進展により、改訂版を出す必要が生じたということで、2010年にその第1巻として「ロ短調ミサ曲」が発行され、その後2年ごとに1巻ずつ発行され、「無伴奏チェロ組曲」はその第 [続きを読む]
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