北山(ほくざん) さん プロフィール

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北山(ほくざん)さん: 北山の歌雑記
ハンドル名北山(ほくざん) さん
ブログタイトル北山の歌雑記
ブログURLhttps://ameblo.jp/n-hokuzan/
サイト紹介文短歌初心者の戯言
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供134回 / 365日(平均2.6回/週) - 参加 2014/09/09 12:42

北山(ほくざん) さんのブログ記事

  • 歌誌「冬雷」2018年 7月号 私の心に残った歌 その4
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」7月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)いさかひのあとは会ふなく忘れゐし友浮かび来る夜半の目覚めに東京 田 中 しげ子 喧嘩別れした作者と友人。その後再会の機会も無く、その存在も忘れていた。 しかしながら「友浮かび来る夜半の目覚めに」と、 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 7月号 私の心に残った歌 その3
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」7月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)草を刈る戦のようになぎ倒す吾はあたかも独裁者なり高知 藤 田 英 輔☆ 草刈り機で草を刈り取る作者。作者の行くところ、周囲の草はいとも簡単に次々となぎ倒されてゆく。下句「吾はあたかも独裁者なり」に [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 7月号 私の心に残った歌 その2
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」7月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)桜の木に散布されたる薬剤に毛虫が落ちて土にのたうつ大阪 水 谷 慶一朗 桜の木に発生した大量の毛虫。それらが薬剤散布に落ちて地面でのたうちまわっていた。その数は相当なものであったろう。思えば毛虫は [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 7月号 私の心に残った歌 その1
  • 前月に引き続き歌誌「冬雷」7月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)畑より今年も独活を持ちくるる同期の友はまづまづ元気福島 松 原 節 子 今年も畑よりウドを持ってきてくれた作者の同級生。種々の世間話の中でそれぞれの体調の事も。友の答えは動くには支障のない程度の「 [続きを読む]
  • 掲載 二首
  •   歌誌「覇王樹」 平成30年 7月号 購読会員作品欄掲載歌           夕餉の蕎麦屋 母一人三つ子の姉妹を座らせて共に食みをり夕餉の蕎麦をかつ丼は贅沢過ぎかも卵では少し寂しと親子を頼む    にほんブログ村 俳句・短歌 ブログランキング [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 7月号 掲載歌
  • 茨城は「いばらぎ」ならず「いばらき」と今更気付くふりがな読みて「いばらぎ」と打ちて難無く文字変換出来るもあへて「いばらき」と打つ新幹線の窓打つ雨の流れ見て闇夜に流るる星を思へり小山まで来たるも水戸線二十二時十三分とぞ一時間待つ小山駅水戸線ホームの午後十時発車間際も空席目立つ小山より六駅目なる下館にて周囲の人はほぼ入れ替はる陶芸の里で知らるる笠間にて降りる人あり五人残れり水戸線の終着友部で下車したり [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 6月号 私の心に残った歌 その8(最終)
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」6月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)人生の初の試練か一升餅背負ひて一歳泣き泣き歩く 岩手 金 野 孝 子一升餅とは一升分のお米(約1.8kg)を使って作る餅。その重量を幼子にとって「人生の初の試練か」と言う作者。実際は蒸してお餅をつく為、 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 6月号 私の心に残った歌 その7
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」6月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)杉花粉ひのき花粉と憂鬱な春の到来黄に霞む空 茨城 中 村 晴 美作者にとっては、杉花粉やひのきのそれで憂鬱な春。森林に囲まれた作者の居住地域。春の到来を告げる花粉の飛散で黄色に空が霞んだ。その花粉 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 6月号 私の心に残った歌 その6
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」6月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)「安いね」と話しかけくる人が居り日曜市に野菜を選ぶ 埼玉 ? 橋 燿 子☆日曜日に立つ市(いち)に出掛けた作者。そして野菜の安売りに遭遇した模様だ。その安さは思わず見知らぬ人からも、感動のあまりに「安い [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 6月号 私の心に残った歌 その5
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」6月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)春彼岸思はぬ方の訪問は夫の従兄弟柊見せてと埼玉 小 川 照 子昨年、冬雷短歌会文庫歌集「柊の家」の上梓された作者。表紙の庭のヒイラギの写真や、その樹齢などの紹介文にその存在の貴重さが改めて親族、親 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 6月号 私の心に残った歌 その4
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」6月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)ひゆうるりと花びら一枚流れ翔ぶ風のかたちを表しながら 東京 中 島 千加子桜の花びらが花柄(かへい)から、離れた瞬間を目撃した作者。上句「ひゆうるりと花びら一枚流れ翔ぶ」の「ひゆうるり」に風に煽られ [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 6月号 私の心に残った歌 その3
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」6月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)江戸ひがん染井吉野に紅しだれ咲き盛るなか柳青めり 茨城 飯 嶋 久 子☆春彼岸の東京。街中には染井吉野や紅しだれが咲き乱れ、春の訪れを如実に感じた作者。そしてその桜の風景に混じる若葉がさみどり色に [続きを読む]
  • 放送大学 修論ゼミでした。
  • 今日は2回目の国文学修論ゼミ。 午後1時の開始の為、午前中はちょっと観光? 向かった先は、文京区の弥生美術館と併設の竹久夢二美術館へ。 弥生美術館の名前の由来は何だろうと思ったら地名でした。歴史の教科書に必ず出てくる弥生土器。その土器が初めて出土したのが、当時の東京府本郷区向ヶ岡弥生町。つまり美術館のある現在の東京都文京区弥生との事。 そこで、この地が何故“弥生”かいう疑問がわき、ちょっと調べて見まし [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 6月号 私の心に残った歌 その2
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」6月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)立ち止りメモしてゐれば覗かれて女性は笑まひ「私は俳句よ」東京 池 亀 節 子 歩きながら思い浮かんだ歌の一節を、忘れないよう急ぎ立ち止りメモしていた作者。そこに突然現れた女性。作者のメモをやにわに [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 6月号 私の心に残った歌 その1
  • 前月に引き続き歌誌「冬雷」6月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)花びらを踏みつつ水辺近くまで下りて探す大岡川の鯉神奈川 桜 井 美保子大岡川は、神奈川県横浜市を流れ横浜港に注ぐ河川。その周辺には桜並木が並び、毎年「大岡川さくら祭り」が開かれるようだ。そのさくら [続きを読む]
  • 掲載 二首
  •   歌誌「覇王樹」 平成30年 6月号 購読会員作品欄掲載歌            春の兆候 枯草の覆へるなだりの水仙は直ぐ立つ花の黄色際立つ外気温十度越ゆれば水仙に続けと梅のほころぶを見ゆ    にほんブログ村 俳句・短歌 ブログランキング [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 6月号 掲載歌
  • 歩みつつ桜並木を見上ぐれば行き交ふ人の面も上向く車窓より見下ろす春の広き庭桜一つの無きは寂しもはち切れむほどに膨らむ桜木の蕾は夕に紅増せる幕張を知らぬ若きにディズニーランドに近しと言へば嗚呼と頷く夜十時静まる車内に舞浜より若き等どつと乗りて賑はふ大風に徐行の電車は本読みにスマホ弄りに居眠りもをり強風の千葉より戻れる仙台の桜に花の残るは嬉し宮城 中 村 哲 也 にほんブログ村 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 5月号 私の心に残った歌 その8(最終)
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」5月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)春あらし一夜の雨に水位増し氾濫注意の放送しきり岩手 佐々木 せい子☆ 春あらしと共に一日中降り続いた雨。それは作者の住む街を流れる河川の水位をみるみる押し上げた。野外から聞こえる氾濫注意を呼びかけ [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 5月号 私の心に残った歌 その7
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」5月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)風邪なのか花粉のせゐかだるき身を嘆きて干せり居酒屋の酒東京 高 田   光体がだるいと感じる作者。その原因は風邪なのか、それとも花粉症の故なのか、どうもよくわからないようだ。それでも付き合いなので [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 5月号 私の心に残った歌 その6
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」5月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)口紅の真紅が似合う九十歳足引き摺りてリハビリに来る兵庫 三 村 芙美代☆ 口紅の真紅が似合うという九十歳の老婦人。とても目立つ存在の様だ。目鼻立ちがはっきりとして、往年の姿を彷彿とされるといった感 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 5月号 私の心に残った歌 その5
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」5月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)かち鴉電線に居て啼きもせず風も怖れずわれら見下ろす長崎 野 口 千寿子☆電線に停まっているかち鴉を見掛た作者。かち鴉は一般にはカササギと呼ばれる。胸部と腹部に白い部分が見られるものの全体的には黒色 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 5月号 私の心に残った歌 その4
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」5月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)若き日の勤め帰りに見上げゐし東京タワーの光は今も神奈川 大 野   茜作者がまだ、会社勤めに励んでいた頃。その帰宅途中にいつも見上げ眺めていた東京タワーの灯り。退職後、久々にそれを見掛ける機会があ [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 5月号 私の心に残った歌 その3
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」5月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)あなたとの図式はさらに分岐して我の腕中に眠る曾孫は田端五百子 (今月の30 首より) 「日日是好日」と題された三十首詠の一首。眠る曾孫を抱く作者。その存在を「あなたとの図式はさらに分岐して」と述べる。 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 5月号 私の心に残った歌 その2
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」5月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)シリウスの真上に月の冴え返りもの音絶えてまさやかに見ゆ 東京 天 野 克 彦恒星シリウスの真上に位置する月。その輝く月の下に展開されている澄み切った空気。そこに佇む作者の周囲は、まるで時が止まった [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2018年 5月号 私の心に残った歌 その1
  • 前月に引き続き歌誌「冬雷」5月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)雨戸繰りなるほどと見る雪の嵩一晩にして凡そ一尺埼玉 嶋 田 正 之 雨戸を繰る(送り動かして移動させる)ほどの大雪となった作者の居住地域。その降雪量は一晩で凡そ一尺、つまり30cm程になった。私の [続きを読む]