鮎川かりん さん プロフィール

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鮎川かりんさん: かりんの官能ミステリー
ハンドル名鮎川かりん さん
ブログタイトルかりんの官能ミステリー
ブログURLhttp://karinnovels.blog.fc2.com/
サイト紹介文小説家志望、28歳のOL”かりん”です。体験談を素材として、官能ミステリー小説を中心に書いてます。
自由文息づく乳房を目の当りにして、圭がどのように振舞うか、私は固唾をのんで待ちかまえた。圭の指が伸びてくるだろうと思っていた私は、圭の動作に戸惑った。頬摺りをし、再会できた子犬を愛撫するような優しさに、私は意外性を感じ、バギナの奥から愛液が、ひと吹き流れ出すのを感じた。
 悪くない。圭の肌の感触が心地いい。男らしさは感じないが、柔らかい肌の中に隠された柔軟な筋肉と堅牢な…
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供68回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2014/09/09 20:04

鮎川かりん さんのブログ記事

  • 、政権中枢を揺さぶる あぶない女145
  • 第145章「これが片山ノートですか……」上野は、リストを一枚一枚、入念に目を通していた。俺の方も、自分の資料の方に目を通した。「この中の人物の中に、キーパーソンが見つかると面白いネタですけどね……」「あぁ、そうでなければ、週刊誌ネタにはならないね」俺は、資料を読み終えて、追加の珈琲を注文した。「饗庭さんは、意味のある人物を見つけたと云うことですか」「見つけたと云う程ではないけど、何人か、検索すると [続きを読む]
  • ◎×がプリントされていない あぶない女144
  • 第144章ジャズバー静は、何時ものように、ゆったりとした時間が流れていた。上野との約束の時間は午後三時だったが、店内の古時計の針は、午後二時を、すこし回った時を刻んでいた。約束の時間を間違えた訳ではなかった。地方の新聞社から依頼されたコラムに関する資料に目を通しておきたかったからだった。この店のオーナーだと云う“静”という名の女の姿を見たのは、10年近く通っていて、たったの一度切りだった。まぁジャ [続きを読む]
  • 彼女に破綻を告げる あぶない女143
  • 第143章敦美の心境を確認して、俺は落ち着きを失った。彼女の、何も変わらないことが望みは、人間が生きていく上で、最も困難な望みだったからである。人間が生きている以上、その人の生活、或いは、長い期間の人生に対して、前進や後退と云う現象はつきものであって、これらの影響から、人は逃れられない生き物だと知っていた。つまり、敦美の望みは、必ず破綻すると云うことだった。その破綻が、どう云うものなのか、現時点で [続きを読む]
  • 情欲的ではない何か あぶない女142
  • 第142章だんだん、敦美が退屈な女になっていくのを感じていた。俺にとっての敦美は、クライアントであり、尻や腿を触りながら酒を飲む、良い相棒だった。俺はそれで充分だが、敦美と云う女の人生には、何かが不足しているように思え、その不足が、ひどく脆い心の女になっているようで不安だった。その何かを、敦美自身が見つけるのが一番だったが、放置しておけば、永遠にそれを見つける機会がないように見えた。しかし、押しつ [続きを読む]
  • 一突き一突きに呼応して あぶない女141
  • 第141章寿美は、魔性な身体になっていた。乾ききっていた大地が与えられた水を、いつまでも貪欲に飲み続けている大地に思えた。なにも、精液を飲み続けているわけではないが、快感と云う水を、与えられるまま、いつまでも満腹することなく飲み続けていた。肉体がへとへとになっているのに、膣が、子宮が、それを受けつけた。叫ぶ声が嗄れているのが判るほどだ。階下の高飛車な女主人が耳を塞ぐほどの快感を伝えていた寿美の声が [続きを読む]
  • 郵便物は彼らに届いて あぶない女 140
  • 第140章敦美の、片山ノート探しは続いていた。もう必要はないと言ってしまいたい誘惑にかられたが、飲みこんだ。「まだ、片山さんの愛人探しをしているの?」「全然わからないのよ」「当の本人が死んでいるんだから、調べるのも限界あるしね。尾行と云う手段を除いて、旦那の愛人探しは、簡単じゃないからな」「そうなのよ、こんなことになるなら、生きている間に突き留めておくべきだったわ」「ところで、敦美は、どうして第三 [続きを読む]
  • 寿美の焼き肉屋に郵送 あぶない女139
  • 第139章寿美に渡すデータのことで迷っていた。果たして、寿美の家族たちは、あの情報を覚醒剤の販売ルートとしてだけ使うかどうかだった。家族の中に目端の利く人間がいたら、リストの中に重要な人物がいたら、販路以外の目的に使う可能性はあった。覚醒剤の販売による利益が、どの程度になるか別にして、恐喝で、1千万とか3千万を手にする方が効率的と考えないとは限らないわけなのだから。無論、購買者の人間に注意を払うと [続きを読む]
  • 覚醒剤の顧客リストだから あぶない女138
  • 第138章片山のマイクロSDカードのデータを偶然に入手した俺の妄想は膨らんだが、恐喝と云う行動に出るほど差し迫った境遇にいない俺には、どこか絵空事にも思えていた。本来であれば、もう少し考えがまとまってから事を運びたいところだが、警察や内調が動いているとなると、彼らの先を行かなければ、意味はなかった。先ずは、上野と兄貴の為のデータをプリントアウトした。無論、片山がつけた印は消しておいたが、彼らも専門 [続きを読む]
  • 1億円ずつ恐喝しても80億 あぶない女137
  • 第137章考えれば考えるほど、厄介な代物だった。寿美の家族に、データを渡すのは問題ない。彼らは、覚せい剤の販路を求めているだけで、それ以上余計な思惑が入り込む余裕はないだろう。そして、事件を大きくしてくれる可能性があるのだから、上客云々のマーキングは削除したものを渡せば済むことだった。そうか、一日もあれば、片山のベアなデータの備考欄にある、×、▽、○、◎の中から、○と◎の人物だけソートして、そいつ [続きを読む]
  • 政財界の誰が餌食になるか あぶない女136
  • 第136章片山のオリジナルマイクロSDカードのデータは、上野の週刊誌も、兄の新聞社も、寿美の家族も、或いは警察や内調、場合によると政界財界でも欲しがるデータだと云うことを自覚していた。情報を小出しにする考えが浮かんだ。特に、何らかの根拠があっての考えではなかった。単なる勘と言ってしまえばそれまでだが、すべてのデータを、関係者にバラ撒きたくないと云う意志が生まれた。この片山のSDカードの中身を金に換 [続きを読む]
  • 永田町は蜂の巣を突いたような あぶない女135
  • 第135章殺害された森永俊祐と関係のある人物たちがリストアップされているかもしれない覚醒剤購入者のリストを、自分が持っている事実に戸惑いがあった。あの“片山ノート”に記されたリストの中には、政界や財界、芸能界関係者が何人かいるに違いなかった。その関係者を追い続け、何人か炙り出すだけでも、最低で二週間は、特集記事を埋められるだろう。運がよければ、政財界を揺るがす汚染された人脈の炙り出しも充分にあり得 [続きを読む]
  • 随分キナ臭い事件に あぶない女134
  • 第134章上野から電話が入った。“もしもし、饗庭さん、ニュース聞きましたか。森永卓造の息子が殺されましたよ”「あぁさっきのニュースで知ったよ……」“あの事件、覚醒剤絡みらしいんですけど、何か知っていますか?”「実は、近々渡そうと思っていたデータがあってさ、そのデータに森永俊祐って名前があるんだよ。つまり、殺された森永俊祐は、例の片山亮介の顧客だった可能性が濃いということなんだ」“えっ!そうなんです [続きを読む]
  • J党内に激震が走って あぶない女133
  • 第133章寿美と別れた俺は、久々に家のテーブルで食事をしていた。日本人の食卓に、テレビがセットのようになったのは、何時からだったろうなどと考えながら、画面を見つめていた。たしか、東京オリンピックだったか、それとも、今上天皇が皇太子の時のご成婚のパレード辺りからだったろうか、そんなことを考えていた。その時、「殺害されたのは、森永俊祐さん38歳とみられ……」アナウンサーが無機質にニュースを伝えていた。 [続きを読む]
  • 十数回のオーガズムを味わい あぶない女132
  • 第132章「森永俊祐って男がキーなわけ?」寿美は、一時間ほどの行為の中で、少なくとも十数回のオーガズムを味わい、火照った身体を押しつけて、更なる欲情が湧き上がることを期待していた。「ハッキリしたことは知らないけれど、その男は、渋谷の円山町付近に住んでいて、政治家の子供や芸能人関係者と繋がりがあるって、それだけの情報。大した意味はないだろうけど、一応知らせた方が良いと思ってね……」「兄たちに聞けば、 [続きを読む]
  • ヴァギナに陰茎を挿し込んだまま あぶない女131
  • 第131章“森永俊祐”という男は広告業界に身を置いていたわけで、芸能関係との繋がりもヒットした。驚くことに、今では、芸能人の巣窟と噂される、渋谷円山町に居を構えていた。おれは、この情報は、上野に進呈してやろうと思った。意味もなく、彼に、無駄な時間を費やさせるのは、この際、賢明ではなかった。このヒントがあれば、上野は、俺がもっと重要な情報を隠し持っていると思っても、素直に協力するモチベーションに繋が [続きを読む]
  • 大スクープは確実なネタだ あぶない女130
  • 第130章上野に、エクセルのデータを、そのまま渡す気はなかった。備考欄の×、▽、○、◎の分類を削ったデータをプリントアウトして、紙データを渡すつもりだった。無機質な静かな音を伴って、データは無事にプリントアウトされた。データ元のデスクトップアドレスなどがインプットされていないことを確認して、茶封筒に突っ込んだ。これで、準備は整った。後は、上野の腕を確認する作業を、じっと待つだけだった。この紙データ [続きを読む]
  • 顧客数は800人達していた あぶない女129
  • 第129章マイクロメモリーカードの中身は“片山ノート”そのものだった。単に、名前と携帯番号が羅列されているエクセルデータなので、そこに記されている個人名が、本名か偽名かも判らないものだった。唯一の有力な手掛かりは、備考欄に、×、▽、○、◎が記され、何らかの分類を示唆している点だった。おそらく、リストアップされている名前は、その多くは偽名と考えて良いだろう。覚醒剤を購入しようという人間が、本名を名乗 [続きを読む]
  • バカ息子風に見えるわ あぶない女128
  • 第128章パソコンを開くと、Windows10の更新がはじまった。なんでこんな時に更新をするんだと思ったが、始まってしまった以上、それが終わるのを待つしかなかった。更新は嫌に長い感じだった。シャワーを浴びようと部屋を出た時、携帯が鳴った。寿美からだった。“兄が任意の事情聴取で呼ばれたの”「任意か、でも、そのまま逮捕って流れかもな……」“私も、そんな感じがするの。どうしたら良いかな?”「現時点では、手の打ち [続きを読む]
  • ヤバイ相手とかかわる危険も あぶない女127
  • 第127章俺は、敦美のアドバイスを受け入れて、マンションの駐車場を月極めで契約していたので、駐車場探してウロウロせずに済んだし、悪戯されるリスクも減ったことは嬉しいご褒美だった。敦美が、必要経費から落とすから良いと言われたのだが、先ほどのように、俺の運用手数料を忘れていないとも限らなかった。こっちの確認もしておかないと思いながら、イグニッションキーを回した。敦美の部屋から30分弱で、家につけるのもあ [続きを読む]
  • ポケットのマイクロSDカード あぶない女126
  • 第126章敦美がマンションに持ち込もうとする荷物が、予想以上に多くなった為に、結局一旦中井のマンションに戻る羽目になった。「あぁ、持ってき過ぎちゃったね」敦美は、夢中になって、あれもこれもと強大なポリ袋に詰めこんだ、衣類を、次々とリビングで開き始めた。「まだ着られる高級そうな服だから、いずれにしても持ってくることになるのだから、無駄と云うことはないさ」「そうよね。これを整理するドレッサーも買わなけ [続きを読む]
  • 私の中には片山はいない あぶない女125
  • 第125章「なにか見つかった?」敦美がコーラの瓶を持って、片山の書斎に現れた。「いや、めぼしいものはないね。片山さんって、音楽のセンスは好かったようだね。クラシックのセンスも好いし、ジャズ、ロックのCDのコレクションも上等だ。BOSEのセットも中々なものだからね、感心してみてたよ」「あら、興味あるの。だったら、何かの機会に持って行ってよ。あの人も、好きな人に遺品として貰って貰えたら本望なはずだから」「そ [続きを読む]
  • マイクロSDカードが… あぶない女124
  • 第124章壁紙は、警察が部屋を調べた時点ではしっかりと貼りついていたものが、今になって剥がれたのだろうか、いずれにしても、奇妙な捲れ方だった。特に注意深く剥がす気はなかった。手触りで、中に紙片らしき大きさのものが挿し込まれているのはたしかだった。かなり乱暴に剥がした所為か、指で押しても、唾をつけて押しても、もう剥がれを簡単に修復することは出来なかった。しかし、もう解約するだけになった部屋に遠慮は不 [続きを読む]
  • 壁の下に切れたような線 あぶない女123
  • 第123章片山と敦美が暮らしていた部屋は、窓を閉め切っていた臭いはあったが、死人がいたような印象はなかった。「リビングには入りたくないの」敦美が、俺の背に隠れて呟いた。警察の立ち入り禁止のテープは既になかった。敦美は、寝室と自分の部屋を行ったり来たりしながら、必要な物を掻き集めていた。俺も、警察が入念に調べたであろうリビングはパスして、片山の書斎を入念に調べてみた。パソコンのない片山のデスクは寂し [続きを読む]
  • 内腿に腕を伸ばし あぶない女122
  • 第122章「やっぱり、その第三の愛人のマンションが怪しいかもな」俺は、その頃から癖になった、敦美の内腿に腕を伸ばして寝ころびながら話していた。「銀行は凍結されているから、金庫があったとしても、開けられないよね」敦美も、内腿に俺の手があることを気にもせず答えた。「そういうことになるね。たまたま、君が金持ちだったから良いようなものだけど、旦那の収入だけで生きていたら、大変な事態になっていたわけだ」「ほ [続きを読む]
  • 三人の愛人の誰か あぶない女121
  • 第121章「それで、寿美さんは、心当りを当たってくれるって言ったわけだね」「そうよ。分るかどうか自信ないけど、一応当たってみてくれるって」「それで充分だよ。ボールは、あちら側に渡ったってことだからね」「寿美に聞かれたので、知っている二人の愛人の話しちゃったけど、あの人たちに危害が加わったりしないよね」俺は、返事をする前に考えた。「さぁ、どうだろう。三人の愛人の誰かに“片山ノート”が渡されているとし [続きを読む]