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シューマッハの風に吹かれて https://qivo.hatenablog.com/

イギリスのシューマッハ・カレッジ大学院(Schumacher College)や英国生活に関するブログ

日本でも少しずつ認知度が高まってきたシューマッハ・カレッジ。一方で、まだ日本人の参加者も少なく、日本語での情報も少ない為、その実態が掴み辛いのが現状です。 そこで、少しでもシューマッハ・カレッジ情報を国内で広め、多くの方に興味を持ってもらうべく始めたブログです。 なお、2014年8月より経済学修士課程(MA Economics for Transition)に日本人として初めて参加しています。

きーぼ(qivo)
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イギリス
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鎌倉市
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2014/09/10

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  • 授業で木を植えました

    実は11月17日から3つ目の必修科目となる「New Economics In Practice」というコースが始まっています。(なお、このコースの概要については、追って記事にしたいと思います。)このコースは簡単にいうと、これまでの必修科目で学んできた内容を実践に落とし込んだ場合にどうなるのか、ということを学ぶその名の通りpracticalな授業です。その中の一つで、エネルギー問題について先週取り扱いました。 ここシューマッハ・カレッジは、ダーティンホール財団に所属しているのですが、すぐ裏に非常に広大な森があります。この森をどのようにシューマッハ・カレッジのエネルギー問題に生かすのか、ということ…

  • 初霜

    昨日の日中まではそこまで寒くなかったのに、昨晩から急激に冷え込みました。 通常、この時期の空は雲で覆われ尽くしており、なかなか雲の切れ間を探すのが難しいのですが、昨晩は満点の星空だったので、おそらく放射冷却が起こったのでしょう。 朝起きてみると、初霜が下りていました。普段とは違うカレッジの景色を見ることが出来てとても幸せな気持ちになりました。このように季節の移り変わりを定点観測できるのも、自然豊かな環境で寮生活をしているカレッジならではの特権だと思います。 上写真:カレッジ前にある大きな木の中からカレッジを撮影。芝全体が白くなっているのが分かります。 上写真:芝生だけでなく、落ち葉もすっかりと…

  • 2つ目の必修科目(Emergence of the New Economy)

    来週からもう3つ目の必修科目に入ろうとしていますが、まだ2つ目の必修科目について説明をしていなかったことに気付いた為、今回はこの点について簡単に説明したいと思います。 こちらの記事で1つ目の必修科目である「The Ecological Paradigm」について触れましたが、この科目ではエコロジカルな視点を最初に学びました。また、以前も書きましたが、世界中の経済学修士課程の中で、エコロジカルを学ぶコースから始まる学校はここシューマッハ・カレッジ以外にはないと思います。 そして、いよいよ2つ目の必修科目です。 概要 1つ目の必修科目で学んだエコロジカルな視点を元に、それをどのように既存の経済シス…

  • 週末の過ごし方(2): リンゴジュースを作ってみた(Apple Pressing)

    以前に、イギリスでApple Picking(リンゴ狩り)してみたという記事で、リンゴ狩りをしたことをお伝えしましたが、今回はその続編です。 Apple Pressingと呼ばれる方法でリンゴジュースを作ろう!という企画です。これには、カレッジスタッフやボランティアや生徒や卒業生やそれぞれの家族などがみんな集まって、総出でリンゴジュースを作りました。さて、Apple Pressingというぐらいなので、リンゴを圧縮してリンゴジュースを絞り出します。 こんな経験今までやったことがなかったので、とても楽しかったです!!!最近はイギリスでもこういう伝統的でアナログな方法でリンゴジュースを作っていると…

  • Community Groupという特徴的な仕組み

    日本もだいぶ秋っぽくなり、涼しくなってきてる頃でしょうか。ここイギリスは日本よりもはるか北にある為、だいぶ寒くなりかなり秋らしくなってきています。それに伴って、日照時間もどんどん短くなり、雨の日も増えて、いよいよイギリスらしい気候を堪能できています(笑)。 ちょうど本日10月26日にサマータイムが終了しましたので、いよいよ冬がやってくるぞ!という感じです。ちなみに、このサマータイム終了により日本との時差は9時間となります。日本を基準とした場合は-9時間なので、日本が19時の頃にイギリスは10時です。 上写真:カレッジ前にある木もすっかりと秋模様です。 上写真:芝生の色も夏よりも淡くなり、枯葉が…

  • プリマス大学との深い関係性

    この間、私が住んでいるTotnes(トットネス)というシューマッハカレッジがある駅から電車で30分ぐらい南西に行ったところのプリマスという街にあるプリマス大学に行ってきました。 これはシューマッハカレッジ大学院生の全員が参加対象でシューマッハカレッジが学校として公式に主催しているものです。その為、プリマス大学では教授が2人ついて色々と学校の施設やら歴史やら最近のトレンド等を説明してくれます。 なぜプリマス大学? 上写真:一番目立つところにあった看板 では、何故プリマス大学の名前が突然挙がってきたのでしょうか。これにはもちろん理由があります。 シューマッハカレッジは立派な大学院大学ですが、カレッ…

  • 学校ホームページリニューアル!

    ちょっと前に学校ホームページがリニューアルされました! URL自体は変わらずに↓のものなので是非とも見てみてください。 https://www.schumachercollege.org.uk/ 画面イメージはこんな感じになりました。 デザイン的には以前のホームページはもう少し重厚感のある感じでしたが、今回はポップな印象を受けました。(以前のホームページのイメージがないのがこの場で比較できないのが悔やまれますが。。。)あとは、最近のホームページとしては必須のSNS連動機能が追加されたようです。 デザインやSNS連動機能は細かな点だと思いますが、ざっと見た限りでは大きな変更点としては以下の3つが…

  • 【更新版】生徒の出身国と英語レベル

    以前「生徒の出身国と英語レベル」という記事で、シューマッハ・カレッジの修士課程(マスターコース)に参加している生徒の出身国と英語レベルについて、書きました。 記事を書いた段階ではVISAの問題とかでまだ学校に来れていない生徒が3名いたようです。そして、残り3名についても無事に合流して最終人数が確定したので、改めて「生徒の出身国と英語レベル」について、【更新版】ということで改めて情報をUPしたいと思います。なお、集計対象コースは前回と同様以下の2コースです。 Holistic Science Economics for Transition 前回から3名増えたので、両コース合わせた参加人数は29…

  • イギリスでApple Picking(リンゴ狩り)してみた

    今回は平日に授業が終わった17時ぐらいから、学校の近くにある農園で本場のApple Pickingつまりは「リンゴ狩り」をしてきました!実は梨狩りやぶどう狩り等はしたことがあるのですが、リンゴ狩りはしたことがなかったのでとても楽しかったです。 こちらのリンゴはもちろん無農薬の自然栽培なので、収穫したその場で食べることもできます。過去2回すでに収穫をしているので、今回は赤い実がだいぶ少なかったですが、それでもとてもおいしかったです。 上写真:リンゴ園の入り口。学校から歩いて5分ぐらいのところ。 上写真:リンゴ園に到着。 上写真:こんな感じでよじ登ってリンゴをえっさほいさ収穫します。 上写真:収穫…

  • 週末の過ごし方(1): 窯でピザを作ってみた

    今回は少し趣向を変えて週末の過ごし方についてです。 基本的に週末は完全に自由行動なので、各自好きなように過ごしています。学校でゆっくりする人もいれば、近くの街のTotnes(トットネス)に行く人もいれば、友達に会いにロンドンや遠くに行く人もいれば、本当にまちまちです。 個人的にはゆっくりすることが好きなので、 朝は目覚ましをかけずにこれでもかってほど寝て 洗濯したり、部屋掃除したり、ベッドシーツ変えたり ブログ書いたり、ネットサーフィンしたり 授業の予習・復習したり Totnesに行って買い物したり といった感じが基本的な行動パターンとなってます。週末は学校に人が少ないため、どこかに行くよりも…

  • いよいよ必修科目開始(The Ecological Paradigm)

    この記事にも書きましたが、授業開始後の最初の1週間(9月1日~5日)は、具体的な講義は行わずに「講師と生徒がお互いにどういう人間かを共有した上で一つの共同体としての結束力を強めよう」、そして、次週から始まる本格的な授業に備えようという趣旨のものでした。 その後、9月8日からは具体的な講義に入り、色々な内容を現在進行形で学んでいる最中です。内容としては、必修科目の「Term1: Core Modules」の中で一番初めに授業を行う「The Ecological Paradigm」の授業を受けています。 そこで、この授業内容について、少しずつ紹介していきたいと思います。 概要 まずはコース名にもな…

  • シュタイナースクール@イギリスでの講演会

    シューマッハカレッジのMSc Holistic Scienceコース(修士課程)にvisiting teacherとして訪れているCraig Holdrege博士が近くのSouth Devon Steiner School(サウスデヴォン シュタイナースクール)で夜に講演をするというので、聞きに行ってきました。 この日はTotnesの街で他にも二つイベントがあり、かなり悩みましたが、去年は冒険教育機関(Outward Bound Japan)の冒険教育指導者育成コースに参加者し、そして今年は大学院に身を置くようになったことで、以前はさほど興味がなかった「教育」という分野にも最近は興味を持つよう…

  • シューマッハ・カレッジの経済学修士コース(MA Economics for Transition)の全体像

    今回は私が所属しているMA Economics for Transition(経済学修士)に関するコース全体像を簡単に紹介したいと思います。 まずは、下の図をご覧ください。なお、この記事にも書きましたが、8月下旬に到着してから実際の授業が始まるまでにIntroductionやらInductionやらありますが、それはこの図からは省いていますので、予めご承知ください。ちなみに、この部分が重要でないという意味ではなく(実際にはとても重要)、「修士号の為に必要な単位を取得する為には」という条件で見た場合のコース全体像だとご理解ください。 上図:コース全体像はこんな感じです コース全体の特徴 「現在の…

  • 生徒の出身国と英語レベル

    【2014年10月5日追記】 こちらの記事を書いた後に新たに生徒が3名合流したので、この記事の更新版をこちらの記事に書きましたので、宜しければそちらも合わせてご覧ください。 今回は題名の通り、シューマッハ・カレッジの修士課程(マスターコース)に参加している生徒の出身国と英語レベルについて、書きたいと思います。集計の対象コースは、以下の2つです。 Holistic Science Economics for Transition なお、修士課程はこれら以外にもありますが、スタート時期が異なる為などの理由からまだ生徒がいませんので、この2コースを対象としました。また、ショートコースも含まれていませ…

  • イングリッシュパブ初体験

    クラスメートのイギリス人に、「まだイングリッシュパブに行ったことがないんだ」みたいな話をしたら、「じゃあ行こうよ!俺企画するよ!」ってことで、イングリッシュパブに飲みに行く企画を立ててくれました。なんてナイスガイなんでしょう! ちなみに、カレッジがあるところはとても自然豊かなところで、裏を返せばすぐ近くにはあまり何もない場所です(笑)それでも、歩いて10分強のところにパブがポツンっとあるのには本当に驚きました。やはりイギリスの文化にとても根付いていることが伺えますね。 パブへGO! ってことで、8人くらいで近くのパブにいくことになりました。 上写真:パブ外観(1320年からって歴史が古すぎて驚…

  • 手作りの本が完成しました。

    前回の記事でも紹介しましたが、この間の授業で手作りで本を作りました。 上写真:挟まっている白い物体が作成途中の本です。 その後、糊が乾くのを待っていたのですが、いよいよ完成しました!! 上写真:外側の表紙はこんな感じ 上写真:中はこんな感じ なんせ手作りなので、表紙の色やらしおりの色やらページの色やら自由に選べるので、好きに組み合わせて自分の気に入ったオリジナルな本を作ることができるのが、最大の特徴ですね! 自分は外側は濃紺でシックにして、中としおりは暖色系にして明るい雰囲気にしてみました。 やっぱり自分で手作りしたものって愛着が湧きますね! さー、これからlearning journalがん…

  • いよいよ授業開始

    9月1日(月)を迎えていよいよ授業開始となりました。 繰り返しになりますが、私が通っているコースはEconomics for Transitionという修士課程なので、あくまでそのコースに関する内容だということにご留意ください。その他の修士課程は内容が異なりますので、予めご承知おきを。 上写真:こんな感じの通称Red roomがEconomicsコースの本拠地です 講師陣 ちなみに、このコースを基本的に引っ張っていってくださる先生方は、Julie Richardson氏、Jonathan Dawson氏、とTim Crabtree氏のお三方です。これ以外にも、Holistic Science修…

  • 授業が始まる前までの日々

    さて、授業は9月1日(月)から始まる為、カレッジに到着した8月28日(木)から31日(日)の約4日間は授業がありません。その代わりに、参加者お互いの関係性を深める為の催しやら学校案内やらがあります。その他の時間は基本的に何をしていても自由ですが、結構みんなで声を掛け合って何かしらやっている、といった感じです。 それでは、簡単にどんな感じで日々が過ぎていくのかを書いてみたいと思います。 8月28日(木)18:30の夕食に間に合うように、14:30~18:00までに到着するようにカレッジ側からは予め伝えられています。でも実際には、この時間中に全員が集まるわけではなく、ほとんどの人が授業開始前の31…

  • シューマッハ・カレッジへの行き方

    「シューマッハ・カレッジの受験記録」シリーズを出国前に仕上げようと目論んだでいたのですが、一回しか更新することができずに出国を迎えてしまいました(笑) 有難いことに、本当に多くの送別会や壮行会にお誘いいただいたことと、VISA取得を含めた出国前の準備を行っていたら、思ったよりも時間が足りなくなってしまい、本当に申し訳ありませんでした。今後、少しずつ時間を見つけて細々と受験記録シリーズを更新していこうと思いますので、気長に待っていただければと思います。 さて、そんなこんなで日本を出国し、シューマッハ・カレッジに到着してしまいました。ちなみに、大学院側からは8月28日(木)に学校に到着するように、…

  • シューマッハ・カレッジの受験記録: 英語(独学or国内予備校or海外予備校)

    今回も英語についてです。 前回は①としてTOEFLかIELTSかという点について書きましたが、今回は②で勉強方法として、「独学」「国内予備校」「海外予備校」のどれで勉強するかについてです。 なお、こちらの記事(3.自己紹介(留学準備)編)にも書いてある通り、過去に「独学」と「国内予備校」は経験したことがあるものの、仕事の忙しさを言い訳にどちらもあまりうまくいきませんでした(笑) ② 勉強方法: 独学か国内予備校か海外語学留学か? そこで今回はどうするか?と考えたときに、「独学」はすぐに選択肢の中から消えました。性格的に追い込まれないと勉強しないタイプであり、自制心を保ち続けながら勉強するのが苦…

  • シューマッハ・カレッジの受験記録: 英語(TOEFLかILETSか?)

    まずは、英語の勉強に関する記事を書きたいと思います。ちなみに、前回も紹介したスケジュールでいうとここです!っていうのを下の図に示しました。(前回はスケジュール表が横長になってしまったので、今回は勉強期間だけを切り取って図にしました。) 多くに日本人にとって最初にぶつかる壁であり、かつ最大級の関門なのが、英語なのではないでしょうか。そして、私もご多分に漏れずこの英語に苦しめられてきた経緯を持っています。(どのように苦しめられてきたかの詳細は、「僕はこうして英語アレルギーを育んだ」シリーズをご覧ください。) また、英語アレルギーを克服しようと思って何回か英語を勉強しようとチャレンジしたこともありま…

  • シューマッハ・カレッジの受験記録: 全体スケジュール

    シューマッハ・カレッジ受験概要についてはこの記事に記載しましたが、「じゃあ実際にどれぐらいのスケジュール感で受験準備を進めればいいの?」という方に対して、少しでも参考になればと思って、私の受験記録をこれから何回かに分けて記載していきたいと思います。 そして、初回となる今回は、私の「受験準備~書類選考~面接~合格~その後」についての全体スケジュールを紹介したいと思います。まずは、上の図を見てください。これが全体スケジュールそのものです。(「たかだかブログの為に何こんな資料作ってるんだ。暇なのか。」という批判は予め認識しています 汗) このスケジュールは結果的にこうなったわけではなく、年末年始に色…

  • シューマッハ・カレッジの入学費用

    しばらく日が空いてしまいましたが、またまた検索ワードに応えるシリーズです。シューマッハ・カレッジの費用に興味を持たれている方が一定数いらっしゃるようですので、今回はどのくらいの費用がかかるのか、という点について書きたいと思います。 まず、こちらの記事にも書きましたが、シューマッハ・カレッジには大きく分けて、4日間~3週間程度の一般参加者向けのショートコースと、1年間のマスターコース(修士課程)の2つのコースがありますので、それぞれに分けて書きたいと思います。 予めお断りしますが、あくまでホームページ上に載っている情報のみを参照して記載している点にご留意ください。ホームページは、ショートコースは…

  • シューマッハ・カレッジの受験概要

    このブログはどのブログランキングにもまだ登録していないですし、どこかにURLを書いて広めたりもしていないので、私が直接話した人(と言ってもまだ2~3人ですが。。。)か、GoogleやYahooで検索した人だけが見ているという、非常にマニアックなものです(笑) それでも検索して辿り着いてきた方の検索ワードを拝見すると、シューマッハカレッジ入学に興味を持っていらっしゃる方も一定数おられるようです。これは私としても非常に嬉しいことであり、「是非ともシューマッハカレッジ仲間を増やしたい!」と常々思っているので、鉄は熱いうちに打てじゃないですが、早めにシューマッハカレッジ受験について書こうと思って、この…

  • 僕はこうして英語アレルギーを育んだ⑦ ~社会人時代~

    え、外資系!? 振り返ってみると英語アレルギーになったのは10歳だったので、新社会人になる頃には既に10年以上の英語アレルギーキャリアを持つ大ベテランである。そんな私の就職先となったのは、米系コンサルティング会社だった。日本帰国以来、一度もアメリカ本土に足を踏み入れていない私がアメリカ資本の会社に入るとは、人生は何が起きるか分からないから面白い。ちなみに、この会社に入社したのは、もちろん外資系だからではなく、コンサルティングという仕事そのものに惹かれていたからである。 この会社に入るのに英語力は必要なかった。また、仕事もほぼ全てのクライアントが日本企業だった為、英語を使うことはなかった。時々、…

  • 僕はこうして英語アレルギーを育んだ⑥ ~中学・高校・大学時代~

    英語が武器になった!? 日本に帰国した私は、ほどなくして帰国子女枠の中学校受験に挑んだ。曲がりなりにもアメリカで苦労してきたので、ある程度は戦えるだろうと思っていたが、第一志望校の試験に臨んだ私は愕然とした。長文読解の文章の意味が不明なのである。しかし、受験者数から考えると、補欠にも入らない人の方が少ない為、補欠には入るだろうと高をくくっていた。そして、合格発表。私の番号はどこにもなかった。その「少数派」に私は属していたのだ。こうして「英語力がない」ということをアメリカのみならず、日本でも早速突きつけられたのだ。 その後、別の中学校に入学した。初めての学ランに心を躍らせていた。その中学校には帰…

  • 僕はこうして英語アレルギーを育んだ⑤ ~少年時代その4~

    アメリカの頃の少年時代シリーズは今回を最後にしたいと思います。本当はもっと色んなネタを書きたいところですが、あまりこの時期にフォーカスし過ぎても、なかなか先に進まないので(笑)。 悲しさと嬉しさと不甲斐なさと さて、色んな苦労をしながらも日々が過ぎ、何とか約2年間の月日が経った。ちょうど新学年になった頃、履修する授業に変更があった。これまでは、ESL(English as a Second Languageの略)という英語を母語としない生徒の為の英語を学ぶ授業があったが、今後はアメリカ人と完全に同じ授業を受けるというのだ。レギュラークラスと呼ばれていたその授業は、国語や社会といった英語が分から…

  • TOEICとTOEFL イギリスビザ申請に使用できない!?

    2日前ですが、こんなニュースが飛び出し本当に驚きました! TOEICとTOEFL、英ビザ申請に使えず 4月から 英語力の証明に使われる国際的な検定試験「TOEIC(トーイック)」と「TOEFL(トーフル)」が、今月から英国ビザの申請に使えなくなったことが分かった。英国での試験で不正が発覚したため。TOEICの日本事務局は、英国渡航目的の受験者に受験料を返金する方針だ。 留学支援業者によると、ビザを取得して英国の大学や大学院に留学する日本人は推定で年2千人。このほか、就労や移住を計画する人にも影響が出ている。 きっかけは、2月の英BBCの報道。ロンドンであったTOEIC試験で、替え玉受験や試験監…

  • 僕はこうして英語アレルギーを育んだ④ ~少年時代その3~

    さて、前回からの続きでキャンプの話をもう少ししたいと思います。 もう限界かも 一事が万事すべて分からない為、暗中模索の中での日常生活だった為、全く気は休まらなかった。最初の頃は、食事の時間や場所も分からない、どんなイベントがあって何時にどこでやるのかも分からない、やっと部屋に戻っても英語を使わなければならない。何日か経った頃、私の中で何かのリミッターが振り切れた。 いてもたってもいられず、公衆電話にコインを投入し自宅へ電話した。懐かしい母の声を聴いたら、涙が溢れ出てしまいなかなか声にならなかった。それでも、あまりにも辛いのでキャンプから帰りたい、と伝えた。心のどこかで受け入れてくれるのではない…

  • 僕はこうして英語アレルギーを育んだ③ ~少年時代その2~

    さて、前回のエントリーからすっかり日が空いてしまいました。ずっと更新していないことが気にはかかっていたのですが、仕事の忙しさを言い訳に中々手が付かず、半ば諦めの境地に達しかけたこともありました(オイ)。だけど、ブログを書くこと自体が初めての経験だし~、続けることに意義があるし~、最初からゆるーく更新するって宣言してたし~、と自分に甘い言い訳をしながら、しれっと更新しますがお許しください。これからも気長にお付き合いください。 嬉しくない夏休み 前回のエントリーの通り、渡米時点ではアルファベットも書けない状態だった。しかし、約1年が経ち、無事に自分の名前をアルファベットで書けるようになり、多少は周…

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