ウェストエンダー さん プロフィール

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ウェストエンダーさん: 明日もシアター日和
ハンドル名ウェストエンダー さん
ブログタイトル明日もシアター日和
ブログURLhttps://ameblo.jp/theatregoing/
サイト紹介文演劇、バレエ、歌舞伎、ミュージカル、映画、本など、観たものについて感想を綴っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供158回 / 365日(平均3.0回/週) - 参加 2014/09/12 07:56

ウェストエンダー さんのブログ記事

  • 二月大歌舞伎・夜の部 1回目@歌舞伎座
  •  3演目めの「七段目」は、お軽と平右衛門が、奇数日=玉三郎と仁左衛門、偶数日=菊之助と海老蔵という配役で、なんとも贅沢というかお財布泣かせというか。まず偶数日に行ってきました。1演目めの「熊谷陣屋」は奇数日に観てから感想を書くので、ここでは2演目めから。 壽三代歌舞伎賑「木挽町芝居前」 2月の襲名披露口上は、舞台を江戸の芝居小屋に見立て、役者がそれぞれ役名をもって登場し祝い事として見せる演出です。 [続きを読む]
  • 二月大歌舞伎・昼の部@歌舞伎座
  • 「春駒祝高麗」梅玉/芝翫/錦之助/梅枝/米吉/梅丸/又五郎 曽我兄弟が親の仇である工藤と対面する曽我ものの舞踊バージョン。ふた月めに入った襲名披露の幕開けに相応しい、華やかな狂言です。セリに乗って現れた、梅玉の立派な工藤と、美女3人。梅玉と工藤ってあまり結びつかなかったけど、これは祝祭感のある舞踊狂言なので、梅玉の品格や優雅さがハマっていました。米吉と梅丸が、少しぷっくりした顔立ちで口元が小っさく [続きを読む]
  • 本「若手歌舞伎」by 中村達史@新読書社(2017年)
  • 若き歌舞伎評論家、中村達史さんの初の書籍です。2章から成り、内容は以下のとおり。 ●1章「役者論」 全体の3分の2強。 若手世代(40代半ば以下)の歌舞伎役者についての役者論です。まず、次世代の芯となる役者という括りで、幸四郎(執筆当時は染五郎)、松緑、猿之助、菊之助、海老蔵、勘九郎、七之助、さらに、梅枝、彦三郎、松也、愛之助を取り上げています。そのあと、20代の役者という括りで、立役(歌昇、萬太郎、 [続きを読む]
  • 新国立劇場バレエ「ホフマン物語」@新国立劇場オペラパレス
  • 音楽 ジャック・オッフェンバック編曲 ジョン・ランチベリー振付/台本 ピーター・ダレル出演 菅野英男/小野絢子/本島美和/柴山紗帆/貝川鐵夫/木村優里  本島さんのジュリエッタをどうしても見たくて、この日になりました。期待通り、もう、本島さん、ほんっとに素晴らしかったです。妖艶でゴージャスで気高くて、誘いの笑みを浮かべるも、変に媚びていないところまでファムファタール的雰囲気いっぱい。サロンのホスト [続きを読む]
  • ハンブルク・バレエ「椿姫」@東京文化会館
  • 振付/演出 ジョン・ノイマイヤー音楽 フレデリック・ショパン出演 アンナ・ラウデール/エドゥイン・レヴァツォフ/イヴァン・ウルバン/カロリーナ・アグエロ/アレクサンドル・リアブコ/マティアス・オベルリン/パトリシア・フリッツァ  セカンドキャストのこの日にして正解だったかも。エドゥインのアルマンはザハロワと踊ったときの映像を観たら悪くなかったし、アンナとは夫婦だからパートナーシップは盤石と思ってい [続きを読む]
  • 初春歌舞伎公演・Bプロ@新橋演舞場
  • 通し狂言「日本むかし話」海老蔵/堀越麗禾/右團次/獅童/笑也/笑三郎/児太郎/弘太郎/市蔵/九團次/齊入/家橘  海老さんの自主公演ABKAI@シアターコクーンのうち、2013年の「疾風如白狛怒涛之花咲翁物語。」と、2015年の「竜宮物語」「桃太郎鬼ヶ島外伝」に、新たに一寸法師とかぐや姫を加え、通し狂言とした演目です。通しとして繋がるよう、それぞれの展開をABKAIのときとは少し変えてありました。 プロローグは地球 [続きを読む]
  • 寿初春大歌舞伎・昼の部@歌舞伎座
  • 「箱根霊験誓仇討」勘九郎/七之助/愛之助/秀太郎 ずいぶん長く上演が途絶えていたらしいですが、話は単純なものの、面白かったです。中村屋兄弟の夫婦役が凄くしっくりしていて、完全に1つの世界を作っていました。勘九郎は足が萎えているので躄車に乗り、それを七之助が引きながら、仇討の手がかりを求めて行脚。花道を出てくる2人の姿が侘しげなんだけど、頬被り姿がやけに色っぽくてため息(3階席からだったので花道七三 [続きを読む]
  • 「黒蜥蜴」@日生劇場
  • 原作 江戸川乱歩戯曲 三島由紀夫演出 デヴィッド・ルヴォー出演 中谷美紀/井上芳雄/成河/相楽樹/朝海ひかる/たかお鷹  江戸川乱歩の小説(1934年)を三島由紀夫が戯曲化した(1962年初演)ものを、ルヴォーさんが演出した舞台。開幕と同時に目を見張ったのが舞台美術でした。 弧を描いて上方をまたぐ鉄骨、その一部はすりガラスが入った屋根状になっていて、それがシーンに合わせて移動します。上手には、やはり鉄骨の [続きを読む]
  • 通し狂言「世界花小栗判官」@国立劇場
  • 出演 菊五郎/時蔵/菊之助/松緑/梅枝/尾上右近/彦三郎/片岡亀蔵/坂東亀蔵/橘太郎  菊五郎劇団による初春歌舞伎公演、今年はド派手な演出は控えめでしたが、4つの幕の出来事を春夏秋冬の時期に重ね(舞台美術の変化が見事)、幕ごとに適材適所の役者さんの見せ場がある、楽しい趣向を凝らした舞台。 最初、幕の奥から聞こえるのは、歌舞伎音楽らしからぬ洋風メロディー。幕が開くと満天の星空に流れ星が幾つも筋を作り [続きを読む]
  • 「ル・グラン・ガラ」@シアターオーブ
  • 5人の麗しいダンサーの踊る姿を見たいというのが、この公演を見に行った一番の理由。その部分は200%満足。本当に眼福な2時間でした。 「ヴェーゼンドンク歌曲集」振付 ジョルジオ・マンチーニ音楽 リヒャルト・ワーグナー出演 オニール八菜/ジェルマン・ルーヴェ/ユーゴ・マルシャン  30分弱の小品。ワーグナー、彼のパトロンのヴェーゼンドンク、その妻マチルデの三角関係を描いた曲に振付けた作品で、次の「トリスタン [続きを読む]
  • 新春浅草歌舞伎・第1部@浅草公会堂
  •  お年玉「年始ご挨拶」は松也でした。出演者が現在の若手世代に変わって4年目になる新春浅草歌舞伎、今年は昨年に比べて出演者が多いため、作品の選択肢が増えたとのこと。トーク内容は昼の部2演目の解説でした。プログラムにも詳細な解説があるのでぜひ買ってください、アイドルみたいに撮った自分たちの写真も載っていますよと。松也は語りがとても上手で、そして、本当に綺麗なお顔だなー。 義経千本桜「鳥居前」隼人/巳之 [続きを読む]
  • 新国立劇場バレエ「ニューイヤー・バレエ」@新国立劇場
  • 「パ・ド・カトル」音楽 チェーザレ・プーニ振付 アントン・ドーリン出演 本島美和/木村優里/細田千晶/寺田亜沙子  1845年初演、当時の人気ダンサー4人が一堂に会して踊ったという伝説の作品で、これ、観たかったんだー。初演時のジュール・ペローによる振付は残っていなくて、1941年にドーリンが復元したのだそうです。 幕が開くと4人のダンサーが、よく目にする、初演時のリトグラフと同じポーズをとっていて、いきな [続きを読む]
  • 初春歌舞伎公演・Aプロ@新橋演舞場
  •  正月早々に海老さんに睨んでもらいたくて、初日の昼の部に行ってきました(どうして昼・夜の部をA・Bプロと呼ぶようにしたのかわからないなー)。 「天竺徳兵衛韓噺」獅童/右團次/笑也/吉弥/児太郎/弘太郎/九團次/松江/友右衛門/海老蔵  ケレンたっぷり、正月に相応しい派手で楽しい演目です。日本に恨みを持つ父親の遺志を受け継ぎ「ガマの妖術で日本転覆を狙う徳兵衛の活躍譚(←チラシ見出し)」という大きな話だ [続きを読む]
  • 壽 初春大歌舞伎・夜の部@歌舞伎座
  • 今年の初芝居は高麗屋三代の襲名披露。まずは口上を見たかったので、初日の夜の部へ。 襲名披露口上幸四郎改め白鸚/染五郎改め幸四郎/金太郎改め染五郎/幹部俳優出演  父、息子、孫、三代同時襲名、本当にめでたいです。成田屋贔屓の私から見ると、高麗屋さん、羨ましいぞ。高麗屋は37年前にも三代同時襲名を行ったから、本当に恵まれているんだと思います、何に?というか…… 幕が開くと高麗屋を含めて22名が1列に並び頭を [続きを読む]
  • 2017年のマイ・ベスト
  • 今年観た作品のベスト5を、ジャンル別に選んでみました。良かった順ではなく、観た順に挙げます。全くの個人的な好みで選んだもので、作品としての正当な評価ではありませんヨ。 【ストレートプレイ】●カクシンハン「タイタス・アンドロニカス」(木村龍之介演出/河内大和ほか)カクシンハンならではの味が美味しかったシェイクスピア劇、堪能しました。●ナショナル・シアター・ライヴ「深く青い海」(テレンス・ラティガン作 [続きを読む]
  • 「アテネのタイモン」@彩の国さいたま芸術劇場
  • 作 ウィリアム・シェイクスピア翻訳 松岡和子演出 吉田鋼太郎出演 吉田鋼太郎/藤原竜也/柿澤勇人/横田栄司/大石継太/間宮啓行/谷田歩/河内大和  やっと観た〜! 物語→アテネの貴族タイモンは、自分におもねる人々に気前よく金品を与えてきた結果、ついに破産。かつて好意を示した彼らに援助を願い出るとそっぽを向かれ、怒り心頭。人間不信に陥って森に隠遁。アテネとその人々を呪いながら死んでいく(主人公なのに [続きを読む]