佐原 聖二 さん プロフィール

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佐原 聖二さん: 週刊 昔のバックパッカ?
ハンドル名佐原 聖二 さん
ブログタイトル週刊 昔のバックパッカ?
ブログURLhttps://ameblo.jp/sahara1968s/
サイト紹介文週末に更新
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供44回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2014/09/13 08:31

佐原 聖二 さんのブログ記事

  • 179:チャラ 2018年9月
  •  息子が映画を見たいという。 地域の文化センターでポケモンを上映する。保育園で割引券をもらってきた。子供800円、大人1000円だ。 「連れてって。」 息子は妻に頼む。  「お父さんに聞いて。」 妻は私にふる。50で仕事を辞め大学に入った。断ることはできない。 会場は3階にある。親子連れが40組程いた。 「うるさいよ。」 息子は両耳を押さえている。車の中では眠っていた。起きたばかりで機嫌が悪い。チケットを [続きを読む]
  • 178:半年前 2018年9月
  •  懐かしい顔が見える。 「先生、お元気ですか。」 1限目の休み時間だ。ネパール人のビラトが近寄って来た。半年ぶりの職場だ。後ろにベトナム人のビンもいる。 9月一杯アルバイトをすることにした。週に2回日本語を教える。 「次はN2か。」 ビラトは日本語能力試験の願書を持っていた。7月に受けたN3は聴解が満点だったという。ビンは願書を持っていない。受けないのかと尋ねると受けますと答える。 「早く出さないと。」  [続きを読む]
  • 177:「パパ」 2018年9月
  •  市役所の日本語教室が始まる。 9月24日からで10回のコースだ。毎週日曜の1時から4時。そろそろ授業準備をしなければならない。面倒くさくて手が付かない。 おととい元の職場よりメールが来た。9月一杯夏休みなら、週に2日でもいいから手伝ってくれないか。声をかけてもらえるのはうれしい。働くのは気が重い。 「大学生だってアルバイトくらいしているでしょ。」 母がプレッシャーをかけてくる。木曜日と金曜日に行くことに [続きを読む]
  • 176:読みたい本 2018年9月
  •  大学の図書館は便利だ。 購入してもらいたい本のリクエストができる。 「基準とかあるんですか。」 初めてリクエストをするときに聞いた。 「大抵の本は大丈夫ですよ。」 このときは『コンビニ外国人』を頼んだ。 6月には『母性のデストピア』をお願いする。申込用紙を出せば4,5日でくる。 夏休みは暇だ。ほぼ毎日図書館に通っている。『ジハード大陸』と『旅人の表現術』を頼んだ。4か月で4冊。リクエストが多すぎると [続きを読む]
  • 175:悪魔 2018年8月
  •  4月のTOEICでは神が降りた。 855点。 勉強はしたができすぎだ。 新入生は全員受験するように大学から言われていた。この点数で英語のクラスが決まる。Aクラスに入った。3週目にTOEICの演習テストを行う。 640点。 Web上の簡易テストだ。リーディングセクションの点が低い。 「替え玉を疑われるかもね。」 妻が言った。スクロールしながらは勝手が違うと言い訳をする。授業中にThey doesn'tと話した。先生に注意される。12 [続きを読む]
  • 174:袋 2018年8月
  •  カブト虫をもらった。 3年前の夏だ。叔母夫婦が持ってきた。庭の木の下にいたという。息子が喜ぶと思ったらしい。 夏の間はいい。ホームセンターでもドラックストアでも飼育セットを売っている。つがいだったが10月下旬まで生きた。最後はエサ探しに走り回った。 先月の下旬のことだ。 「カブト虫欲しいかな。」 叔母夫婦から連絡が入る。息子は欲しいと言っている。3年前に世話をしたのは私だ。毎朝エサをやり、時々は土を [続きを読む]
  • 173:ぽい 2018年8月
  •  テーマリサーチプロジェクトを受講した。 夏休みの集中講義だ。6人のチームを作る。ランダムに選ばれるので知り合いはいない。 3日間同じメンバーでグループワークを行う。課題を設定し、解決策を考え、プレゼンテーションまで持っていく。 まずはブレインストーミングの練習だ。「オープンキャンパスに来た高校生に、できるだけ大学に入学してもらうには」を考える。 「模擬授業ではなく実際の授業をみてもらう。」 「デザ [続きを読む]
  • 172:蒲団の中 2018年8月
  •  息子に背中を突かれた 土曜日の朝だ。試験勉強のため6時に起きた。テスト期間に入っている。蒲団の横にテーブルがある。座蒲団を敷いてペンケースを開けた。 「父ちゃん、お腹が空いた。」 平日は起こすまで寝ている。階下に行きご飯を温めた。 大学に入って初めての期末試験だ。それなりに勉強もしてきた。 火曜日は情報リテラシー入門のテストだ。論述試験でパソコンで打つ。 「ワードアートや図などをできるだけ使って [続きを読む]
  • 171:覚えた 2018年7月
  •  教育心理学のテストが近い。 60点以下は落第。追試はない。覚えなければならない用語、人名が多い。 「一緒に勉強しませんか。」 佐藤君に誘われる。いいよと答えノートを見せた。毎回授業後にまとめておいたものだ。中高時代からは考えられない位勉強している。 「僕も作りましたよ。」 字は汚いですけどと言うが、一晩で作ったらしい。 「系列位置効果は。」 「初頭効果と新近性効果ですよね。」 「じゃ忘却曲線と言っ [続きを読む]
  • 170:多分 2018年7月
  •  保育園の夏祭りに行った。 息子を連れて行く人がいない。妻は祭りの役員だ。両親には断られた。会場で息子の友人の親に会った。 「大学はどうですか。」 「来週からテストなんですよ。」 こんなことをしている余裕はない。 テストがない科目もある。文化芸術体験演習もその一つだ。必修科目で逃げることはできない。先週、今週は俳句の授業をする。 講師はヨーダの様な学長だ。80歳を超えている。背が小さく首が小刻みに上 [続きを読む]
  • 169:本を借りた 2018年7月
  •  足が震えた。 英語コミュニケーション1Bの課題だ。4分のプレゼンをクラスでする。20人強の学生がいる。50のオヤジがみっともないマネはできない。 「手も足も震えちゃってさ。」 帰宅後妻に話した。 「実力以上のものを見せようとするからよ。」 大人のプライドが邪魔をした。 英語のクラスでは多読の課題も出ている。前期の間に4万単語以上読まなければならない。 大学の図書館には多読用の英語教材がある。好きな本を [続きを読む]
  • 168:未来 2018年7月
  •  パソコンを立ち上げた。 今のままでは恥ずかしい。 金曜日の英語の授業の課題だ。この10年で世の中を変えた発明を探す。それを4分でプレゼンする。本番は来週だ。 4人グループで練習した。 「互いにフィードバックをするように。」 先生から指示が出る。ワクチンを運ぶ冷蔵庫。電気不要で背負って運べる。アフリカ奥地で多くの人が救われている。 音と振動で障害物を教える杖。音声も流れスマホとも連動ができる。窓に付け [続きを読む]
  • 167:イチャモン 2018年7月
  •  原稿用紙は高い。 20枚で151円もする。 レポート用紙に下書きをする。原稿用紙に書き文字数を合わせる。この流れを踏まないとパソコンに打てない。 4000字で書評を書け。大学の課題だ。時間もかかるし金もかかる。 テキストは『翻訳語成立事情』だ。日本人は外来の文化と漢字に憧れを持つ。その視点から翻訳語の造られ方、選ばれ方が説明されている。 日本は漢字を受け入れてきた。進んだ文化と一緒にだ。明治には西洋から [続きを読む]
  • 166:控える 2018年6月
  •  目の奥が痛い。 ブルーライトにやられている。 「佐原さんはいつも図書館にいますよね。」 「私も昨日見ましたよ。」 ヒナさんとミナさんに言われた。学芸の基礎ではグループワークをしている。テキストのレジュメを分担して作る。章の要約を各自書いてきて発表し合う。 レジュメも要約も手書き不可だ。直接PCび打ち込むなんて器用なことはできない。先ずは紙に書く。次にキーボードで打つ。 授業の合い間に図書館に行く。 [続きを読む]
  • 165:行けない 2018年6月
  •  どう見ても教師だ。 大学から集合写真が届いた。入学式に撮ったものだ。妻がスマホをかざしている。後で友だちに見せるらしい。 「何でこんな所に座ってるの。」 学籍番号順に座った。1番前のセンターで、両側には女の子が並んだ。 知り合いはできたが友だちは難しい。 5限目の授業が終わったときだ。佐藤君が近付いてきた。 「帰りは電車ですか。」 「いや、自転車だけど何で。」 駅まで一緒に行こうと思ったという。初 [続きを読む]
  • 164:5月病 2018年6月
  •  携帯電話をカバンから出した。 「ガラケーですか。」 隣に座っていた田辺君が驚く。 「10年くらいまえはガラケー文化などと言いましたが。」 比較文化論の先生が続ける。 「今は大体スマホですね。ガラケーは10パーセントくらいかな。」 大学内はもっと少ない。下手をしたら私1人だ。 英語のクラスでSNSの話をした。 教室には21人の学生がいる。フェイスブックを使っている人は3人しかいない。1人は私、1人は先生だ。  [続きを読む]
  • 163:昭和 2018年5月
  •  先生が苦笑いをしている。 教育心理学の授業だ。 「学習についての講義を聞く。〈道具的条件付け〉について学んだ。 ネズミが箱から脱出するビデオを見た。ハトがピカソとモネの絵を見分ける映像も見る。 ほうびや罰を与えることで、こちらが望む行動を取るよう学習させる。動物に芸を仕込むときなどに使われる。 〈強化〉とは行動を増やすことで、〈消去〉は行動を減らすこと。〈正〉が与えること、〈負〉が除くことだ。  [続きを読む]
  • 162:笑ってくれた 2018年5月
  •  新聞を読んで驚いた。 毎朝トイレに持って入る。 セクハラを考えるという記事だ。   来客の際、お茶は女性職員に出してもらった方がお客さ  もうれしいと思う   女性職員に対しては、髪形や服装などについていつも褒  めるようにしている。 この感覚、問題ありとあった。 オヤジが出すより女の人の方がいいだろう。髪形を変えた女の人に、よく似合うね、と言うのはエチケットだと思っていた。 姪からは、オヤジの [続きを読む]
  • 161:メモ 2018年5月
  •  授業でいじられる。 教育心理学の教授は同世代の女性だ。 「うさぎ跳びって皆さん知っていますか。」 教授が学生に尋ねる。 「あっ佐原さんは知っていますよね。」 うさぎ跳びといえば巨人の星だ。今は行われていない。足腰が強くなるという話には根拠がなかった。腰を痛めることすらあるらしい。正しい知識を使い教育をしないと危険だと結ばれた。 記憶の授業の回はいじりやすかった様だ。 「皆さんはまだわかいからね。 [続きを読む]
  • 160:迎合 2018年5月
  •  ジップロックを買った。 学生の7割以上が女の子だ。大学まで自転車で30分位かかる。 「汗が出るよね、どうするの。」 「乾けば大丈夫でしょ。」 「甘いね。」 妻と義理の妹が言う。最近の若者は匂いに敏感だ。汗臭いオヤジは嫌われる。 「着替えを持って行かなきゃ。」 大学に着いたら着替える。服を脱いだら汗取りシートで体を拭く。脱いだ服をビニール袋に入れてはだめだ。 「何で。」 「臭いが漏れるから。ジップロ [続きを読む]
  • 159:何か 2018年5月
  •  男の子が隣に座った。 入学ガイダンスのときだ。 田辺です、よろしくと声をかけたくれた。大学で初めできたて知り合いだ。 「どうして静岡に。」 田辺君は愛媛県から来ている。 「富士山があるからです。」 夏休みに富士山に登りたい。将来はマンガ家になる。今のマンガは一般の人に広く共感されるかどうかが勝負だ。だから美大ではなく一般の大学に入った。 進撃の巨人をもっていると話すと、大人向けのマンガだと言った [続きを読む]
  • 158:読んだ 2018年4月
  •  英語の授業は助かる。 強制的に会話の練習をさせられる。 春休みに何をしたかと、前半期の目標を話した。3分毎くらいで相手を変えていく。 従兄とUSJに行ったという男子学生がいた。 「○○ビールを飲みました。」 聞いたことがないビールだ。ハリーポッターに出てくるビールらしい。ああそうなの、とうなずいておく。 友達と3人でディズニーランドに加え東京観光をしてきた女子学生とも会話する。私は生きた化石だ。USJも [続きを読む]
  • 157:一番遅い 2018年4月
  •  サーブで空振りをした。 体育の授業だ。 対戦相手が苦笑いをしている。卓球のサーブだ。10代の若者には信じられないだろう。私にだって信じられない。 講義室では前に座る。後ろだと板書が見えなかったり、教授の声が聞こえなかったりする。 英語のクラスでも一番前に座った。全て英語で授業が進む。 「これに名前と学籍番号を書いて、後ろ回して下さい。」 紙を渡された。 「じゃ上から順に自己紹介をお願いします。」  [続きを読む]
  • 156:モチベーション 2018年4月
  •  大学が始まった。 お金が出ていく。 教科書代は13000円だ。 「全部買いますか。」 販売所で会った女子学生に聞かれた。 「ええ、一応。」 「科目によっては使わない本もあるみたいですよ。」 そういう情報は入ってこない。 木曜の2限目は体育の授業だ。シラバスを確認する。   卓球をします。運動ができる服、体育館シューズを持っ てくること。 ジャージのズボンを1000円で買う。上着はTシャツでよしとした。靴屋 [続きを読む]
  • 155:異文化適応 2018年4月
  •  隣の女の子が寝ていた。 大学の入学式だ。社会人入学は私1人しかいない。友達作りは入学式が重要と同僚が言っていた。 男女の比率は3:7位だ。話をしなければならないが50の親父にはハードルが高い。 周りの会話に耳を立てる。 「きのうのテレビで○○がさあ。」 「あっ、私もそれ見た。」 完全にアウェーだ。話しかけてくる学生もいない。 「眠いんですか。」 やっと声をかけることができた。はい、すみませんと謝られた [続きを読む]