碧玉 さん プロフィール

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碧玉さん: それからのソンス
ハンドル名碧玉 さん
ブログタイトルそれからのソンス
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/takejunjam
サイト紹介文成均館スキャンダルのユニが、3人のイイ男とそれぞれ結ばれたら、という妄想を文にしてみました!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供741回 / 365日(平均14.2回/週) - 参加 2014/09/18 00:02

碧玉 さんのブログ記事

  • 花の系譜 その56 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 婚礼という行事において、 花婿をからかうのはお約束のようなものだ。 ただ、今回は花婿の年齢が年齢だけに そのような浮かれたことはないだろうと どこかで思っていたものも多いのだが、 花婿には少々、というより かなり楽しいことに目がない友人が一人いた。 「・・・何ニヤニヤ笑ってやがる、ヨンハ・・・。  気 [続きを読む]
  • 花の系譜 その57 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 ソンジュンが戸惑っているのが後ろ姿でも分かる。 ジェシンだって少々困惑していた。 酌をしながら、逆に返杯されてかなり飲んでいる。 考えが散漫になっていて、ヨンハを止める術が思いつかない。 それに、婚儀がうれしくて多少舞い上がってもいた。 そこに起こったヨンハの行動に ついていけない自分に苛立ちながらも [続きを読む]
  • 花の系譜 その54 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 年が改まり、王の喪も明けた。 四柱で吉日を選び、 桃の花が濃い桃色の花弁を垂らす頃、 ムン家では婚儀が執り行われた。 花婿はこの家の実質上の主人、ムン・ジェシン。 齢、数えで40。 朝廷ではすでに赤い袍を纏う、重臣だ。 花嫁はこの家で育てられた少女、キム・プヨン。 齢、数えで16。 ジェシンの友人の縁戚 [続きを読む]
  • 花の系譜 その55 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。    ご注意ください。 広いムン家の中庭に用意された 鮮やかに朱に塗られた婚礼卓。 それを遠巻きに囲んでいるのは 近い縁戚の者と、特別に招待された客。 そのまた外側を、ムン家の下人達が、 一番の晴れ着を着て嬉しそうに取り囲んでいる。 花婿が挨拶に窺いに出たとき、 ほぼ同時に花嫁は庭へと導いてこられた。 薄明るい朝の光が空 [続きを読む]
  • 花の系譜 その53 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 『男女の別は聖賢が教えたもの。  男女の交わりは天が定めたもの。  天が聖賢に従うことはないわ・・・。』 ユニが、プヨンの母が ソンジュンに与えた言葉。 『婚儀は天が定めた男女の交わりでしょう?  逆らうことはないと思うの。』 プヨンがジェシンに無邪気に言い放った言葉。 方やその言葉一つで身体を合わせ [続きを読む]
  • 花の系譜 その52 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 可愛い婚約者であるプヨンに、 ジェシンは約束させられたことがある。 屋敷にいるときは、 どんなに短い時間でもいいから、 会えるようにしてほしい。 王の交代により、目まぐるしい日々を過ごしたジェシン。 今も忙しいことは忙しいが、一時よりはましになった。 プヨンは我慢はしていたようだが、 やはり寂しく心細 [続きを読む]
  • 花の系譜 その51 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 ムン家では穏やかに婚儀の支度が進んだ。 世もすでに賑わいを取り戻している。 強制的に喪に服す時期がある王の逝去だが、 民には日々の暮らしがあり、 それは止めてはいけないものだ。 ムン家にも喜びの空気が漂い始めていた。 何しろ、屋敷中の者が、 プヨンがどこぞに嫁に行くなど全く思っていなかったらしい。 誰 [続きを読む]
  • 花の系譜 その50 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 「・・・何を命じられたというのか?  儂は聞いておらんぞ?」 ジェシンの父の顔は用心深い表情を宿した。 朝廷の重臣をしていた頃のようだ。 派閥争いと、派閥内でも駆け引きの有る毎日。 発言にも行動にも、このがさつに見える父が 細心の注意を払っていたのをジェシンは知っている。 兄が死んだ後、それは顕著にな [続きを読む]
  • 花の系譜 その49 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 「よいか、婚儀まで手込めにするんじゃないぞ!」 「だから、俺を何だと思ってんだ、くそ親父!」  話は早く詰めておこうと プヨンに妻になることを了承させたジェシンは 父に報告した。 喜ぶかと思ったら鼻でふん、といなされた上に、 「・・・ぐずぐずと時をかけおって・・・。  先王様の喪が明けるまでは  身動 [続きを読む]
  • 花の系譜 その48 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 沢山沢山考えた、とプヨンは告白した。 プヨンの部屋で、プヨンがいつも座る 長座布団の上にあぐらをかき、 その長い足の上にジェシンはプヨンを座らせた。 まるでそこに収まるのが当たり前かのように 自然にプヨンの座る場所は決まった。 上半身をジェシンの胸に預け、 頭を肩にこてんと置くのも普段通り。 ジェシン [続きを読む]
  • 花の系譜 その47 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 ヨンハめ・・・!と悪態をつきながら ジェシンは料亭を出て帰路についた。 プヨンに手を出していないのは本当だ。 婚儀を挙げるまで何をする気もない。 ただ、少しずつ慣らしてはいる。 口づけは時折与えているし、 抱きしめたときに意味ありげに 身体を撫でてやることもある。 そうやって、男から与えられる快楽に  [続きを読む]
  • 花の系譜 その46 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 ソンジュンは何も言わずにただ泣いた。 声も立てず、流れ続ける涙を拭いもせず、 ただ、天井を仰いで泣いた。 その姿をユンシクとヨンハは黙って見ていた。 ソンジュンの脳裏には、 忘れることのない、あの緑濃い景色が浮かび上がる。 そして冷たい水の感覚、反して熱い彼女の身体の中。 聞こえるのは怖いぐらいに大き [続きを読む]
  • 花の系譜 その45 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 あいつが待っているから先に帰る。 そう言い置いてさっさと席を立ったジェシン。 おう、といいがてら、この男が黙っているわけはなかった。 「仲のよいことで!  ホントにいつ手を出したんだよ!このむっつり!」 「出してねえ!」 怒鳴り声をヨンハに投げつけて 背を向けたジェシンが消えると、 座敷は静まりかえっ [続きを読む]
  • 花の系譜 その44 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 それからのことはあまり記憶にない。 それほど忙しく、緊張を強いられる日々が続いた。 王様の逝去で悲しみに暮れる泣き顔の下で 繰り広げられた胸の内の読み合いという暗闘。 新王を囲い込んで、国の舵を握ろうとする 王の母の一派とのやりとり。 いい機会だと復権を画策した故英祖王の正妃清純皇后を 牽制しながら、 [続きを読む]
  • 花の系譜 その43 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 王が危篤になり、ジェシンは屋敷にも帰らなくなった。  王宮には祈りの声が上がり、 官吏を含め、宮女達までも土の上に座り 天に王の病本復の声を上げる。 王妃や妻妾である妃も病間の近くに詰め、 涙を流して時を過ごしていた。 着替えなども屋敷のものに持ってこさせて 睨むように王が病と闘う部屋を見ていたジェシ [続きを読む]
  • 花の系譜 その42 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 俺がお前の母上がお前を産んだぐらいの年、 俺は・・・俺達は一人の娘と出会った。 由緒正しい両班の娘だったが、 貧しい家で、その娘が働かなくてはならなかった。 だから会えたんだな。 だってそうだろう? お前は外に出て働く必要がないからな。 本当はそれが一番なんだ。 とても綺麗な娘だった。 でも外は悪い男 [続きを読む]
  • 花の系譜 その40 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 王宮は重苦しい空気に満ちている。 すでに王の危篤は広まっていた。 意識の混濁する中、 先王、英祖の正妃であった清純皇后が 敵対していたはずの王様の世話をしているという。 毒でも盛ったのでは、などと勘ぐる者もいた。 彼女が表に出てきただけで 老論の旧勢力派は騒いだが、 それはソンジュンが押さえている。  [続きを読む]
  • 花の系譜 その41 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 通常よりは長く詰めることになった王宮を 人と交替してジェシンは屋敷に一旦帰った。 身体を休めて、又王宮に行かねばならない。 意識はまだあるものの 起き上がることが困難になったと言われる王様の病状に、 今朝廷も役所も機能が停止しているようなものだ。 王様はそれをよしとはせず、仕事はいつも通りにと仰せらし [続きを読む]
  • 花の系譜 その38 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 王様が病魔に蝕まれていることは すでに周知の事実となっていた。 王様は政務もこなし、値超も諦めていなかったが、 身体はやせ細るのにむくんで見える、 顕著な身体の変化は もう先を覚悟するしかなかった。 世子はプヨンより年下だ。 けれど、幼い頃からたたき込まれた帝王学をもって 必死に落ち着きを見せようとし [続きを読む]
  • 花の系譜 その39 〜ジェシン編〜〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 夜陰を縫って密かにあがった王様の休みどころは 薬湯の匂いに満ちていた。 王様は豪華な寝具に身を横たえ、 目をつぶってはいたが、 ジェシン達が静かに部屋に滑り込むと うっすらとまぶたを開いた。 小さく手招きをされる。 テスが悲しそうに頷くのを見て ジェシンは遠慮なく枕元まで寄った。 「大声は出せぬのでの [続きを読む]
  • 花の系譜 その36 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 月の物の間は、両班の子女は 外出どころか、内棟の部屋から出ることも禁じられる。 月の物は穢れ、だからだ。 ジェシンは周囲に妙齢の女人がいる家庭ではなかったから その辺りのしきたりがいまいち分からない。 女人の嗜みを説いた本を読んで初めて知ったほど。 忙しい中続いていた抱きしめる約束が ここで途絶えてし [続きを読む]
  • 花の系譜 その37 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 ジェシンの父は、ほぼ隠居だ。 役目は辞したが、派閥である小論の大物として、 未だに会合では上座を与えられる。 それだけの知恵と人脈、影響力も未だ健在だ。 だからだろう。 「お前に縁談が数件。  ・・・プヨンにも来ておる・・・。」 「そうですか。」 ジェシンも昔のように席を蹴って立つことはない。 それだ [続きを読む]
  • 花の系譜 その34 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 密かにかつての花の四人衆の会合は始まった。 ユンシクはまず、目立たない今の行動を続ける事。 南人はそれほど目立つ者がいないから、 逆に狙われることもない。 かつて領議政だったチェ・ジェゴンはすでに亡き人だし、 王様の右腕だったチョン・ヤギョンも讒言により罷免されていた。 王様は、世孫だったときと違い、  [続きを読む]
  • 花の系譜 その35 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 おじさまはプヨンが生まれたとき大人だった。 お母様より年上だってお聞きした。 プヨンはジェシンのいない昼の間、 本を読み、刺繍をどうにかこなし、 女主のまねごとをする。 夕餉の相談を下女から受けて形ばかり指示し、 ジェシンの帰宅後の長衣や肌着を整えさせ それを確認する。 ついでにジェシンの部屋が綺麗に [続きを読む]
  • 花の系譜 その32 〜ジェシン編〜
  • ?100万hit記念リクエスト  成均館スキャンダルの登場人物による創作です。  ご注意ください。 ジェシンの周辺は密かに慌ただしくなった。 ヨンハの情報は確かだ。 曖昧で裏付けのないものは持ってこない。 これも王宮内に持っている情報網のうち、 薬種関係の方から仕入れて確認した情報のようだ。  薄情なようだが、 家の存続を考えると、次の代を睨んで行動をせねばならない。 一つだけヨンハやソンジュンと決 [続きを読む]