アクトオブリーディング さん プロフィール

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アクトオブリーディングさん: アクト・オブ・リーディング(映画カテゴリー)
ハンドル名アクトオブリーディング さん
ブログタイトルアクト・オブ・リーディング(映画カテゴリー)
ブログURLhttp://noumenon-th.net/webstrategy/category/cinema/
サイト紹介文最新公開作品のレビューサイト。超メタ批評を目指し、映画から文化を学べ!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供3回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2014/09/24 10:54

アクトオブリーディング さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 『15時17分、パリ行き』の中の『未知との遭遇』
  • 運命であることと、そうではないことの境界を、出来事を通じて写し撮る。ツアー旅行の最中に、ヒトラーを追い詰めたのはアメリカ人ではなかったと知らされた時の主人公達の笑顔はとても印象的で、映画館を出た後に、この作品は単純に英雄のための物語ではなかったと感じた時の自分の気持ち。 ? この作品において誤解されるであろう点は、あらゆる日常においての些細なシーンを、目的のための意味付け、つまり「たんに」運命のた [続きを読む]
  • 『ブレードランナー 2049』/『心理療法の未来』
  • 過去に出会った人の顔を、ふと思い出したい時がある。そんな時に必要なのは、できるだけ明確なあの瞬間、あの場所の強烈なイメージの想起だ。それは、その日の天気かも知れないし、相手の声のトーン、もしくはその日に自分が着ていた上着の色なのかも知れない。全てが記憶としての舞台装置だ。無論それらは「自己」の記憶だ。 自己と向き合うことによる記憶の省察。過去と向き合えば向き合うほどに、自分という存在の不確実 [続きを読む]
  • 『わたしたち』とABCDE理論
  • 「出来事それ自体」から怒りや悲しみといった感情が生まれる、という認識は短絡的だ。この作品を通して気付かされること、それは「出来事に対する解釈」によって世界が変わり自分の行動も変わっていくということだ。「成長する」ということはそういうことだ。 ある人生の突発的な悲劇との出会い、とりわけ物語として提示される主人公への苦難の仕打ち。ある難題に対してそれを乗り越えようとするプロットは、感情を表現しテーマ [続きを読む]
  • 『ブラインド・マッサージ』/美学について
  • 風景が見えないことに絶望する少年がいる。他者の評価に頼る男を、虚栄心として拒絶する女がいる。美への評価は他者の影響をまぬがれない。そして、「見る」という感覚は「美」の概念や感覚に大きく関わってくる。人生において「美」とは、一体何なのだろう? 美を追求するということは不思議なことだ。例えば機能美としての見方がある。美術館に飾られているシンプルで美しいフォルムのヤカンがあったとする。しかしそのヤカ [続きを読む]
  • 『ヒトラーの忘れもの』/歴史(history)と物語(story)
  • どんな人にでも、帰る場所はあるのだろうか…。1945年、舞台はナチス・ドイツの占領から開放されたデンマークのとある海岸。そこにはドイツ軍によって埋め込まれた多くの地雷がまだ残っていた。地雷を除去するために、ドイツの少年兵が奴隷のごとく駆り出されていく。少年たちを統率するのは、祖国を愛するデンマーク軍のラスムスン軍曹。彼は少年たちに対して、地雷を撤去したあかつきには、祖国へ帰還をさせるということだけは [続きを読む]
  • 『この世界の片隅に』/異化という作用
  • たまたま戦争の時代に生きていた普通の人たちの日常の物語。日常とは、むしろ何も記憶に残らない風景であるはずなのに、どうしてこんなに涙腺を刺激するのだろう。 昔、ロシアの芸術や文学論に傾倒していた時に、「異化」という言葉を知った。異化とは日常生活を覆っているような思考の塊を、改めて違った方法で捉えようとする試みのことだ。それは普段自分が「自動」的に捉えてしまっているような現前の風景を、違う言葉で表 [続きを読む]
  • 『レヴェナント: 蘇えりし者』/妄想の描き方
  • この作品は、宗教や神、そして民族の多様性や個々人の幻想といった様々な切り口によってテーマを紡ぎだすことができる。言うまでもなく、泰然自若とした大地を前にして、復讐や虚栄心といった人の志向性はいかに無力であるのかを悟る映画だ。 トレーラーも芸術のひとつ。息づかいの表現が素晴らしい。 主人公であるグラスは過酷な世界の中で、ただ復讐のみに生きる男だ。大自然の中で彼 [続きを読む]
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