今日の視点 (伊皿子坂社会経済研究所) さん プロフィール

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今日の視点 (伊皿子坂社会経済研究所)さん: 今日の視点 (伊皿子坂社会経済研究所)
ハンドル名今日の視点 (伊皿子坂社会経済研究所) さん
ブログタイトル今日の視点 (伊皿子坂社会経済研究所)
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/mkitajima6071
サイト紹介文 伊皿子坂社会経済研究所のファイリングサイトにようこそ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供272回 / 365日(平均5.2回/週) - 参加 2014/09/26 22:13

今日の視点 (伊皿子坂社会経済研究所) さんのブログ記事

  • ♯1051 君は大人になりたいか?
  •  その昔、青雲の志を胸に上京した地方の若者たちは、ここ(東京)で一旗揚げて故郷に錦を飾ろうと心に誓ったとされています。 少し時代が下がって、集団就職で(金の卵として)都会に出てきた10代の若者たちも、少ない給料の中から故郷の父母に仕送りをしたり結婚を夢見てコツコツと貯金をしたりしていました。 多くの若者が、早く一人前になって親を安心させたい、孫の顔を見せて喜ばせたい、さらには、苦労して育ててくれた親 [続きを読む]
  • ♯1050 大人になることのメリット
  •  「若さ」というものが、現代に至るような「商品価値」を持つようになったのはいつ頃のことでしょうか。 思えば、1980年代初頭くらいまで、「若い」ということは「子ども扱い」されるということであり、「半人前」の「若造」としてそれほど希少視されるような存在ではなかったような記憶があります。 子供の数が多かったこともあるのでしょうが、大抵は「子供たち」と十束ひとからげにされるばかりで、(学校などでも)ひとりひ [続きを読む]
  • ♯1049 アクセスジャーナリズムの罠
  •  週刊新潮(4月19日号)で女性記者にセクハラ発言を繰り返したと報じられた財務省の福田淳一事務次官が、ついに辞任を受け入れました。 報道によれば、セクハラを受けていたテレビ朝日の女性記者が勤務先の上司に(セクハラ発言の内容とそれを報道するよう)訴えたところ、「報道は難しい」と判断されやむなく週刊新潮に情報をリークしたということです。 こうした事実が公にされた夜、同局の看板番組「報道ステーション」では [続きを読む]
  • ♯1048 孤独大国ニッポンと「オジノミクス」
  •  英国のメイ首相が、1月17日に新たに「孤独担当相」を設置すると発表したことが世界的な話題となりました。 報道によれば、人口6560万人の人口を抱える英国には、「孤独を感じている」とする人が900万人以上いるとされています。65歳以上のうち360万人が「テレビが主な友達」だと答え、友人や親戚と1カ月以上会話していないお年寄りは約20万人と報告されているということです。 メイ首相は、「あまりに多くの人たちにとって、 [続きを読む]
  • ♯1047 新たな軍事的衝突への懸念
  •  4月13日に行われた米・英・仏軍によるシリアへのミサイル攻撃に対し、ミサイルが飛来したら「迎撃する」と警告していた(アサド政権を支える)ロシアは、結局、反撃を思いとどまったようです。 アサド政権側のスポークスマンは、ミサイル攻撃はロシアからの事前の情報提供により承知していたため政府軍にほとんど被害はなかったと話しましたが、それは裏を返せば米英仏はロシアの反撃回避への担保とするため、外交サイドからロ [続きを読む]
  • ♯1046 官僚制度への信頼を確保するために
  •  森友・加計学園問題の混迷や自衛隊の日報隠ぺい問題の発覚、さらには財務次官のセクハラ疑惑などにより国民の間に日本の政治と官僚の関係に対する不信感が広がり、統治機構への信頼が大きく損なわれています。 森友学園問題では、省内で文書の組織的な改ざんや口裏合わせが行われていたことが新たに発覚し、財務省理財局長(当時)の国会での発言が否定されました。 加計学園問題では、存在しないとされていた文部科学省や農林 [続きを読む]
  • ♯1045 エリートへの信頼
  •  安倍首相や首相夫人への(官僚による)「忖度」があったのはないかと疑惑の目が向けられている「森友学園問題」や「加計学園問題」に加え、陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報にかかる不適切な文書管理などの様々な問題が顕在化・長期化する中で、内閣支持率の低下に歯止めがかかりません。 さらに、そこに今度は財務省事務次官のセクハラ問題なども加わって、近代日本の統治機構を担ってきた官僚制度への国民の不信感が、急激に高 [続きを読む]
  • ♯1044 Trump as usual(いつものトランプ)
  •  貿易戦争から閣僚の更迭、シリアへの軍事行動から元ポルノ女優との不倫ゴシップまで、米国本土から遠く離れたこの極東の島国でも、新聞の一面にトランプ大統領の写真を見ない日はないと言っても過言ではありません。 最近では、安倍首相や日本の官僚たちも(それなりに)話題に事欠きませんが、セクハラ疑惑や人種差別発言も含め、トランプ大統領はまさに「話題のデパート」として世界に君臨していると言えるでしょう。 日本で [続きを読む]
  • ♯1043 新しい「人類」の始まり
  •  前回に引き続き、2月18日の「東洋経済オンライン」に掲載されていた、人類誕生の歴史に関する分子古生物学者の更科功氏へのインタビュー記事(『ヒトが「ネアンデルタール人」を絶滅させた』)を追っていきます。 こうして「直立二足歩行」「犬歯の退行」といった、現代人まで続く身体的特徴を備えていった直立原人ですが、特に手を使って石器を作るようになると頻繁に肉が食べられるようになり、脳を大きくすることができたの [続きを読む]
  • ♯1042 強い者が勝ち残るわけではない
  •  現生人類が属する種としての「ホモ・サピエンス」の起源と移動に関する研究が、昨今、大きな進展を見せているということです。 今年の1月には、学術雑誌「Science」にアフリカ以外の地では、最も古いおよそ19万年前とみられるホモ・サピエンスの化石がイスラエルの洞窟で見つかったと発表され研究者の間で大きな話題になりました。 これまでにアフリカ以外で発見された最古のホモ・サピエンスの化石は、同じくイスラエルのカル [続きを読む]
  • ♯1041 シリアで起きていること (2)
  •   作家の橘玲氏のコラム「日々刻々」から、内戦に疲弊するシリアの現状を引き続き整理していきたいと思います。 軍事クーデターによりアサド政権が権力を手にしてから既に半世紀。長年の圧制に苦しんできた(国民の7割を占める)スンニ派の人々のアサド一族への憎悪は深く、いったん立場が逆転すれば旧体制への徹底した報復が行なわれるのは明らかだと橘氏は見ています。 現政権もそのことを熟知しており、反政府軍を「皆殺し [続きを読む]
  • ♯1040 シリアで起きていること (1)
  •  北にトルコ、東にイラク、南にヨルダン、西にレバノンと国境を接し、いわばアラビア半島の「根元」に位置する国がシリアです。 日本人にとってあまりなじみ深いとは言えませんが、四大河文明の一つである古代メソポタミア文明に端を発する(世界でも最も古い)歴史を有し、185200?と日本の約半分の広さの国土を持つこの国に、現在約1800万人の人々が暮らしています。 広く知られているように、このシリアでは2011年から7年間 [続きを読む]
  • ♯1039 サヨナラだけが人生だ
  •  時間つぶしに立ち寄った新橋駅の書店の店頭で、平積みにされていた伊集院静氏の近著「いろいろあった人へ」(講談社)を何気に手に取りました。 伊集院氏と言えば、1985年に27歳の若さで急性骨髄性白血病で亡くなった女優の夏目雅子さんの夫(その後、女優の篠ひろ子さんと再々婚)で、数多くのヒット曲の作詞も手掛けた直木賞作家として知られています。 そうしたことからも、彼のこれまでの人生には(この本のタイトルのとお [続きを読む]
  • ♯1038 「アンダークラス」の顕在化
  •  「格差社会研究家」を自認する早稲田大学教授で社会学者の橋本健二氏が1月14日の「現代ビジネスon line」に、『平均年収186万円…日本に現れた新たな「下層階級」の実情』と題する論評を寄せています。 今、日本の社会は大きな転換点を迎えている。格差拡大が進み、巨大な下層階級が姿を現わしていると、橋本氏はこの論評の冒頭に記しています。 その数は既に930万人に達し、就業人口の約15%を占めさらに急速に拡大しつつある [続きを読む]
  • ♯1037 正義依存症
  •  ミュージシャンの小室哲哉さん、歌手の小泉今日子さん、女優の斉藤由紀さんや高橋由美子さんなど、週刊誌を賑わす(いわゆる)「不倫ネタ」に、もう辟易している人も多いかも知れません。 そういう私も「他人ごとなんだからどうでもいいじゃん」と感じているひとりなのですが、メディアは(それが「仕事」なので)巷の耳目を惹きつけるネタとして放っておいてはくれないようです。 しかしそれにしても、こうして叩かれるのが分 [続きを読む]
  • ♯1036 安倍さんはなぜ女性に人気がないのか
  •  3月23日から25日にかけて日本経済新聞社が行った世論調査で安倍内閣の支持率を(男女別に)見ると、男性の49%に対し女性は34%と、女性の落ち込みが相当に激しいことが判ります。 実は、2012年12月に発足した第2次安倍内閣以降、男女別の支持率はほぼ一貫して男性より女性の方が低く、2012年12月〜18年3月の5年余りの間に実施した67回の世論調査の結果でも、女性の支持率が男性を上回ったのは2013年7月のわずかに1回だけだっ [続きを読む]
  • ♯1035 芝麻信用(セサミ・クレジット)
  •  2月21日の読売新聞の紙面において、同紙編集委員の若江雅子氏が中国ネット中販大手のアリババが提供している「芝麻(ジーマ)信用(セサミ・クレジット)」と呼ばれる個人評価システムに触れています。(『「いいね!」にがんじがらめ』2018/2/21) 日本の中学生の間で、インスタグラムにアップした写真への「いいね!」による支持の数が、個人の行動への評価やステイタスとして語られるようになってから既に久しいと若江氏はし [続きを読む]
  • ♯1034 安倍疲れ
  • 「安倍疲れ(Abe fatigue)」という言葉があるそうです。 英国の経済紙「フィナンシャル・タイムズ」は、韓国・朴槿恵前大統領時代に反日にいそしむ韓国を揶揄する意味で使われた「Korean fatigue」をもじり、この言葉を使って安倍晋三首相の長期政権に対する日本国内のムードを表しています。 現在、日本では学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざん疑惑をめぐり、安倍晋三政権の支持率が大きく低下 [続きを読む]
  • ♯1033 医療費の「西高東低」
  •  前回(♯1032「国民医療費の動向」)に引き続き、国民医療費の現状に目を向けていきます。 さて、ここで1人当たりの年間医療費を都道府県別に見ると、そこには意外なほど大きな差があることに気づかされます。 最も高い高知県では44万4千円、2位の長崎県は41万1千円、3位の鹿児島県が40万7千円と40万円台が続く一方で、45位の神奈川県は29万8千円、46位の千葉県は29万1千百円、最も安い埼玉県では29万9百円と、おおよそ1.5倍程 [続きを読む]
  • ♯1032 国民医療費の動向
  •  2017年8月に厚生労働省が発表した2015年度の国民医療費をみると、総額は42兆3,644億円で前年度の40兆8,071億円に比べ1兆5,573億円(3.8%)の増加となっています。  ここ数年を見ても、医療の高度化や寿命の延伸等によって国民医療費は毎年およそ1兆円ずつ増加しており、国民ひとり当たりでも年間33万3300円と、前の年度に比べて1万2200円増加しているのが実態です。 こうして増加の一途をたどる我が国における医療費の状況に [続きを読む]
  • ♯1031 勤勉さの背景にあるもの
  •  前回(♯1030「仕事熱心」をやめた日本人)に引き続き、これまで日本の経済成長のバックボーンと考えられて来た日本人の「勤勉さ」について少し掘り下げていきます。 真面目な勤労が尊ばれてきた日本の文化の下では、朝から晩まで額に汗して一生懸命に働く勤勉な人や、親や先生の言うことを聞いて(サボったりせずに)勉強する子供が評価されてきました。 幼いころから真面目な「良い子」は親や先生たちから褒められ期待され、 [続きを読む]
  • ♯1030 「仕事熱心」をやめた日本人
  •  平日は毎日終電まで残業し、休日も家族ほったらかしで仕事、仕事。企業戦士として「24時間働けますか?」と問いかけられてきたサラリーマンの価値観が、ここに来て大きく転換されようとしています。 バブル期以降、繰り返されてきたリストラにより長時間労働が当たり前でブラック化していた企業が、仕事の質や従業員の生活を振り返るようになったことは(それはそれで)良い時代になったと思います。 しかしその一方で、掛け声 [続きを読む]
  • ♯1029 変貌する中国
  •  3月11日、中国では全国人民代表大会(全人代)において、「2期10年」と規定されていた国家主席の任期制限を撤廃する憲法改正案が満場一致で採択されました。 現行憲法下では2023年までの任期とされていた習近平国家主席(共産党総書記)の長期政権が、(この改正によって)制度上も可能になったということです。 中国の現行憲法は1982年に制定され、その後4回にわたって改正されています。過去の改正では、「社 [続きを読む]
  • ♯1028 春を待つ心
  •  今年は特に「あれよ」と言う間に満開になったような気がする都心の桜も、気が付けば(3日もたたないうちに)、折からの春風に乗ってさらさらと流れるように散り始めています。 思えば十数年も以前のこと。 その年の秋口にがんで6か月の余命宣告を受けた父は、年が明けると「どうしても、次の桜が咲くのを見たい」と言って、病床から見える桜の木の開花を随分と闘病生活の支えにしていたと母から聞きました。 実際、念願は叶い [続きを読む]
  • ♯1027 おひとり様社会を生きる
  •  2月18日の産経新聞の連載コラム「日曜講座・少子高齢化時代」に、昨年ベストセラーとなった著書「未来の年表」(講談社現代新書)で知られる論説委員の河合雅司氏が、「少子高齢化時代の1人暮らし対策」と題する興味深いレポートを寄せています。 国立社会保障・人口問題研究所(社人研)の推計によれば、日本における単身世帯は2015年に1841万8千人を数え、家族類型別でトップに立っているということです。 今後、少子高齢化 [続きを読む]