今日の視点 (伊皿子坂社会経済研究所) さん プロフィール

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今日の視点 (伊皿子坂社会経済研究所)さん: 今日の視点 (伊皿子坂社会経済研究所)
ハンドル名今日の視点 (伊皿子坂社会経済研究所) さん
ブログタイトル今日の視点 (伊皿子坂社会経済研究所)
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/mkitajima6071
サイト紹介文 伊皿子坂社会経済研究所のファイリングサイトにようこそ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供294回 / 365日(平均5.6回/週) - 参加 2014/09/26 22:13

今日の視点 (伊皿子坂社会経済研究所) さんのブログ記事

  • ♯1144 健康で文化的な最低限度の生活
  •  一時期、制作費の安いバラエティ番組に押され視聴率の低迷を続けていたテレビドラマですが、最近ではいくつかの話題作も重なりようやく復活の兆しが見られるといいます。 しかしそんな中でも、放送局のカラーや時間帯、そして何よりもそのテーマによっての人気の明暗ははっきり分かれるようです。 今クールで言えば、TBS系列の「義母と母のブルース」や「この世界の片隅に」、フジテレビ系列の「グッドドクター」などが平均視 [続きを読む]
  • ♯1143 被災者に冷たすぎないか?
  •  思えば2011年の東日本大震災以降、日本列島は大規模でしかも広域的な自然災害に見舞われ続けています。 2014の西日本(特に広島)での集中豪雨では土砂崩れなどにより死者90人を数えました。また、2016年4月の熊本地震では住宅の全壊が約8000棟、半壊が約3万棟に及び、関連死まで含まると131人の方が亡くなっています。 昨年7月には九州北部豪雨では40人の死者・行方不明者が出ていますし、今年に入ってからは6月の大阪北部地 [続きを読む]
  • ♯1142 逝きし者の力(その2)
  •  引き続き、神戸女学院大学名誉教授で思想家の内田樹(うちだ・たつる)氏が、昨年1月の自身のブログ(「内田樹の研究室」2017.1.15)に記した、「民の原像と死者の国」と題する論考を追っていきます。 内田氏はここで、「死者の国」に軸足を置くことが革命的エトスにとっては死活的に重要だという、大変興味深い指摘を行っています。 リベラルな革命思想が大衆の政治的エネルギーの決定的な結集軸たりえないのは、それが論理的 [続きを読む]
  • ♯1141 逝きし者の力(その1)
  •  NHKの日曜日の大河ドラマ「西郷どん」を、ちょっとしたきっかけから毎週録画して観るようになりました。 作家の林真理子さんの原作を人気脚本家の中園ミホさんがドラマに解きほぐし、薩摩藩の貧しい各武士の家に生まれ育った西郷隆盛(吉之助)が維新の立役者に成長する姿(と心の動き)を鈴木亮平がケレン味なく熱演しています。 藩主の島津斉彬の目にとまり御庭番に抜擢された西郷ですが、斉彬の急死で失脚し奄美大島に流さ [続きを読む]
  • ♯1140 「ビジョンファンド」の破壊力
  •  5月12日の英経済紙「The Economist」が、「孫氏の巨額ファンドの功罪は?」と題する特集記事において、ソフトバンクグループを率いる孫正義氏が立ち上げた巨大ファンド「ソフトバンク・ビジョンファンド」の動きと経済に与える影響についてコメントしています。 私も含め、投資にそれほどの関心のない人にとっては「何、それ?」という程度のニュースかもしれませんが、この「ビジョンファンド」は有望そうな新興企業の株を買い [続きを読む]
  • ♯1139 就活の効用
  •  文部科学省と厚生労働省の発表によると、今春(2018.3)卒業した大学生の4月1日時点の就職率は98.0%で前年同期比0.4%増となり、過去最高を更新したということです。 また2019年卒(見込み)大学生の5月1日時点の就職内定率は既に42.7%に達しており、こちらも前年同月比で7.6%増に及んでいます。 採用面接が解禁となった6月1日は(関係者の間では)就活戦線は既に「終盤戦」と目されており、就活を終了した学生は約35%、就 [続きを読む]
  • ♯1138 死者を弔うということ
  •  今年も旧盆の時期を迎えました。 都会に暮らす多くの人々が故郷を目指したり行楽に出かけたりで、高速道路や新幹線も(例年通り)相当の混在を見せているようです。 「盆」とは(文字どおり)、霊に対する供物を置く容器からきている言葉だとWikipediaにありました。それが転じて供物を供え祀られる精霊の呼称となり、仏教に習合したと考えられているようです。 また、(中国の)道教には旧暦の7月を「鬼月」とする慣習があっ [続きを読む]
  • ♯1137 非常事態宣言を解除したトルコ
  •  トルコ共和国のエルドアン大統領は7月19日、2016年7月のクーデター未遂事件直後から2年間続いた非常事態宣言を解除すると発表しました。 報道によれば、今年6月の大統領選挙で大勝した同大統領は、大統領権限の拡大を目的とした憲法改正断行し自らが広範な権限を握る実権型大統領制に移行したことで、解除は可能と判断したようです。 しかし、大統領が率いる与党・公正発展党は、非常事態宣言解除後も政府が市民の移動・集会 [続きを読む]
  • ♯1136 米中貿易戦争と日本
  •  米国の中国への制裁関税と中国の報復関税が相次いで発動され、米中の貿易戦争がいよいよ本格化しようとしています。 米国はこれまで、カナダ・メキシコと結んだ「北米自由貿易協定」(NAFTA)に代表されるFTA(Free Trade Agreement自由貿易協定)や、WTO(World Trade Organization世界貿易機構)への参加、多国間でのEPA(Economic Partnership Agreement包括的経済連携協定)の締結などにより、世界をリードする形で重層的か [続きを読む]
  • ♯1135 最近の雇用を巡るあれこれ
  •  厚生労働省は8月7日、今年6月に日本の雇用者に支給された一人当たりの現金給与支給額が前年同月比3.6%となる44万8919円となり、平成9年11月以来21年5か月ぶりに高い伸びを示したと発表しています。(「毎月労働調査」(速報値)) 給付総額の内訳を見ると、基本給などの所定内給与は1.3%増の24万5981円にとどまる一方で、残業手当などの所定外給与が3.5%増の1万9693円、ボーナスに相当する「特別に支払われた給与」が7.0%増 [続きを読む]
  • ♯1134 日本の給料がショボい理由
  •  「失われた20年」とも呼ばれる長期にわたる低迷にあえいできた日本経済ですが、ここに来てようやく雇用状況も好転し賃金も上昇傾向にあるようです。 そうはいっても、日本の賃金水準はいまだ世界から取り残されており、大企業の賃上げ率は4年連続で2%を超えているものの、主要7カ国(G7)では日本だけが2000年の賃金水準を下回ったままだとされています。 OECDが今年の初めに発表した就労者一人当たりの平均年収ランキング( [続きを読む]
  • ♯1133 人生100年時代への備え
  •  以前メディアを賑わした「きんさん・ぎんさん」ではありませんが、一昔前までの100歳と言えば本当に稀少で有難い長寿の象徴として扱われていました。 実際、きんさん・ぎんさんが100歳を迎えた1992年、日本の100歳以上の高齢者の人口は4151人で、人口10万人当たり3.3人でした。しかし、2017年現在、その数は全国で6万7824人を数え、10万当たりでも53.43人に達しています。 このテンポで長寿化が進んでいくとすると、(人が100 [続きを読む]
  • ♯1132 人生100年時代がやってくる
  •  最近、「人生100年時代」という言葉をよく聞くようになりました。 発端は、英国ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏らが著した『The100-Year Life(邦題LIFE SHIFT-100年時代の人生戦略)』と題した本がベストセラーになったこと。著者のグラットン氏は、安倍首相が議長を務める有識者会議「人生100年時代構想会議」の議員にもなっていて、4月19日には総理官邸で講演も行っています。 グラットン氏はここで、 [続きを読む]
  • ♯1131 1968年を共有した世代
  •  岩波書店の総合誌「世界」の8月号に、多摩大学学長で評論家の寺島実郎氏が「1968年再考−トランプも『1968年野郎』だった」と題する興味深い論評を寄せています。 氏は、第2次大戦が終わり20年を経過した1960年代後半は、東西冷戦の真っただ中にあった世界がその臨界点に達した時期だったと説明しています。 世界を社会主義陣営と資本主義陣営との東西二局に分断し、覇権を競っていたソビエト連邦と米国の両大国の存在が次第に [続きを読む]
  • ♯1130 Don't trust over thirty.
  •  日大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で、7月31日、関東学生アメフト連盟は東京都内で理事会を開き、日大に科した2018年度の公式試合の出場資格停止処分を継続する決定を下しました。 関東学連理事会はこれまで、日大アメフト部が抜本的なチーム改革や再発防止策を行うことなどを条件に処分を解く方針を示していました。 これに対し、日大サイドが再発防止案などをまとめた報告書を7月17日に関東学連に提出した [続きを読む]
  • ♯1129 日大アメフト部問題の源流
  •  7月31日、日本大学アメリカンフットボール部の悪質な反則問題で、関東学生連盟は、公式戦への出場資格が停止されている日大アメフト部の処分を「当面解除しない」ことを発表しました。 この発表に対し日大アメフト部サイドは、「連盟からの指摘を真摯に受け止め、今後とも弊部の改革に尽力してまいりたい」とのコメントを出しています。 日大は7月17日、関東学連に「チーム改善報告書」を提出。内田正人元監督らの反則指 [続きを読む]
  • ♯1128 不機嫌な職場と生産性
  •  引き続き、明治大学教授の齋藤孝氏の近著『不機嫌は罪である』(角川新書)において指摘されている、「社会のナイーブ化」について追っていきます。 氏によれば、「若者の傷つきやすさの」話に関連してもう一つ強調しておきたいのが、この10年で言葉の「負の破壊力」が格段に増大しているということです。 例えば、これまでの職場では、部下が仕事で簡単な失敗をしたとき、上司が「先週、指示をしておいたよね」とか「何でやって [続きを読む]
  • ♯1127 社会のナイーブ化が止まらない
  •  現代の若者は「傷つきやすい」とよく言われます。 先日、企業の人事部に勤める知人から、社員の中にも(いわゆる)「アラサー」から下の年代の若者の中には、傷つきやすくて仕事はできないのにプライドだけは高い人がかなりの割合でいて、多くの職場のお荷物になっているという話を聞きました。 (まるでテレビドラマのようですが)中には上司や先輩から怒られただけで次の日から職場に出てこれなくなったり、パワハラだと親が [続きを読む]
  • ♯1126 どのように死にたいか?
  •  公益財団法人日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団が、本年5月、日本人の「死に方」に関する意識調査の結果を公表しています。 この調査は、昨年12月、全国からサンプル抽出した20歳から79歳までの男女1,000名を対象にインターネットを介して実施したものです。緩和ケアや死生観などについてアンケート方式により聞いており、1994年に実施した第1回調査から今年で4回目を数えます。 財団のHPに掲載されていた調査結果の概要を追 [続きを読む]
  • ♯1125 人生100年時代の労働意識
  •  5月29日に発表された労働力調査(2018年4月分:内閣府)によると、日本の就業者数は6671万人で前年同月に比べて171万人増えています。同時に、雇用者数も5916万人と同159万人増えており、いずれも64ヵ月連続の増加となっています。 これに伴い、完全失業者数は180万人と前年同月に比べ17万人減少しており、こちらは実に95ヵ月連続して減少中です。完全失業率(季節調整値)も2.5%と、ほぼ完全雇用の状態が続いています。 一方 [続きを読む]
  • ♯1124 「老衰」という逝き方
  •  日本人の死因を厚生労働省の「人口動態統計」で追うと、平成に入ってからここしばらくの間、「悪性新生物」や「心疾患」「肺炎」「脳血管疾」などの疾病が上位に並んでいることが判ります。 しかし、その順位については若干の動きがあり、これまで長い間日本の三大死因と呼ばれてきた「悪性新生物」「心疾患」「脳血管疾患」のうち、脳血管疾患による死亡数が年々減少する一方で肺炎による死亡数が徐々に増加。2011年には順位が [続きを読む]
  • ♯1123 いよいよ始まる自治体の消滅
  •  今からちょうど4年前の2014年5月、元岩手県知事で元総務大臣の増田寛也氏を代表とする民間有識者団体「日本創成会議」が、「成長を続ける21世紀のために『ストップ少子化・地方元気戦略』」と題する報告書を発表しメディアから大きく取り上げられました。 レポートの要諦は、日本の地方自治体の約半数にあたる896自治体が2040年までに消滅する可能性があるとの指摘にありましたが、そこで「消滅可能性都市」と名指しされた自治 [続きを読む]
  • ♯1122 反抗しない子供たち
  •  警視庁の統計などを見る限り、暴走族が流行った1980年前後、そしてガングロの女子高生が街を闊歩していた2000年前後をピークに、警察に補導される青少年の数は顕著に減り続けているようです。 そう言われてみれば、確かに以前はコンビニの前などによくグループでたむろしていた(いかにも)「ヤンキー」といった容姿の10代を、最近ではあまり見かけなくなりました。 現代の若者は随分「おとなしくなった」と言えば言えるのでし [続きを読む]
  • ♯1121 不良がモテない時代
  •  警察庁の統計によれば、刑法犯として検挙された少年(14〜19歳)の数は1980年代前半をピークに減少傾向にあって、最新の2016年統計では戦後最少を記録しているのだそうです。 メディアなどで少年による凶悪な犯罪などが報道されるたびに少年犯罪の増加や凶悪化が話題になるため、未成年の犯罪が減っているというのはなんだか意外な感じもしますが、実際のところそれは単なる印象にすぎないことをデータは示しています。 勿論、 [続きを読む]
  • ♯1120 眉毛がある理由
  •  4月9日にアメリカの科学雑誌「Nature Ecology & Evolution」に掲載された、人間の眉毛に関する論文が話題になっているようです。 これは、英国のヨーク大学などの研究者による仮説で、進化の過程で脳容量の増大により頭蓋骨の眉上弓の突起を失った人間は、一方で、社会性が強まる中で友好的な人間関係を維持するためのコミュニケーションを補完させる必要から(眉上弓の代わりに)眉毛を残したというものです。 ヒトは進化の過 [続きを読む]