shingo さん プロフィール

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shingoさん: 超書評ブログ.com
ハンドル名shingo さん
ブログタイトル超書評ブログ.com
ブログURLhttp://choshohyo.com/
サイト紹介文素人の本好きおっさんによる、書評という名の読書感想文ブログ 誤字・脱字・乱文・ネタバレ御免
自由文素人の本好きおっさんによる、書評という名の読書感想文ブログです。好きな本を中心に本当に適当に書評を書いていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供166回 / 365日(平均3.2回/週) - 参加 2014/09/27 18:17

shingo さんのブログ記事

  • 『絶叫委員会』(穂村弘)_書評という名の読書感想文
  • 『絶叫委員会』穂村 弘 ちくま文庫 2013年6月10日第一刷絶叫委員会 (ちくま文庫)「名言集・1 」「俺、砂糖入れたっけ? 」大学一年生のとき、喫茶店で同級生のムロタが云った言葉である。そのとき、ムロタの目の前には珈琲が置かれていた。それを飲もうとして、途中で自分が砂糖を入れたかどうか、わからなくなったらしい。ミルクなら白くなるが、砂糖は白くならないので痕跡が残らないのだ。「自分でわかんないのかよ」と友人 [続きを読む]
  • 『崖の館』(佐々木丸美)_書評という名の読書感想文
  • 『崖の館』佐々木 丸美 創元推理文庫 2006年12月22日初版崖の館 (創元推理文庫)哀しい伝説を秘めた百人浜の断崖に聳える白い洋館。そこに住まう資産家のおばのもとに、高校生の涼子は五人のいとこたちとともに、いつものように冬休みを過ごしに訪れた。しかし到着した当日に起きた絵画消失事件が、皆の間に暗い影を落とす。理屈屋の哲文は、二年前に崖から転落したおばの愛娘、千波の死に関連しているのではと推測する。彼女は [続きを読む]
  • 『お引っ越し』(真梨幸子)_書評という名の読書感想文
  • 『お引っ越し』真梨 幸子 角川文庫 2017年11月25日初版お引っ越し内見したマンションはおしゃれな街のおしゃれな造り、環境も間取りも条件も申し分ない。ここに決めてしまおうか? しかし白い壁に小さな穴を見つけたキヨコは、そこからじわじわと “イヤな感じ” が広がっていくのを感じるのだった・・・・・・・。片付かない荷物、届かない段ボール箱、ヤバい引っ越し業者、とんでもない隣人 − きっとアナタも身に覚えがある引っ越 [続きを読む]
  • 『アミダサマ』(沼田まほかる)_書評という名の読書感想文
  • 『アミダサマ』沼田 まほかる 光文社文庫 2017年11月20日初版アミダサマ (光文社文庫)まるで吸い寄せられるように二人の男が訪れた廃車置場。そこにうち捨てられた冷蔵庫の中にいたのは、死にかけた裸の幼女だった。男の一人、住職の浄鑑(じょうがん)はその幼女ミハルを引き取ることにする。だが、彼女が寺に身を寄せてから、集落では凶事が続き、人々の間に邪気が増殖していく − 。ミハルとはいったい何者なのか? まほかる [続きを読む]
  • 『はぶらし』(近藤史恵)_書評という名の読書感想文
  • 『はぶらし』近藤 史恵 幻冬舎文庫 2014年10月10日初版はぶらし (幻冬舎文庫)脚本家として順調に生活する鈴音(36歳)が、高校時代の友達・水絵に突然呼び出された。子連れの水絵は離婚し、リストラに遭ったことを打ち明け、再就職先を決めるために一週間だけ泊めてほしいと泣きつく。鈴音は戸惑いつつも承諾し、共同生活を始めるが・・・・・・・。人は相手の願いをどこまで受け入れるべきなのか? 揺れ動く心理を描いた傑作サスペン [続きを読む]
  • 『夏の庭 The Friends 』(湯本香樹実)_書評という名の読書感想文
  • 『夏の庭 The Friends 』湯本 香樹実 新潮文庫 1994年2月25日発行夏の庭―The Friends (新潮文庫)町外れに暮らすひとりの老人をぼくらは「観察」し始めた。生ける屍のような老人が死ぬ瞬間をこの目で見るために。夏休みを迎え、ぼくらの好奇心は日ごと高まるけれど、不思議と老人は元気になっていくようだ − 。いつしか少年たちの「観察」は、老人との深い交流へと姿を変え始めていたのだが・・・・・・・。喪われ逝くものと、決して [続きを読む]
  • 『木洩れ日に泳ぐ魚』(恩田陸)_書評という名の読書感想文
  • 『木洩れ日に泳ぐ魚』恩田 陸 文春文庫 2010年11月10日第一刷木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)舞台は、アパートの一室。別々の道を歩むことが決まった男女が最後の夜を徹し語り合う。初夏の風、木々の匂い、大きな柱時計、そしてあの男の後ろ姿 − 共有した過去の風景に少しずつ違和感が混じり始める。濃密な心理戦の果て、朝の光とともに訪れる真実とは − 。不思議な胸騒ぎと解放感が満ちる傑作長編! (文春文庫)もしも。もしも [続きを読む]
  • 『夜の木の下で』(湯本香樹実)_書評という名の読書感想文
  • 『夜の木の下で』湯本 香樹実 新潮文庫 2017年11月1日発行夜の木の下で (新潮文庫)話したかったことと、話せなかったこと。はじめての秘密。ゆれ惑う仄かなエロス。つないだ手の先の安堵と信頼。生と死のあわい。読み進めるにつれ、あざやかに呼び覚まされる記憶。静かに語られる物語に深く心を揺さぶられる、極上の傑作小説集。(「BOOK」データベースより)極めて上質な文章に、(当たり前のことですが)敵わないと思うと同時 [続きを読む]
  • 『罪の声』(塩田武士)_書評という名の読書感想文
  • 『罪の声』塩田 武士 講談社 2016年8月1日第一刷罪の声多くの謎を残したまま未解決となった「グリコ・森永事件」の第一幕は社長の誘拐から始まった。会社施設への放火、菓子に毒物を混入し企業を脅迫。身代金取引の電話では子供の声が使われ「かい人21面相」などと名乗った挑戦状が送りつけられるという陰湿な事件だった。『罪の声』はこの事件をモデルにしたフィクションである。事件から三十一年後に企画された新聞社の取材に [続きを読む]
  • 『未必のマクベス』(早瀬耕)_書評という名の読書感想文
  • 『未必のマクベス』早瀬 耕 ハヤカワ文庫 2017年7月25日発行未必のマクベス (ハヤカワ文庫JA)IT企業Jプロトコルの中井優一は、東南アジアを中心に交通系ICカードの販売に携わっていた。同僚の伴浩輔とともにバンコクでの商談を成功させた優一は、帰国の途上、澳門(マカオ)の娼婦から予言めいた言葉を告げられる −「あなたは、王として旅を続けなくてはならない」。やがて香港の子会社の代表取締役として出向を命じられた優一 [続きを読む]
  • 『渡良瀬』(佐伯一麦)_書評という名の読書感想文
  • 『渡良瀬』佐伯 一麦 新潮文庫 2017年7月1日発行渡良瀬 (新潮文庫)南條拓は一家で古河に移ってきた。緘黙症の長女、川崎病の長男の療養を考えてのことだった。技術に誇りを持っていた電気工の職を捨て、配電盤の製造工場で新たに勤めはじめた。慣れぬ仕事を一つずつ覚えていく。人間関係を一つずつ作っていく。懸命に根を張ろうとする拓だったが、妻との仲は冷え切っていた。圧倒的な文学的感動で私小説系文学の頂点と絶賛され [続きを読む]
  • 『ハラサキ』(野城亮)_書評という名の読書感想文
  • 『ハラサキ』野城 亮 角川ホラー文庫 2017年10月25日初版ハラサキ (角川ホラー文庫)第24回日本ホラー小説大賞読者賞受賞。ラストの数行に鳥肌!!百崎日向(ももさきひなた)は結婚が決まり、十年ぶりに故郷の竹之山を訪ねようとしていた。日向には小学校卒業までの記憶がほとんどなかったが夕陽に照らされる雪景色だけは覚えていた。日向は駅のホームで親友だったと語る相原沙耶子と出会う。突然、電車内を暗闇が覆い、日向は気 [続きを読む]
  • 『終の住処』(磯崎憲一郎)_書評という名の読書感想文
  • 『終の住処』磯崎 憲一郎 新潮社 2009年7月25日発行終の住処 (新潮文庫)妻はそれきり11年、口をきかなかった − 。30を過ぎて結婚した男女の遠く隔たったままの歳月。ガルシア=マルケスを思わせる感覚で、日常の細部に宿る不可思議をあくまでもリアルに描きだす。過ぎ去った時間の侵しがたい盤石さ。その恵み。人生とは、流れてゆく時間そのものなのだ − 。小説にしかできない方法でこの世界をあるがままに肯定する、日本発の [続きを読む]
  • 『Mの女』(浦賀和宏)_書評という名の読書感想文
  • 『Mの女』浦賀 和宏 幻冬舎文庫 2017年10月10日初版Mの女 (幻冬舎文庫)ミステリ作家の冴子は、友人・亜美から恋人タケルを紹介される。第一印象からタケルに不穏なものを感じていた冴子は、一通のファンレターを契機に、タケルに不審を抱き、彼の過去を探ることに。するとそこには数多くの死が・・・・・・! そしてその死は着実に冴子と亜美にも近づいていた。逆転に次ぐ逆転。鮮やかに覆っていく真実。これぞミステリの真髄! (幻冬 [続きを読む]
  • 『コンビニ人間』(村田沙耶香)_書評という名の読書感想文
  • 『コンビニ人間』村田 沙耶香 文藝春秋 2016年7月30日第一刷コンビニ人間36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ! 」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突 [続きを読む]
  • 『高架線』(滝口悠生)_書評という名の読書感想文
  • 『高架線』滝口 悠生 講談社 2017年9月27日第一刷高架線そうやって元のところに留まらないで、次々動いて移動していくようなものなんだな、人が生きるということは風呂トイレつき、駅から5分で家賃3万円。 古アパート・かたばみ荘では、出るときに次の入居者を自分で探してくることになっていた。部屋を引き継いだ住人がある日失踪して・・・・・・・。人々の記憶と語りで綴られていく16年間の物語。帯に − 思い出すことで、見出され [続きを読む]
  • 『祝山』(加門七海)_書評という名の読書感想文
  • 『祝山』加門 七海 光文社文庫 2007年9月20日初版祝山 (光文社文庫)ホラー作家・鹿角南のもとに、旧友からメールが届く。ある廃墟で「肝試し」をしてから、奇妙な事が続いているというのだ。ネタが拾えれば、と軽い思いで肝試しのメンバーに会った鹿角。それが彼女自身をも巻き込む戦慄の日々の始まりだった。一人は突然の死を迎え、他の者も狂気へと駆り立てられてゆく − 。著者の実体験を下敷きにした究極のリアルホラー! ( [続きを読む]
  • 『フォルトゥナの瞳』(百田尚樹)_書評という名の読書感想文
  • 『フォルトゥナの瞳』百田 尚樹 新潮文庫 2015年12月1日発行フォルトゥナの瞳 (新潮文庫)幼い頃に家族を火事で失い天涯孤独の身となった木山慎一郎は友人も恋人もなく、自動車塗装工として黙々と働くだけの日々を送っていた。だが突然「他人の死の運命」を視る力を手に入れ、生活は一変する。はじめて女性と愛し合うことを知った慎一郎の「死の迫る人を救いたい」という思いは、無情にも彼を窮地へと追いやり・・・・・・・。生死を賭 [続きを読む]
  • 『午後二時の証言者たち』(天野節子)_書評という名の読書感想文
  • 『午後二時の証言者たち』天野 節子 幻冬舎文庫 2017年10月10日初版午後二時の証言者たち (幻冬舎文庫)八歳の女児が乗用車に撥ねられ死亡する。運転手は不起訴処分になるが、そこには罪深い大人たちの様々な打算が働いていた。患者よりも病院の慣習を重んじる医師、損得勘定だけで動く老獪な弁護士、人生の再出発を企む目撃者・・・・・・・。そして、遺族の疑心と刑事の執念が交錯した時、少女の死を巡る衝撃の事実が浮き彫りになる。 [続きを読む]
  • 『仮面病棟』(知念実希人)_書評という名の読書感想文
  • 『仮面病棟』知念 実希人 実業之日本社文庫 2014年12月15日初版仮面病棟 (実業之日本社文庫)強盗犯により密室と化す病院 息詰まる心理戦の幕が開く!療養型病院に強盗犯が籠城し、自らが撃った女の治療を要求した。事件に巻き込まれた外科医・速水秀悟は女を治療し、脱出を試みるうち、病院に隠された秘密を知る − 。閉ざされた病院でくり広げられる究極の〈本格ミステリー × 医療サスペンス〉。著者初の文庫書き下ろし! 解 [続きを読む]
  • 『それを愛とは呼ばず』(桜木紫乃)_書評という名の読書感想文
  • 『それを愛とは呼ばず』桜木 紫乃 幻冬舎文庫 2017年10月10日初版それを愛とは呼ばず (幻冬舎文庫)妻を失った上に会社を追われ、故郷を離れた五十四歳の亮介。十年所属した芸能事務所をクビになった二十九歳の紗希。行き場を失った二人が東京の老舗キャバレーで出会ったのは運命だったのか − 。再会した北海道で孤独に引き寄せられるように事件が起こる。そこにあったものは「愛」だったのか? 驚愕の結末が話題を呼んだ傑作サ [続きを読む]